東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ダイヤモンドプレミアラウンジへの招待状

2007-01-28 21:05:00 | JAL
JAL1320便@関空
復路:1月28日(日)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→京王八王子:空港バス

運賃:¥780 +¥9,500(バーゲン)+¥1,700

1月最後の帰京の旅はJALで締める。バーゲンチケットを入手しているのは言うまでも無い。

JALバーゲンANA超割と同様に先行予約制になっている。従来は、先行予約枠がかなり制限されていたので、実際には、一般予約時に申し込むことになるのが常であった。

しかし、今回、意外にも目標のJAL1320便が比較的簡単に取れてしまった。何か、JAL内で方針変更があったのだろうか?

ANA修行中にもかかわらずJALを選んだのは、ダイヤモンド・プレミアラウンジキャンペーンで、9月~1月の搭乗回数が35回に達すると期間限定でダイヤモンドプレミアラウンジが利用(試用)できるカードが貰えるからである。

ダイヤモンドプレミアラウンジ。凄く豪奢な名称であるが、どのような物か是非覗いて見たいと思っていた。

今回、予定通りJALに乗ればキャンペーン該当者になり、4月から9月までの半年間、ダイヤモンドプレミアラウンジを使うことができる。もう1月も終わりである。後が無い。トラブルが無いことを祈っていた。

ラウンジ比叡の入り口。この向こうには何があるのか?? ANAのCAさんの集団がこの向こうの通路からやってきたが。
いつもの関空快速で関空まで。ダイヤの乱れの情報は無かったが、今宵の関空快速は案外混雑している。

そして、先行する各停を抜いた和泉府中からの迫力ある走行ぶりは感動モノである。時速130kmは軽く出ているのだろう。車体が左右に揺れる揺れる。

関空には無事に定刻に到着し、何時も通り、カードラウンジ経由で搭乗口へ。

JAL1320便今宵の翼はJAL1320便である。

季節風が強く、強い揺れが予想されるとのこと。ベルトサインが消えない可能性があることを告げられる。

出発15分前に搭乗開始。搭乗時、ドリンクサービスが無い可能性があるので、キャンディを持っていって下さい。と促される。

22番搭乗口付近幸いにも、満席の割には乗客全員揃うのが早く、定刻に出発。

予報通り、大きく揺れながら上昇。上空に達しても、揺れはなかなか治まらない。

ところが、浜松あたり?で、嘘のように揺れが治まり、ベルトサインが消えて、忙しなくドリンクサービスが始まるが、直ぐに、ベルトサインが再び点灯するので全員には行き渡らないとの断りが入る。

第2滑走路オープンの広報ビデオ前方席に陣取っている小生は、久しぶりのJALなので、スカイタイムを所望。なんか、投げるように飲み物を配っている感じ。まぁ、天候が天候なので仕方が無い。

その後、操縦席から機長アナウンス、”...揺れが予想...”と言った瞬間、偶然、大きな揺れがやってきて、ドリンクサービスは一旦中止。ワゴンを置いたままCAさん達も急いで避難し着席する。

その後、揺れが少し治まった隙にワゴンを引き上げて、結局、先頭の7列くらいでサービスは終了。

こんな感じで揺れが続く中、羽田空港に到着。

到着は約5分遅れたが、まだ、22時20分、これなら、30分発の八O子経由高尾行き空港バスに間に合うはず。

汗を掻かない程度に軽く走ってチケットを購入し、バス乗り場へ急ぐが、出発まで3分程度の余裕があった。と、言うことは、北ウィングからでも7分あれば、バスに間に合うということである。

首都高、中央道とも流れはスムースで、23時25分に京王八O子バスターミナルに到着。堺市内の自宅玄関からここまでたった4時間である。速い!! これだけ速いと飛行機の値打ちがある。

ここからタクシーに乗れば、新記録達成も可能ではあったが、健康のため20分程歩いて帰宅する。

今回で、昨年9月からのJAL搭乗回数は丁度35回。辛うじて、ダイヤモンドプレミアラウンジへの招待状が貰えることになった。楽しみが一つ増えた。



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絢爛豪華に帰京できるはずが...

2007-01-22 21:20:00 | ANA
はるかグリーン席
復路:1月22日(月)
新大阪  →関西空港 :はるか55号(グリーン)
関西空港 →羽田空港 :ANA150便
羽田空港 →聖跡桜ヶ丘:空港バス
聖跡桜ヶ丘→京王八O子:京王線急行
運賃:¥2,680(e割)+¥11,150+¥1,500+¥160

ラッキーな事に、月曜日は在阪の事業所へ出張であった。新幹線で帰京する同僚達を巧く捲いて、一人、関西空港へと向かう。

新大阪駅はるかホーム待合室新大阪に出て、ここで特急はるかに乗車する。11番線には、綺麗な待合いコーナーがあり、そこで列車到着を待つ。平日ということもあって、流石に11/12番ホームは空いている。

そりゃそうだろう。既に時刻は20時前、関空から出発する国内線は羽田行きしか残っていない。この時間に新大阪に居て、東京へ帰るのなら、普通は新幹線を使うのだろう。

グリーン車利用券 上がお客様携行用、下が係員提出用、期限が3ヶ月しかない!!今回の旅のために、今まで貯めたJ-WESTポイントの内、3000P分をグリーン車利用券(2回分)に変更しておいた。1P≒1円相当と考えられるので、本来のグリーン料金(¥2,390)を考えると、このアップグレード券はお得と思うが、如何せん、手続きが非常に面倒である。

まず、おでかけネットで交換を申し込む。すると、約2週間程度でグリーン車利用券が送られてくる。使用期限がたった3ヶ月と短かく、この期間内に使わないと無効になってしまうので、申し込み時に注意が必要である。

はるかグリーン特急券に変更もちろん、グリーン車利用券だけでは、グリーン車には乗れないので、別途、料金を払って、乗車する特急のe割きっぷ(普通指定券+乗車券)を購入する必要がある。これも同じく、おでかけネットで購入し、駅の券売機で発券する必要がある。

e割きっぷを受け取った後、今度は駅のみどりの窓口でグリーン車利用券を出して、同じ列車のグリーン車特急券に変更してもらう。

とまぁこんな感じで、書くだけでも草臥れてしまう程である。

最新の自動券売機:ICOCAで新幹線きっぷが買えるせっかく、優秀な自動券売機を設置しているのなら、JALのように簡単にアップグレードできるように工夫は無いものか?? JRの中では先進的な?サービスを提供するJR西日本なら出来るのでは?

幸い、今宵は、アーバンネットワークは定時運行されているようで、定刻に、はるかは到着。(しかし、同じ日に大阪入りされたhoki2000さんのブログを読むと、この後、人身事故があったようである。危なかった...)
いそいそと、最後尾のグリーン車に乗り込む。

やはり、予想通り乗客はだれも居ない。グリーン車、小生の貸し切り車両である。

はるか55号は新大阪駅を出発後、関西空港に向けて貨物線に入る。直ぐに、車掌がやってきて検札終了。前のシートを回転させて、ベッドを作り足を投げ出す。

うーん、さすが高価なグリーン料金だけあって快適快適。ラピードのスーパーシートも素晴らしいが、シートの高級感は、はるかの方がはるかに上のように思われる。例えて言うと、はるかは国際線、ラピードは国内線という感じか。
はるかグリーン席はるかグリーン席
天王寺で、まさかの乗客が1名搭乗。こんな遅い時間にはるかグリーンに乗る物好きは小生だけかと思っていたのだが...

その後、完全に沈没。ほぼ、水平に眠れたので非常に楽であった。はず。

関空ラウンジ比叡日根野で目覚める。なんか頭痛がする。うーん、連夜の睡眠不足が祟って、風邪を引いてしまったようである。

関空到着後、いつものカードラウンジで休憩するが、だんだんと頭痛が酷くなる。

出発時刻が迫ってきたので、ラウンジを出て、セキュリティチェック、フライトポイント端末を経由して、21時過ぎに搭乗開始。

ANA150便今宵の翼はANA150便である。

もちろん、お得な一般席を予約しているが...

優先搭乗のスターアライアンスゴールドメンバーに続いて、速やかに機内に入り、着席するが、一向に頭痛は治らない。

スターアライアンスゴールドメンバー優先搭乗ベルト着用サインが消灯後、直ぐに、フルリクライニングして、眠ろうとするが、ラウンジで補給したニコチンのせいか眠れない。おまけに、揺れが大きく不快感が強い。少し、胸も悪くなる。

小生は、乗り物酔いには全く縁が無いのだが、飛行機に酔ったというのは、きっと、こんな感じなのだろう。

ANA150便の一般席ドリンクサービスも無視をして、悶々と機内で過ごす。かなり辛い。こんな状態で搭乗するのは、久しぶりである。

それでも、1時間ほど我慢して、羽田到着は、定刻より微妙に早く22時20分。流石ANAであるが、個人的には、もう5分早着なら嬉しいのだが。

聖蹟桜ヶ丘八O子経由高尾行きバスは、2タミ22時25分発。体調も今一つだし、頑張っても間に合わないと踏んで、22時35分発、聖蹟桜ヶ丘経由多摩センター行きのチケットを買う。

バス乗り場に行くと、丁度、件の高尾行きバスが走り去る所であった。残念。

多摩センター行きは非常に空いている。1タミでも、乗客は少ない。

とりあえず、2席使って、足を投げ出して、楽な姿勢になる。しかし、頭痛は、治まりそうには無い。しかし、知らない間に眠ってしまったみたいで、気がついた時には、既に一般道を走っていた。

聖蹟桜ヶ丘駅それから、10分くらいで、聖蹟桜ヶ丘駅に到着。幸いにも直ぐに京王八O子行きの電車がやってきた。平日とは言え、ここまで下ると、空いていて助かる。

日付が変わるちょっと前に京王八O子に到着。朦朧とした状態でタクシー乗り場へ行き、24時過ぎに帰宅。その後、倒れ込むように床に就き、爆睡。

それが良かったようで、翌朝は、嘘のように頭痛は治っていた。

しかし、交通費会社持ち、且つ絢爛豪華に帰京できるはずが、どこでどう間違えたのか、難行苦行になってしまった。なかなか、自分の思うようには事は運ばないものである。実感。いつかリターンマッチに挑みたいものである。

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トラブル3連発

2007-01-20 07:30:00 | ANA
ANA141便@羽田
往路:1月20日(土)
豊田  →新宿  :中央線普通
新宿  →品川  :山手線
品川  →羽田空港:特急羽田空港行き
羽田空港→関西空港:ANA141便
関西空港→日根野 :普通日根野行き?
日根野 →鳳   :快速天王寺行き
鳳   →    :普通天王寺行き
運賃:¥690+¥400+¥10,200+¥780

先週に続いて土曜日に朝帰りする。本当の事を言うと、金曜日の夜に帰るのがベストなのだが、仕事の都合や運賃を考えると、充分、計画を練っておかないと怖い。

今朝は、品川駅に用事があるので、新宿-山手線-品川経由で羽田空港に向かう事にした。

中央線、早朝4時台は八O子の隣駅の豊田始発が多いので、少し遠いが豊田駅まで歩く。といっても、今週は仕事で草臥れているので、歩きながら流しのタクシーを捕まえるつもりでいた。

しかし、こんな時に限って、タクシーが通らない。いや、厳密に言うと、交差点の横断歩道を渡っている最中に、見事に逃してしまった。

結局、その後は一台のタクシーも見つからず。豊田駅まで歩き通すことになってしまた。

早朝の新宿駅豊田駅から中央線に乗って新宿まで。早朝は各停しか無いので時間が掛かる。途中で目を閉じていたが、少しウトウトした程度で眠れずに新宿に到着。

ここで山手線に乗り換える。中央線各停だと、山手線と同じホームになっているので乗り換えが楽。時間が掛かる反面メリットもある。

京急特急土曜日の朝の5時半でも、山手線は混雑している。さすが東京。人が多い。

品川で所定の用事を済ませて、京急で羽田まで、なんとかクロスシートの窓側に着席できた。

羽田空港で降りて、今朝も2タミへ向かう。時刻は6時30分頃。

羽田第2ターミナル喉が乾いていたのと、混雑がましだったので、先に、出発ロビー3階にあるカードラウンジに寄って、朝食を頂く。

混雑している。という程では無かったが、それなりに人が多い。クロワッサン目当てにSKiPと偽って、航空券無しで入室している輩も居るのかもしれない。

出発ロビー3階のカードラウンジうかうかしていると、手荷物検査が混み出すので、そこそこにラウンジを出て、ゲート内に入る。¥400の旅割買い物券を貰うためにANAFESTAをウロウロしていると旨そうな弁当が目に留まったので、衝動買いしてしまった。

浪泉亭謹製、横浜新名物 牛めし 半熟卵入り¥980也 見た目は旨そうだが浪泉亭謹製、横浜新名物 牛めし 半熟卵入り¥980也。質といい量といい見るからに期待できそうだと思った。

浪泉亭謹製、横浜新名物 牛めし 半熟卵入り¥980也 不味い、高い!!ところが、一口食べて、期待は脆くも崩れてしまう。なんじゃ、こりゃ?? 先ず、暖かい飯を入れて直ぐに密封したためか、蓋を開けると、湿気でべちゃちゃ。こいつ、弁当作りのイロハも知らんのか! 客が食べるときは冷めているのだから、冷ましてから蓋をするのが常識だろう。

浪泉亭謹製、横浜新名物 牛めし 半熟卵入り¥980也 湿気でべちゃべちゃおまけに、この肉、何?? 肉の食感はあるが、肉の味が殆どしない。不思議?? 柔らかい布を引き裂いているような感じ。この物体は何?

「第1回ハイカラ弁当コンテスト」グランプリ受賞とあるが、ホンマか? WEBの記事の写真とちょっと違うのでは? 


とにかく、こんな不味い弁当、羽田に置くな。金返せ。

口直しに、今度はゲート内のラウンジに寄って、コーヒーを飲んで直ぐに退散。間もなく、搭乗開始時刻になる。

ANA141便今朝乗るのもANA141便。もちろん、前方のお得な一般席を選んでいるのは言うまでも無い。先週と違って、素直にC滑走路へ向かう。数100mm間隔で色々な飛行機がお行儀良く並んで、離陸の順番待ちをしているのは、面白い。

JAL機に続いて離陸。下界では曇っていたが、雲の上に出るといきなり日が射し込んできて、慌ててシェードを閉める。睡眠不足のため、暫くすると眠ってしまが、眠りは浅い。

ドリンクサービスの気配は感じたが、眠たいのでパス。ベルトサイン着用サインで目が覚める。外は見ると雲の中、時々強く揺れる。

関空到着は8時50分。僅かに遅れたが、20番ゲートに着いたので、出口が近く問題は無い。

たび倶楽部マイスターカード今朝は、JMBたび倶楽部マイスターカードを活用して、1割引でお土産を買うため、BLUESKYへ立ち寄る。

子供達の好物のみたらし団子を手に取って、レジでマイスターカードを出したところ、”あのーみたらし団子は対象外なんですが...”と思いもよらぬ応答で躊躇してしまう。

すこし考えて、”では、他のものにします。どれが、1割引の対象なんですか?”と聞き返すと、”みたらし団子と赤福餅だけが対象外なんです”(そんなん、どこに書いてんねん!!)と言いたいのをぐっと堪えて、別の品を物色する。

バースディ割引搭乗半券結局、選んだのは、神戸チーズムース。

ここで、1月8日搭乗時のバースディ割引搭乗半券で¥500分を支払おうとしたら、”組み合わせると1割引にはできません”と、またまた、クレームが付いた。(融通の効かんやっちゃなー!!)とまたまた、心の中で叫んで、結局マイスターカードで1割引、ICで支払う。

忘れずに、フライトポイント端末をタッチして、関西空港駅に急ぐ。次の関空快速は9時10分発である。

ところが、ホームへ行っても、列車は影も形も無い。

和泉橋本しばらくすると、”本日、阪和線東貝塚~和泉橋本間で信号機故障が発生し、列車のダイヤが乱れております。お急ぎの所、申し訳ございませんが、次の関空快速は9時18分頃到着の予定です。”と案内放送が流れる。


やってくれるわJR西ええかげんにせぇよ。いつぞやとは違って、そんな案内どこにもなかったぞ。改札に入る前に言わんかぇ。

南海は通常通りのダイヤこんな事なら、貯めたポイントをラピード無料特急券に変えて、悠々帰宅するのに。

しかし、もう10分もすれば列車がやって来るとのことなので、待つことにした。たしか、本日は、大学のセンター試験があるはず。ホント、不幸にもトラブルに巻き込まれた受験生の心中、察するに余りある。

9時20分頃、漸く列車が到着。ダイヤの乱れの影響か珍しく満員の様子。列車から降りた乗客の顔は、一様に、ふてくされている。

そりゃそうだろう。列車の遅れの影響で、飛行機に乗り遅れた人も居るだろうし、仮に、間に合ったとしても、乗車時のイライラ感は想像に難しくない。空港連絡鉄道と言う割には、阪和線に対する信頼感は...乏しいのが、非常に残念である。

トラブル
の横綱 中央線西の横綱 阪和線
悲しいことに、どちらにも乗る。


人身事故(飛び込み)の場合、小生は、どちらかと言うと、JRに同情する方であるが、今回は、信号機故障である。後日報告された所によると、線路のひび割れが原因との事。よもやあの事故を忘れた訳ではあるまいな。

関空からの乗客を乗せると、列車は直ちに発車。なんでも、本日に限り、日根野行きに変更乗客への情報伝達が場当的たりなのは、今に始まった事では無い。

関空快速は日根野止まり。折り返し関西空港行きに変更阪和線のダイヤが乱れているだけなので、空港線内では、普段通り快調に飛ばす。幸い、土曜日の空いている時間帯なので1人掛席に着席できた。

日根野到着。3番線に入線。ここで、ホーム向かい側には、天王寺行きの列車が待っていることを期待していたが、脆くも外れる。

ゲテモノ113混色系@日根野10分ほど待って、やってきた天王寺行きの快速は、ゲテモノ113混色系である。和歌山発の8両編成ということもあってか、まだ空いている方である。

4人掛けボックス、先客一人だけの場所を選んで対角に着席する。

車内は混雑ところが、次の熊取東岸和田で、普段の土曜日からは想像もつかないくらい大勢の乗客が乗ってきて、ボックスは一気に埋まってしまう。

113系のボックスは、大人4人が座ると、非常に辛い状態になる。特に、普段、この経路ではラピードか関空快速で快適に移動する癖がついているので、一層、その感が強い。

これが、首都圏の東海道線なら、当たり前だと割り切れるのだが。

和泉府中既に平日ラッシュアワー並の混雑となった。座れただけでもラッキーと思わねば。和泉府中でも、混雑は益々酷くなる一方。小生は、次ので降りるのだが、人混みを掻き分けてなんとか、脱出し、ホッとする。

もちろん、鳳でも、降りた人以上の乗客が乗り込んだと思われるので、車内の様子は首都圏朝のラッシュアワー並で天王寺に向かったものと思われる。

鳳駅さて、普段なら、鳳では、向かい側ホームで各停が待っているのだが、そのような気配は無い。幸い、5分後に、各停がやってきて直ぐに発車。天王寺まで先着とのことである。お陰で、ダイヤ乱れの割には、普段と比べて15分遅れ程度で帰宅。

羽田で食した外れの弁当といい、関空でのBLUESKY店員の対応といい、阪和線でのトラブルといい、ホント、トラブル続きの帰郷の旅であった。

フーッ、疲れた。少し眠りたい。

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痛いっ!!

2007-01-15 15:50:00 | ANA
ANA146便@関空
復路:1月15日(月)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA146便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :山手線
東京  →    :中央線ライナー
運賃:¥780+¥14,300+¥470+¥1,190

家族が腸炎を煩ってしまい大変な週末となった。幸い、病気は癒えたのだが、月曜日、図らずも会社を休まざるを得ない羽目になった。

実は、昨日曜日、今年2回目のJALバースディ割引で帰京する予定でいたのだが、泣く泣くキャンセル。先得と同じで、バースディ割引もキャンセル料が50%以上掛かる。

日曜日の20時頃、JALのホームページを開いて、唇を噛みしめる思いで取り消しボタンを押す。あぁ、しゃーない。でも、病気が治ったことを思えば、何でもない事である。が、それでも痛い。

バーゲン、超割、先得、旅割。美味しい運賃だが、やはりそれなりの覚悟をしておかないと...

翌月曜日は、家族を病院へ連れて行き、様子を見ながら、直行することにしたので、リピート4で伊丹14時発のANA028便をとりあえず予約しておく。こちらもバカにならない金額だが、何せ、変更の効かない特割1で予約しよう物なら、またまた、キャンセルと言うことにもなりかねないし。それに、リピート4の1回分は¥14,300、特割1は¥13,800~¥15,300なので値段はそれほど変わらない。

もっとも、修行中で無かったら、素直にのぞみで帰京した可能性が高いが...

何度か予約変更を繰り返した挙げ句、結局、搭乗するのは関空15時50分発のANA146便となった。これだと、19時頃には出社できるはず。気がかりで、自宅を発つのが、随分と遅くなってしまった...

この便を選んだもう一つの理由は、ANA146便は、国際線乗り継ぎ便であるので、乗客は多くない。という読みがあったからである。辛い思いをして、詰め詰めの伊丹便で帰京するのは、避けたい心境である。

関空21番ゲート14時30分頃の関空快速で関空へ。そういえば、昼下がりの関空は、昨年夏の旅行以来である。夜の顔ぶれと随分違う。

ANA146便は、出発20分前から搭乗が開始される。21番ゲートに居る乗客の数から言うと、多分、ガラガラに近い状態のはず。

実際、小生が居る後方は、3席に一人位の割合であった。空いていることが事前に分かっているので、ANAも荷物棚に、業務用のトランクを多数収納しているような次第。この点、伊丹便と全く違う。

また、後方には、業務で東京方面に移動するANAの職員が何人か搭乗していた。但し、♀のCAさんではなく、♂の職員ではあったが。

ANA146便@関空ともあれ、予定通り、3席も占有できて、快適なフライトである。大阪に残してきた家族が気がかりではあるが...

社に戻ると、夕食の機会を逸するので、ドリンクサービスでお茶を頂いて、機内で持参した弁当を開く。空いているので、周囲に気兼ねすること無く落ち着いて食べることができる。但し、弁当と言っても、買い物ついでに近所のスーパーで買っておいたものであるので、旨くも何ともないのだが。

天気も良く、揺れも少なく、16時55分頃に羽田空港に着陸。夕方の混雑で、遅れが出ているようである。

そして着陸後のアナウンスに耳を疑った。

この飛行機は、これから駐機場へと向かいます。皆様をバスで到着口へとご案内いたします。

沖止めである。いくら空港が混雑しているからといって、天下のANAが大阪-東京便を沖止めなんて...

羽田空港到着バスから:クリックで動画を表示時間に余裕があれば、楽しい楽しい羽田空港見学ツアーであるが、小生は、これから出勤である。そんなこと、ANAの想定外なのかも知れないが。

2タミ到着口に付いたのが、17時10分頃。カードラウンジに行って休憩をしたい所だが、モノレールで浜松町に出て、そこから山手線で東京へ向かう。モノレールは空いていたが、山手線はやはり混んでいる。

中央ライナー券なんとか、18時00分発の中央ライナーに間に合い、社に向かう。幸いにも中央ライナーでは爆睡できた。

若干遅れ気味の中央線ではあったが、19時過ぎには職場に到着。そのまま23時過ぎまでかかって仕事を片づける。

もう、クタクタである。


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横浜経由で羽田まで

2007-01-13 07:30:00 | ANA
羽田空港から見た日の出
往路:1月13日(土)
八O子 →東神奈川:横浜線普通
仲木戸 →新子安 :普通品川行き
新子安 →京急蒲田:特急青砥行き
京急蒲田→羽田空港:普通羽田空港行き
羽田空港→関西空港:ANA141便
関西空港 →   :関空快速
運賃:¥690+¥440+¥10,200+¥780

先週は、行ったり来たりの一週間であったが、予定通り土曜日に朝帰り。

東神奈川今朝は、ANA141便に搭乗することにしているので、適当な時間の空港バスがない。

以前は、八O子から京王-山手線-京急のルートで羽田に向かうことが多かったが、これだと、新宿、品川での乗り換えが不便でなんとかしたいと思っていた。

そこで、工夫の余地が無いか、駅から時刻表を使って探索してみると、横浜線終点の東神奈川駅は、京急仲木戸駅とは至近距離にあることに気が付いた。これだと、八O子出発は5時15分で同じ。横浜線回りだと乗り換えは実質1回で済む上に、羽田到着は同じかむしろ早いくらいである。今回、新ルートを試してみることにした。

横浜線電車@東神奈川早朝の横浜線、空いているのは良いのだが、いかんせん寒すぎる。もうちょっと車内温度に気を配るか、人気の少ない冬の早朝深夜はドアを手動開閉にしてもらいたいものである。

寒くてなかなか寝付けなかったが、新横浜をあたりで漸く熟睡開始。気が付いたら東神奈川に着いていた。

京急仲木戸駅へ向かうここで、京急に乗り換えるが、予備知識通り、改札を出ると京急仲木戸駅はすぐ目の前にあった。但し、各駅停車しか停まらないので、京急新子安で特急に乗り換える。

特急青砥行きやってきたのは、青砥行き。もう一本後には羽田空港行きがあるのだが、駅で待っているのも寒いので、とりあえず乗り込んで京急蒲田で乗り換えることにしたが、地下道を潜って向かい側のホームに移らないといけないのでやや不便である。早く工事が終了して、乗り換えの便が良くなることを望む。

京急羽田空港駅京急蒲田を出ると、しばらくして羽田に到着。

羽田2タミでは、セキュリティチェックが混み合わないうちに、さっさと中に入って、例のカードラウンジへ急ぐ。

7時前の羽田空港第2ターミナルラウンジでは、いつものようにクロワッサン2個とオレンジジュースとコーヒーを頂く。ラウンジでくつろいでいると、丁度、朝日が昇って来た。もう7時である。朝日が目映い。

搭乗開始時刻が迫ってきたので、ラウンジを出たところで、空港の風景を記録する。この雰囲気、小生のお気に入りである。

北ピア4階から見た日の出搭乗ゲート60番。カードラウンジから遠く、延々歩く。たどり着いた頃に、丁度、搭乗開始となる。

今朝はANA141便のお得な一般席をキープしている。クラスJには少し劣るが、シート幅、ピッチとも充分快適である。ところが、鞄を前の座席の下に入れたところ、CAさんがやてきて、荷物棚に上げられてしまった。なんでも、シートピッチが広いので、この席の場合は荷物は足下に置けないとのこと。以前は、そのような注意は受けなかったのだが。

ANA141便@羽田当機は定刻の7時30分少し前に出発。ここまでは良かったのだが、直ぐに離陸せずに、空港内をウロウロと彷徨っている。離陸待ちで、一旦停止もする始末である。

窓から景色を見ると、回りは、赤い翼ばかり。どうやら1タミの方へ回っている様である。

羽田A滑走路案の定、A滑走路に入って行き、そして離陸した。この間約10分。これだけ遅れたら定時に到着するのはまず無理であるが、シートが良いし、そんなに急いで帰宅することも無いので、全然気にならない。

離陸後は、暫く、景色を眺めるが、そのうち海と雲ばかりになってきたので、シートを倒してフットレストを出して3度目の睡眠に入る。

神戸空港の直ぐ南を通過何となく、ドリンクサービスが回ってきた気配はあったのだが、眠たいので無視。そのうち、高度が下がって、目が覚める。窓から外を見ると丁度、大阪湾を旋回しようとしている最中であった。天気が良く、淡路島や神戸空港がよく見える。

しばらくすると、わざわざCAさんがやってきて、”お休みのご様子だったのでお飲物は省略いたしました...”と丁寧に挨拶してくれた。うーん、今まで、ANAで、このような丁寧な応対をされたことは無かった。さては、予約を一杯入れている事がバレているのだろうか??

関空には、15分も遅れて9時過ぎに到着。なんでも、関西方面の航路が混雑して...と言い訳していたが...

KANKU CLUBのフライトポイントタッチを済ませ、9時10分の関空快速に乗ってさっさと自宅へ向かう。改めて、ANA141便は快適でお得であることを実感した旅であった。

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ANA150便のお得な一般席

2007-01-10 21:25:00 | ANA
ANA150便 お得な一般席
復路:1月10日(水)
    →大阪  :新快速
大阪  →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA150便
羽田空港→浜松町 :東京モノレール
浜松町 →東京  :京浜東北線
東京  →八O子 :中央線快速大月行き
運賃:青春18きっぷ1回分 +¥12,400+¥470

勇気を出して、19時過ぎに会議を中座。タイミングを掴むのが難しい。

会議が始まる前に宣言しておく。そして予定時刻少し前に、態とらしく時計を見て、コートをおもむろに羽織って暫く会議に参加し続ける。すると、周りの目にも、帰りを急いでいるのだな。と、いうのが露わになる。

そんな感じで、在阪の事業所を飛び出して、新快速と関空快速経由で関空まで。流石に帰宅ラッシュ、関空快速は混んでいてなかなか座れなかった。

こんな時こそ、はるかを利用するべきなのだが、本日は、5回目の青春18きっぷを消費することにしているので、我慢する。

あまり時間が無いので、SKiPでゲートに入る。慣れてくると、SKiPはそれなりに便利ではある。ただし、カードや財布を無くさないように、厳重注意することが必要ではあるが。

今宵の翼はANA150便である。

ANA150便機内前方のお得な一般席を予約していたのだが、今宵は、なんと、2+1+2配列のビジネスクラスシートに当たった。

これはラッキー。¥12,400の特割1で、クラスJよりもはるかに快適なフライトとなる。

ベルトサインが消えてから、色々と遊んでみるが、残念ながら、やっぱりフルフラットにはならない。それでも、大阪-東京の1時間のフライトなら充分すぎる快適さである。

ANA150便@羽田当機は、ANAにしては珍しく到着が遅れた。なんでも、到着スポットにまだ、先着機が残っているとのこと。事情はよく分からない。

ここから、立川行きのバスに乗れば、楽なのだろうが、青春18きっぷの元を取って有効活用するために、モノレール+JRで帰宅。

5回分使い切った青春18きっぷ一応、中央線では座れたが、やはり、日曜日とは比較にならない混雑ぶり。目前に立っている酔っぱらいが、前に倒れてこないかどうか、気にしながらの帰宅であった。やはり、中央線は....車両を新しくする前に、是非、遅い時間帯にもライナーか特急を走らせてもらいたいものだ。

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星空飛行

2007-01-09 21:45:00 | ANA
往路:1月9日(火)
     →神田 :中央線快速
神田   →浜松町:山手線
浜松町 →羽田空港:東京モノレール
羽田空港→関西空港:ANA977便
関西空港→鳳   :関空快速
鳳   →    :阪和線普通
運賃:¥690 +¥12,400 + ¥780

昨晩東京入りしたばかりだが、明日の出張のため、とんぼ返りで大阪へ戻る。図らずも修行の機会となってしまった。

昼間、ANAからメールが入る。機材が、少しロングボディのA321に変更され、座席も変更されたとの事。元々、後方窓側を選んでいたのだが、なぜか通路側に変更。もっとも、ガラガラ状態で席は選び放題なので、特に問題はないが。

ガラガラのモノレール19時過ぎに会社を発って、中央線快速、山手線、そしてガラガラの東京モノレールを経由して羽田2タミに到着したのが21時頃。夕食は未だだが、既に、周囲の店もANAFESTAも閉じている。

仕方なく、モノレール駅近くのam・pmで弁当を物色するが、ロクな物を置いていない。あまり時間も無いので、とりあえずおにぎり2個を買って店を出る。

2タミのam・pm町のam・pmよりも品揃えは良くない。立地を考えて、もうちょっと工夫してもらいたいものである。こんな事なら、東京駅エキナカで駅弁でも物色した方が賢明であった。次回からはそうしよう。

SKiPでゲートに入って、閉店間際のカードラウンジに飛び込む。既に、店じまいの最中で、ジュース類は無く、缶コーラをもらう。

誰も居ないことを良いことに、ここで、さっき買ったおにぎりをコッソリ食べるが、多分、監視カメラには怪しげな中年オヤジが映っていたことだろう。

21時25分、閉店5分前に、そそくさとラウンジを出て、搭乗口へ行くと、優先搭乗開始のアナウンスが流れていた。タイミング的にはベストである。

今宵の翼はANA977便である。

時々強い揺れに見まわれるが、概して快適なフライトである。気流の関係か、離陸後30分で降下開始する。見ると、かなり低空を飛んでいるようで、紀伊半島の集落の明かりが所々に点在しているのがよく見える。空気が澄んでいる。

まわりには、全くだれも居ないので、頭から毛布をかぶって窓の外を眺めることにした。星空が綺麗である。月が出ているにも関わらず、オリオン座~大犬座の天の川も見える。低空に見える☆はカノープスだろう。

その時、遠い空に、東へ向かう一条の光が見えた。時刻からすると、羽田へ向かうJAL1322便のようである。

そのうちに、星空が地上の夜景に徐々に置き換わっていって、関西空港に着陸。10分も早着。お見事である。

その後は、23時11分発の関空快速に乗って自宅まで。明日は早いので、見事な星空を思い浮かべながら眠りにつく。一度、月の無い星夜に飛んでみたいものである。

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バースディ割引

2007-01-08 21:07:00 | JAL
JAL1320便@関空
復路:1月8日(月)
    →関西空港 :関空快速
関西空港→羽田空港 :JAL1320便
羽田空港→京王八王子:空港バス

運賃:¥780 +¥10,200(バースディ割)+¥1,700

今日は強い冬型の気圧配置で、太平洋側は晴れてはいるが、冷たくて強い風が吹いている。一方、日本海側は雪で大荒れの天気とのこと。

ANAの搭乗回数を稼いで行きたいと思っているが、その一方で、JALも、1月前半はバースディー割引が適用される。昨年9月以降の登場回数が35となれば期間限定で、プレミアムラウンジ利用権が得られる。等の理由で、最小限度搭乗することにしている。

そこで、今宵の翼はJAL1320便である。

ところで、本日も季節風が吹き荒れる冬型の気圧配置である。JAL1320便に使用する機材がやってくる女満別の天気が気になって仕方がない。

JALのホームページによると関西→女満別のJAL2610便は、場合によっては引き返すか、羽田に行き先変更するという条件付きの運行となっていたが、無事、定刻少し過ぎに女満別に到着したようである。

当日15時の女満別空港ライブカメラ画像女満別空港に設置されているライブカメラを見ると、滑走路は一面雪のようであり、よくまぁあんな状態で着陸できたものだと感心する。

そして、折り返しのJAL2619便は、出発が遅れて関空到着は20時30分頃になるとのこと。

にも関わらず、当のJAL1320便に関してはホームページでは何も告知されていない。30分もあれば機体の整備も完了するのだろうが、本当に定刻出発できるのかどうかかなり怪しい。

関空快速@鳳という、疑念を持ちながら、19時30分頃に自宅を出て、関空快速に乗り込む。昨夜は深夜まで持ち帰り仕事をしていたため、日根野から爆睡状態である。

関空到着後、SUICAのチャージや、ANAFESATAで旅割をお買い物券をもらうなど、色々と雑用をこなす。なぜか腹が減ったので、カードラウンジでは、無料のおつまみをたらふく食ってしまった。

カードラウンジにて女満別からのJAL2619便の関空到着はかなり遅れたので、今宵の定時出発は半ば諦めていたのだが、意外や意外、搭乗開始はいつも通り定刻15分前からである。

また、東京にUターンする乗客が多いものと予測していたが、実際には空席もある。その割には、小生の隣は不幸にして埋まってしまったが。また、当機はエミュレーツ航空とのコードシェア便であるので、普段なら、比較的外人が多いのだが。年初のせいかそれほどでも無い。

JAL1320便荷物の収容に手間取るのは毎度のことである。しかし、乗客がやや少な目であることが幸いして、出発は定刻2分遅れに留まる。JALにしては優秀な方である。

強い冬型の気圧配置のため、離陸後は、かなりの揺れを感じる。しかし、ある地点を過ぎると不思議と揺れが収まる。その隙を狙って、ドリンクサービスが始まるが、再び揺れが強くなり、サービスは途中でお終い。

その後、ベルトサインは消えることなく羽田に着陸する。風に乗ったためか案外早く着いた。

到着は2分遅れの22時17分。

高尾行き空港バスJAL1320便にしてみればかなり優秀な部類である。おまけに、いつもと違って何故か南ウィングに到着。北海道方面のダイヤの乱れの影響だろうか? まぁ高尾行きバス乗り場が近いので、南ウィングの方が小生にとってはありがたいのだが。

この分だと、高尾行きバスには充分間に合う。これまた、幸いにもこのバスが空いていて非常に快適であった。

空港バスは空いていたさらに高速道路も空いており、京王八O子到着は23時20分、東京宅到着は23時30分頃。新記録達成である。こんなに快適な帰京は何ヶ月ぶりだろうか。

いつもこの調子なら、帰京の旅もさぞかし快適なのだろうが...

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関空鉄道連絡橋 通行止!

2007-01-06 21:45:00 | ANA
鉄道の代行バスの待ち行列@関空
往路:1月6日(土)
東京   →浜松町   :山手線
浜松町 →羽田空港   :東京モノレール
羽田空港→関西空港   :ANA977便
関西空港→りんくうタウン:代行バス
りんくうタウン→鳳   :関空快速
鳳   →       :阪和線普通
運賃:¥620 +¥10,200 + ¥630

正月明け早々、折角の土曜日を潰して新年会である。

東京モノレール 第2ターミナル駅と愚痴をこぼしても仕方が無い。二次会へ向かう連中を捲いて、一人、羽田空港へと向かう。雨が降っていることもあって、普段に比べて人気は非常に少ない。

モノレール経由で2タミへは20時頃到着。出発まで、かなり時間があるので、ゲート内のカードラウンジに立ち寄る。

2タミゲート内のカードラウンジ喫煙室は貸し切り状態土曜日の夜、客は少なく、ラウンジはガラガラである。特に喫煙ルームは小生の貸し切り状態になっている。コーヒーと野菜ジュースを頂いて、紀行文の作成に専念する。

カードラウンジの喫煙ルーム端の席には電源コンセントがあるので、電池寿命を気にせずパソコンを使うことができる。

閉店5分前の21時25分にラウンジを出て、エレベータを降り、58番ゲートに向かう。ラウンジから至近距離なのは有り難い。暫くすると、優先搭乗開始の案内が流れる。

ANA977便今宵の翼は、羽田空港からの最終便、ANA977便である。

予想通り当機は極めて空いている。小生は、後方座席を指定しておいたのだが、周りに全くだれも居ない。3席占有して足を投げ出しても全く問題は無い。超快適。

ANA977便は定刻に出発。

今宵は、大型の低気圧の影響を受けて、かなりの揺れが予想されるとのこと。

ANA977便、後方座席はだれも居ないたしかに、上昇中、多少は揺れ、ベルトサインがなかなか消えなかったが、大したことは無い。上空には雲は殆ど無く、横浜方面の夜景が綺麗に見える。

暫くすると、ベルトサインが消えて、ドリンクサービスが始まる。小生は後ろの方だったのだが、乗客が少なかったので、待たされることをは無かった。

大阪に近づき、降下を始めると、かなり強い揺れが発生し始める。関西地方の天気はかなり荒れているらしい。揺れながら、関空を右手に旋回し、定刻数分前に到着。

さすがANAである。運行ダイヤの正確さはJALとは比べ物にはならない。きっとANAにとっては、ライバルはJALではなく、東海道新幹線なのだろう。

関空到着は21番ゲート。出口に近いので助かる。

いつものように関空フライトポイント端末をタッチして、23時11分発の関空快速を捕まえるためにJRの駅に急ぐ。

ところが、改札口までやってきてびっくり。

強風のため、JR/南海とも関西空港~りんくうタウン間は運転を見合わせているとのこと。代行バスを走らせるので、バス乗り場へ行くようにと案内される。


代行バスを待つ人々1階へ降りると、ディズニーランド40分待ちといった感じの長蛇の列が出来ている。

ウヘッ! これは参った。既に時刻は、23時10分である。代行バスを走らせる以上は、天王寺や難波までの電車は確保されるのだろうが、連絡する各駅停車が終わっているという事態も十分考えられる。

しばらくすると、”代行バスはりんくうタウンを出発しましたので、もう暫くお待ちください”という案内が放送された。それを信じて???待つことにする。

代行バスを待つ人々、小生の後ろにもまだ、これだけの人が居るしかし、このような事態において鉄道会社の対応というのは、大抵、非常にええかげんであるので、100%信用はできない。

一方、23時20分の大阪駅前行きのリムジンバスが到着するのが見えた。これに乗れば、多分、24時頃には大阪駅に到着するので、環状線に乗って、最終の鳳行きに乗ることも不可能では無い。

しかし、天候が荒れているようなので、万一、高速で何かあれば、完全に帰宅困難者になってしまう。賭けが大きい。悩み所である。

悩み抜いた挙げ句、もう少し、代行バスを待つことにした。

漸く、代行バスが到着それから待つこと10分、1台目のバスがやってきて、かなり待ちくたびれたであろう、列先頭の乗客達がが順次乗り込んでいく。

続いて、2台目、3台目とバスはやってきて、小生は3台目に乗ることができた。幸いにも、車両先頭窓側に着席。隣はお姉さまである。30分程度待って代行バスがやってきたというのは、対応としては、まだマシな方であろう。

もう、数え切れない位関空を利用している小生ではあるが、バスで関空連絡橋を渡るのは、実の所、これが初体験だったりする。

りんくうタウン風の強さが尋常では無いようで、右へ左へ揺られながら、代行バスは連絡橋を渡っていく。これでは、鉄道が止まるのも仕方が無いだろう。道路標識もちぎれそうな位揺れている。

橋を渡って、ぐるぐる回って、りんくうタウン駅に到着。

降りてびっくり。関空に居た時と、比べ物にならないくらい風が強い。下手をすると、完全に通行止めなっても不思議では無いくらいである。こんな状況で、ANA977便は良く飛べたものである。

強風の中、りんくうタウン駅から快速に乗車りんくうタウン駅に入って、ホームに上がると、リンクタウン発難波行きの普通と、りんくうタウン発天王寺行きの関空?りんくうタウン?快速が並んで乗客を待っていた。

両方の列車とも、全ての代行バスの到着を待って、24時前後に出発とのこと。南海が先に出発して、その後にJRが続く。これが本日の最終列車となる。定刻に比べて、約10分遅れで運行されるらしい。

代行バスは、恐らく、5、6台は用意されたと思われれるが、収容力は電車の方がはるかに大きく、関空快速はガラガラでりんくうタウンを出発。

もはや、普通列車の連絡は無いものと諦めていたが、意外にも、、日根野で和歌山方面列車、鳳で天王寺行き各駅停車との連絡も確保されていた。このへんの配慮は、当たり前かも知れないが、良心的である。

鳳で、天王寺行きの最終普通列車に乗り換える。そして、帰宅したのは、24時20分頃。代行バスに乗車した割には意外と早くに辿りつくことができた。

数多くの関空利用経験で、関空連絡橋が通行止めになったのは今回が初めてであった。場合によっては、どこかで足止めを食らっても不思議では無かったが、それを思うとまだラッキーな方だった。

依然、風が強い。悪天候は続くとのこと。明日は大丈夫だろうか?

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八丈島、大島経由で帰京(後編)

2007-01-04 07:40:00 | ANA
雲上富士
復路:1月3日(水)
     →南霞町  :阪堺電車えびす町行き
新今宮  →大阪   :関空快速
大阪   →尼崎   :新快速姫路行
尼崎   →野洲   :新快速野洲行
野洲   →米原   :普通米原行
米原   →大垣   :新快速豊橋行
大垣   →東京   :快速ムーンライトながら92号
東京   →品川   :京浜東北線
品川   →羽田空港 :京急エアポート快特
羽田空港 →八丈島空港:ANA821便
八丈島空港→羽田空港 :ANA822便
羽田空港 →八丈島空港:ANA823便
八丈島空港→大島空港 :ANA844便
大島空港 →羽田空港 :ANA845便
羽田空港 →品川   :京急エアポート快特
品川   →新宿   :山手線
新宿   →八O子  :中央線快速高尾行き
運賃:¥290+青春18きっぷ2回分
+¥400+¥10,100¥+¥11,000+¥11,000+¥4,700+¥6,300+¥400

定期ムーンライトながら@東京(前編より続く)今朝は、この足で羽田空港2タミへ向かう。

京浜東北線で品川まで戻って、京急に乗り換える。この時間帯にも快特が運転されているので、ものの30分で羽田空港に到着。クロスシートで快適、かつ速い!

本日は羽田-八丈島を2往復するので、SKiPは不可能で(WEBではSKiPは可能となっていたが)、チェックイン機で搭乗券を出力して中に入る。

京急@羽田空港2タミから搭乗するのは何ヶ月ぶりか。洗面とトイレを済ませて、中をうろうろしている間にカードラウンジ開店時刻の6時になったので、北ピアのエレベータで4階に上がる。

時節柄かどうかは不明だが、ゲート内のカードラウンジは空いていた。クロワッサン2つ、オレンジジュース、コーヒーで朝食を済ませて、紀行文を作成しながらPCと携帯電話を充電する。
カードラウンジカードラウンジ

カードラウンジからの風景ここは見晴らしが非常に良い。

7時前は出発ラッシュということもあって、ラウンジの窓からは、C滑走路から飛行機がひっきり無しに離陸するのがよく見える。

ANAありJALあり、AIRDOあり、STARありと華やかである。

51番ゲート7時頃にラウンジを後にして、51番搭乗口からANA821便に搭乗。この便はボーディングブリッジを使って搭乗するのだが、そのほかの八丈島便は、沖合までバスで移動するようである。

JALの但馬便とは違って、シート配列3+3のジェット機が充当されている。それだけ需要があると言うことなのだろうか。後ろの席を選んでいたこともあって、隣は空席で快適なフライトである。

天気は良く、しばらくは、正月の東京の景色を堪能する。が、南へ進むにつれて、雲が増えていき、次第に、雨粒が窓に付着するようになってくる。

30分後には早くも着陸態勢に入る。八丈富士が見えて、島にやってきたことを実感する。

八丈島空港あっという間に着陸。初の八丈島上陸である。八丈島空港では、意外にも、ブリッジを通って到着口へ出る。但馬に比べて、空港らしさを感じた。

ここでふと、携帯を見ると、なんと”圏外”になっている。東京から南へ200km、ソフトバンクの通信圏内から外れている。南の島にやってきた実感が沸いてきた。

八丈島空港出発ロビーしかし、感傷に耽っている時間は無い。既に、羽田行きANA822便の搭乗手続きは始まっている。窓口は空いているのだが、格好悪いので、あえてチェックイン機で搭乗券を発券する。

ANA822便の乗客は多く、一カ所しか無いセキュリティチェックには長い列ができている。面倒くさいが、ペットボトルとパソコンを出して、無事通過。直ぐに搭乗開始である。

八丈島空港セキュリティチェックが混雑しているため、当機は5分遅れて、八丈島空港を出発。滑走路上でUターンして、さっき来た逆のコースで羽田へと飛び立つ。

ANA822便は、9割以上の搭乗率であり、3+3のシートは、詰め詰め状態である。少し眠ろうかと思った矢先、灰色の空が青空に変わった。そして、遙か彼方、雲上に白い物体が見える。

雲上富士最初は、おかしな形の雲だなぁと思っていた。しかし、雲にしてはしっかりとした形をしている。

それが、富士山であることに、気づくまで時間が掛かった。

まさに、頭を雲の上に出し、実に見事な景観であった。これに出会えたただけでも、八丈往復の値打ちがあったというものである。

房総半島付近まもなく、着陸態勢に入るが、房総半島が手に取るように分かる。これもまた見事。天気が良いと飛行機旅は楽しい。

充実した気分で羽田に到着したが、出発の遅れが響いて、羽田到着も遅れる。次に乗るANA823便の出発時刻まで20分しか無く、おまけにバスで到着口まで向かわないといけないので、気持ちが焦る。

機体が異なることもあって、ANA822便→ANA823便への乗り継ぎは、かなりリスキーである。恥を忍んで、八丈島で、ANA823便のチェックインもやっておくべきだったか。

実は、万一のことを考えて、ANA822便→ANA823便は往復割引で購入している。もし、天候が悪かったり、遅延等のトラブル起こりそうなら、日時を変更して、2回目と3回目とはパスすることも考えていた。

急いで、到着出口からエスカレータを駆け上がって、チェックインして、本日3度目のセキュリティチェックを受けて、バス乗り場へ急ぐ。

幸い、次に乗るANA823便も機体の到着が遅れたために、出発が5分遅れるとのこと。しかし、一息つく間もなく、搭乗開始となり、バスに乗せられて駐機場へ向かう。

危ない所であった。八丈島修行を志す諸兄は十分注意されたい。

ANA823便も比較的乗客が多い。小生の所は3人掛けが埋まっている。しかし、一つ前の席は3席とも空席だったのでそちらに移動しても良かったか?

ここで睡魔がやってきたので、ひたすら眠っている間に、再び八丈島に上陸した。

次は、ANA844便、ANA845便で大島を経由して羽田へ戻る。もちろん、大島上陸も初めてである。

大島空港大島行きANA844便はガラガラ状態で、3席占有。ごくごく短いが非常に快適なフライトとなる。

八丈島は相変わらず小雨模様だが、大島は天気が良く、窓には見事な島の風景が展開されている。飛行機は既に着陸態勢に入っており、デジカメで写真撮れなかったのが悔やまれる。次の機会には、是非、銀塩カメラ持参したい。

ここでは、羽田へ乗り継ぐ乗客も、一度、機外へ出されるが、乗り継ぎ客はそのままゲート内へ通してくれる。出発ロビーは既に多くの乗客が搭乗開始を待っている。

出発15分前に搭乗開始。

乗客が多いためか、ここ大島空港では、優先搭乗含め、後、中、前と4回にも分けて搭乗させる徹底ぶりである。

大島空港出発ロビー予想通り、当機はほぼ満席状態で大島を出発。これまたあっと、いう間に着陸態勢に入る。今も雲上の富士山がよく見えている。本日の東京は非常に天気が良くてラッキーだった。

予定通りANA5回の搭乗を終えて、羽田に到着。既に時刻は14時である。

ここで、出発ロビーのカードラウンジを探してウロウロする。初めてなので結構探した。意外とわかりにくい場所にある。

空港はUターンラッシュでかなり混雑している。昼下がりになっているのにも関わらず、飲食店はどこも満員である。カードラウンジも例外では無い。何と、入場制限をしているではないか。幸い、小生はタッチの差で直ぐに入れてくれたが。

品川駅カードラウンジで、ニコチンを補給して、飲み物を頂いた後に、京急、山手線、中央線経由で八O子に到着。途中、買い物をしたので帰宅は16時過ぎになった。

その後、昼食兼夕食を取った後、ものすごい睡魔に襲われて、撃沈される。

翌朝6時まで、12時間も爆睡。お陰で疲れはすっかり取れたのだが、眠り過ぎで背中が痛い。2007年、激動の年の幕が開いた。

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八丈島、大島経由で帰京(前編)

2007-01-03 19:13:00 | ムーンライトながら
復路:1月3日(水)
     →南霞町  :阪堺電車えびす町行き
新今宮  →大阪   :関空快速
大阪   →尼崎   :新快速姫路行
尼崎   →野洲   :新快速野洲行
野洲   →米原   :普通米原行
米原   →大垣   :新快速豊橋行
大垣   →東京   :快速ムーンライトながら92号
東京   →品川   :京浜東北線
品川   →羽田空港 :京急エアポート快特
羽田空港 →八丈島空港:ANA821便
八丈島空港→羽田空港 :ANA822便
羽田空港 →八丈島空港:ANA823便
八丈島空港→大島空港 :ANA844便
大島空港 →羽田空港 :ANA845便
羽田空港 →品川   :京急エアポート快特
品川   →新宿   :山手線
新宿   →八O子  :中央線快速高尾行き
運賃:¥290+青春18きっぷ2回分
+¥400+¥10,100¥+¥11,000+¥11,000+¥4,700+¥6,300+¥400

謹賀新年。仕事が始まるのは明後日5日からだが、訳あって1日早く帰省する。

今年は、ANAのプラチナを取得すると心に決めているのなら、ANAで上京するのが普通だろうが、正月料金は高い。大阪-東京便はボッタクリ料金と言っても過言ではない。なんせ、特割1がリピート4の1回分の運賃より高いのだから。

どうせ中途半端に高い料金を払って、飛行機に乗るのなら、いっそのこと、正月休みを利用して修行をしようと思い立った。

青春18きっぷも後3回分残っていることだし、ムーンライトながら92号で朝、東京に着いて、羽田-八丈島を往復し、最後は大島経由で羽田に戻れば、およそ半日強で5回の搭乗回数が稼げる。

と、無謀なことを考えた。
そして、考えるだけではなく、実行に移してしまったのであった。


阪堺電車3日の夕方は、嫁さんの実家を訪問したので、帰京の旅のスタートは普段と違って、阪堺電車某駅である。

沿線には住吉大社があるので、結構繁盛している。通勤で使うのは辛いだろうが、偶に乗ると楽しい。

阪堺電車車内路面電車区間で渋滞に巻き込まれるかと危惧していたが、軌道と車道とがバイロンで完全分離されており、杞憂に終わった。それでも、一度や二度は、交差点でひやっとする光景に出くわす。運転手さんはさぞかし神経を使っているのだろう。

南霞町でJR環状線に乗り換える。

南霞町駅到着
南霞町
案外知られていないが、
阪堺電車南霞町駅とJR新今宮駅とは至近距離である。


やってきた関空快速京橋行きで大阪まで出る。大阪で軽くダッシュして、20時発の姫路行きに乗って尼崎まで逆行。時間が時間なので、大阪から乗っても、多分着席は可能だろうが、万が一ということもある。

尼崎で野洲行きの新快速を捕まえる。後ろの車両に乗車したこともあって、やはり空いている。尼崎で既に着席できてしまった。

大阪では、ほとんどの乗客が降りる。ここで窓際席へ移動。漸く、快適な旅が始まる。予想通り、20時台、野洲行きの新快速は快適である。なんと、4人掛けなら大阪でも空席がある。

米原行き普通はガラガラ車内では紀行文の作成を開始するが、新大阪~高槻間で、迂闊にも、一瞬、居眠りしたみたいである。下手をすると、今晩は眠れない可能性もある。

新快速は終点の野洲に到着。ここで、ホーム向かい側で連絡待ちをしている、米原行き普通に乗り換える。この列車も空いていて嬉しくなる。ひょっとして、今宵のムーンライトながら92号も空いているかも知れない。

新快速豊橋行き@穂積米原到着、この列車がホームが入るのと同時に、向こうの8番ホームには乗り換える新快速豊橋行きもホームに入ってくるのが見える。乗客の数から言って、まず間違いなく着席は可能だろう。

ホームに降りて、初めて気が付いたが、どうやら降りる車両を間違えていたようである。もっと前方から降りないと、跨線橋は遠い。

米原止まりの新快速軽くダッシュして、跨線橋を渡り8番線へ。後ろの車両を狙って、無事、窓際席に着席。後から後から乗客がやってきて、ほぼ、6~7割の席が埋まる。それもそうだろう、新快速豊橋行きはたったの4両編成なのだから。

続いて、大阪方面からの新快速がホームの向かい側に到着。車内は一気に混雑し、いつも通り席にあぶれた者が出る始末である。

乗り換えが終了すると、直ぐに出発。真っ暗な米原駅のヤードを抜けて、列車は闇の中に吸い込まれていく。

大垣到着約30分で大垣に到着。ムーンライトながらへ乗り換える多くの旅行者がここで降りる。ホームには既に、列車待ちをしている者が沢山居る。

小生もムーンライトながら92号に乗車するのであるが、ここ、大垣では降りない。なぜなら、今、ここで降りても、列車が入線するのは22時47分頃、20分以上も時間を持て余してしまうからである。
穂積
一つ先の穂積で降りるそこで、一つ先の、穂積まで行って、そこでトイレとニコチン補給を済ませた後に、反対方向から直ぐにやって来る大垣行きの普通に乗って、大垣へ戻るという算段である。


穂積で降りて、予定を全てこなして、大垣へ戻り、4番線に行くと丁度、ムーンライトながら92号が入線してきた。まさにグッドタイミングである。

23時01分、列車は定刻に出発。始発の大垣では座席は半分も埋まってはいない。恐らく、岐阜、名古屋あたりで乗ってくる人が多いのだろう。

ムーンライトながら92号@大垣 クリックで動画(MPEG1 11MB)を再生大垣出発後、検札の案内があったが、停車駅毎に車掌は車掌室に戻るので、なかなか捗らない。安眠グッズを取り出して、検札を待つのだが、すぐ後ろまでやってきて、また、戻ってしまう。

結局、検札は、尾張一宮と名古屋の間。終わると直ぐにアイマスクと耳栓を装着して睡眠モードに入る。名古屋で多くの乗客が乗り込みザワついたのだが、睡眠薬の助けもあって、すぐに記憶を失う。そのまま、東京まで眠れたらどれだけ快適だったことだろうか。

ムーンライトながら92号には、旧特急型の189系が使用されているが、車両によっては、暖房が効きすぎたり、全く効かなかったりする。以前、同じ様な状況下で、真夜中に車掌に苦情を言った人が居たのを覚えているが、そのときの車掌の答えは

”すいませんが、調節がうまくいかないので我慢してください”

という信じられないものだった。つまり、オンかオフかの2値制御しかできないようである。
今宵、小生が居たのは、不幸にも暖房が激しく効くサウナカーだった。

豊橋出発後のおやすみ放送で、目が覚めたとき、それはもう暑くて暑くて、汗びっしょりになっていた。まるで、発熱時の発汗のような状態である。それほど汗をかくまで気づかずに眠っていた小生も小生だが、とにかく、着替えたい位、汗びっしょりになってしまった。アイマスクにも汗が溜まっており、気持ちが悪い。

すぐに、コートを脱いで、毛布を横にやり、ハンカチで汗を拭ったが、喉か乾いて堪らない。ペットボトルのお茶を一気に飲み干すと、随分、気分は楽になった。

幸い、隣は空席のようなので、足を伸ばして眠ろうとするが、今度はなかなか眠れない。眠れないまま、時間だけがゆっくりと経過していく。

熱海のけたたましい発車音は記憶に無いので、恐らく、三島あたりから眠っていたのだろうが、横浜到着前のおはよう放送で、あきらめて起きることにした。

189系サウナカーのお陰で、完全に睡眠不足である。臨時ムーンライトながらは、旧特急型車両なので、定期ムーンライトながらよりも快適だと思うが、運が悪いと、このような目に遭う。始発駅では快適なのだが、1時間も走行すると強烈に暖房が効き出すのである。

眠れない夜を過ごして東京到着始発駅から乗車する場合は、自分の乗っている車両の様子を確認するために、1時間程度は起きているのが良いのだろう。暑ければ暑いなりに服装で調節はできるのだから。


ぼーっとした頭で東京駅に到着。今日は休日で本当に良かった。もし、この足で職場に向かわないといけないのなら...考えただけでもぞっとする。(後編に続く)

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