東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ファーストクラスは空いていた

2008-02-09 07:35:00 | JAL
JAL103便のFクラス
往路:2月9日(土)
八O子  →東神奈川 :横浜線普通
仲木戸  →神奈川新町:京急品川行き普通
神奈川新町→羽田空港 :京急羽田空港行き特急
羽田空港 →伊丹空港 :JAL103便(F)
伊丹空港 →あべの橋 :空港バス
天王寺  →     :日根野行き快速
運賃:¥690+¥440+¥16,200+¥8,000+¥620+¥210

今日から3連休。

金曜日の夜に帰るつもりでいたのだが、生憎、宴会に誘われてしまう。仕方が無いので、土曜日の朝の便に変更。回数券で決済しておいて良かった。

せっかく、高い回数券を使って帰阪するのだから、いつもと違うことをしてみたくなり、7時30分のJAL103便Fクラスを予約してしまった。+¥8,000の値打ちがあるかどうかは微妙な所であるが、あのシートはたしかに病みつきになる。

しかし、天気予報によると、9日午前中から、太平洋側でも降雪との事。もし、朝起きて、一面雪景色だったら、困った事になるが...
JR八O子駅:4時45分JR八O子駅:4時45分

土曜日の朝、4時に起床。

羽田発7時30分の便なので、今朝は、空港バスでは無く、久しぶりに横浜線京急で羽田に向かうことにする。品川/浜松町経由よりも、乗り換えが非常に楽であるし、万一、雪が積もっていたら、空港バスは運休の可能性だってある。

窓を開けて外を見ると、...良かった。雪の気配は無い。

しかし、寒いというよりは冷たい。おまけに空は、なんとなく重たそうで、いつ降り出しても不思議ではない。

JR八王子まで歩いて、4時53分発東神奈川行きに乗車。

相変わらず、早朝の横浜線車内は冷え冷えとしており、眠れたものではないが、一応、寝たふりをして過ごす。JR東日本の冷たさを改めて感じてしまう。

京急普通列車@神奈川新町終点の東神奈川で、京急に乗り換える。今にも雪が降り出しそうな気配がする。

神奈川新町で、6分の連絡で、特急羽田空港行きに乗り換え。時刻は既に6時である。いつもの空港バスならとっくに羽田空港に着いている頃である。寒さを考えると、やはり、30分早起きして、600円余分に払ってでも空港バスの方が良かった

3連休の朝と言うこともあって、特急は空いているが、次の川崎で一気に満員になる。平日とはパターンが逆のようである。

羽田1タミ京急蒲田でスイッチバックして、羽田空港に到着。時刻は6時22分。

長い長いエスカレータを昇って、ファーストクラスカウンターでチェックイン。隣のJGCカウンターと比べて、デスクの材質や色が微妙に差別化されている。

そのまま、DP専用保安検査場を通って、DPラウンジへ。既に、7時前ということもあって、意外と人が多い。

ファーストクラスカウンター

端っこの席に荷物を置いて、トマトジュースとショコラ2つを頂く。折角の優先搭乗の機会なので、DPラウンジのハシゴは止めて、7時10分頃にラウンジを退出。12番ゲートに向かう。
DPラウンジのパンDPラウンジ

翼はJAL103便、伊丹行き。実の所、JAL103便搭乗は初めてである。
JAL103便伊丹行き

朝2番のこの便は、伊丹から各地への乗り継ぎはそれほど便利でないためだろうか、12番付近のベンチにはそれほど多くの乗客は居ない。

搭乗待ちの列出発準備が遅れているので、搭乗開始の案内まで待つようにとのアナウンスが流れるが、既に、12番搭乗口の前には、列が出来ている。まさか、全員DPメンバーではあるまいな。

7時15分頃に、搭乗開始。

お手伝いの必要な方、ご高齢の方、幼児連れの方の優先搭乗に続いて、DPメンバーの優先搭乗。前回、Fクラスに搭乗した時と違って、DPメンバー、Fクラス、の順番でアナウンスがあった。JALにとって、どちらを優先するのだろうか?

20名位の固まりが、一丸となってゲートに進む。小生もその中に入る。小生の前に並んでいた、妙齢の女性1名が、”只今、DPメンバーの優先搭乗です”と言われて弾かれていた

何となく憮然とした表情で、決まり悪そうに去っていく。

もう一人、中年紳士も弾かれる。彼は、苦笑いしていた。ひょっとすると確信犯?

搭乗券ANAの優先搭乗とは違って、一人一人厳密にチェックしているらしい。小生がゲートを潜るときも、GHさんが、一瞬、アレッ? という表情をしたのを見落とさなかった。

なんせ、搭乗券には、SAPPHIREと印字されているのだから。でも、搭乗券に押されている、赤いというハンコを見落とさなかったのは、流石である。

ここで、大きな疑問が...

間もなく、JALでもQuiC サービスが始まる。マクドとタイアップしたキャンペーンもあって、自然と普及していくと思うが、DPメンバーをどうやって識別するのだろうか? 現在のように、目視確認は、ほとんど不可能と思うのだが...

さて、ブリッジの分かれ道を左に折れる。

ここで、案内板をよく見て欲しい。一般席は、全て右に行くように指示されている。
一般席は全て右側から搭乗するように変更された

12月に搭乗したときには、一般席であってもF~K席は左側に行くように誘導されていたため、Fクラスの横の通路を、それこそ、非常に大勢の乗客が通過して行き、Fクラスの右通路側に座ろうものなら、Fクラスが目新しい事もあって、確実に晒し者になっていた。

はっきり言って、たまったものでは無かった。

今回の改善、矢印の上にシールが貼られていることから、変更は最近の事なのだろう。ブリッジでクラスをキチンと分けるようになったのは、恐らく、だれかが、クレームを付けたのだろうが、比較的速やかに対応する姿勢には好感が持てる。

で、所定の席に着く。

前回は、前方と言うこともあって、すぐにCAさんがやってきて、コートのお預かりや新聞配達など、色々と慇懃丁寧に世話を焼いて頂いたのだが、今回は、比較的後ろの席であり、また、担当CAさんが2名ということもあって、暫くの間、放置される。

が、別に、気にはならない。先程言ったように、横を通過するのは、クラスJの乗客20名ほどしかいない。どうしても、放置されるのが嫌なら、最前列の席を予約しておけば良い。

随分時間が経過してから、”**サマ、大変お待たせして申し訳ございません。”、担当のSさんが、それこそ満身の笑みで挨拶に来られ、やはり、コートのお預かりと新聞の配達、そして、食事の注文を聞いてくれる。

あまり、真面目にメニューを見ないで、”朝食と、サンドイッチとデザートと珈琲をお願いします”と言ってしまったものの、実は、この時にはデザートは無かったので、暫くして、CAさんが、”あのー、申し訳ございません。本日、生憎、デザートはご用意しておりませんが,...”と本当に、申し訳無さそうに言ったので、あっさりと、”あっ、それなら結構です”と、笑顔で答えておいた。

3連休の朝なので、ファーストクラスは満席だろうと思ったのだが、実際には、空席が多い。意外や意外。駆け込み搭乗で、そのうち埋まるのかなと思っていたが、結局14席中5席も空いた状態でドアが閉まる。
Fクラスは空いていた

当機は定刻より若干遅れて出発。

ひょっとして、西の方では雪が降っており、羽田到着便が遅れているためか??

先程まで、サラリーマンの振りをして? 新聞を読んでいたが、少し眠くなってきたので、瞼を閉じて頭を休める。リクライニングしなくても、このシートは抜群に快適で、既に病みつきになっている。

ベルトサインが消えて暫くすると、朝食が配膳される。先程は随分と待たされたが、配膳は早い。座席順では無い。どうやら、順番にルールがあるような感じである。

朝食メニューは、目鯛の諸味焼き と、春菊のお浸しとなっているが、確かに、味は絶品なのだろうが、お上品すぎて小生には合わない。それに、量が少なすぎる。

朝食とは言うよりは、間食という感じがする。

あっという間に食べ終わると、直ぐに、クロワッサンサンドイッチ(スモークサーモン)と珈琲を出していただいた。こちらの方は何処にでもある味がする。いくらお腹が満たされなくとも、流石にカップうどん”Udon de Sky”を頼む気にはなれなかった。
スモークサーモンサンドイッチと珈琲

食べ終わった頃に、丁度、コートが返却されて、ベルトサイン点灯。

ゆっくりと、食事を味わうという雰囲気では無いのは、仕方が無いが残念である。

伊丹到着は定刻の8時40分。ファーストクラスの乗客も、ベルト着用サインが消える前に立ち上がるのは、大阪便ならではの事。

空港を出ると、丁度、あべの橋行きバスが到着していたので、急いで乗り込む。いつもの朝なら、あべの橋行きのバスは、悲しいくらいに空いているのだが、今朝に限って、ほぼ満席に近い状態。後ろの方に2席開いている場所を目敏く見つけて着席すると同時に、バスは発車する。

外を眺めると、霙がチラチラと舞っている。気温の低さから言って、雪に変わるのは時間の問題だろう。

3連休ではあるが、ほとんど渋滞することなく、バスは大阪市内へと向かう。淀川の橋を渡ったあたりから、漸く、睡魔がやってきて眠りに落ちる。

気がつくと、阪神高速を降りたあたり、新今宮まで来ていた。あべの橋では、雪は止んでいたが、実に天気は怪しい。ニコチンも我慢してJR天王寺駅まで。帰りを急ぐ。

ホームで待っている阪和線快速に乗り込み、自宅へと向かう。
快速日根野行き快速日根野行き

路面には雪は無いが、本降りになりそうな気配である。少し後の便だったら、先週のように困った事になっていたかも知れないと、安堵した。
雪が舞う堺市内

自宅到着は9時40分。伊丹から1時間も掛かっていない。今更ながら、乗り継ぎがベストだと、伊丹も関空並に近い事が分かった。羽田7時25分発関空行きのANA141便を利用した場合と殆ど変わらない。

ともあれ、JAL103便Fクラスは朝帰りのベストコース。月に一度くらいはこのパターンを、と思うのだが、果たして財布どこまで持ちこたえてくれることやら。

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