東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

失敗

2006-11-26 21:25:00 | ANA
ANA150便@関空
復路:11月26日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA150便
羽田空港→立川  :空港バス
立川  →八王子 :中央線快速大月行き
運賃:¥780 +¥14,300+¥1500+¥160

土曜日に大阪出張、翌、日曜日帰京となると、実質、休みは一日に満たない。

既に、JALサファイヤはほぼ確実なので、夜行バスに乗って、節約コースで帰ることも考えたが、疲労が増幅するので止めておく。となると、ノーマルに新幹線? ちょっとありきたり過ぎる。のぞみは最後の手段として置いておく。

どうせ、来年は、SFCを目指す??のだから、プラチナポイントは12月に消えても、今からANAのマイルを貯めておこうと考えた。となると、いつもの最終便ANA976便での帰京が最有力候補になるのだが、もはや時刻表から姿を消している。

となると、特割1¥12,600と比較的安い神戸発のANA414便が次の候補になる。◆のマークが付いているこの便を狙って空席待ち予約を入れておくのだが、いつまで経っても空席待ちのままである。結構、予約争奪戦が激しいようである。

仕方が無いので、ANA150便も同時に空席待ち◆を入れておいたところ、こちらは運賃が¥14,600と高いためか直ぐに席が取れた。

日程も迫っていること、のぞみ運賃までは会社から出ることもあって、ANA150便で決済する。

しかし、座席は、3人掛けの真ん中しか空いていない。何度か、マメにWEBをチェックして、3人掛けの真ん中→3人掛けの端→2人掛けの通路側と座席変更を繰り返す。

ANA141(ANA150)便のお得な一般席しかし、狙っているのは、前方のお得な一般席である。

当夜のANA150便は、B767国際線仕様で運行されることになっており、羽田→関空のANA141便で紹介したように、前方席は非常にゆったりとしている。それでいて、運賃は同じなのだから、高い運賃を払う以上、是非ともお得な一般席を確保したかった。

しかし、考えることは皆、同じである。

出発間際まで、何度チェックしても、前方席は×のまま動かない。努力の甲斐も虚しく、窓側が空席の2人掛け通路側で妥協した。可能性は極めて低いが、2席占拠できる可能性も全く0では無い。


フレックストラベラー募集(済)当日、やはり、関空快速で関空まで。ANA150便は21時25分出発なので、ルーチンで搭乗するJAL1320便に比べて、2本遅い列車でも充分間に合う。かつてのANA976便ほどゆっくりとはできないが、この違いは大きい。

関空に着くや、脇目も振らずに北出発口へ。と思ったら、福岡便がオーバーブッキングして、フレックストラベラーを募集していた旨、掲示がされていた。ふーん、7,500マイル=¥10,000なんだと、妙に関心してしまった。もし、小生なら、間違いなく応募するだろう。

北出発口SKiPをして、忘れず関空CLUBフライトポイント端末へ。昨日、漸く、カードが届いた。キャンペーン期間は11月30日まで。間もなく終了である。ちょっと、カードの発行が遅すぎるような気がする。この間、何度、関空を訪れたことか。機会損失は大きい。

やっとフライトポイント端末でポイントを稼げるようになった。端末にタッチすると、アンケートの画面が現れた。アンケートに答えるとポイントが加算されるらしい。貰える物は全部貰っておかないと...

12月から、関空フライトポイントは、4フライトポイントで、ANAJAL100マイルと交換可能になる。せいぜい、タッチしてポイントを貯めていきたいものであるが、修行僧のように1日に何度も関空を利用した場合にはどうなるのだろう。時間で判別しているのだろうか??と、ふと、素朴な疑問が沸いてくる。

ANA150便今宵の翼はANA150便、実のところ、当便に搭乗するのは今回が初めてである。

定刻15分前から優先搭乗開始、続いて、スターアライアンスゴールド20名ほど、そして、後方座席乗客と都合4回に分けて搭乗させる。B767のように通路が2本ある機材でも、後方優先搭乗させて混雑を回避しているのは流石である。ちなみに、JALも伊丹では後方座席優先搭乗をやっていることを知ったが、関空では聞いたことが無い。なぜだろう??

出発5分前まで、小生の隣は空席だったものだから、しめしめ...と思っていたのだが、案の定、やって来てしまった。まぁ、ANA976便が無くなり、当ANA150便が羽田への最終便となり、この混雑状態では、期待する方が間違っている。

しかし、やってきた隣客は、よりによって、セキュリティチェックを通過できたのが不思議なくらい危なそうな輩ときている。

うーん、お得な一般席を狙っていたのが、このような顛末になるとは...。

人が多い割には、当機は定刻に関空に出発。このあたりは、流石ANAである。外は雨足が次第に激しくなってきている。この分では、アナウンス通り、かなり揺れるかも知れない。

離陸後、ベルトサインは点灯したまま、30分以上経過。

隣の危ない輩は、さっきからiPODを大音響で聞いているのだが、飛行音も大きいので、音漏れはまだ我慢できる範囲内である。小生は、疲れを癒すために、じっと目を閉じたままである。

その後、嘘のように静寂が訪れて、ベルトサインが消えた。ただし、これは5分間だけ。この間にトイレに行っておくようにとのキャプテンアナウンスが入る。

静かになると、隣りの音漏れが非常に耳障りになる。注意しようかどうか迷ったが、如何にも危ない輩、危害を加えられては余計に不愉快な思いをすることになるので、止めておいた。

こんな輩、乗せるなよ>ANAさん。

目を閉じていても眠れそうに無いので、小生も備え付けのヘッドフォンを付けて機内放送の音楽を聞くことにした。

予告通り、5分後、再びベルトサインが点灯するや、再び激しい揺れが襲ってきた。当然、今宵はドリンクサービスは省略。羽田到着は定刻より5分程度遅れるとのこと。

なんと、付いていないときは、どこまでも付いていないものである。

着陸態勢に入る。が、まだ、輩のヘッドフォンから音が漏れている。離着陸時には電子機器の電源をオフにするのは、子供でも知っている。揺れでCAさんが動けないのを良いことに、ルールを無視しているのか?

羽田には、定刻に到着。さずがANA定刻に...と宣言しながらいつも遅れるJALとは全然違う。

ドアオープンして、通路に立つが、依然、輩はiPODを鳴らしたままである。無性に腹が立ってきたので、帰宅後、ANAに通報してやろうか。これは、立派な犯罪である。

羽田は5*番ゲートに到着。出口までは遠い。どうも、976便の時といい、ANAの場合、関空便は冷遇されている気がしてならない。

最終 立川行きバスを待つ少しでも早く帰りたいと思ったので、22時55分の立川行きのバスチケットを購入。出発までかなり時間があるが、モノレール+JRよりは速そうである。それに、ちょっと、今宵は中央線は避けたい気分である。

立川行きのバスは、始発の2タミで40%位の席が埋まり、1タミで90%以上の乗車率となる。幸い、グループが多かったので、小生の隣りは空席のままであった。

ようやく、気兼ねなく過ごすことができる。

降りしきる雨の中、バスは首都高を快調に飛ばすが、なんと、代々木手前でかなり激しい渋滞に巻き込まれてしまう。

てっきり、雨で事故かと思っていたら、なんと、道路工事による車線規制であった。タダでさえ、交通量が多いのだから、渋滞を誘発する工事は深夜に回するとかできないものか?? ユーザーの心が読めのないのは、真に民営化されていない証拠である。

渋滞を抜けた頃、軽い眠りに落ち、調布ICを過ぎた頃に目覚め、そこから一般道をだらだらと走行して、立川到着は、24時10分頃。中央線に乗り換えるが、やってきた列車は、先週と全く同じ最終大月行きと知って、愕然となった。何のためにバスに乗ったのか。

まぁ、バスでまったりと出来た分、良しとするしかない。

京王八王子ロータリー付近。ここもクリスマス気分。八王子到着は24時26分。最終のぞみで帰った場合と全く同時刻である。こんな思いをするなら、素直に、新幹線で帰った方がマシだったかも知れない。得られたマイルに比べて、余分に掛かった運賃と労力を考えると、ハッキリ言って、今回の旅は失敗であった。

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眠たいくせに眠れない

2006-11-25 06:44:00 | JAL
JAL1501便@伊丹
往復:11月25日(土)
京王八王子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :JAL1501便(J)
伊丹空港 →新大阪  :大阪空港バス
新大阪  →     :
運賃:¥1,700+¥11,400+¥490

ラッキーというかアンラッキーというか、土曜日に大阪出張となる。日曜日はもちろん休みであるが、1日しか休めないというのは、それだけでも辛い。まして、眠れないとなると...

会議は午後からなのだが、準備もあるので、乗り慣れた始発のJAL1501便で伊丹経由で向かうことにした。

今回の出張は、段取りが悪く、なかなか日程が決まらなかったものだから、先得は既に×、結局¥1,000高い特割1しか取れなかった。

カードラウンジ南飽きるほど乗った、4時30分発のリムジンバスで京王八王子から羽田空港まで。バスで熟睡するはずがどうも眠れない。4時間半しか眠っていないので、眠たいはずだのだが...

羽田到着後、すっかり、ルーチンになったカードラウンジ南で朝食を頂く。今朝は、鶴丸のジャンボジェットが2機停まっているのが見える。いつもと違う光景である。
ジャンボジェットジャンボジェット

カードラウンジの¥100のマッサージ機どうも、疲れが取れないので、マッサージ機を試そうかと思い、説明書を見ると、カードラウンジ内では¥100で稼動することが判明した。搭乗口のベンチ付近に設置されている一般のマッサージ機では¥200なので、少しだけお得である。今朝は、時間が無かったので諦めたが、いずれトライしてみたい。

JAL1501便は、いつも通り14番からの搭乗である。これから仕事なので、今朝もクラスJを押さえている。残念ながら、今朝はごくありふれたB777-300であるが。

14番搭乗口当便には度々搭乗しているので、確か、今朝のCAさんとは面識があるはず。朝の挨拶を交わして、ブランケットを受け取る。暖かくて気持ちが良く、即、爆睡の予定が、眠れない。

例によって出発準備が遅れ、朝の離陸ラッシュに巻き込まれてしまい、滑走路手前で離陸の順番待ちである。

JAL1501@伊丹離陸後、安定したフライトではあったが、やっぱり眠れない。眠れないなら、クラスJを選んだ意味が無くなってしまう。

ドリンクサービスも無視して、目を閉じていたのだが、眠れない。別に、機内が騒々しいとかそういう訳ではないのに、なんで? 眠ろう眠ろうとしている間に伊丹空港に着陸。あぁ。


ラウンジオーサカ伊丹到着後、ラウンジオーサカの端っこの席で1時間ほど居眠りをしようと試みる。

しかし、やっぱり眠れない。

諦めて、新大阪行きのリムジンバスに乗り込む。


空港バス乗り場バスでは、リクライニングを思いっきり倒して、頭にコートを被るのだが、眠たいくせに眠れない。会議の最中に襲ってくる睡魔を想像すると、是非ともどこかで眠っておきたかった。

KIOSKで眠気さましのキャンディを大量に買い込んで出張先へ。本日の会議は非常に辛かった。


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バーゲンチケットで日帰り帰省

2006-11-23 06:35:00 | JAL
11月23日のJAL1501便は国際線仕様のB777で運行
往復:11月23日(木)
京王八王子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :JAL1501便(J)
伊丹空港 →     :大阪空港バス
     →伊丹空港 :大阪空港バス
伊丹空港 →羽田空港 :JAL1524便(J)
羽田空港 →浜松町  :東京モノレール
浜松町  →新宿   :山手線
新宿   →北野   :準特急北野行き
北野   →京王八王子:京王八王子行き
運賃:¥1,700+¥10,500+¥600+¥600+¥10,500+¥810

休みは1日しかないのだが、何だ、かんだと、言い訳を作って日帰りで帰省する。本音は、サファイヤ獲得のため?

別に、本日帰省しなくとも、先日の但馬プチ修行で、50回以上の搭乗は確実なのだが、やっぱり何かあって未達となっては、元も子も無い。なんせ計画どおりに行っても、50回目の搭乗は年末近くになるため、修行を追加するのも不可能に近い。それに、今日23日もせっかくのバーゲン期間だし。

B777-200国際線仕様@羽田いつものお決まりのコースで、京王八王子から始発のリムジンバスに乗って、羽田空港へ。チェックインして、カードラウンジ南に入る。あまりにもお決まりのコースなので詳述は止める。

今朝は、伊丹行きのJAL1501便に搭乗するのであるが、バーゲン期間と言うこともあって、クラスJを奢っている。

座席指定したときから、少し気にはなっていたのだが、クラスJの配列が、2+3+2となっている。たしか、B777のクラスJは、2+4+2のはずだから、今朝は何かの都合で、B767で運行されるのかな? と思っていた。

しかし、その割には、座席番号がいつもと違う。クラスJは80番台以降のはずなのに、小さな数字が割り振られている。

そして、搭乗してびっくり。

シェルフラットシートなんと、今朝のJAL1501便には、国際線仕様のB777-200が充当されており、憧れの国際線エグゼクティブクラスのシートが目の前にあった。

WEBでは見たことがあるが、座ったのは初めて。これがシェルフラットシートか! うーん感激! これだけでも日帰り帰省の値打ちがあるというものである。バーゲン運賃+¥1,000で乗っているのが申し訳無いくらい。

シェルフラットシートベルトサインが消えるや、色々と遊んでみる。マッサージのぐりぐりは余り気持ちよくない。やっぱり、フラットにして、寝そべるのが一番。ラクチンラクチン。しかし、本格的に眠るのはまず無理。なんせ、伊丹までだとベルトサインが消えているのはせいぜい30~40分程度である。

なお、シェルフラットシートは意外と座面が硬い。血行不良を防止するためなのだろうか??? また、パワーシートはかなり強力である。実は、フラットにするときに足を挟まれそうになった。まぁ、初体験だからこんなもんか。

あっというまに、着陸体制に入ってしまい、残念ながらシートを起こさねばならなくなった。もうちょっと、遊んでいたかったのだが。

当機は定刻より、5分早く伊丹に到着。後ろ髪を引かれる思いで、翼から降り立つ。何度となくクラスJに乗ったが、このようなご褒美を頂いたのは今回が初めてであった。


JAL1524便@伊丹さて、短時間の大阪滞在後、帰路も、伊丹からJAL1524便で羽田まで。混雑を嫌ってやっぱりクラスJを選択。残念ながら、往路と違って、普通のクラスJだったが。

今宵は、出発間際にシートベルトの不具合が発見されたとのことで、15分遅れて伊丹を出発。別に、遅い時間帯ではなく、クラスJに座っていることもあって、たいして気には留めない。

ところで、最近、帰省や出張で毎週のようにJALに乗っているせいか、クラスJの時には、どうも、目を付けられているような気がする。名前こそ呼ばれないが、2、3番目に声を掛けられる。いや、単に自意識過剰なだけか??

美形のCAさんに声を掛けていただけるので、小生としては、決して悪い気はしないのだが。

羽田~伊丹便は、JAL×JR東海×ANAの三つ巴、国内線最大の激戦区であり、JALANA最高品質のCAさんを乗務させているようである。ANAのスーパーシートは不祥だが、前方席(クラスJ)を担当するJALのCAさんは、いつも素晴らしい。少なくとも、小生が搭乗した便においては殆ど外れは無かったように思う。

その点、同じ大阪便でも、JALの羽田~関空便のCAさんは、... はっきり言って(はっきり言えない、...)、
伊丹便≫関空便

である。昼間は知らないが、少なくとも、小生が頻繁に搭乗した早朝・深夜のJAL関空便においては前記式の関係が成立するようである。ANAの場合はどうか? 来年の研究課題としておく。

出発の遅れが響いて、約10分遅れの19時45分に羽田到着。

丁度、この時間帯には京王八王子行きのバスが無いので、モノレール、JR、京王という最も運賃が安いコースで帰ることにした。が、意外と時間を要してしまい、帰宅は21時45分頃。思いの外、遅くなってしまった。

今回の往復でJAL搭乗回数は既に43回となる。FlyOnはとっくに1万5千を越えている。漸く、サファイヤが見えてきた。

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手際が悪い

2006-11-19 21:15:00 | JAL
関西空港駅切符売り場の中に立てられた第2滑走路オープンまでのカウントダウンの看板
復路:11月19日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL1320便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :山手線
東京  →八王子 :中央線快速大月行き
運賃:¥780 +¥9,500+¥960

復路もバーゲンチケットでJAL1320便を予約している。

最寄り駅から阪和線普通列車に乗車し、鳳発19時50分の関空快速を捕まえる。この関空快速は、紀州路快速を併設しない短い5両編成だが、和泉府中までには、ほぼ確実に着席できる。

第2滑走路オープンまでのカウントダウンの看板いつものように、一人掛の席に座って、窓の景色を眺める。雨が段々と強くなってきた。この分だと今宵のフライトは厳しそうである。

関空には、予定通り20時20分頃に到着。第2滑走路新設のPRに余念が無い。早くもクリスマスの準備も始まっている。時が経つのは早いものである。

関空1F到着口のツリー。早くもクリスマス気分。チェックインを済ませてから、久しぶりにラウンジ比叡を訪問する。

いつものように、受付でカードと航空券を渡すと、”**様、ご利用ありがとうございます”と、いきなり名前を呼ばれてしまい当惑してしまう。羽田では一度あったが、関空のカードラウンジで名前を呼ばれたのは初めて。最近カードラウンジを使いまくっているのがバレているのか?

ここで、コーヒーとおつまみをありがたく頂く。コーヒーはお代わりさせていただいた。

20時40分には、ラウンジを出て、ANA側の出発口からゲートに入る。いつも通り2つのゲートを開けてくれているので空いている。

今宵の翼はJAL1320便22番ゲートからの出発なので、ANA側から入ってもそれほど距離は感じない。

JAL1320便(写真写りが悪い)相変わらずの、MD81機ということもあって、今宵も満席らしい。気流状態が悪く、ベルトサインが消えない可能性があるので、トイレは空港で済ませるようにとの案内がある。

20時50分から搭乗開始。いつもながら手際が悪い。手際が悪いのなら、せめて10分早く搭乗させてもらいたいものだ。機材の準備は早くからできているはずなので、問題は無いと思うのだが。

今宵は満席ということもあって、荷物棚があふれかえっている。結局、入りきれない荷物を貨物室に移すのに手惑ったようで、遅刻した人は居ないのにも関わらず、10分遅れて21時15に出発。あぁ。

離陸して雲の中に突っ込んだようで、予告どおり揺れが酷い。特に上下動が凄い。着陸のショックに近い揺れが頻繁にやってくる。こんなに揺れるのは久しぶりである。

今、思い返すと、”揺れがありますが、飛行機の運航には影響はございませんので、ご安心下さい”という、いつものアナウンスが無かったような気がする。何分、小生も、何度かウトウトしていたようなので定かでは無いのだが、実際、当日、乱気流で怪我人が出ているので(後で知った)、断定的な発言は避けたのかも知れない。

こんな状態なので、当然、ドリンクサービスは無し。

到着は、22時30分。定刻より15分遅れ。但し、15分の内、天候によるものはせいぜい5分程度、後の10分は搭乗時の手際の悪さによるものである。現に、悪天候にも関わらずANAは立派に定時運行しているではないか。
JAL1320 21:05 21:11 出発済み 22:15 22:29 到着済み
JAL1322 22:10 22:11 出発済み 23:20 23:24 到着済み
ANA 150 21:25 21:23 出発済み 22:30 22:29 到着済み
ANA 976 21:50 21:50 出発済み 22:55 22:49 到着済み
22時30分の八王子行きのバスには乗り遅れたので、その次の、40分聖蹟桜ヶ丘行きに乗ろうとも思ったが、雨のため道路事情も怪しそうである。素直に、モノレールとJRを乗り継いで帰ることにした。乗り継ぎの便を考えると、京急で品川、品川から山手線で新宿に出た方が便利なのだが、時間が掛かっても座って帰りたかったので、東京廻りとした。

東京から、最終大月行き快速に乗車して、八王子まで。

東京駅中央線ホームの反対側で試運転中の新型電車を見かけた。奇麗な新型電車も、たちまち、酔っぱらいの餌食になると考えると何か哀れである。

通路に寝そべる酔っぱらい。周りの人々の冷たい視線がなんとも言えない。今夜の中央線では、新宿で、ルーズソックスが強烈に匂う汚ギャルに目前に立たれて、鼻が曲がりそうになった。そして、国分寺では通路でお休みになる酔っぱらいを発見。多分、新宿あたりから乗って来たのだろうが、人混みで見えなかった。ムーンライトながらではあたりまえの光景だが、流石の中央線でもやはり違和感がある。

おそらく、終点の大月までお休みになっていたのであろう。その後、彼がどうなったのかについては、もちろん小生は知る由も無い。

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滑走路に落下物発見!!

2006-11-17 20:58:00 | JAL
コンビニの焼鯖寿し
往路:11月17日(金)
    →神田   :中央特快
神田  →浜松町  :山手線
浜松町 →羽田空港1:東京モノレール
羽田空港→関西空港 :JAL1321便
関西空港→     :関空快速
運賃:¥1,160+¥10,500(バーゲン)+¥780

11月のバーゲンチケットで金曜日に帰郷。

実のところ、昨日木曜日、大阪へ日帰り出張したばかり。金曜日、休暇を取ればそのまま居れたのだがそうも行かない。折角取れたバーゲンチケットが無駄になるのも悔しいし...

空いている羽田北ウィング18時台の中央特快に乗って旅立つ。相変わらず混雑しているが、幸いにも立川で着席できた。鞄を抱えてそのまま眠ってしまう。

神田で山手線に乗り換えて、浜松町。そこからモノレールで羽田1タミへ着いたのが19時30分過ぎ。今宵は非常に順調であった。この時間帯は、羽田北ウィングは妙に空いている。

羽田1タミでEDYが使えるコンビニ空弁ばかりだと、そのうち全種類制覇してしまいそうなので、今宵はコンビニ弁当で済ませる。モノレール北側出口を出た所にあるコンビニは、遅い時間に入ってもそこそこ種類は豊富。また、空港職員と思しき人達もここで弁当を購入しているので、それなりに定評があるのだろう。

羽田1タミにも、ANAFESTAがあることは以前紹介した。ANAFESTA同様このコンビニでもなぜかEDYが使えるのである。

焼鯖寿し¥360 可も無く、不可も無く買い求めたのは、”焼鯖寿し”¥360也。空弁-若狭の浜焼き鯖寿司がブレークして以来、焼鯖の寿司弁当が色々売り出されているが、所詮コンビニ弁当、値段相応の味でしかない。しかし、ヘルシーなのは間違いないと思う。

空いている出発口から入って、チェックを受ける。職員も手持ち無沙汰のご様子である。

金曜日20時 セキュリティチェックも空いている時間がたっぷりあるので、夕食を済ませた後、カードラウンジ南に入って、食後のコーヒーを頂き、ニコチンを補給する。

まだ20時にはなっていないのだが、ラウンジには3名程度しか入っていない。だれも居ない喫煙室では、テレビの音声だけが虚しく響き渡っている。

20時前の南カードラウンジもガラガラカードラウンジ南は、北とは違って、喫煙席にも電原付の机が設置されている。やっぱり、南の方が空いている上に使い勝手が良い。

閉店5分前にラウンジを出て、14番ゲートへ。今宵は20時40分から搭乗開始。いつもより若干早い。

今宵の翼はJAL1321便である。B767は、広すぎず狭すぎず、小生はこれくらいのサイズの翼が一番好ましいと思っている。

クラスJの最後尾を指定しているので、リクライニングも気兼ね無くできる。

ところで、当便は満席クラスJも満席で、クラスJ空席待ちが入っていたはずなのに、いざ出発してみると数席空席がある。これって、どうして?? 空席待ちの人が気が変わったのか、それとも、20分前のJAL1319便にクラ換えしたのか??

当機は定刻21時00分より数分早く出発。関空快速は20分毎に出ているので、帰京の時とは違い、定時到着にはそんなに神経質にはならないのだが、それでも、定刻に出発してくれるのは非常に有り難い。

ところが、動き出して暫くして、滑走路に向かう通路で停止したまま動かない。あれ?? と思っていると、...

”只今、滑走路に落下物らしきものが発見されたとのことで、管制塔の指示により、安全が確認されるまでここで待機します。お急ぎの所...”と、若干緊張した声で、キャプテンアナウンスが入った。ええっー! と思ったが、待つしかない。

それから10分程度経っただろうか。滑走路に向けて動きだし、何も無かったかのように離陸する。目一杯リクライニングして快感。しばし、眠りに入る。

しかし、落とし物って何を落としたの? どの便の落とし物?? ひょっとして、今頃どこかの空港で何か起きているのでは...??? と、不安げな気持ちを引きずったまま眠りに落ちたものだから、余り良い夢を見なかった。

ドリンクサービスの気配で目が覚める。回りのクラスJの人には、何も挨拶は無かったのだが、隣に座っているオジサンには、"****様いつもご搭乗ありがとうございます"と言って、リクエストを聞いていた。あぁこの人JGCなんだ。と思っていたら、"****様いつもご搭乗ありがとうございます。お飲物は何になさいますか?"と、小生も、名指して呼びかけられてしまい、一発で目が覚めてしまった。

あのー、小生、12月からクリスタルで、2月からはサファイヤの予定ではありますが、現時点では平民なんですけど。と、戸惑いが隠しきれない。ひょっとして、年内、ほとんど毎週搭乗すること、CAさんにバレているのかな??

頂いたお茶を飲み干して、再び眠りに就こうとするが、眠れない。揺れも少なく、快適なフライトではあったのだが、やはり、滑走路の落下物が気になって仕方がなかった。

前方のスクリーンに関空が映し出され、当機は、定刻より遅れて22時25分に関空に到着。今回ばかりはやむを得ない。

思うところがあって、小生は、遭えて一本後の関空快速に乗ることにし、急ぎ足で出口へ向かう人々を尻目に、ゆっくりゆっくりと歩く。

先程の落下物は、大した問題ではなかった様でホッとしたが、何となく飛行機に乗る怖さを改めて感じてしまった帰省旅行であった。

JALANASKYも、航空会社各位には、重ねて安全運行をお願いしたいものである。

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最終便搭乗、リムジンバスでワープする

2006-11-12 22:15:00 | JAL
JAL1322便@関空
復路:11月12日(日)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:JAL1322便
羽田空港→新宿  :空港リムジンバス
新宿  →八王子 :中央線快速
運賃:¥780 +¥10,200+¥1,660

昨日は、但馬プチ修行を終えた後、家族と待ちあわせをして、USJへ。夕方には切りあげたが疲れた~。お陰で、風邪が酷くなったようである。時々、咳が続発する。日曜日、少し、ゆっくりと寝かせてもらった位では直らない。

疲れを引きずったまま、今夜には早くも帰京しないといけない。うーん、もう一日休みが欲しいところである。

もう一つ、憂鬱な事がある。

当夜の案内表示先得で一番安いという誘惑に負けて、今宵は、最終便JAL1322便を予約してしまった。バーゲンチケットなら、早い便に空席があれば、振替可能であるが、先得はそれができない(ということに、後で気が付いた)。ちゃんと定時に羽田に着くのだろうか? 中央線最終だけは絶対避けたいのだが。

しかし、しかし、乗客にここまで心配をかけるJALって一体、何だろう。それとも、分かっていながら、値段に釣られて、当便を選択してしまった小生がアホなのか。

おまけに、当夜に限って、機材がB747国際線仕様に変更されている。いわゆる、ジャンボジェット。伊丹乗入れ禁止のアレである。オマケに座席が変更されているときている。

実は、昨夜22時にWEBチェックインしようとして、そのことに気が付いた。座席は中央部の前より。肝心の扉の位置が分からないのだが、とりあえず、もう少し前よりに変更して、いざとなったらダッシュ出られるようとしたが、後ろの方しか空いていない。こんなのアリ??

さて、当夜、関空快速で21時頃、関空入り。

ダメもとでクラスJへのアップグレードを試みるため、空席待ちに入る。カテB-**と書かれた札を貰う。ジャンボジェットは、タダでさえクラスJ(というか昔のファーストクラス)が少ないので、確率は限りなく0に近い。カウンター係員の苦笑いが全てを物語っている。

空席待ちの整理券21時45分頃、搭乗開始に先立って、クラスJ空席待ちのアナウンスが流れる。呼び出されたのは、カテA-**。それでお終い。あぁやっぱり...。

未だにJALから何の通知メールもやって来ないが、小生も10月段階で、既に搭乗回数30回、FLYON10,000に達している。よって、翌々月12月からはクリスタル資格、そして、予定通り行けば来年2月からはサファイヤ資格のはず..。もう少しの辛抱である。悔しさをバネにして?、帰省飛行を続けたい。

JAL1322便はジャンボジェット国際線仕様で運行21時50分に搭乗開始。久々のジャンボジェット搭乗となったが、やはりデカイ。しかし、それよりも驚いた事に、最終便にも関わらず、そのでかい機体は、次から次へと止め処もなくやってくる乗客を吸い込み、座席が見事に埋まっていく。小生の回りもびっしりである。

唯一、幸いだったのは、変更された座席が中央扉に比較的近いことであった。加えて、国際線仕様のためか、座り心地は大変良い。体を沈めても、お尻が痛くならないのは流石である。

出発5分前になっても、乗客の流れは止まない。この調子だと、出発は遅れるな。と思った矢先、

”K*W*N*M*様、K*W*N*M*様おられませんか?”、”K*W*N*M*様、K*W*N*M*様おられませんか?”と係員が人捜しに奔走している。

そして、案の定、22時10分になると、”出発時刻にはなりましたが、まだご搭乗になっておられないお客様が居られますので、大変恐れ入りますが、いま暫くお待ち下さい”という、定型句が放送される。

どうせ、2回に1回くらいは必ず放送するのだから、一々、CAさんが肉声で放送せずに、ボタンを押すだけで流れる自動放送にしておいたらどうか?>JALさん。

遅刻したのが、”K*W*N*M*様”かどうかは分からないが、仮にKとしておく。

Kさん。あなたのお陰で、中央線最終電車での帰宅がほぼ確定した。風邪も引いており、それだけは避けたかった。

今宵の翼はJAL1322便である。少し高くても、一つ前のJAL1320便にしておけば良かった。

当機は約5分遅れて出発。たった5分、されど5分である。この5分が小生にとっては、帰宅が25時15分になるか、25時45分になるかの分水嶺。小生だけではない。中央線沿線の乗客は、皆、30分の差が付くのである。

離陸後フテ寝をする。フテ寝をしていたら、本当に眠ってしまい、ドリンクサービスの気配で起きてしまった。本能である。のどが乾いているので、お茶を貰っておく。

そこからは、うつらうつらしながら憂鬱な時間を過ごす。時計は既に23時を回っている。

23時15分着陸。おや、思ったよりと早いではないか! これだと、定刻に到着できる!?
と一瞬期待したのだが、ジャンボジェットは、大きな機体をくねらせながら羽田空港内をゆっくり、ゆっくり進む。

23時25分、やっとのことで到着する。今宵は、どうやら、予定通り南ウィングに着いたらしい。少しフライング気味であるが、前の乗客に続いて、ドアの所まで速やかに進む。

時計を見ながら、イライラしてドアを見つめる。この分では、29分のモノレールは無理。諦めた。幸い、南に着いたことから、次なる目標35分発の新宿行き最終空港バスに焦点を絞ることにした。これとて、チケットを購入しないといけないから、油断は出来ない。

23時27分、ようやくドアが開く。機外に出て、券売機までダッシュしてきっぷを購入。そして、なんとかバスの列に並ぶ。予定通り南タミに着いたので、走る距離が短かく、それほど息は切らしていない。あと、4分もある。これだけ余裕があるのなら、並んでいる間にJAL95BUS.comでチケットを買っても良かったか? いや、そういう時に限って、なかなかネットに繋がらなかったり、操作をしくじったりするものである。時間の無いときほど、確実な方法を選択しないと。マイル欲しさにバスに乗れなかったら何をやっていることか分からない。

新宿行きの最終バスは補助席含めて満席。と覚悟していたが、1/4の空席を残して1タミを出発。意外である。

小生の隣りに、サラリーマン風の男性が座った。が、彼は、補助席を出して、そちらの方に移動し、丁度、こんな感じに並んだ。■□■□■

たしかに、■■ □■ や ■□ ■■ と並ぶよりも、3人とも快適に過ごすことができる。進んで補助席を選んだその人はエライ。小生、混雑時に、大人しそうな人の横に座ることがあったが、これからは、見習って進んで補助席に座ろうと思った。

深夜時間帯であっても渋滞に事欠かないのが首都高であるが、今宵は、珍しく流れは早い。気が付くと既に高速を降りていた。間もなく新宿西口である。時刻は24時丁度くらい。これで29分発のモノレールが接続する、東京発24時01分の高尾行き中央線快速(新宿発24時16分)に追いついた。

それなりに混んでいる、日曜夜24時過ぎの新宿駅中央線ホームバス停を降りて、少し早足でJRの改札へ向かう。そして中央線ホームへ。ラッキー、東京発23時48分(新宿発24時05分)一本早い快速に間に合った。つまり、リムジンバスでワープしたので、羽田発23時15分のモノレールに間に合った場合と等価になり、予定よりも早く帰ることができる。

いわば、JAL1322便の5分の遅れを、リムジンバスが10分取り返してくれた訳である。実際、先週のANA976便の時とほぼ同じ時刻に帰宅できた。

もし、Kさんが遅刻しなかったら、JAL1322便は定刻の23時20分に到着し、小生は、決してこの35分のバスには乗らなかったはずである。

Kさん、どうもありがとう。

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但馬便で遊覧飛行を楽しむ(後編)

2006-11-11 07:35:00 | JAL
往路:11月11日(土)
京八O子→羽田空港第1:空港バス
羽田空港→伊丹空港  :JAL1501便(クラスJ)
伊丹空港→但馬空港  :JAC2321便
但馬空港→伊丹空港  :JAC2322便
伊丹空港→あべの橋  :空港バス
運賃:¥1,700+¥11,700+¥6,350+¥7,350+¥600

【前編より】但馬プチ修行といっても、特別な事は無い。

とりあえず、羽田からJAL1501便に乗って伊丹へと向かうため、朝4時前に起きて、京王八O子バスターミナル4時30分発のリムジンバスに乗車する。

いつもならガラガラの朝一のリムジンバスであるが、何という番狂わせか!! 今朝に限って乗客が非常に多い。京王八O子到着時、既に多くの乗客が乗っている。こんな事今まで一度たりとも無かった。

”本日は、大勢のお客様が居られますので、予約済みのお客様から先にお乗り下さい”

と運転手が告げる。乗客だけではない。いつもなら運転手一人だけなのだが、今朝は運転助手も乗り込んでいる。

なんとか、空いているシートに座ったが、案の定、次の停留所JR八O子で、隣りに乗客がやってきてしまった。

いつもなら、2席占有できて楽々羽田まで行けるのだが、隣りが居ると、¥1,700の値打ちも半減してしまう。幸い、隣の乗客は、遠慮勝ちな人のようで、端っこの方に腰掛けてくれたのでそんなに不快では無かったのだが。

羽田行きのリムジンバス@1タミ北ウィング中央高速に入ったあたりで二度寝を開始。首都高のカーブで時々目が覚めたような気がするが、2タミ到着までぐっすりと眠れた。

2タミで多数の乗客が降りる。ということは、バスの乗客の大半はANAAIRDOの乗客? 今朝は何かあるのだろうか??

バスは、そこから、1周半して1タミに到着。

いつもと違って、北ウィングで乗客を降ろす。どのような判断基準で停車位置を決めているのか、一度伺ってみたいものである。

早朝から混み合う、スカイのカウンター今朝の北ウィングは、JALのカウンターは空いているのだが、端っこの方、つまりSKYのカウンター付近が無茶苦茶混雑している。バスの混雑と言い、SKYの混雑と言い連休明けの週末、破格値のパック旅行でも企画されているのだろうか??

自動チェックイン機で、羽田→伊丹のJAL1501便にチェックインして、搭乗券を発券。クラスJへの変更が可能だが、どうする? と言うメッセージが出てきたので、もうちょっと眠りたいなぁと、余り深く考えずに、アップグレードすることにした。

実は、自動チェックイン機でのアップグレートは初体験なので、アップグレードもクレジットカードが使えるものと思っていたのだが、意外にもICか現金しか使えない。ICは既に残りが少なくなってきているので、不本意ながら現金でアップグレードした。

クラスJといっても、B777のF席なので余り良い場所では無い。横幅があるので普通席に比べて、若干マシといったところである。

JAL1501便のチェックインの後に、続いて伊丹→但馬JAC2321便のチェックインもしようと思ったが、自動チェックイン機では無理のようである。そこで、カウンター(60番)で、JAC2321便のチェックインと、但馬→伊丹のJAC2322便の発券をお願いする。

別に、伊丹でチェックインしても良いのだが、7時台の伊丹空港は怒濤の混雑である。チェックインも時間がかかるのは明らかだし、再び、鞄からパソコンを出して手荷物検査を受けるのも面倒なので、スルーできるように是非とも羽田でチェックインしておきたかった。

いつものカードラウンジ南へ3枚の航空券を手にすると、時刻は間もなく6時である。ボヤボヤしていると、朝の混雑が始まってしまう。急いで、セキュリティチェックゲートを潜る。

例によって、一路、南のカードラウンジに入室して、朝食を頂く。

山盛りのクロワッサンクロワッサン2個、オレンジジュース、カフェラテを頂く
今朝は、クロワッサン2個+オレンジジュース+カフェラテ。

カフェラテは初体験であるが、砂糖抜きだとあまり旨くないことが分かった。砂糖を入れるのも嫌なので、ミルクを入れると良かったのかも知れない。

14番搭乗口付近慌ただしく洗面を済ませ、ラウンジを出て、14番ゲートから搭乗する。

”出発時刻となりましたが、まだ数名のお客様が搭乗されておられませんので...”と、恒例になった朝の挨拶が始まって、5分遅れで出発する。

今朝は低気圧の影響で揺れっぱなし。ベルトサインは消えない。

小生は、もう一眠りするつもりで、せっかくクラスJにアップグレードしたのに、寝入り端で揺らされてしまい眠れない。なんか、拷問みたいである。

JAL1501便は先得ジェット結局、ドリンクサービスも無く、7時35分に伊丹に到着。降り際に、CAさんがキャンディーの入れ物を抱えていたので、一掴み頂いておく。

天候は小雨。しかし、先週と違って、但馬便の天候調査のアナウンスが無いので、まずは一安心である。

先得 拡大搭乗開始まで、時間があるので、伊丹北タミをぶらぶらと徘徊する。

そう言えば、ANA側-南タミはそれなりに馴染みがあるが、JAL側-北タミはそうでも無い。

伊丹南タミは昔の羽田1タミと双子のような印象を持っている。一方、伊丹北タミは、...旧国内線ターミナル。レトロである。懐かしい香りがする。80年代が残っている。売店のスカイスナックという呼称すら、殆ど死語状態ではないか。

なんともレトロな伊丹北出発口(旧国内線ターミナル)そう言えば、小生が生まれて初めて飛行機に乗ったのも、ここからだったはず。

しばし、感傷にひたってしまう。伊丹空港は、当面は、生かさず殺さず状態と思われるので、是非とも、この状態を温存してもらいたいものである。

羽田でクロワッサンを頂いたのだが、スカイスナックで美味しそうな物でもあればと、色々物色する。うーん、食文化の街、大阪(といっても伊丹は兵庫県だが)の割には、ろくな弁当が無い。このへんの事情は関空と同じである。もう少し、航空関係者は検討しても良いのではなかろうか?

スカイスナックで一口すしを購入。意外と美味しい。結局、選んだのは、一口寿司¥819也。所謂、空弁では無い。

鯖、鮭、鰻、海老、鰻の大阪寿司5個入り。ネタの味付けが巧い。また一個づつ、丁寧にパックされているのも評価に値する。当たり前だが、スカイスナックでもICが使えたので助かった。

但馬行きJAC2321便の遠景(SAAB340B     )その後、小雨の伊丹空港の風景を点描している間に、但馬行きJAC2321便の搭乗開始となる。

23番ゲートから入って、階段を下りて、バスに乗って、沖合で搭乗。羽田でもそうだったが、空港内をバスで移動するのはそれなりに面白い。
伊丹23番ゲート但馬行き間もなく搭乗開始

バスで駐機場へSAAB340B 前景

機材は、小さな小さなSAAB340B

しかし、いざ乗り込むと、思っていたほど狭くは無い。豆汽車程度の断面積は充分ある。但馬便は、恐らく、重量バランスの関係なのか、WEBで座席指定は不可となっているが、羽田でチェックインしたときに、ちゃっかり、一人席を押さえている。座席も、特別狭い訳ではない。

全員揃った所で、プロペラが回り出し出発。但馬遊覧飛行のスタートである。

座席が丁度、翼のあたりで五月蠅いことこの上ない。プロペラ機搭乗は初体験であるが、これほど喧しいとは思わなかった。

しばらく、バス状態で、狭い伊丹空港を移動して、滑走路に入り離陸する。

幸い雨は止んだようで、雲を通して太陽の形がぼんやりと光る。

飛行機は、南東方向に向かって離陸して、大きく向きを変えて、大阪湾に出る。ジェット機と違って、高度が低いためなのだろうか、多少雲は懸かっているが、大阪市内の様子が手に取るように分かり面白い。

まさに遊覧飛行である。

その後、海岸線に沿って、神戸上空に至り、神戸空港の少し北の上空を通過する。SKYの機材(恐らく、神戸に到着したSKY101便か?)が停まっているのが良く見える。

これで、天気が良かったら、どれだけ素晴らしい眺めが楽しめただろうか。残念なのだが、主目的は搭乗回数稼ぎなので、運休でなかっただけ、まだマシと思わねばならない。

神戸を過ぎたあたりで、大きく右へ旋回して、航路を北へ取る。

暫くは、全く雲の中を飛行する。何も見えない。

それからほんの10分程度で、山の頂が見えだした。間もなく、豊岡市内上空を通過して、コウノトリ但馬空港に着陸。

あっという間だった。

たった、35分の短いフライトではあったが、楽しかった。もし、再び搭乗することがあるなら、是非、古いフィルムカメラを持参して、飛行中に見える風景を撮影したい衝動にかられた。

離陸後30分で但馬空港に到着飛行機から、到着ゲート?! までは、100m位の距離を徒歩で移動するので、傘が配布される。

但馬空港は、いかにも山肌を切り開いて作った空港という感が強く、これなら、天候の影響を受けやすいのも無理はないなと思った。しかし、こぢんまりした綺麗な空港である。どちらかと言うと、バスターミナルかドライブインの中に空港があるという形容が相応しいだろう。

JALカウンターのお姉さまにお願いして、チェックインしてもらう。やっぱり、売店のお姉さまが、日に2回だけ、制服に着替えて、接客しているような雰囲気である。

但馬→伊丹のJAC2322便は、朝、大阪へ向かう人で予約が一杯だったので、一人掛け席はまず無理だろうと思っていたのだが、窓の無い席なら空いているとのこと。どうせ、天気も今ひとつだし、帰りこそは眠ろうと思って、その席でチェックインする。

本当は、空港近辺を散策したかったのだが、既に、搭乗手続きが開始されたので、1箇所しかない(当たり前!)セキュリティゲートでチェックを受ける。

まぁ、チェックといっても、実に素朴である。

ここで、トイレを済ませておこうと思ったのだが、制限区域内?には、トイレは見当たらない。失敗だった。但馬修行をする人は、充分、心しておいた方が良いと思う。

折り返しのJAC2322便に搭乗さて、程なく、伊丹行きの搭乗開始となるが、但馬空港では、いわゆる航空券は手もぎである。あぁそれで、チェックインしたときに、2つ折りにして航空券を渡してくれたのだな。

行きと、同じCAさんと、再び40分弱の空の旅である。席に座って、死んだふりをしていたが、CAさんが寄ってきた。

”行きもご一緒でしたね”とか、”お早いお帰りですね””往復ともご搭乗ありがとうございます”と言われたら、どうしようかと怯えていたが...

”もしよろしければ、隣が空いておりますが、如何なさいますか?”と、言って、横の空いている2人掛けの席を案内してくれた。

CAさんも、色々と気使いがあって大変なのだろう。

取りあえず、言われるままに隣の2人掛けを占領する。快適ではあるが、窓が無いので、そのまま眠ることにするが、エンジン音が五月蠅くて、眠れたものでは無い。

しかし、当JAC2322便は、朝の大阪行きとあって、座席争奪戦はかなり激しく、2ヶ月前の9時30分の段階で、先得は既に、特割1も△であって、辛うじて予約できたようなものである。

しかしながら、現実には、行きよりは混んではいるが、意外と空席がある。2人掛けを1人で占領している箇所も多い。特に、最前列は全て荷物置き場になっているくらいである。よって、とりあえず、空席待ちを入れておけば、なんとかなるのかも知れない。

体を傾けて、うつらうつらしていると、間もなく着陸準備に入る。そして、エンジン音の割には極めて軽やかに着地して、空港内を廻って駐機場に到着。待ちかまえていたバスに乗り込んで旅客ターミナルへと向かう。

時刻は定刻の10時10分。今朝、東京を発ったのに、まだ、午前中である。

なるほど、但馬修行は搭乗回数を稼ぐ、最もコストパーフォーマンスの高い方法である。修行僧達が群がる理由がよく分かった。

例によって、伊丹のラウンジオーサカで、ニコチンとカフェインを補給して、リムジンバスであべの橋へ向かう。この時間帯になると、少しは乗客が多くなってきているが、それでも余裕で2席占有できる。

疲れを引きずったまま、家族とUSJへ、ふへーあべの橋到着、これから、家族と待ち合わせて、USJに行く約束になっている。ホント、お父さんは疲れる。もちろん、但馬プチ修行のことは家族には内緒である。

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但馬便で遊覧飛行を楽しむ(前編)

2006-11-10 23:59:59 | JAL
往路:11月11日(土)
京八O子→羽田空港第1:空港バス
羽田空港→伊丹空港  :JAL1501便(クラスJ)
伊丹空港→但馬空港  :JAC2321便
但馬空港→伊丹空港  :JAC2322便
伊丹空港→あべの橋  :空港バス
運賃:¥1,700+¥11,700+¥6,350+¥7,350+¥600

何か、JALに唆されているような気がしないでもない。

今年の帰省旅行を振り返った時に、本当は、ANA超割を狙っていたのだが、圧倒的にJALのバーゲンの方が取りやすい。しかも、激戦区の金曜夜の便ですら見透かされたように、一席だけ余っているという事が不思議と何度もあった。

となると、必然的にJALの搭乗回数が増えてくる。バーゲンフェアだけでも大体、月に2~4回搭乗する。すると、自然とマイルが貯まる。キャンペーンだとボーナスマイルも付いてくる。

SKYも、驚異的なスカイバーゲンを提供してくれて、小生も120%享受させていただいたのだが、それも最初の間だけ。マイレージなどの搭乗回数に伴うメリットが殆ど無いし、関空から撤退したこともあって、¥8,000以下の便でも無い限り、それほど魅力には感じない。

元々は、貰えるマイルやIC以外、余り興味は無かったのだが、その時々で最適な行程を選んできた結果、いつの間にかJAL搭乗回数が30回以上にもなってしまった。既に、11月、12月のバーゲンチケットや先得も押さえているので、今年中に丁度50回搭乗することになっている。

もちろん、この中には、家族旅行や出張も含まれているので、全てが全て、当ブログで紹介している訳ではない。

年間50回搭乗ということになると、JMBサファイヤの資格保有者となり、マイルがさらに加算され、サクララウンジの利用資格も得られるらしい。

サクララウンジではビールが飲み放題とのことであるが、別に、小生は酒が飲めても嬉しくはない。しかし、空港のカードラウンジとは違って、最終便まで開店しているのは嬉しい。例えば、羽田のカードラウンジは20時30分、関空は21時には追い出されてしまう。

また、酒は飲めないが、おつまみが貰えるメリットは大きい。なんか、子供みたいだが、金曜日の羽田のBLUESKY、20時を過ぎると弁当が売り切れてしまうことも何度か経験している。

さらに、クラスJのアップグレードクーポンが貰え、おまけに、アップグレードもやりやすくなる。JGCの入会資格が得られる。等々、結構、メリットが大きいことが分かってきた。

なんとしても、今年中に50回の搭乗を果たさなくては。

しかし、ここでふと、考えた。

飛行機は天候の影響を受けやすい。また、色々な事情で、欠航の可能性もある。また、仕事の都合で、どうしてもキャンセルせざるを得ないこともあるかも知れない。実際、欠航で新幹線で戻ったこともあったし、キャンセルこそしなかったが、無理矢理大阪で休日出勤したこともあった。

本気でJMBサファイヤを取得するなら、余裕を持っておかないと。

万一、たった1回の欠航のため、年間搭乗回数が49回に留まってしまったら、悔し過ぎる。

ところで、世の中には、修行僧という方々がおられるらしい。最初は、なぜ、そこまでしてステイタスを取得しようとするのか、全く理解できなかったが、何度と無く、飛行機に乗っているうちに、少しはその気持ちも分かってきた。

とは言っても、単身赴任の帰省旅行で東京-大阪を往復する小生にとっては、家族に合うため以外の”修行”というのは、まず考えられなし、”修行”ができるようなゆとりがある訳でも無い。

できるとすれば、帰郷するついでに、ちょっと寄り道をして帰宅すること位である。それも、あまり費用を掛けることなく。いわば、プチ修行なら出来そうだと思った。

コウノトリ但馬空港...素朴!!幸い、大阪近郊に、コウノトリ但馬空港というのがあって、JAC(JALの関連会社)が伊丹-但馬間に日に2往復していることを知った(但し、1月8日からは、平日のJAC2321/2322便の運用が変更されるようであるので注意!)

運賃は、先得で¥6,350、特割1で¥7,350、往復しても1.5万円以内。これで、遊覧飛行が楽しめて、2回の搭乗回数が稼げるなら、無茶苦茶高いものでは無い。

プチ修行の搭乗券おまけに、朝の但馬便は羽田→伊丹の始発便JAL1501便に連絡しており、羽田を早朝に出発して、但馬往復しても、伊丹には10時過ぎに戻ってこれるから、土曜日の昼前には帰宅できる。

効率よく搭乗回数を稼げるので、但馬便は、修行僧ご用達となっているらしい。

ただし、距離が距離だけに貰えるFlyOnPointは、53マイル×2=106Point(割引運賃の場合)なので、但馬便搭乗が50回でもサファイヤになれる訳ではない。

そして、コウノトリ但馬空港は、盆地にあるため、秋~冬にかけて朝霧がかかりやすい。実際、朝の但馬行きJAC2321便は、9~10月、何度か欠航しているし、週に一度くらいは天候調査で、30分位遅延しているようである。

まぁ、小生の場合、あくまでJMBサファイヤ資格取得の保険としてのプチ修行なので、但馬便自身が欠航したら、次週か、その次に回せば良い。

と、言う事情で、今回、プチ修行を決行することにした。
【後編に続く】

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最後のANA976便

2006-11-05 21:50:00 | ANA
ANA976便@関空
復路:11月5日(日)
堺   →関西空港:ラピードβ(スーパーシート)
関西空港→羽田空港:ANA976便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :山手線
東京  →八王子 :中央線快速
運賃:¥1,500 +¥10,200+¥960

3連休の最終日、先週同様、ANAの羽田行き最終便で帰京する。今回の帰京をもって、ANA976便搭乗は最後となる予定。急遽、出張でも入れば話は別だが。

いつものように、夕食後、JR西日本列車運行状況をチェックしていたら、次のニュースが飛び込んできて当惑した。

大和路線 人身事故 運転見合わせ  19:20 現在

影響線区 : 大和路線 大阪環状線 阪和線
午後6時55分頃、大和路線天王寺~新今宮駅間で発生した人身事故のため、大和路線の奈良~JR難波間、大阪環状線の内回り外回り線の運転を見合わせています。なお、午後7時20分から大阪市営地下鉄、近鉄、阪神、京阪により振替輸送を行なっています。

南海堺という事は、環状線に乗り入れる関空快速はるかも止まっているということである。こりゃヤバイ。時刻は既に、20時10分。阪和線はアテには出来ない。

嫁ハンにお願いする。 ”すまんけど、南海の堺駅まで送ってくれへん?” ”しゃーないなぁー!”一応、文句は言われるが、嫁ハンに感謝感謝である。
南海堺駅
ラピードβ@堺20時30分に南海堺駅到着。

フゥー、なんとか、間に合った。ホームで待っている間に、携帯で20時40分のラピードβの特急券を購入。ANA976便の出発は21時50分に早まっているから、次の空港急行ではギリギリ、その次のラピードだったら、危ない。

意外にも、今宵のラピード普通席は乗客が多いようである。関空快速やはるかが止まっている影響か?

思いもよらず、ラピードβに乗る機会が訪れたので、小生はやっぱり+¥200のスーパーシートに乗車する。

ラピードβ車内普通席には乗客はそこそこ居ても、スーパーシートはガラガラ、というか、見事に貸し切り状態になっている。

当然、前の席を回転させて、フルリクライニングする。お行儀の悪い乗客ではあるが、これぞ、まさに、スーパーシート。40分弱の乗車時間が勿体ない。このまま、東京まで行って欲しい。

南海本線車掌さんは、やはり若い女性。何度も何度も車内を行き来するものだから、こちらもついつい意識してしまう。

ラピードβは、岸和田泉佐野りんくうタウンと、関空快速並に停車駅が多い。しかし、スーパーシートにはだれも乗ってこない。現在、ポイント増量期間であるが、スーパーシートなら40%ポイント付与となっていることにが周知されていないのか?

ラピードβは、定刻に関西空港駅に到着。当たり前だが、JRのダイヤが乱れても影響が出ないように運行されるようである。
ラピード@関空人気のないJR改札@関西空港駅

ダイヤの乱れを告げるJR駅員関西空港発車時刻表示は無茶苦茶で、また、駅のJRホームはひっそりと静まりかえっている。ということは、まだ、ダイヤが回復していないということだろう。

JRの改札では、駅員が、マイクを手にダイヤの乱れを告げている。一応、はるかは遅れ遅れて、運行されているようであるが、関空快速は不明。日根野までの臨時列車も無さそうである。

咄嗟の判断で、南海で関空まで行って正解だった。

案内表示も無茶苦茶しかし、新今宮、天王寺間で人身事故とはどういうことだろう。両駅間は全て立体交差で、踏切は無いはず。とすれば、一体、どのような事故が発生したというのか??? ひょっとして、陸橋から人が落ちたのか???

ICチャージ機さて、関空では、一度、JALの発券機の所に行って、ICをカードにチャージする。これは、当面のBLUESKYでの買い物の支払いに充てる予定。

再度、ANA側の出発口へ行ってSKiPで入場する。が、金目の物は何も身につけていないにも関わらず、ゲートでひっかかっかり、ベルトの内側までチェックされててしまう。なぜ? ちょっと、感度の設定が狂っているのではないか?

ANA976便今宵の翼は、小生にとって恐らく最後のANA976便である。

21時30分発のANA150便が出発してしばらくすると、搭乗が始まる。出発が21時50分に早まったので、当然なのだが、感覚が狂う。

飛行機は、B735。3+3のシート配列だが、シートの色が、焦茶色で統一されており、これだけでも随分と感じが変わる。

 例によって、前席の下に荷物を入れようとしたのだが、脚が中途半端な位置にあるので入らない。仕方なく、荷物棚に入れることにする。

当機は定刻21時55分に出発。

暫く、空港内で滞留する。離陸の順番待ちとのアナウンスが流れるが、こんな時間帯に順番待ちがあるのだろうか??

といっても、直ぐに動き出して、離陸。

 離陸してしばらくすると、睡眠薬が効き出して、爆睡モードに移り、記憶を失う。そして、30分位眠り、ドリンクサービスで起こされる。

ANA976便で睡眠薬を服用した時には、不思議と、いつもこのパターンである。結局、最後の最後までそうだった。

今宵も、隣はお姉さまだったのだが、どうも涎をこいて熟睡していたみたいで、みっともない事、この上ない。

そして、コップを回収するために、ドリンクサービスのワゴンがもう一度廻ってきた所で、冷たいお茶を貰う。これも、前回と全く同じ。

程なく、着陸体制に入り、定刻22時55分に羽田2タミに到着。

最後まで、定時運行。ホントお見事であった。

そして、到着ゲートは56番という、北ピアの外れもいつも通り。出口まで非常に遠い。ここから、23時12分の快速モノレールで浜松町へ。そして、2分の連絡の山手線に間に合って、東京で23時48分の快速高尾行きに乗り込む。

そして、羽田到着時刻は早くなっても、結局先週と同じ中央線で、八王子まで。

これで、ANA976便による帰京の旅は全て終了した。

東京での単身赴任生活を始めて、早くも3年経過、
22時05分関空発 23時10分羽田着 ANA976便

祖母が亡くなって急遽帰省した時の帰路は当便であった。
開設間もない羽田2タミの外れ到着して、モノレールの駅まで延々歩いたこともあった。
数年前までは、今の超割程度の運賃で特割で乗れた。
冬場、追い風に乗って、10分以上早着したこともあった。

色々な思い出がある。


ANA976便のおかげで、日曜日の夜、自宅でゆっくりと過ごすことができた。その上、割安でほぼ確実に定時運行されるため、小生にとっては非常に利用価値が高かった。

間もなく、一つの翼が消える。

残念である。しかし、何時の日にか、再び、関空→羽田の最終便として復活する日が訪れることを期待したい。


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満席のJAL1501便で帰郷

2006-11-03 06:40:00 | JAL
往路:11月3日(金)
京八王子→羽田空港第1:空港バス
羽田空港→伊丹空港  :JAL1501便
伊丹空港→あべの橋  :空港バス
天王寺 →      :関空快速
運賃:¥1,700 + ¥10,400 +¥830

午前3時に起床。

そこから、バタバタと帰省準備を始めて、いつもの4時30分のリムジンバスで羽田空港まで。

昨夜、食後に、突然の腹痛に見舞われ、取りあえず洗濯だけをこなして、22時には床に入った。その甲斐あって、なんとか体調は回復したようである。

3連休の朝であるが、バスは空いている。乗客は10名程度。思いっきりリクライニングしてアイマスク+耳栓で睡眠体制に入るが、少し寒くて眠れない。毛布が欲しい季節になった。

リムジンバス@羽田1タミ丁度、ウトウトとしかかった頃に羽田2タミ到着のアナウンスで起こされる。まだ、外は暗い。季節の移り変わりを感じてしまう。

今朝は、JAL1501便で伊丹まで飛ぶ。この秋は、運賃の安いバーゲンチケット早朝便/深夜便で集中的にJALを活用して、大量のマイルを頂く予定である。頂いたマイルは、1.5倍のレートでICに変換して、来年の旅行の資金にする。ある意味、先行投資である。もちろん、JALのチケットは楽天経由で購入しているので、同時に、ANAのマイルも貯めていくことになる。

JAL1501便@羽田リムジンバスで眠れなかったので、できれば、クラスJにアップグレードと思い、カウンターに並ぼうとするが、1501便は空席無しとの表示が出ているので、諦めて、普通に自動チェックインする。

バスの到着が早かったので、カードラウンジが開くまで時間がある。そこで、あまり馴染みの無い、南ウィングを散策することにした。乗客が少ないせいか、心なしか、うらぶれた感じがする。

ぶらぶらしているうちに6時になったので、カードラウンジ南に入る。3連休の早朝であっても空いている。胃腸の調子に不安があったが、いつも通り、空港の景色を見ながら、クロワッサンとオレンジジュースを頂く。

14番搭乗口搭乗するJAL1501便は6時30分発なので、ゆっくりと味わっている間も無く、早々にラウンジを出て14番搭乗口へと急ぐ。

10月の3連休同様、始発の伊丹便には、うじゃうじゃ乗客が居る。500人乗りのB777で満席なのだから当たり前なのだが、目の当たりにすると辟易する。

前回は、満席の上、隣がオッサンだったので非常に辛かったが、今朝は、隣はお姉様である。少し、気が楽になった。

前回同様、出発時刻になっても現れない数名の乗客を待って、10分遅れで出発。多分、JAL1501便も遅刻常習犯なのだろう。伊丹で乗継ぐ人は、よく心しておいた方が良い。

今朝は、睡眠薬は服用しなかったのだが、離陸後、睡魔がやってくる。なぜか、上半身が隣のお姉さまの方を向いてしまう。イカンイカンと、時々、体制を立て直す。ドリンクサービスがやってきたのも分かっていたのだが、睡眠を優先するため、無視。

JAL1501便@伊丹結局、着陸まで、時々目が覚めることはあったが、結構よく眠れた。体調も完全に回復し、スッキリとした気分で伊丹空港に降り立つ。

昨夜の雨が嘘のように、晴れている。

ダッシュすれば、7時45分のリムジンバスに間に合いそうだったが、何も慌てて帰ることもないので、一本見送る。

ところで、伊丹到着時、但馬便は、天候調査中と案内されていた。秋が深まると、霧の発生頻度が高くなるのだろう。結局、約20分遅れで運行はされたが、雨上がりの朝は要注意である。

無茶苦茶混雑している伊丹の出発口(ANA側)それにしても、前回同様、3連休だけあって、出発口の混雑はただ者では無い。40分待ちのUSJのアトラクションと言った感じである。

やはり、休日の朝に出発する場合には、十分な余裕が必要ということであろう

伊丹でも、カードラウンジに寄る。ここでも、飲み物を頂いて、ニコチンを補給する。

伊丹のラウンジオーサカ羽田のカードラウンジに比べると、伊丹のラウンジは田舎臭さが否めない。しかし、PCが使い放題と言うのは良い。しかも、空いている。今朝は、喫煙コーナーのPCは誰も使っていなかった。

8時15分のバスで、あべの橋へ。今回は、きっぷでは無くICOCAで乗車。市内方面に向かうバスは、非常に空いており、乗客は5、6名。後ろよりの席を陣取って、ゆったり、まったりと過ごす。飛行機での喧噪が嘘のようである。

ガラガラのあべの橋行きリムジンバス阪神高速市内方面は、特に渋滞も無く、定刻より早くあべの橋に到着。ここから、JRで自宅に向かう。

今回は、機内でよく眠れたので、満席のB777であっても、それなりに快適に過ごすことができた。しかし、堺市に在住する小生にとっては、クラスJ以外には、混雑する始発の伊丹便を積極的に利用する価値は無さそうに感じられた。

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