往路:12月27日(土) 豊田 →新宿 :中央線各停 新宿 →品川 :山手線 品川 →羽田空港:羽田空港行き急行 羽田空港→関西空港:ANA141便 関西空港→和泉府中:関空快速 和泉府中→ :阪和線各停 運賃:¥780+¥300+¥13,100+¥690+¥160
いよいよ、2008年最後の帰省旅行である。
色々あったが、東京-大阪を航空機で移動し続けた1年であった。移動そのものだけでは無く、移動に伴う様々な付帯サービスを考えると、今は航空機の利用が一番と思っている。
景気動向を考えると、何時まで継続できるのかは全く不透明なのだが。
京王八O子発4時30分の空港バスは、一日前の時点で満席につき予約不可。珍しい事もあるものだ。尤も、予約状況が○状態でなければ、空席だらけの状態でなければ、¥1,700も払ってこのバスに乗車する意義は無いと思っているので、今朝は鉄道で羽田へ向かうことにする。
早朝3時40分に起床。
昨夜就寝したのは、2時前なので良く起きる事が出来たものだ。と我ながら感心する。
3時55分に東京宅を出発し、冷たい朝の道を中央線豊田駅まで歩き通す。時折、後ろを振り返り、タクシーが来ないかチェックするが、こう言う時に限って、通る車は乗用車ばかり。
そのうち、駅前通りまで来てしまったので、タクシーは諦める。
豊田発4時28分の中央線始発列車に乗車。
寒い冬の早朝だけあって列車は空いている。連結部近くの席に着席する。横浜線の始発列車は車内が無茶苦茶冷えており、冬場は風邪をひきそうになる程であるが、中央線の始発列車は、新型車両と言うこともあってか、それほど冷たくは感じない。
もちろん、車内は混んでいる筈もなく、ガラガラ。流石に、ロングシートの列車内ではアイマスクを装着するのは気が退けるので、このままの状態で眠ろうと努力する。
列車は、立川、国分寺,...と停車する毎に乗客は増えていくが、3席に2人乗車状態で進んでいく。が、予想通り眠れない。
眠れないまま、新宿に到着して、ここで山手線に乗り換える。
大抵は、中央線(総武線)各駅停車と山手線とは連絡しているのであるが、この時間帯は、それぞれバラバラに運行されており、冷えきった新宿駅ホームで電車の到着を待つことになる。
それにしても、ホーム上には沢山の乗客が居る。時刻は5時を少し廻ったばかりなのに、まるで、通勤時間帯のような混雑を呈している。
恐らく、昨夜飲み明かして、早朝の電車で自宅へ戻る人々が多いのだろう。ホームには酒臭い空気がプンプンしている。
漸くやってきた山手線は、Tポイントのラッピングカー。
新宿で沢山の人々を吐き出し、また、沢山の人々を飲み込む。小生もその一人、全くもって午前5時の光景とは思えない。
ところで、Tポイントカーだけあって、広告はTポイント一色。モニターを眺めているだけで色々勉強になった。例えば、ENEOSのガソリンスタンドでTポイントが貯まるのは知らなかった。等々。
- しかし、後日、実際にENEOSのスタンドで(提携の)ANAカードで決済し、同時にTポイントカードも提示してダブルにポイントを貯めようとしたが、見事に拒絶された。Tポイントが貯まるかどうかは、クレジットカードとの組み合わせに依存するとの事であった。
ここで、ANA141便eチケットのプリントアウトを見せて、羽得2枚きっぷを購入。1枚は今回、残り1枚は正月明けの帰京で使う予定。
5時52分の快特に乗車する予定だったが、5時40分発の急行羽田空港行きが入線してきたものだから、急いで改札を抜けて乗車する。
なんとか、空席を見つけて着席し、パソコンを開いて、紀行文作成を開始。
羽田空港には、6時02分に到着。
帰省ラッシュ最中、第2ターミナルは怒濤の混雑である。
19番カウンターですら約20人待ち状態。こんな状態で、出来れば、カウンターに立ち寄る事は考えない方が良いのだろうか?
反面、20人も待たせるなら19番カウンターの意味は無いのでは? と思ってしまう。年末年始は混雑するのは分かっているのだから、ANAはカウンターの係員の数を増やすなどの対策を講じているのだろうか??
一般の保安検査場は長蛇の列だが、プレミアム保安検査場は空いている。殆ど待つ事無く通過して、ANAラウンジ本館へ。
空港の混雑をよそに、ここは別世界のように空いている。
窓際に立って、夜明け前の風景に暫し目をやる。
そして、ミルクと持参したパンで軽く朝食とする。
本当は、クッキーが欲しかったので方々探したが何故か見あたらない。直ぐに無くなってしまうため、出し惜しみをしているのだろうか??
ANA141便は、今朝も69番から出発。遠い遠い南ピア岬の先端なので、7時前にラウンジを後にする。
途中、ANAラウンジ南を経由して睡眠薬を服用。爆睡移動に備えておく。
そして、69番搭乗口に到着したのは、7時10分。既に一般の搭乗が始まっていた。
今朝も、ANA141便には、B767 CLUB ANA Asia仕様機材が充当されているため快適至極。
2-1-2の座席配列で、プレミアムクラス並かそれ以上のスペースである。
離陸後、睡眠薬の力と心地よい揺れに身を任せて爆睡を始める。
ドリンクサービスで目覚めて、寝ぼけた頭でぽんかんフルーティを貰う。窓の外に目を向けると浜名湖が見えた。
太陽の光が眩しいので、シェードを半分だけ閉じる。紀伊半島には、半分位雲が懸かっている様である。眼下に、山肌は見ることが出来ない。
その後、目を閉じてじっとしていると、再び睡魔がやってきて意識を失う。睡眠薬の量が適当だった様である。
気が付くと関空の滑走路が見えた。あっという間に着陸した。今朝は、向かい風の影響で、到着が遅れたらしい。たしかに、夢心地で揺れを感じていた。
到着は何時も通り26番スポットなので、出口まで遠い。フライトポイントタッチをすると、102Pと表示される。早くも100ポイントを超えた。
関空では、比叡に立ち寄ってニコチンを補給する。帰省ラッシュの真っ最中ではあるが、ここは思ったよりも空いていた。恐らく、これから昼に向かって徐々に混雑するのだろうが。
比叡に30分ほど滞在し、9時26分の関空快速に乗車するためにJRの駅へ。
ところが、定刻になっても列車は来ない。
暫くすると、”本日阪和線内、地震の、~ゴニョゴニョ~、で次の関空快速は約9分遅れて運行しており、只今、りんくうタウン駅を発車し、....”とアナウンスが入る。
相変わらず、ええかげんなアナウンスで、~ゴニョゴニョ~の部分が聞き取れない。地震がどうしたのか?でも、南海は、平常通り運行している様子であるが,....
アナウンス通り、9時26分発の関空快速は、9分遅れでホームに入ってきた。信号が替わり次第直ぐに発車するらしい。遅れているためか、車掌の声は興奮しているような感じがした。
関空を発車後、車掌のアナウンスが入る。
”本日、阪和線内で地震計が作動し、安全点検していたため列車が遅れている”との事。しかし、日根野で前に4両繋いで発車する時には、”本日、京阪神地方は地震の影響で...”という表現に変わった。
一体どういうこと?? 地震があったの??
そして、次のアナウンスでは、”本日、関西地方で地震計が作動したため....”と更に表現が変貌を遂げた。
恐らく、”京阪神のJR線で地震計が誤作動した影響で、ダイヤが乱れている”という事だろうと、推測はつくが、なぜ正確な情報をしゃべれないのか? と言いたい。
因みに、
8時56分頃、地震情報早期伝達システムが動作したため、京阪神の各線で列車の運転を一時見合わせ状況を確認しましたが、地震がなかったことを確認し、順次運転を再開したというのが正解。
今朝は、和泉府中で各停に乗り換えて、富木で降りる。
というのも、ファンくるで、アリオ鳳にあるぼてぢゅう屋台のモニターに当選したので、帰路立ち寄る事にしたからである。
ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムであり、小生も何度かお世話になっている。
特に、飲食代金が30%~50%バックされるので、小生の様に頻繁に移動する者にとっては重宝している。
登録は、以下のバナーから可能。
ぼてぢゅうは何度かモニターになっているが、今回は、おむソバ¥700を注文。空いていたせいもあって、焼き上がるまでにそれほど時間は掛からなかった。
また、お味の方は、...非常に美味しい。
ヤキソバを玉子で捲いて、マヨネーズとケチャップを掛けただけだが、これほど美味しいとは予想していなかった。スーパーの軽食と言ってしまうと、値段はやや高めではあるが、美味しい分、充分お得である。
満足して、アリオ鳳を後にする。
食後、腹ごなしのために、一駅分歩いて鳳駅から再び阪和線に乗車。自宅へ戻る。
6年目に入った東京-大阪の旅。
結局、今年は東海道新幹線は利用しなかった。そして、ブロンズ止まりのつもりだったANAは、キャンペーンに乗せられてしまい今回のフライトをもって50,000Pを越え、プラチナを維持できることになった。
だからといってどうって事は無いが。
来年、環境がどのように変化するか予断を許さないが、単身赴任が続く限り航空機を多用して旅を続けるだろう。
偶には鉄道も使うだろうが、何度も何度も往復する以上、お得で快適な移動手段として、これに勝るものは無いと思っている。