東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

快適・旧JASのスーパーシート

2007-09-30 22:07:00 | JAL
旧JASのスーパーシート
復路:9月30日(日)
    →和泉府中:紀州路快速
和泉府中→関西空港:関空特急はるか57号
関西空港→羽田空港:JAL194便(J)
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :京浜東北線
東京  →八O子 :中央線快速
運賃:運賃:¥1,510+¥15,900+¥960

9月最後の週末。運動会のために帰京したが、結局、雨のため順延。これだと、一体何のために帰ったのか分からなくなる。一応、嫁ハンにビデオカメラの使い方を伝授して、後を託すことにする。

いつもより約1時間遅く、20時15分に自宅を出発。出発間際がバタバタするのは、いつもと変わらない。

はるか車内最寄り駅から紀州路快速に乗車し和泉府中で下車。ここで、次発の関空特急はるかに乗ろうか、次次発の関空快速に乗ろうか少し迷ったが、結局、はるかに乗ってしまった。偶には良いだろう。

相変わらず空いている。3点チャイムを聞くのも久しぶりである。

りんくうタウン通過直前に、ラピードを抜かして、終点関西空港駅に到着。
関西空港駅

間もなく、一つ前のJAL192便が出発する時刻である。このころになると、流石に人は少なくなってくる。閑散とした空港内でチェックインを済ませ、セキュリティチェックを抜け、フライトポイントタッチを済ませ、サクララウンジを訪問。
閑散とした関空

時刻は1時間遅くとも、やることに変わりは無い。

ここに居るのは最終便の乗客ばかりのはずなのだが、ラウンジは意外と混んでいる。最終便のJGC率は比較的高いということか?

今回、どれだけ乗り継ぎがうまく行っても、到着は深夜になるので、予め眠っておくために睡眠薬を服用しておくことにする。

今宵の翼はJAL194便である。
JAL194便@関空

羽田行きの最終便。当便に搭乗するのも久しぶりである。JAL194便の到着が遅れると、非常に辛い思いをすることになりかねないので、今までは、たとえ空席があっても避けてきた。今回は、一日のみの滞在ということもあって、敢えてこの便を選択。滞在時間を少しでも延ばすためである。

案内板出発は、24番ゲートなのだが、少し早めに出発口へ行って機影を眺めることにする。流石に、B777だけあって、デカイ。

機材はB777-200、当便には旧JASのグルグル7が充当されているらしい。

そして、今回、初めて、旧JASのスーパーシートに座ることになる。噂によると、B777のサイズで2+2+2のシート配列なので、言わば、国内線Fクラス並の広さと言うことになるのだが,...。

早めに搭乗して、シートの立派さにびっくり。たった12席しか無いので、これはお値打ち。また、そのフカフカ感たるや感動モノである。

惜しむらくは、最前席だと、足を思いっきり伸ばすと、壁に当たってしまいそうになること位か。2列目なら、後ろに壁がある(壁の後ろもやっぱりクラスJなのだが)こともあって、理想的である。しかし、元々今回は帰郷するつもりではなかったので、予約が遅れてしまい、残念ながら1列目しか取れなかった。
旧JASのスーパーシート

座り心地の良さと、睡眠薬の効果が相まって、離陸途中に眠りに落ちる。

どうやら、変な夢を見ていたようである。既に記憶が随分曖昧になっているが、はるかで寝過ごした夢を見たような気がする。ヤバイと思って、目を覚ますと、まさにドリンクサービスが始まろうとしている所であった。

まさか一番とは思っていなかったものだから、”**様、いつもご搭乗ありがとうございます。お飲物は...”と不意を突かれて一発で目が覚めてしまった。

とりあえず、冷たいお茶を貰い、一息つく。

運動会が中止になったものだから、昼は昼で、昼寝をした上に、40分程、熟睡したので、元気になった。

そうこうしている内に、リクライニングを操作する間もなく着陸態勢に入る。定刻に出発したこともあって、この分だと羽田到着も遅れることは無さそうである。

23時15分頃、羽田空港に着陸。

どうやらA滑走路らしい。駐機まではあまり時間は掛からず、定刻2分前に到着。立派立派。

おまけに、中央付近の9番スポットに入ったので、出口は近い。一本前のJAL192便に比べると、移動距離は断然短い。

80%以上の確率で定時運行してくれるなら、JAL194便をいつもの翼にするのだが、何度も痛い目に遭ったことを考えると今一つ信頼を寄せることが出来ないでいる。

久しぶりに、山手線内割引きっぷを使って、東京モノレールに乗車する。23時28分発の区間快速に間に合えば、八O子到着は25時01分になる。

但し、浜松町の乗り換えはダッシュである。

執着のアナウンスのあわせて、席を立って、扉の近くにすり寄って、スタンバイする。扉が開くや一目散に、エスカレータを駆け下り、改札を2つ抜けて、階段を駆け下りて、23時50分発の京浜東北線を捕まえる。乗り換え時間は2分だから必死である。

そして、東京では、中央線の長大エスカレータを駆け上がり、24時01分の高尾行き最終の快速に乗車。
中央線高尾行き最終快速@東京駅""

後は、座して待つだけで八O子に到着する。

しかし、やはり、新宿で酔っぱらい集団が隣に座り、五月蠅い五月蠅い。小生、ヘッドフォンステレオのボリュームを上げて対抗するが、やはり、五月蠅い。

これだから、夜の中央線は避けたいのである。

吉祥寺あたりまでくれば、かなり閑散となるので、酔っぱらいを避けて座り直す。ようやく落ち着いて、紀行文作成に専念できるようになった。

集中して文書を作成していると、あっという間に八O子に到着してしまう。時刻は定刻の25時01分。

外は小雨、久しぶりにタクシーで帰宅し、到着は25時15分となった。

JAL194便、偶に乗ると新鮮だが、やはり、いつもの翼にするのは躊躇してしまう。もう少し頻度を上げても良いとは思うのだが。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のANAは眠りの中で

2007-09-29 21:40:00 | ANA
Signet
往路:9月29日(土)
    →新宿  :京王線準特急
新宿  →品川  :山手線
品川  →蒲田  :京急特急
蒲田  →羽田空港:京急特急
羽田空港→関西空港:ANA977便
関西空港→    :関空快速
運賃:¥350+¥190+¥400+¥8,200+ANAご利用券+¥780

土曜日なのに出勤、本来なら東京に居るつもりであったが、明日は運動会である。たった一日の休みではあるが、こうなっては帰郷せざるを得ない。

しかし、土曜日は昼から会議である。小生が仕切り役を買って出た。なんとしても18時前には終わらせるためには、人任せには出来ない。

会議を巧くこなして、無事17時30分過ぎに終了。これから飲みに行く者を捲いて、一人バス停へと向かう。ところが、夕方の小雨と言うこともあって、道路は大渋滞。バスは当てに出来ず、結局、自分の足で最寄り駅まで歩く羽目になる。

今宵の翼は、ANA977便、羽田発21時40分である。

出発時間までたっぷりあるのに、なぜ急ぐのか? 答えは一つ、新大和で夕食を頂くことを狙っているからである。20時までには入店したいので、少し、焦っている。

今宵は、京王線で新宿まで向かう。
京王線

中央線に比べると、京王線の特急は速いし、加速感も断然違う。昔は路面電車もどきだったそうで、線路幅がそれを物語っているのだが、スピードと信頼性では中央線より勝っていることを確認した。

新宿までだと値段も¥110安いし、これで3扉クロスシート車でも走らせてくれたら、かつての関西私鉄のように京王は圧勝のような気がするが。

但し、今宵に限って言えば、調布市花火大会の影響で、少し遅れて運転とのこと。そう言えば、いつもより駅での停車時間が長い。

京急蒲田駅結局、新宿には4分遅れての到着。ここで山手線に乗り換えて、品川まで。相変わらず山手線は混雑しているが、渋谷で着席できたのは運が良かった。

品川からは、京急特急、蒲田乗り換えで羽田空港へ。

このルートはチマチマと乗り換えが発生するので、良い運動になる。暑くなったり、寒くなったりで、上着を脱いだり着たり。これを思うと、眠れなくとも空港バスが一番である。

羽田空港駅1タミへ

羽田到着時刻は19時40分。なんとか、20時前に新大和へ入れそうである。努力の甲斐があった。

搭乗券のチェックは無いはずだが、念のため、一度、ANA側の階段を上って、改札近くの自動チェックイン機でチェックインを済ませ、連絡通路を通って1タミへ向かう。

予定通り新大和に入り、海老玉丼を注文。このメニューは2度目だが、相変わらず、海老天はプリプリで美味しい。昼はロクな物を食していなかったので、あっという間に平らげてしまった。
海老玉丼

店を出たのは20時過ぎ。

以前、20時過ぎに新大和/ルシエールにたどり着いた時、既に閉店の札が掛かっており、ガッカリしたことがあったが、今宵は、20時を過ぎてもまだ営業中である。

以前のサンドイッチはショボかった!!海老玉丼だけでは、ちょっと物足りなかったこともあって、次に隣のルシエールに入る。とは言っても、食べ過ぎは体に毒なので、ここでは、ショボイメニューで有名なサンドイッチを注文。

ここのサンドイッチは、出てくるのが速いのは良いのだが、質/量ともこれが¥1,000か!!と叫びたくなる程の代物であった。

しかし、このショボさは、少しだけお腹を満たしたい今の状況にぴったりである。

比較的リーズナブルになった今のサンドイッチところが、やってきた物は、以前とは比べ物にならない位、立派なサンドイッチに変貌しており当惑する。羽田空港という立地を考えると、これなら¥1,000と言ってもまぁまぁ納得の限界と思われた。

だが、今の状況では、これを平らげるにはちょっと時間が掛かりそうである。レタスが立派なので、カロリーが無茶苦茶高い訳ではなさそうであるが。

今度は、本当に満腹になって店を出る。時刻は20時15分。まだ、閉店の札は掛かっていない。と言うことは、ホームページに記載されている通り、20時30分まで営業をしているのだろうか? ちょっと謎である。
20時15分でも営業中

1階に降りて、連絡バスに乗車して2タミへ向かう。
連絡バスに乗車

久しぶりの第2ターミナル。やはり2タミの方があか抜けている。この時間帯になると、手荷物検査場もガラガラなので、あえて、一般の検査場を潜って中に入る。
久しぶりの2タミ

そして、これまた久しぶりのSignetに入場。土曜日の夜なので、予想通り空いており、席は選び放題だが、いつもの席に座ってしまう。
Signet

ANA977便搭乗開始まで、かなり時間があるので、紀行文を作成しながらまったりと過ごす。

エスプレッソのつもりで押したボタンが、カフェラテだったのには閉口したが、空いているのは良い。念のためWEBで予約した自席の回りをチェックするが、土曜日夜の便、しかも、B747と言うこともあって、後ろの方は全く人がいないに等しい状況であった。
Signet

機内で眠るために、睡眠薬を頂いておく。ついでに、おつまみも少々。

ANA977便21時20分頃に退出して、58番搭乗口へ行くが、既に、一般の搭乗が開始されていた。思ったより早くから搭乗を始めるようである。

もちろん、後方はガラガラ。人が居ないので気兼ねなく熟睡できそうである。

ところが、小生が選んだ58番席は、よりによって、肘掛けが固定されている。折角空いているのに、これではメリットが活かせない。そこで、こっそりと、一つ前の席に移動した。毛布を頂いて、肘掛けを上げて、3席占有状態、足を思いっきり伸ばすと気持ちがよい。

当機は定刻数分前に出発。どういう訳か、東 京 国 際 空 港という赤いネオンサインと係留されている赤い翼の群をを右手に見る位置までやって来て、離陸した。A滑走路である。

空席だらけの機内睡眠薬は効果覿面で、上昇途中に完全に記憶を失い、気が付いた時は、既に着陸態勢に入っており、再びベルトサインが点灯ていた。

雲が多い割には、さほど揺れることなく、関西国際空港に着陸。そして、到着は22時45分、定刻よりも10分早い。流石ANAである。

後ろの方に座っていたが、B747の扉位置は中央よりだし、空いていることと相まって、降機までそんなに時間は掛からない。お陰で余裕で55分発の関空快速に間に合ったし、一人掛席にも着席できた。
関空快速

車内では、紀行文の作成に専念する。熟睡できた分、筆?が捗る。気が付くと、既に最寄り駅近くにまで来ていた。慌てて、PCを鞄に詰め込んでホームに降り立つ。

雨は止んでいた。久々のANAは眠りの中、快適な空の旅であった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行きも帰りもスカイラックスシートで

2007-09-24 21:05:00 | JAL
B737-800 国際線仕様
復路:9月24日(月)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL192便(J)
羽田空港→京王八O子:空港バス

運賃:運賃:¥780+¥15,900+¥1,700

この秋は、先得+マイル(IC)でお得に飛行機に乗りまくっている。しかし、流石に、3連休最後の夜の便には先得の設定は無い。需要と供給の関係を考えると当然であろう。

一方、特割1は、設定されているのだが、これが篦棒に高い。回数券と同じかやや高い位である。ならば、どうせ、何回も行ったり来たりするのだから、変更自在の4回回数券を利用する方が賢明である。

しかし、いくら特割1よりお得だと理解はしていても、一度に6万円の決済をするのは非常に勇気が要る行為である。いつも、10分くらい悩んだ挙げ句、清水の舞台から飛び降りる心境で、エイッと、マウスをクリックしている。しかも、決済期限ぎりぎりに。

これだけ高い運賃で搭乗するのだから、何かおまけが欲しい。と思っていたら、今宵JAL192便には、またまたB737-800が充当されており、クラスJの座席配列は2+2であった。

ラッキー!!恐らく、国際線仕様のはず。

いつものように、家族と夕食を済ませた後、非常に慌ただしく準備をして関空快速で関空まで。

ANAのカウンター来週末は久々にANAで帰郷する予定なので、先ず、ANAのカウンターに寄ってご利用券を使って決済をする。

それから、誰も居ないS T A R F L Y E Rのカウンターを経て反対側のJALのカウンターでチェックイン。今回は、回数券+アップグレードクーポンを利用するので、どうしてもカウンターでチェックインをしなくてはならない。

スターフライヤーのカウンターセキュリティチェックは、丁度2番目のゲートを開けたばかりで、並ぶことなくチェック完了。

フライトポイントタッチを済ませて、サクララウンジへ向かう。今宵は機内で紀行文を作成する予定でいたので、珈琲とジュースを頂く。

JAL192便が、MD81で運行される時には、搭乗口は真ん中なので、サクララウンジで粘ることができるのだが、B767やB737で運行されるときには、遠い遠い26番からの出発となるので、ゆっくりとくつろいでいる時間は無い。

早々とラウンジを退出して、出発ゲートまで行ったが、搭乗開始までは少し時間がある。
JAL192便@関空

B737のウィングレッド

JAL192便で東京へ向かうCAさん達 見ると、当便にて羽田に戻るCAさんの一団が端っこのベンチに腰掛けて談笑している。持ち物や服装で、それと直ぐに分かってしまう。

搭乗開始は、20時54分。出発が21時05分の割には遅い。ということは、出発が遅れ、羽田到着も遅れる可能性大である。

とは言え、国際線機材は楽しみであるので、早めに並んで、機内へ入ると、...やはり、往路と同様、クラスJは国際線Cクラス、スカイラックスシートであった。クラスJとは2回りも大きなシートで楽チンである。

JAL192便のクラスJは国際線Cクラス、スカイラックスシート図らずも、今回の旅は、往復とも国際線仕様の機材で大当たりであった。

隣客は、クラスJの空席待ち(一席のみ)で、スカイラックスシートをゲットした人であるが、以前もご一緒したことのある御仁である。向こうは覚えているかどうか知らないが。

搭乗開始が遅れた割には、21時05分にドアクローズ。

足下がクラスJとは比べ物にならない程広いしかし、滑走路をウロウロ動いているように離陸まで非常に時間がかかる。もしや、と思って外を見たが、第2滑走路からの離陸では無さそうである。

雨雲の影響で、上昇中にかなり揺れる。

ベルトサインが、なかなか消えない。ドリンクサービスは冷たい飲み物限定。途中でサービスを中断する可能性が高いとアナウンスされる。

機内の様子機内照明も暗いままなので国内線とは思えないような雰囲気である。そのまま、一晩飛んで、南の国へ行ってしまいそうな錯覚に陥る。

21時30分を過ぎて、漸く、ドリンクサービスが始まり、オレンジジュースを頂く。今回は名指しのご挨拶があったが、クラスJの全員では無さそうである。もちろん、隣客も名前を呼ばれていた。

アナウンス通り、約20分で、ベルトサインが再び点り、ドリンクサービスは中断。恐らく、Y席は先頭の5列分くらいしか行き渡らなかったと思われる。すぐ、目の前でドリンクサービスが終了したら、流石に気分を害するだろうな。と少し同情する。

東京側も、雨雲が掛かっており、少し揺れたが、雲を抜けると千葉県の夜景が目の前に広がってきた。

そして、何の事はない。22時10分過ぎに着陸。どうやら、A滑走路に着陸したようで、定刻に遅れること数分で到着した。なかなか立派である。これなら、22時30分の高尾行きのバスに間に合う可能性は高い。

降機して、早足でバスチケットカウンターへ向かう。ほぼ定刻に到着したとは言え、関空便は北の外れの21番に到着するため、ここから、南ウィングまで移動しないといけないのだから、良い?運動にはなる。

無事にバスのチケットを入手して、列に並ぶ。5分位余裕があった。

3連休ではあるが、幸い、今宵のバスも空いてた。途中の渋滞も無く、予定通り23時35分に京王八O子に到着。

こんな感じで、行きも帰りもスカイラックスシート+空港バスで楽々移動できるのなら、高い高い回数券でも、充分、モトは取れたような気がするから不思議である。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後のDPラウンジ

2007-09-23 06:40:00 | JAL
JAL137便@関空
往路:9月23日(日)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速

運賃:¥1,700+¥6,900(+IC¥4,000分)+¥780

折角の3連休なのに、昨日は東京に居た。研修のため、一日遅れの帰郷である。

もっとも、これも予定の行動。2ヶ月以上も前から分かっていた事なので、チケットは予め日曜日朝の便を予約していた。三連休なので土曜日朝には先得の設定は無く、むしろ、日曜日朝の移動のおかげで安上がりになった。

日曜日、始発の空港バスで羽田まで。曜日は異なっても、パターンは一緒である。

昨夜も睡眠時間は短かったので、今朝は眠れるだろうと思ったのだが、やっぱりと言うか眠れない。もう少しで眠りに入れそうになった頃に、丁度、羽田に到着してしまうのである。

時刻は、5時35分。

自動チェックイン機でチェックインを済ませて、ダイヤモンドプレミアラウンジに入室する。
DPラウンジDPラウンジ

早いもので、1タミから大阪に飛ぶのは、9月は今回が最後である。サファイヤの小生がDPラウンジに出入りできるのも、有効期限が9月末までのアドミッションカードのお陰なので、当分の間??、DPラウンジを訪れることは無いだろう。
ダイヤモンドプレミアラウンジアドミッションカード

つまり、ファーストクラスにでも乗らない限り、DPラウンジは、お預けと言うことになる。思い残すことが無いように、今回は、DPラウンジを精々しゃぶり尽くしておこうと思った。

三連休の中日、しかも早朝ということもあってか、DPラウンジはガラガラである。
DPラウンジDPラウンジ

食欲を満たすために、いつも通り、まず、ミルクとパンを頂くことにする。パンは、先週と同様に、大納言豆パンとクロワッサンであるが、当然、大納言パンを選択。
DPラウンジで提供される朝パン

食後には、トマトジュースを飲んで、6時10分過ぎに制限区域に出て、空港に面したDPラウンジへ場所を移す。

やはり、ここも空いており、滑走路を見渡せる特等席に腰を落ち着ける。
滑走路側のDPラウンジ滑走路側のDPラウンジ

天気は今ひとつではあるが、ここからの眺望は、いつ見ても羽田随一である。エスプレッソを口にしながら、飛び立つ翼を眺めるのは最高に贅沢な時間の使い方と言える。
DPラウンジからの眺望

それが許されるためには、本来なら、最低でも年間80回以上の搭乗をこなし、JGCプレミアの資格を得ないといけないのだが、昨年度はやたらとキャンペーンがあって、ハードルがかなり下げられた。小生が、半年限定ではあるが、DPラウンジのアドミッションカードを手に入れることができたのも、昨年9月から今年1月までの間の搭乗回数が35回以上のJMB会員に対する、キャンペーンのお陰であった。

今、一番、気になっているのは、今年も同じキャンペーンがあるかどうかということである。

このままの生活が続けば、今年もJAL搭乗回数は50回を超えて、来年もサファイヤの資格は維持できる見込みだが、50回を越える部分をどのような手段で、行き来しようかと悩んでいる。

もし、来年も同じキャンペーンがあるのなら、50回超過分はJALを優先するだろうし、もし、そうでないのなら、DPラウンジには拘る事無く、もっと色々な移動手段を楽しんでみたいと思っている。

スターフライヤーにも一度乗ってみたいし、航空機ばかりでは無く、久しぶりに、サンライズの個室でゆっくりと過ごしてみたい。

恐らく、10月以降に何らかの発表があるのだろうが、気になる所ではある。

出発15分前に、DPラウンジに別れを告げて、21番搭乗口へと急ぐ。実は、DPラウンジとは別に、今回の移動でもう一つ楽しみにしていることがあった。

昨夜、携帯電話にJALから機材変更のメールが入って、WEBで確認すると、どうやら本日のJAL173便には国際線機材が充当されることになったらしい。クラスJの席数が増えているので、空いている窓側に変更しておいた。

関西便は、連休の時には、機材変更等で国際線機材が充当されることが偶にある。

JALからのメールには、機材変更によりお席をお取り直しいたしました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。とあるが、こんなハプニングなら願ったり叶ったり、大歓迎である。

国際線仕様スカイラックスシート搭乗して、ニンマリとする。

B767-300 国際線仕様、クラスJはスカイラックスシート、シートピッチも幅も広々としており、快適快適。+¥1,000でこれだけ良い席に座れるなんて、JAL様々である。

天候は生憎の小雨。着席して、直ぐに眠りに就く。

スカイラックスシート、唯一の難点は、座席位置がやや高いため、足置きを収納した状態では、小生のような短足人種向きでは無いことであろうか。その点、普通のクラスJシートは、”J”と銘打っているだけあって、短足人種向きに設計されているような気がする。

離陸し、高度が増すにつれて、意識が遠のいくが、何となく眠りが浅い。小刻みな揺れが、眠りを妨げたせいだろうか。

気が付くと、目の前に”お目覚めシール”が張られていた。偶然、CAさんが通りかかったタイミングで伸びをしたものだから、”何かお飲物をお持ちしましょうか?”とお声を掛けていただいた。

この方も、以前、当便でお世話になったことがある。もちろん、相手は一介の搭乗客など、覚えている様子は無かったが。

”ホットコーヒーをお願いします。ミルクと砂糖は要りません”

窓に目をやると、所々に青い空が見えているものの全くの雲の中である。なるほど、これだと揺れが続くのも無理も無い。

”**様、コーヒーをおもちしました。ごゆっくりどうぞ。”といきなり、名前を呼ばれて面食らってしまった。

折角、持って来ていただいたコーヒーであるが、はっきり言って拙い。多分、速攻で作ったインスタントコーヒーである。しかし、わざわざ作って頂いたのだから義理堅く飲み干した。

間もなく、降下開始。せっかくのスカイラックスシートだが、結局リクライニングは使わずじまいである。

もはや眠れないだろうが、睡眠不足は全く解消されていないので、目を閉じて夢の続きを見る努力をする。あくまで努力をするだけである。

こう、何度も何度も同じ便に搭乗していると、体内GPSが働くようになってきて、飛行機が右へ旋回すると、あっ淡路島上空だな。神戸空港近くまで来ている。と、ほぼ正確に現在位置が分かるようになってくるから不思議である。本当は、熟睡して移動したいので、体内GPSが鍛えられても決して嬉しくは無い。

そして、耳がエンジン音と気圧の変化を敏感に感じ取って、そろそろだな。と思うと、やっぱりドッッッシーンと着陸した。

到着は26番ゲート、隣は国際線との繋ぎ目である。
JAL137便@関空 B767-300国際線仕様

急いで帰る用事も無く、また、睡眠不足で疲れていることもあって、今朝はラウンジ比叡で休んでから帰宅することにした。

ラウンジ比叡は久しぶりである。記録を調べると、なんと、4ヶ月ぶりということが分かった。これだけ間が空くと、何らかの変化があるかも知れない。と思っていたら...

いつもの喫煙コーナーでニコチン補給をしようと思い、煙草を取り出してハッとした。いくら探しても灰皿が無い。おまけに、周りで煙草を吸っている者など皆無である。

うげ~。とうとう、ラウンジ比叡も禁煙になったか。と思い、落胆して、珈琲を取って来ようとする。

カードラウンジ比叡の喫煙室入り口は、トイレの向こう側にある。さらに、落胆その弐。以前はまともな珈琲カップとソーサーがあったのだが、完全に紙コップに変わっている。なんとなく、自販機の安物の珈琲みたいで気に食わない。

幸いにも、おつまみは、従来と変わらず提供されているので、ここは一安心である。しかし、以前はあったはずのクッキーが無いのはどうしたことだろう。今朝に限った事だろうか?

珈琲とおつまみを自分のテーブルへ持っていく。珈琲を飲み干した頃、喫煙室移動の案内表示を見つけた。

カードラウンジ比叡の喫煙室はこんな感じ見ると、たしかに、トイレの向こうの右手側の部屋が喫煙室になっている。へぇーあんな所に部屋があったのか。何度も比叡を訪れているが、その存在には全く気づかないでいた。

入ると、たしかに、何人かのスモーカーが紫煙をくゆらせている。中には、結構、粘っていそうな人も居た。

何となく、落ち着かない雰囲気だったので、一本吸って、直ぐに元のテーブルに戻るが、考えてみると、結果的には、ラウンジ比叡が広がったことになる。これは朗報である。そう言えば、朝8時台の混雑が、若干、緩和されているようであった。

閑散としているSFJのカウンター、大丈夫か?一応、頂くものを頂いたら、長居は無用なので、閑散としているSFJのカウンターを横目で見ながら、JRの駅へ向かう。

後は、お決まりのコースで32分発の関空快速に乗車し、帰宅の途に付く。

騒々しい外国人が乗り込んできたので、別の車両に乗り移る、関空快速で眠るためのささやかな努力も虚しく、依然として眠れないまま、最寄り駅で下車。

DPラウンジ利用最後のフライトは非常にあっけ無い幕切れとなった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAL134便で爆睡移動

2007-09-19 19:30:00 | JAL
2階サクララウンジの風景
復路:9月19日(水)
    →新大阪  :快速姫路行き
新大阪 →伊丹空港 :空港バス
伊丹空港→羽田空港 :JAL134便(J)
羽田空港→京王八O子:空港バス

運賃:¥490+¥15,900+¥1,700

3連休を挟んで本日まで大阪滞在。延べ6日である。長かったような短かったような。

会議終了後、東海道線快速で新大阪まで。そこから空港バスに乗り、伊丹経由で、直接、東京宅に戻る。関空発の最終、JAL194便なら。一度自宅へ戻ってから帰京することもできるが、明日は明日で早朝から会議である。少しでも早く戻りたい。

出張先では、なんとか17時半に解放して貰えたので、予約しておいた伊丹発19時半のJAL134便に間に合いそうである。

新大阪駅空港バスターミナルの空新大阪の空港バス乗り場に到着したのは、17時56分。既の所で17時55分発のバスを逃してしまった。発車時刻を18時丁度と勘違いしていたためである。

次のバスは、18時20分なので、25分も待たないといけない。大阪まで出て、梅田発の空港バスに乗ろうかとも考えたが、動くのが面倒だったので、ひたすら待つことにした。

この位置からは、横に目をやると在来線を行き来する様々な列車、上に目をやると伊丹空港から飛び立つ飛行機がよく見えるのでさほど退屈はしない。

しかし、次第に渋滞が酷くなる様子を見るに付け、やっぱり梅田まで出るべきだったかと少し後悔する。

18時20分発伊丹空港行きバス@新大阪バスがやってきたのは18時18分。出発の2分前である。それから、乗客を降ろして車内点検をし、漸く乗車できる。

考えると、平日の夕方に新御堂筋を経由して伊丹空港へ向かうバスほど、当てにならない乗り物は無いかもしれない。普通はそう思うだろう。だからこのバスは空いている。一人一人に2席が充てがわれても、まだ席は余っている。

結局、出発は約5分遅れ。

予想通り、新御堂筋は混雑しているが、渋滞と言うほどでも無い。並行する地下鉄?御堂筋線電車と抜きつ抜かれつ状態で、北へと進む。

千里IC小生、迂闊にも、乗車前に服用してしまったニコチンの効果で眠れない。ので、溜まってきた紀行文を片づけている。

気が付くと、いつの間にか中央環状線に入っている。ここも、交通量は多いが、程々に車は流れている。

18時55分に伊丹空港に到着。

回数券のチェックインを済ませ、2階に上がってセキュリティチェックを受ける。関空とは比べ物にならない位ゲートの数が多いので、順番待ちは無い。

そして、スカイスナックで夕食の(ノーブランドの)カツサンドを買い求め、2階のサクララウンジに入室する。

2階サクララウンジの風景周りは出張帰りのビジネスマンばかりである。大声で携帯電話で話している輩が居たが、クワイエットラウンジサービスと言うのを知らんのか? 前の誰かが睨み付けるのと同期して、小生も冷たい視線を浴びせてやった。

このように、2階のサクララウンジは、広いが雑然としており、小生は落ち着いた3階サクララウンジの方が好みなのだが、後10分少々で搭乗が開始されるので、我慢する。

明日の事を考えると、機内で絶対眠っておきたかったので、カツサンドをかじりながら睡眠薬をやや多めに服用。オレンジジュースで水分を補給して、サクララウンジを後にする。17番スポットには既に搭乗の列が出来ていた。

今宵の翼はJAL134便である。

19時30分発のこの便に搭乗するのは、小生、今回が全く初めてである。

搭乗するや、通路の端に立っているCAさんから、毛布と枕を奪うように受け取り自分の席に着く。早速、ベルトを締めて毛布を纏い、睡眠体制に入る。

なんと、離陸前に爆睡してしまったようで、気が付くと、ドリンクサービスの最中であった。名指しの挨拶があったかどうかは記憶にはないが、冷たいお茶を頂いて、しばらくすると再び記憶を失う。

流石に着陸の衝撃で起こされはしたが、その後また爆睡し、到着の喧噪でやっと目が覚めた。気が付いたときには、乗客は既に立ち上がっており、荷物を手に取っていた。

ぼんやりした頭で飛行機から降りて、バスチケットカウンターへトボトボ歩く。バスの出発時刻まで20分もあるので余裕である。

予定通り21時05分発京王八O子までのバスチケットを入手し、無料連絡バスで2タミへと向かう。

羽田2タミ空港バス乗り場ここのところ、JALばかりだったものだから、第2ターミナルに立つのは久しぶりである。

予定通り21時発のバスに乗車する。2タミではさほど混んではいなかったが、次の1タミで多くの乗客が乗り込んできた。平日にも関わらず、ビジネスマンよりは旅行客が多いのは意外な感じがする。

恐らく、出張帰りのビジネスマンは、途中から定期券を使うので、モノレールか京急を利用する人が多いのだろう。だから、羽田から郊外へ直行する空港バスには余り乗らないのかも知れない。

1タミで隣が埋まるが、小柄なオバサンなので問題は無し。

そして、首都高、中央道とも、さしたる渋滞もなく、22時過ぎには京王八O子に到着。

全行程着席が保証されていることを考えると、窮屈な新幹線&ラッシュのJRで東京へ戻った同僚にちょっと申し訳ない気がする。

贅沢かも知れないが、天候さえ許せば、やはり、飛行機での移動の方がコストパーフォーマンスが高いことを改めて実感した。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3連休前に大阪出張

2007-09-14 06:30:00 | JAL
DPラウンジの朝パン
往路:9月14日(金)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →伊丹空港 :JAL101便(J)
伊丹空港 →新大阪  :空港バス
新大阪  →     :快速米原行き

運賃:¥1,700+¥12,000+¥490

3連休前の金曜日、ラッキーな事に大阪出張が実現した。

この3連休には、元々、適当な便に先得が設定されていなかったので、4回回数券を使い金曜日のJAL187便を予約していた。回数券なのでキャンセルは可能。助かった。

今回は、朝10時までに到着すれば良いので、始発のJAL101便にするべきか、次のJAL103便にすべきか迷ったが、特割1の運賃が¥2,500も違う。結局、\12,000のJAL101便を使うことにする。

京王八O子4時30分発の空港バスで羽田へ向かう。昨夜も深夜まで仕事だったので、流石に起きるのが辛い。

にも関わらず、いつも通り、なぜかバスでは眠れず。

さて、首都高環状線で、突然、バスが停車した。

遠くにパトカーの音が聞こえる。恐らく、事故でもあったのだろう。これで完全に動きが止まったら非常に拙いのだが、トロトロ進んでいるので、一安心。恐らく、いつもより、15分~20分位遅れるだろうが、どれだけ遅くとも6時頃には到着するはずなので、それほど気にしない。

それよりも眠れない方が気になる。

暫くすると渋滞を抜けて、再び快調に走行する。そして、羽田1タミ到着は5時50分。予想通りである。

あと10分もすれば、新大和が開店する時刻だが、ダイヤモンドプレミアラウンジアドミッションカードの有効期限が後2週間と迫っているので、ここ暫くはこちらを優先することにする。

金曜日の朝ということで、小生同様、出張と思しきビジネスマンが多い。

しかし、中にはどう見ても20代の若者も居るが、どうやって入室資格を得たのか興味がある。人は見かけで判断すべきでは無いのだろうが。
9月のDPラウンジの朝のパンは、大納言パンとミルク

9月のラウンジパンは大納言豆パンクロワッサンである。大納言パンを2つ貰って、ミルクで流し込み、エスプレッソで締めると、伊丹行きJAL101便の搭乗開始時刻となる。忙しない。DPラウンジでまったりと、とは、程遠い。

出張が決まったのが、一週間前だったのだが、なんとか2人掛けクラスJ通路側席を予約できた。クラスJでも、4人掛けの中央だとちょっと辛いものがある。

機内では、少しは眠れた。が、睡眠充分とは言い難い。

伊丹到着後、ラウンジオーサカに寄って、しばし休憩後、新大阪行きの空港バスに乗り込む。空港バスは空いていたのだが、ここでも全く眠れず。睡眠薬の力を借りないと乗り物では眠れない体になってしまったのか? 

金曜日の出張は確かにラッキーなのだが、本日の会議は辛そうである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAL138便で快適帰京

2007-09-09 20:20:00 | JAL
蓬莱のシュウマイ
復路:9月9日(日)
天王寺 →伊丹空港 :空港バス
伊丹空港→羽田空港 :JAL138便(J)
羽田空港→調布   :空港バス
調布  →京王八O子:京王線急行
運賃:¥620+¥10,900+¥1,400+¥270

今週日曜日はJALで伊丹から帰京する。もちろん、バーゲンチケットで。伊丹経由の帰京は一ヶ月ぶりである。

理由は、関空発の定番JAL192便がMD81で運行されるため。どうも、クラスJでないと満足しない体になってしまったようである。

阪和線で天王寺へ出て、天王寺から18時45分の大阪伊丹空港行きのバスに乗車。なんと、バスには8人しか乗っていない。夏休みの反動だろうか?
ガラガラの空港バス車内

阪神高速は極めて順調で、20分ちょっとで伊丹空港に到着。速い!!

夕食を求めて、一度、ANA側、南の端まで歩いて、蓬莱でシュウマイ6個入りを購入。¥450也。その後、北タミへ戻って、チェックインを済ませ、サクララウンジ3Fへ。

いつもの席に座って、早速トマトジュースとシュウマイを頂こうとするのだが、なんと、辛子はあるが爪楊枝が無い。豚まんならともかく、シュウマイを手づかみで食べろと言うのか??

鞄の中をまさぐると、よりによってANAのロゴが入った箸が出てきた。いつぞや、SSPの朝食の時、使わなかったので記念にお持ち帰りした箸である。

サクララウンジで、ANAのロゴが入った箸を使うのは気が引けるが、これしか無いので仕方が無い。
蓬莱のシュウマイ、美味!

付け忘れか、デフォルトでも付いていないのか判然としないが、シュウマイは箸か爪楊枝が無いと食べることが出来ない。横浜シュウマイでも爪楊枝は付いている。テイクアウトする前提で暖めたものを買ったのだから、気を付けて欲しいものである。

しかし、このシュウマイ、これがまた旨い。パッケージは小さく見えるが、お腹は結構膨れ大満足。よって爪楊枝が無いのは許す。

このシュウマイはトマトジュースと一緒に食したが、相性は悪くは無い。ビールとなら更に相性は良さそうだが、小生には無関係である。

さて、今宵の翼はJAL138便である。

出発は、ほぼ定刻だったが、>ANA040便を先に滑走路へ送り出すためか、離陸までかなり待たされる。これはいつも通りである。

当便では、ドリンクサービス時にクラスJの全員に対して名指しのご挨拶があったようである。周りが全員JGCというのは、いくら何でもあり得ないと思うので、多分、対象は全員だったのだろう。

羽田到着は、いつも通り定刻10分遅れだが、南11番に到着。伊丹便は、JALであれANAであれ、中央付近に到着するので出口が近い。いつも思うが、これは大きなメリットである。

チケットカウンターで空港バスのチケットを入手。今宵は、前回のように21時55分の立川行きではなく、22時丁度の調布行きのバスに乗車することにする。

2タミへ回って始発から乗車しようとしたのだが、トイレを済ませると時間の余裕が無くなったので、結局1タミから乗車することにした。結果的には、これが大正解。なぜなら、22時の調布行きは2タミで満席になったので、1タミ始発を増便させたからである。お陰で、バスは空いており、余裕で2席占有できた。
調布で京王八O子行き急行に乗り継ぎ

途中、工事渋滞に引っかかったが、調布ではグッドタイミングで京王八O子行きの急行に乗り継ぎができ、23時過ぎに京王八O子に到着。連思いの外早く着いた。おまけに、京王八O子行急行は、調布で多くの乗客が相模原線に乗り換えるため、非常に空いているので、確実に着席できる。

JAL138便の時には、どうやら調布行きの空港バスに乗るのが良さそうである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟経由【後編】

2007-09-08 08:20:00 | JAL
JAL2240便@新潟空港
往路:9月8日(土)
八O子 →立川  :中央線快速
立川  →新宿  :中央線快速
新宿  →新潟  :ムーンライトえちご
新潟  →新潟空港:新潟空港バス
新潟空港→伊丹空港:JAL2240便
伊丹空港→伊丹  :伊丹市バス
伊丹  →大阪  :普通高槻行き
大阪  →    :関空/紀州路快速
運賃:¥1,890+¥510+青春18きっぷ1回分+¥370+¥12,760+¥200

【中編から】本来なら、新潟空港内をゆっくりと見て回りたいところだが、今回搭乗するJAL2240便は、8時20分発なので、あまり時間的余裕は無い。

直ぐにチェクインを行い、手荷物検査を受けて、出発ロビーで搭乗開始を待つ。
新潟空港新潟空港

新潟空港は、地方空港ではあるが、一応、国際空港である。何となく、松山空港と似たような雰囲気がある。

にもかかわらず、サクララウンジSignetも無い。唯、カードラウンジは、一応、存在するのだが、営業開始が8時30分からとなっており、残念ながら今回は利用できない。

だからこそ、せめて、朝食はホテルでバイキングと決め込んだ訳だが...
JAL2240便@新潟空港

ところで、JAL2240便のクラスJには空席があるとの事で、アップグレードを勧めるアナウンスがあった。東京-大阪便では余り考えられない事である。

搭乗開始8時5分に搭乗開始。

JAL2240便には、MD90が充当されている。前方には2+2のクラスJが18席ある。

ANAがよくやっている様に、混雑を避けるため、後方座席のお客様から機内へとご案内いたします。前方及びクラスJのお客様は、次のご案内まで暫くお待ち下さい。とアナウンスが流れた。

クラスJを後回しにするという発想は、ANAとは異なる。

しかし、早めにクラスJに座って、晒し者になるよりは良いような気もする。でも、今回に限って言えば、早く機内に入ってゆっくりしたい。

一般席はほぼ満席との事であるが、クラスJには空席が多く、小生の所も隣はいない。隣席ブロック状態で快適快適。
機内の様子

当機は、定刻8時20分に出発。

定時運行にご協力いただきありがとうございました。と、ここでも、まるでANAのようなアナウンスが流れる。同じ事を、なぜ、東京-大阪便でやらないのか、本当に不思議でならない。

離陸して急角度で上昇。雲の層に突入する直前に日本海が見えた。新潟空港は海沿いにあることを改めて認識する。そして程なく、高度9000mで水平飛行に入る。普段搭乗する東京-大阪便に比べて、かなり高空を飛行しているように思える。

今朝は雲が厚く地上の風景は何も見えない。北アルプスの山々も雲の中である。遠くに見える山のような物体は、雲だろうか、それとも中国大陸の山? 判然としない。
高度9000m

クラスJで爆睡暫くすると、ドリンクサービスが始まった。クラスJの乗客は10人程度なのだが、名指しのご挨拶は無し。路線によって流儀が変わるのか?? それとも、これもANAの真似をしているのか??

貰ったオレンジジュースを飲み干して、窓の外を眺めていると、漸く睡魔がやってきた。

そのまま着陸できるように、シートを起こし、毛布を被って熟睡体制に入ると直ぐに意識を失ったようである。そして、着陸の衝撃で目が覚める。新潟から伊丹まで、本当にあっという間だった。

ラウンジオーサカのエスプレッソいくら熟睡しても40分程度の睡眠では、眠気は抜けてはいないので、ラウンジオーサカで一服する。エスプレッソが美味しい。

本日分の青春18きっぷを有効活用するために、今朝は、市バスでJR伊丹駅に向かうことにした。伊丹市バスは、エコロジーのためか、動き出すまで冷房をオフにしているので、車内は無茶苦茶蒸し暑い。何もそこまで徹底する必要は無いと思うのだが。
JR伊丹駅

約20分で、JR伊丹駅に到着。

ここを訪れるのも、約20年ぶりで、かつて、単線でディーゼルカーが走っていた福知山線の面影は全く無い。

青春18きっぷで改札を潜り、やってきた普通高槻行きに乗り込み、例の事故現場を通過して、大阪駅に到着。

関空/紀州路快速ここで、腐れ縁の関空/紀州路快速に乗車して、堺の自宅へと向かう。

11時少し前に自宅に到着。

東京宅を出発して約13時間である。まぁ、なんとも物好きな事であるが、色々な体験が出来て、それなりに新鮮な旅であった。

こういう遠回りも、偶には良いものである。
【前編に戻る】【中編に戻る】

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟経由【中編】

2007-09-08 07:20:00 | 列車
新潟空港
往路:9月7日(金)
八O子 →立川  :中央線快速
立川  →新宿  :中央線快速
新宿  →新潟  :ムーンライトえちご
新潟  →新潟空港:新潟空港バス
新潟空港→伊丹空港:JAL2240便
伊丹空港→伊丹  :伊丹市バス
伊丹  →大阪  :普通高槻行き
大阪  →    :関空/紀州路快速
運賃:¥1,890+¥510+青春18きっぷ1回分+¥370+¥12,760+¥200

【前編から】色々と姿勢を変えるが、眠れないまま長岡に到着。ここから車内放送が再開される。

新潟到着まで、後、1時間以上あるのだが、次第に車内がざわついてくるので、もはや眠れたものではない。やはり、今回の夜行も睡眠不足確定。

開き直って、アイマスクを外して車窓を眺めることにする。

眠いのに眠れないというのは、辛いものであるが、明け行く風景をぼんやりとした眼でまんじりと眺めるもの夜行列車の醍醐味?とは言えなくも無い。

とうとう、終点の新潟に到着。
快速村上行き@新潟駅ムーンライトえちご@新潟駅

25年以上も昔に、青森から特急白鳥に乗って大阪へ帰る時に、新潟駅を経由したことがあったはずだが、既に、記憶は完全にかき消されている。

生まれて初めて降り立ったような気がしてならない。

大半の乗客は、ここで、ホーム向かい側の快速村上行きに乗り換えて、さらに北へと向かう。

村上での乗り換えを考慮して、快速村上行きの先頭車両に陣取るのが新潟での乗り換えテクニックらしい。新潟到着前に前の車両へ移動する乗客達が居たのはそのためだろう。ムーンライトながらで大垣到着直前に前の車両へ移動するのと同じ理由である。

もっとも、快速村上行き自体は、6両も繋いでいるので、それほど混み合うことは無さそうである。
新潟駅

当の小生は、ここで朝食を済ませ、バスで新潟空港へ向かう。

朝食と言っても、まだ5時にもなっていないので、空いている店など無い。それよりも少し、睡眠を補充しておきたかったので、青春18きっぷの日付スタンプを入れて貰い、改札を出て、在来線の待合室に入った。
新潟駅在来線待合室新潟駅在来線待合室

新潟駅の待合室は、冷暖房も完備しているし在来線の待合室としては、良い部類に属するが、改札外に設置されていることもあり、様々な人々が利用することになる。時間の経過とともに利用者が多くなってくると、騒がしくなるので、とても眠れたものでは無い。

結局、ここで眠るのを諦めて、しばらく、新潟駅周辺をうろついた後、自由通路を通って新幹線改札に回り、入場券を購入し、新幹線駅構内へ入ることにした。

殿様商売のJR東日本ではあるが、新幹線待合室は比較的充実している事は以前から知っていた。
新幹線待合いコーナー新幹線待合いコーナー

新潟駅の新幹線待合い室は、室では無くて待合いコーナーとでも言うべき感じで、予想とは少しかけ離れていたものの、先ほどの在来線待合室に比べると格段の違いである。

こんな事なら最初からここへ来れば良かった。

始発のMaxとき300号に合わせて、6時前から、コンビニ兼土産物屋や、ホームの立ち食いソバも開いている。
6時前から空いているNEWDAYS新幹線ホームの立ち食いソバ

せっかくなので、朝食をここで済ませても良かったのだが、今回の旅では、朝はお得なバイキングと決めている。中途半端な感じで、新幹線待合いコーナーで過ごして、入場券を改札に放り込んで、新潟駅を後にする。

さて、新潟駅周辺には、幾つかのビジネスホテルがあるのだが、駅に近く、6時台から営業しており、かつ外来者が利用可能な朝食バイキングレストランは、事前調査した限り、ここしか無かった。

レストラン”シャングリ・ラ”、6時40分から営業、場所は駅前の新潟東急イン2F、外来者も利用可能。お代は¥1,100也。
レストランシャングリラレストランシャングリラ

開店前から、多くの客がスタンバイしている中、6時40分丁度に扉が開き、入り口で現金を支払い、入店する。カードが使えないのが難点ではある。

トレイを手に取る前に、席をキープして、一通り料理を眺めるが、...

うーん、値段相応と言うか、平均的と言うか、可もなく不可もなくと言うか。質と言うよりは量で元を取る感じである。
レストランシャングリラの朝食バイキング。まぁこんなもんか。

残念ながら、小生は、昨晩は半分徹夜状態であるため、胃袋への収まりが悪い。元が取れたかどうか甚だ疑問であるが、無理をすると、機内で失態を招きかねない。

リムジンバス?乗り場ほどほどしてに、店を出て、7時20分発の空港行きバスに乗車する。

空港行きのリムジンバスと言っても、普通の低床式の路線バスと何ら変わりは無い。料金は先払い。事前に両替機で小銭を作っておかないといけない。

約25分、市内を走って、新潟空港に到着。平凡な田舎の風景であった。
約25分で新潟空港到着
新潟空港
【後編に続く】

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新潟経由【前編】

2007-09-07 23:35:00 | 列車
ムーンライトえちご@新宿
往路:9月7日(金)
八O子 →立川  :中央線快速
立川  →新宿  :中央線快速
新宿  →新潟  :ムーンライトえちご
新潟  →新潟空港:新潟空港バス
新潟空港→伊丹空港:JAL2240便
伊丹空港→伊丹  :伊丹市バス
伊丹  →大阪  :普通高槻行き
大阪  →    :関空/紀州路快速
運賃:¥1,890+¥510+青春18きっぷ1回分+¥370+¥12,760+¥200

今週末もバーゲンフェアウィークで、かつ、青春18きっぷ最後の週末でもある。

ほんのふとした思いつきで、小旅行?をしながら帰郷することを思い立った。

と、言っても、バーゲンフェア×青春18きっぷの有効活用、かつ土曜日の午前中には帰宅する。となると選択肢は極めて限られる。

ムーンライトながら+名鉄でセントレアに行って、そこから九州や松山経由で大阪入りすることも考えたのだが、飛行機の乗り継ぎをするとなると(修行じゃあるまいし)費用がバカににならない。

それに、折角なら、今まで行った事の無いところに立ち寄ってみたい。

土曜日の朝に羽田から小松で出て、小松から北陸線普通+新快速で大阪入りするルートは魅力的だったが、帰宅が遅くなってしまうのが難点である。

結局、夜行快速ムーンライトえちごで新潟へ出て、新潟からJALで伊丹へ戻るルートに決めた。
行程図

2ヶ月半も前の事である。

この時は、まさか、新潟が震災に遭遇するなど、夢にも思っていなかった。複雑な気持ちである。何はともあれ、一日も早い復興を祈るばかりである。


金曜日の夜、バタバタと旅行の準備をして、21時30分頃に出発。

昨夜の台風が嘘のように静まりかえってはいるが、所々に水たまりが残っている。もし、台風の通過が一日遅かったら、今回の旅はかなり厄介な事になっていたはずである。

例えば、ムーンライトえちごが運休して、新潟からのJAL2240便に乗り継げなかったり、あるいは、ムーンライトえちごで新潟にたどり着いたものの、飛行機が運休して、結局、東京へ戻って新幹線で帰郷、青春18きっぷが余ってしまい....と、色々な事態が想定される。

色々と数え切れない位、多くのトラブルに遭遇してはいるが、不思議と、台風の影響は受けたことは無い。2年前の夏、寝台特急北陸のソロで金沢経由で大阪入りした時にも、台風の一日後だった。

金曜日の夜に台風が来襲し、多くの人が空港で夜明かしした時も、土曜日早朝便を予約していたので影響は無かった。

台風来襲を辛うじてかわし、最終便で帰郷したこともあった。

そう言えば、台風でムーンライトながらが運休した時、偶々、夜行バスに空席があり難を逃れたこともあった。

こんな感じで、小生は、台風に関しては運がある方なのかも知れない。

台風は去ったが、週末の中央線は、相変わらず、トラブルの連続である。甲斐大泉で機関車故障のため、山梨県側が不通となっているらしい。また、総武線ポイント故障のため、三鷹~中野で運休となっている。

小生が乗る、東京方面上り快速列車は、一応動いてはいるものの、特急のダイヤの乱れの影響で、10分程度の遅れが見込まれているらしい。何でも特急は、3時間近く遅れているとのこと。

立川停車中に、当駅始発の快速を先発させるとのアナウンスがあり、急遽、乗り換える羽目になる。でも、向かい側ホームの電車なので、さほど問題は無い。

この快速も、トラブル時によくあるように、停車時間がやたらと長い。

結局、1時間近く掛かって新宿に到着。余裕時間をかなり食い潰してくれた。ホーム向かい側には、既に、ムーンライトえちごは入線していた。
ムーンライトえちご@新宿7番ホーム
ムーンライトえちご@新宿7番ホーム

早速、自分の号車に乗り込んで着席する。

台風の影響で、昨晩は運休となったムーンライトえちご、なんとなく車内がカビ臭い。

最初のアナウンスでは、当駅(定刻の)23時09分発車、ということであった。中央線のダイヤが乱れているのに冷たいなぁと思っていたら、2度目のアナウンスでは、中央線ダイヤ乱れの影響により、接続を取って、23時30分頃に発車すると訂正された。そして、高崎での停車時間を調整して回復させるので翌朝は定刻に到着する見込みである。とご丁寧に解説もあった。

まぁ、当然だろう。同じ、JR東日本管内の事故なのだから。

ところで、既に学生の夏休みは終わっているためか、小生の周りの平均年齢は非常に高い。少なくとも小生よりは5~10歳は上で、青春18きっぷと言っても、実際には、青春50きっぷと言っても良いくらいである。

乗客が増えるに連れて、かびの臭いオヤジの整髪料の臭いが混ざって、かなりの刺激臭である。これなら、女性専用車が設定されているのも無理もない気がする。

人の事を言えた義理か! いや、少なくとも、小生、整髪料は付けてはいない。それに、夜行列車や夜行バスに乗車する時には、原則、風呂に入って、汗を流してから乗るようにしているが、みなさん、如何されているのだろうか?
ムーンライトえちご車内ムーンライトえちご車内

臭いに鼻が慣れない内に、気が付くと、列車はホームを滑り出していた。

23時35分。終点新潟に向けて旅が始まる。

ところで、ムーンライトシリーズの夜行快速列車ではよくある事だが、指定券を持たずに乗り込む輩が必ず居る。手に指定券を持たずに、空いていそうな座席を探して、キョロキョロしながら通路を歩いていくので、一目でそれと分かる。

特に悪質なのは、帰宅のサラリーマン。多分、大宮か高崎まで乗車するのであろう。この列車は青春18きっぷでは乗車できても、定期券では乗車出来ない。通勤ライナーでは無いのである。車掌に見つかったら支払えば良いとでも思っているのだろうか?

ムーンライトえちご指定席券ここでも、指定券は全て売り切れです。指定券を持たないとご乗車にはなれません。とのアナウンスが響き渡る。

池袋を過ぎ、赤羽を通過し、漸く列車はスピードを上げる。

早く眠りに就きたいので、検札が来るのを心待ちに待っていたが、一度、足早に車掌が通り過ぎただけで、結局、検札は無いまま大宮に到着。隣のサラリーマン風の男が降りる。

大宮発車後、これを持ちまして、放送を一旦中断させていただきます。とアナウンスがあり、照明が少し暗くなった。といっても、急行能登のように暗闇になるわけでは無い。

減灯後の様子減灯後に検札は無いだろう。と踏んで、小生もアイマスクと耳栓を装備して眠りに就く。隣がいなくなったので快適、快適。

お休みなさい。

直ぐに眠りに就けたのは良いのだが、深い深い眠りの後、突然、目が覚めてしまう。多分、清水トンネルを通過中に。

下手に熟睡したため、これ以降、どうあがいても全く眠れない。

最近、どうも夜行列車では眠れない体になってしまったみたいである。この前のムーンライトながらでも眠れなかった。最近、早朝の空港バスでもなかなか眠れない。どうやら、これが忍び寄る齢というものだろうか? 疲れているはずなのに、眠れないという矛盾はどのようにしたら解決できるのか?

睡眠薬をその都度服用すれば、頭痛を招いてしまうし、本当に困ったものである。

おまけに、ムーンライトえちごのシート、乗り始めは、なかなか良さそうと思っていたが、暫くするととお尻が痛くなってきた。

座面が堅すぎるのである。

どうも、JR東日本のシートは、座面が堅くて小生の好みには合わない。最新の中央線電車でも東海道線電車でもそうである。座って仕事をするのには丁度良い堅さではあるが、長時間座って眠るには堅すぎる。

柔らかシートで酔っぱらいを熟睡させてしまうと、余分な仕事を抱え込んでしまうので、あえて眠らせないようにしている。と、いうのは勘ぐりすぎだろうか?

こんなことなら、ボロボロの急行能登のシートの方がずっとましである。

もし、次にムーンライトえちごに乗車する機会があるなら(多分、もう無いと思うが)小さな座布団の一つでも用意しておきたいものである。【中編に続く】

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サファイヤという名の低級会員

2007-09-02 21:05:00 | JAL
JAL192便=MD81@関空
復路:9月2日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL192便
羽田空港→京王八O子:空港バス

運賃:運賃:¥1,700+¥5,900(4,000分はIC)+¥780

バーゲンウィークの日曜日は、やはり、JALで関空経由の帰京となる。

今宵の翼は、いつものJAL192便である。

B767が充当される事が多かったのだが、今宵は日曜日のくせに、何故かMD81で運行される。従ってクラスJは無し。座席をチェックすると既に隣は埋まっている。どうか変な輩が来ませんように!!

いつもの関空快速で関空まで。最近にしては珍しく?定時運行されており、関空には、20時20分に到着。

空港から駅へと向かう人の流れに逆らって、JALカウンターへと急ぐ。
関西空港駅へ向かう人の流れ

スターフライヤーの就航準備が着々と進んでいる。通路寄りに設置された黒のディスプレイがかなり場所を取っている。ガランとしているだけに、やけに目立つ。スカイマークとはエライ違いである。
工事中のスターフライヤーのカウンタースターフライヤーのディスプレイ

スターフライヤーのディスプレイ運賃も安いし、シートやサービスも良さそうなので、是非ともスターフライヤーに試乗してみたいのだが、適当な時刻の出発便が無い。例えば、かつてのANA976便のスジで飛ばしてくれたらと思うが、5分後にJAL194便が1タミ、南ウィングへ到着するので、多分無理だろう。

かつてのスカイマークのように、ANAJALの隙間を縫って、20時頃の便があれば、まだ、利用価値はあるのだが。

空いている間に、セキュリティチェックを抜けて、関空CLUBカードのフライトポイントタッチを済ませ、サクララウンジへ入室。

バーゲンウィークではあるが、人の入り具合はいつも通り。

狭い狭いMD81で、眠って過ごすべく、おつまみをいただき睡眠薬を服用しながら紀行文を作成。

関空サクララウンジのインターネット事情は以前にも紹介したことがあったが、ANAはもちろんの事、楽天やGOOも接続不可、ところが、YAHOOやネットマイル等はOK。一体、どういう基準でブロックしているのか聞いてみたいものである。

MD81で運行されるときには、決まって、中央部22番ゲートからの出発なので、今宵は20時50分までラウンジで粘る。

JAL192便=MD81@関空キャンディを頂いて、ラウンジを退出し搭乗。搭乗開始から5分程度過ぎているので、通路渋滞は無し。毛布を掴んで機内へと進む。

小生の隣はお姉さまだったので、一安心。いつもこうなら、そんなに頻繁にクラスJには座らないのだが。

今宵の乗客は、お行儀が大変良いようで、定刻5分前には全員集合。

それなら直ぐに出発すれば良さそうなものだが、出発時刻の21時05分まで無駄に時間を過ごす。羽田空港の混雑を考えると、早く発ったからと言って、早く着く訳では無いのだから、それはそれで仕方が無いのだが。

出発待ちの間に、CAさんが、前方の客、何人かに挨拶をしている。

次に小生の所に来るかと思って、構えていたが、あらら、なんと、横を素通りして後ろの乗客の所へ行って挨拶をしている。

な・ん・で??

そういえば、1列目のJGC席に座っている乗客にも挨拶はしていなかったような...

そうか、JGCサファイヤ如きは沢山乗っている。そんな低級会員に一々挨拶などしていたら、仕事にならない。多分、プレミアかダイヤモンドでないと挨拶はしてくれないのだろう。

やるなJAL、 本当に特別扱いして欲しかったら、プレミアダイヤモンドになってみろということか。

とりわけ小生の少し前方に座っている乗客には、いやに丁寧な対応をしている。おまけに、満席にもかかわらず隣席ブロックして貰っているようである。

何者だろう? う・ら・や・ま・し・い!!

多分、CAさんによっても対応が異なるのだろうが、ここまで差を見せつけられると、卑屈になってくる。小生でもかつて、当便1Aに座った時に挨拶はあった。満席にもかかわらず、隣席が空席の時もあったのだが、あれは偶然だったのだろう。

まぁ、隣客が変な輩では無いなので、挨拶など、どうでも良い。

睡眠薬を服用した割には、眠れなかったため、ドリンクサービスを受けるが、ここでも挨拶は無い。

もっとも、思い返してみると、JAL192便がMD81で運行されている時に挨拶があったのは、後にも先にも一度きり、1Aに着席した時だけだった。ひょっとして、サファイヤが挨拶して貰えるのは、JGC席に座っている時だけなのだろうか?? 基準など、あって無いようなものであると、聞いたことはあるが。

ドリンクサービスの後、目を閉じて頭を休めようとするが、変に冴えてきて、眠れない。しかし、降下体制に入ってから、ほんの少しだけ眠ったような気がする。

22時10分に当機は、C滑走路に着陸。そして、珍しく、定刻少し前に到着した。


今宵は、札幌からの便が少し遅れているようで、通路は比較的空いている。走ることなく、高尾行き空港バスのチケットを入手できたのは何カ月ぶりの事か。

バスは、微妙な混み具合で、小生含め後方座席の一人旅の乗客にはなんとか2席があてがわれたようである。

首都高は工事のため渋滞とのアナウンスがあったが、幸い、たいして混んではおらず、中央道に抜ける。

そして、京王八O子到着は23時30分過ぎ。結局、渋滞の影響は皆無であった。なんだかんだと言っても、ベストモードでの帰京である。

ただがサファイヤ、されどサファイヤ。つまらない特権意識など持っているから、卑屈にもなってしまうのである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAL173便で過ごす優雅な時間

2007-09-01 06:43:00 | JAL
雲上富士
往路:9月1日(土)
京王八O子→羽田空港 :空港バス
羽田空港 →関西空港 :JAL173便(J)
関西空港 →     :関空快速天王寺行き
運賃:¥1,700+¥5,900(4,000分はIC)+¥780

夏休み最後の週末。やはり、赤い翼で大阪へ戻る。

バーゲンチケットが設定されているので安く帰ることができるのが嬉しい。青春18きっぷも1回分余っているのだが、それはそれで、別途、用途を考えている。

京王八O子空港バス停留所4時30分、いつもの京王八O子から、半夜行バスで羽田へ向かう。

今朝は、絶対、バスで眠りたいので、東京宅を発つ直前に、睡眠薬を服用。歩いている間にだんだんと薬が効いてきて、バス停に到着する頃には、かなり眠くなってきた。

ところで、京王八O子バスターミナルが廃止されて、路上のバス停から空港バスが発着するようになってから、整列乗車が乱れてきた。という苦言を呈したことがあったが、知らない間に、歩道上に白線が引かれていた

この線に沿って並べということだろうが、屋根も無いバス停なので、雨の日は非常に困る。路線バスのバス停ですら屋根があるのだから、もうちょっとマトモな設備を設けるべきだろう。

やはり、バスは、全くの空気輸送状態。

予定通りである。いつもの席に陣取りフルリクライニングする。着席後、早速、耳栓とアイマスクを装備して、睡眠体制へ。中央高速に入って、日野バス停を過ぎたあたりから、気持ちよくなり意識を失う。睡眠薬の効果覿面である。

そして、羽田到着のアナウンスで起こされる。うーん、折角熟睡できたのだから、もうちょっと眠っていたかった。

羽田到着は5時30分。いつもより5分ばかり早い。

今朝はJMBたび倶楽部で貰ったアップグレード券を使うので、JGCカウンターでチェックインを済ませ、マーケットプレイス3階に上がり、ソファーのあるオープンスペースで紀行文の作成を開始。新大和が開店する6時までゆっくりと過ごす。
マーケットプレイス3F、ソファーのあるオープンスペース

ここは、知る人ぞ知る穴場的存在。場所は、1タミの丁度真ん中、ペンブティック南青山とアンティーク玩具、童心の間にある。

6時少し前に2階に降りて、お馴染みの新大和へと向かう。

既に9月になったにも関わらず羽田空港は混んでいる。開店前の新大和の前にも、人だかりが出来ている。

6時丁度に扉が開き、ぞろぞろと入店、いつものメニュー朝和食をオーダーする。美味しくいただいて、速やかに退出し、ダイヤモンドプレミアラウンジへ急ぐ。

DPラウンジのアドミッションカードの期限は9月末までだから、今の間に使い倒しておかないと。

それにしても人が多い。
一般保安検査場はかなり混雑

小生はDPラウンジカードの御利益で、全く、並ばすにチェックを受けることができたのだが、もし、このカードが無かったらと考えると、...夏の朝は、上級会員専用保安検査場のあるANAを選んだ方が正解なのだろう。もっとも、来年もDPラウンジカードを貰えるのであれば、話は別であるが。

DPラウンジでは、食後のデザートとして、大納言豆パンとミルクを頂くことにする。
ダイヤモンドプレミアラウンジ今朝のパンは大納言豆パン、凄く美味しい!

大納言豆パン、あっさりとした甘みで非常に美味しいが、一応、2つで我慢しておく。

21番ゲート付近パンを食べ終わると既に6時30分。間もなく登場が開始時刻となる。ラウンジを出て、21番ゲートへと急ぐ。

今朝もJAL173便は、B767、クラスJは草臥れた旧スーパーシートである。Y席の中央列には、いくつか空きがあったようだが、その他はクラスJも含めて席は埋まっている。

機内の様子当便は、定刻6時45分に出発、なぜか、C滑走路まで遠征し、いつの間にかAIR DO機の背後を走行していた。

そして、離陸。

この浮游感がたまらない。このまま、再び眠ろうと思ったが、ふと、外を見ると、上空は比較的天気が良い。向こうの方に富士山が見えたので、リクライニングを少し上げて、景色を眺めることにする。
地肌が見える富士山

そう言えば、ここ暫く、機上の風景を眺めていない。

ドリンクサービス頂いた珈琲を頂き、ぼんやりとした頭で、ゆったりと心の垢を洗い流す。優雅な時間が流れていく。
知多半島とセントレア

そして、ふと、我に返ると、既に降下が始まっていた。シートを起こし、目を閉じてしばし休息を。何となく、降下角度がいつもより大きく感じるのは気のせいか。

気圧の変動とエンジン音を敏感にキャッチして、そろそろ着陸だなと思った頃、案の定着陸した。羽田は雲が厚かったが大阪は晴れている。
関空に到着

所定の26番ゲートに定刻3分前に到着。羽田C滑走路から離陸した割には、到着が早い。ダッシュすれば8時8分の関空快速に乗れなくも無かったが、疲れているので、途中、完成間近いスターフライヤーのカウンタースカイフェスタin関空会場を横目で見ながらJRの駅までゆっくりと歩く。
工事中のSFJカウンター

関空快速

そして、32分発の関空快速で帰宅。

バスで1時間程度眠った位では、流石に睡眠不足は解消されてはいないけれども、雲上での優雅な時間は、それにも増して得難いものを感じた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PR