復路:1月3日(水)
→南霞町 :阪堺電車えびす町行き
新今宮 →大阪 :関空快速
大阪 →尼崎 :新快速姫路行
尼崎 →野洲 :新快速野洲行
野洲 →米原 :普通米原行
米原 →大垣 :新快速豊橋行
大垣 →東京 :快速ムーンライトながら92号
東京 →品川 :京浜東北線
品川 →羽田空港 :京急エアポート快特
羽田空港 →八丈島空港:ANA821便
八丈島空港→羽田空港 :ANA822便
羽田空港 →八丈島空港:ANA823便
八丈島空港→大島空港 :ANA844便
大島空港 →羽田空港 :ANA845便
羽田空港 →品川 :京急エアポート快特
品川 →新宿 :山手線
新宿 →八O子 :中央線快速高尾行き
運賃:¥290+青春18きっぷ2回分
+¥400+¥10,100¥+¥11,000+¥11,000+¥4,700+¥6,300+¥400
(前編より続く)今朝は、この足で羽田空港2タミへ向かう。
京浜東北線で品川まで戻って、京急に乗り換える。この時間帯にも快特が運転されているので、ものの30分で羽田空港に到着。クロスシートで快適、かつ速い!
本日は羽田-八丈島を2往復するので、SKiPは不可能で(WEBではSKiPは可能となっていたが)、チェックイン機で搭乗券を出力して中に入る。
2タミから搭乗するのは何ヶ月ぶりか。洗面とトイレを済ませて、中をうろうろしている間にカードラウンジ開店時刻の6時になったので、北ピアのエレベータで4階に上がる。
時節柄かどうかは不明だが、ゲート内のカードラウンジは空いていた。クロワッサン2つ、オレンジジュース、コーヒーで朝食を済ませて、紀行文を作成しながらPCと携帯電話を充電する。
ここは見晴らしが非常に良い。
7時前は出発ラッシュということもあって、ラウンジの窓からは、C滑走路から飛行機がひっきり無しに離陸するのがよく見える。
ANAあり
JALあり、
AIRDOあり、
STARありと華やかである。
7時頃にラウンジを後にして、51番搭乗口から
ANA821便に搭乗。この便はボーディングブリッジを使って搭乗するのだが、そのほかの八丈島便は、沖合までバスで移動するようである。
JALの但馬便とは違って、シート配列3+3のジェット機が充当されている。それだけ需要があると言うことなのだろうか。後ろの席を選んでいたこともあって、隣は空席で快適なフライトである。
天気は良く、しばらくは、正月の東京の景色を堪能する。が、南へ進むにつれて、雲が増えていき、次第に、雨粒が窓に付着するようになってくる。
30分後には早くも着陸態勢に入る。八丈富士が見えて、島にやってきたことを実感する。
あっという間に着陸。初の八丈島上陸である。八丈島空港では、意外にも、ブリッジを通って到着口へ出る。但馬に比べて、空港らしさを感じた。
ここでふと、携帯を見ると、なんと”
圏外”になっている。東京から南へ200km、ソフトバンクの通信圏内から外れている。南の島にやってきた実感が沸いてきた。
しかし、感傷に耽っている時間は無い。既に、羽田行き
ANA822便の搭乗手続きは始まっている。窓口は空いているのだが、格好悪いので、あえてチェックイン機で搭乗券を発券する。
ANA822便の乗客は多く、一カ所しか無いセキュリティチェックには長い列ができている。面倒くさいが、ペットボトルとパソコンを出して、無事通過。直ぐに搭乗開始である。
セキュリティチェックが混雑しているため、当機は5分遅れて、八丈島空港を出発。滑走路上でUターンして、さっき来た逆のコースで羽田へと飛び立つ。
ANA822便は、9割以上の搭乗率であり、3+3のシートは、詰め詰め状態である。少し眠ろうかと思った矢先、灰色の空が青空に変わった。そして、遙か彼方、雲上に白い物体が見える。
最初は、おかしな形の雲だなぁと思っていた。しかし、雲にしてはしっかりとした形をしている。
それが、富士山であることに、気づくまで時間が掛かった。
まさに、
頭を雲の上に出し、実に見事な景観であった。これに出会えたただけでも、八丈往復の値打ちがあったというものである。
まもなく、着陸態勢に入るが、
房総半島が手に取るように分かる。これもまた見事。天気が良いと飛行機旅は楽しい。
充実した気分で羽田に到着したが、出発の遅れが響いて、羽田到着も遅れる。次に乗る
ANA823便の出発時刻まで
20分しか無く、おまけにバスで到着口まで向かわないといけないので、気持ちが焦る。
機体が異なることもあって、
ANA822便→ANA823便への乗り継ぎは、かなりリスキーである。恥を忍んで、八丈島で、
ANA823便のチェックインもやっておくべきだったか。
実は、万一のことを考えて、
ANA822便→ANA823便は往復割引で購入している。もし、天候が悪かったり、遅延等のトラブル起こりそうなら、日時を変更して、2回目と3回目とはパスすることも考えていた。
急いで、到着出口からエスカレータを駆け上がって、チェックインして、本日3度目のセキュリティチェックを受けて、バス乗り場へ急ぐ。
幸い、次に乗る
ANA823便も機体の到着が遅れたために、出発が5分遅れるとのこと。しかし、一息つく間もなく、搭乗開始となり、バスに乗せられて駐機場へ向かう。
危ない所であった。八丈島修行を志す諸兄は十分注意されたい。
ANA823便も比較的乗客が多い。小生の所は3人掛けが埋まっている。しかし、一つ前の席は3席とも空席だったのでそちらに移動しても良かったか?
ここで睡魔がやってきたので、ひたすら眠っている間に、再び八丈島に上陸した。
次は、
ANA844便、ANA845便で大島を経由して羽田へ戻る。もちろん、大島上陸も初めてである。
大島行き
ANA844便はガラガラ状態で、3席占有。ごくごく短いが非常に快適なフライトとなる。
八丈島は相変わらず小雨模様だが、大島は天気が良く、
窓には見事な島の風景が展開されている。飛行機は既に着陸態勢に入っており、デジカメで写真撮れなかったのが悔やまれる。次の機会には、是非、銀塩カメラ持参したい。
ここでは、羽田へ乗り継ぐ乗客も、一度、機外へ出されるが、乗り継ぎ客はそのままゲート内へ通してくれる。出発ロビーは既に多くの乗客が搭乗開始を待っている。
出発15分前に搭乗開始。
乗客が多いためか、ここ大島空港では、優先搭乗含め、後、中、前と4回にも分けて搭乗させる徹底ぶりである。
予想通り、当機はほぼ満席状態で大島を出発。これまたあっと、いう間に着陸態勢に入る。今も雲上の富士山がよく見えている。本日の東京は非常に天気が良くてラッキーだった。
予定通り
ANA5回の搭乗を終えて、羽田に到着。既に時刻は14時である。
ここで、出発ロビーのカードラウンジを探してウロウロする。初めてなので結構探した。意外とわかりにくい場所にある。
空港はUターンラッシュでかなり混雑している。昼下がりになっているのにも関わらず、飲食店はどこも満員である。カードラウンジも例外では無い。
何と、入場制限をしているではないか。幸い、小生はタッチの差で直ぐに入れてくれたが。
カードラウンジで、ニコチンを補給して、飲み物を頂いた後に、京急、山手線、中央線経由で八O子に到着。途中、買い物をしたので帰宅は16時過ぎになった。
その後、昼食兼夕食を取った後、ものすごい睡魔に襲われて、撃沈される。
翌朝6時まで、12時間も爆睡。お陰で疲れはすっかり取れたのだが、眠り過ぎで背中が痛い。2007年、激動の年の幕が開いた。