復路:11月27日(日) 鳳 →関空空港:関空快速 関西空港→羽田空港:ANA976便 羽田空港→浜松町 :東京モノレール 浜松町 →新宿 :山手線 新宿 →八王子 :中央線快速 運賃:¥11,240
帰京のときは、さすがに翌日の仕事への影響が気になるので、3週連続の夜行は避けて、マトモな方法で帰ることにする。とは言っても、かわいい子供達とは、日曜日の夜できるだけ一緒にいたい。そこで、
今宵の翼は、ANA976便である。
特割1+チケットレスで¥9,500、スカイマークよりも安い。予約のタイミングが悪かったためか、3列シートの真ん中しか取れなかったが、せめてもの救いは、非常口近くの足元の広い席がとれたことである。隣客が着席するときにも席を立つ必要がない。
いつもと違って、今宵の機材はB373-500となっており、座席は、隣との間隔が若干狭いように感じる。特に今回のフライトでは両側ともムサイ男に挟まれている(お互い様)ので、一層その感が強い。
3列シートとはいうものの、どこかの新幹線とは違って、センターアームがあるので自分の領域は明確であり、隣客との接触は最小限にできる。それに、ただが1時間のフライトである。東京~八王子の移動時間とさほど変わらない。
それよりも、前方で蓬莱のぶたまんを食している不届き者がいるようで、機内にその匂いが充満している。別に食事をするなとは言わないが、狭いキャビンゆえ、ぶたまんの類は避けて欲しい。
航行途中、管制官からの減速指示により、羽田到着が約5分遅れる旨アナウンスがあったが、結果的には、23時10分、定刻に到着した。いつもながらお見事である。この時間帯になると、乗替え連絡は綱渡りである。定時運行ほどありがたいサービスはない。
羽田空港に到着し、ベルトサインが消えるやいなや、事情を知っている乗客は一勢に立ちあがり通路に並ぶ。このタイミングが重要である。そんな中、よほど先を急ぐのか、50がらみのおっさんが、すいません~と言って割り込んで前に行こうとするが、すでに通路には人の塊ができており、前には行けない。急いでいるのは貴方だけではないのだから、素直に順番を待ちなさい。と、声に出しては言わなかったが、コートと鞄でブロックして、ボディランゲージで申し上げたつもりである。
それでもあきらめ切れないのか、私の背後を押すが、いくら、押されても前が動かないのだからどうしようもない。それよりも、背後から体を密着させるものだから気持ちの悪いことこの上ない。幸い、しばらくすると、前に行くのをあきらめてくれたのだが、痴漢に遭った女性の気持ちが少しは分かったような気がした。
その後、東京モノレール、JR東日本と乗り継いで、予定通り25時20分に東京宅に到着。自宅を出てから5時間弱である。非常に堅実な帰京であった。