復路:9月30日(日) →和泉府中:紀州路快速 和泉府中→関西空港:関空特急はるか57号 関西空港→羽田空港:JAL194便(J) 羽田空港→浜松町 :東京モノレール 浜松町 →東京 :京浜東北線 東京 →八O子 :中央線快速 運賃:運賃:¥1,510+¥15,900+¥960
9月最後の週末。運動会のために帰京したが、結局、雨のため順延。これだと、一体何のために帰ったのか分からなくなる。一応、嫁ハンにビデオカメラの使い方を伝授して、後を託すことにする。
いつもより約1時間遅く、20時15分に自宅を出発。出発間際がバタバタするのは、いつもと変わらない。
最寄り駅から紀州路快速に乗車し和泉府中で下車。ここで、次発の関空特急はるかに乗ろうか、次次発の関空快速に乗ろうか少し迷ったが、結局、はるかに乗ってしまった。偶には良いだろう。
相変わらず空いている。3点チャイムを聞くのも久しぶりである。
りんくうタウン通過直前に、ラピードを抜かして、終点関西空港駅に到着。
間もなく、一つ前のJAL192便が出発する時刻である。このころになると、流石に人は少なくなってくる。閑散とした空港内でチェックインを済ませ、セキュリティチェックを抜け、フライトポイントタッチを済ませ、サクララウンジを訪問。
時刻は1時間遅くとも、やることに変わりは無い。
ここに居るのは最終便の乗客ばかりのはずなのだが、ラウンジは意外と混んでいる。最終便のJGC率は比較的高いということか?
今回、どれだけ乗り継ぎがうまく行っても、到着は深夜になるので、予め眠っておくために睡眠薬を服用しておくことにする。
今宵の翼はJAL194便である。
羽田行きの最終便。当便に搭乗するのも久しぶりである。JAL194便の到着が遅れると、非常に辛い思いをすることになりかねないので、今までは、たとえ空席があっても避けてきた。今回は、一日のみの滞在ということもあって、敢えてこの便を選択。滞在時間を少しでも延ばすためである。
出発は、24番ゲートなのだが、少し早めに出発口へ行って機影を眺めることにする。流石に、B777だけあって、デカイ。
機材はB777-200、当便には旧JASのグルグル7が充当されているらしい。
そして、今回、初めて、旧JASのスーパーシートに座ることになる。噂によると、B777のサイズで2+2+2のシート配列なので、言わば、国内線Fクラス並の広さと言うことになるのだが,...。
早めに搭乗して、シートの立派さにびっくり。たった12席しか無いので、これはお値打ち。また、そのフカフカ感たるや感動モノである。
惜しむらくは、最前席だと、足を思いっきり伸ばすと、壁に当たってしまいそうになること位か。2列目なら、後ろに壁がある(壁の後ろもやっぱりクラスJなのだが)こともあって、理想的である。しかし、元々今回は帰郷するつもりではなかったので、予約が遅れてしまい、残念ながら1列目しか取れなかった。
座り心地の良さと、睡眠薬の効果が相まって、離陸途中に眠りに落ちる。
どうやら、変な夢を見ていたようである。既に記憶が随分曖昧になっているが、はるかで寝過ごした夢を見たような気がする。ヤバイと思って、目を覚ますと、まさにドリンクサービスが始まろうとしている所であった。
まさか一番とは思っていなかったものだから、”**様、いつもご搭乗ありがとうございます。お飲物は...”と不意を突かれて一発で目が覚めてしまった。
とりあえず、冷たいお茶を貰い、一息つく。
運動会が中止になったものだから、昼は昼で、昼寝をした上に、40分程、熟睡したので、元気になった。
そうこうしている内に、リクライニングを操作する間もなく着陸態勢に入る。定刻に出発したこともあって、この分だと羽田到着も遅れることは無さそうである。
23時15分頃、羽田空港に着陸。
どうやらA滑走路らしい。駐機まではあまり時間は掛からず、定刻2分前に到着。立派立派。
おまけに、中央付近の9番スポットに入ったので、出口は近い。一本前のJAL192便に比べると、移動距離は断然短い。
80%以上の確率で定時運行してくれるなら、JAL194便をいつもの翼にするのだが、何度も痛い目に遭ったことを考えると今一つ信頼を寄せることが出来ないでいる。
久しぶりに、山手線内割引きっぷを使って、東京モノレールに乗車する。23時28分発の区間快速に間に合えば、八O子到着は25時01分になる。
但し、浜松町の乗り換えはダッシュである。
執着のアナウンスのあわせて、席を立って、扉の近くにすり寄って、スタンバイする。扉が開くや一目散に、エスカレータを駆け下り、改札を2つ抜けて、階段を駆け下りて、23時50分発の京浜東北線を捕まえる。乗り換え時間は2分だから必死である。
そして、東京では、中央線の長大エスカレータを駆け上がり、24時01分の高尾行き最終の快速に乗車。
後は、座して待つだけで八O子に到着する。
しかし、やはり、新宿で酔っぱらい集団が隣に座り、五月蠅い五月蠅い。小生、ヘッドフォンステレオのボリュームを上げて対抗するが、やはり、五月蠅い。
これだから、夜の中央線は避けたいのである。
吉祥寺あたりまでくれば、かなり閑散となるので、酔っぱらいを避けて座り直す。ようやく落ち着いて、紀行文作成に専念できるようになった。
集中して文書を作成していると、あっという間に八O子に到着してしまう。時刻は定刻の25時01分。
外は小雨、久しぶりにタクシーで帰宅し、到着は25時15分となった。
JAL194便、偶に乗ると新鮮だが、やはり、いつもの翼にするのは躊躇してしまう。もう少し頻度を上げても良いとは思うのだが。