胃痙攣の思い出

それは、２０１１年の冬の出来事だった。

家族が所用で外出したものだから、普段より１時間早く自宅を出発。色々と忙しかったので、ラウンジで仕事をするつもりでいた。

ところが、日根野を過ぎたあたりから、次第に胃の調子がおかしくなり、関空到着の頃は、歩くのもままならない程まで悪化した。

こりゃいかん。

関空には、診療所があったことを思い出して、国内線旅客ターミナル２Ｆの北東の奥の方に行くと、たしかに、近大の関空診療所は存在していたのだが、診療時間は１７時までらしく、誰も居ない。

途方に暮れて、インフォメーションセンターに助けを求めると、救急病院を教えてくれた。しかし、流石にそれも大げさなので、診療所のベッドで休めるように、なんとか手配していただいた。

実は、小生、過去、半年に一回位、原因不明の胃痙攣に突然襲われたことが何度かあった。発作が起こると、数時間くらい藻掻き苦しんで、その後何事も無かったかのようにケロッと治ってしまう。

検査をしても、特別、原因らしきものは不明。原因が不明だから対処のしようが無い。まぁ精々不摂生を慎む事くらいである。

とにかく、この胃痙攣は、何時やって来るか分からないので困ったものである。今回、偶々、単身赴任の復路の途中でやってきた。

こんな事態に備えて、旅の鞄には胃薬を常備していた。

胃痙攣の対処薬としてブスコパンが有名である。旅に出る時には、鞄に忍ばせておくことをお勧めする。

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関空の職員の方に連れられて、先程の診療所の扉を開けて貰い、ベッドに案内していただく。

ブスコパンを服用して暫く休むと、快復傾向に向かってきたので、２１時過ぎに診療所を出て、インフォメーションセンターに立ち寄ってお礼を申し上げた後に、保安検査場に向かって行った。

因みに、掲載した画像は、あたりまえだが、全て回復後に撮影したものである。

関空からは、今は無きＪＡＬ１９２便に搭乗した。

機内でも殆ど眠っていたこともあって、羽田に到着した頃には随分とマシにはなったが、それでも本調子では無く、翌朝まで尾を引いていた。

偶々、関空で発作が起きたから、ある程度対処していただけたものの、もし、夜行バスやムーンライトながら乗車中に胃痙攣が起きたら、．．．．、考えただけでもぞっとする帰京の旅であった。

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ＶＩＥＷサンクスポイント交換期限は１月３１日まで

危ない、危ない。

２０１１年度ＶＩＥＷサンクスポイント交換期限は、２０１３年１月３１日まで。

ＳＵＩＣＡの世界から離れて３ヶ月あまり、危うく、ＶＩＥＷサンクスポイント交換を忘れ失効するところだった。

ついでに、忘れないうちに、えきねっとポイントのＶＩＥＷサンクスポイントへの交換も申請しておいた。こちらは、３月３１日が交換期限。

えきねっとポイントは、１回の指定席予約で２０Ｐ貯まる。

えきねっとポイント２０Ｐ＝ＶＩＥＷサンクスポイント２０Ｐ
ＶＩＥＷサンクスポイント２０Ｐ＝１６ＪＡＬマイル
（６００Ｐ単位で５００ＪＡＬマイル^＊に交換）
＊但し、ＪＡＬカードショッピングマイル・プレミアム会員なら、その倍の１，０００ＪＡＬマイル

つまり、ムーンライトながらの指定席（￥510）をえきねっとで予約して発券すると、16ＪＡＬマイル分が得られる。

そして、もし、指定券や青春１８きっぷをＶＩＥＷカードで購入し、小田原までの乗車券をＳＵＩＣＡで購入する（勿論、ＳＵＩＣＡはＶＩＥＷカードでチャージ）と、一乗車あたり、さらに約20ＪＡＬマイルが加わるから、積もり積もればバカにできない。

ムーンライトながら（えきねっと予約）とＪＡＬカードＶＩＥＷとの相性は良いので、ある時はＪＡＬに乗って、ある時は青春１８きっぷを使って、お得な旅を目指すのならＪＡＬカードＶＩＥＷは持っていて損はないと思う。

ＪＡＬカードＶＩＥＷの入会は以下のバナーをクリック後、
画面左上のＪＡＬＣＡＲＤのロゴをクリック、
続いて画面中央やや左の”ＪＡＬカードに申し込む”ボタンを押すと、ＪＡＬカードＶＩＥＷが選択できる。


ところで、この指定席分のえきねっとポイントを２倍にする小技（勿論、指定券を２枚購入するのではない）があるのだが、．．．．ご存じだろうか。

夜行バスで体を横たえて眠る

大変お世話になった、旅の散策ツアーズの３列シート夜行バス。富士セービングバスが運行しており、接客や運転は丁寧で、もちろん傷害保険もしっかりとしている。

この旅の散策バスの最大の特徴はシート。フットレストが水平まで持ち上がることである。

とは言っても、シートピッチの関係で、上体は起こすことになるので、水平になって眠れる訳ではない。

しかし運が良ければ、隣が空席でシートを２席占有できるかもしれない。その場合、アームレストにエアクッションを置いて、座席と座席の間に、鞄等を置けば、２席使ってほぼ体を横たえて眠ることができる。

体を横たえて眠ると、熟睡度合いが全く違うと思う。

他の夜行バスでは、仮に３列シートであったとしても、フットレストが水平にならないので、このような芸当まず不可能。プレミアムドリーム号でも、シートはフラットにはならない（というか、現行の道路交通法では、フラットシートでは運行できないらしい）。

旅の散策バスで２席占有。

週末では、余程運が良くないと、ダメだろうが、平日なら大いに可能性はあると思う。

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ＪＲ西日本、早起きで行こか！ キャンペーン（１月１５日～２月２８日）

平日朝６：３０～７：３０の間に、天王寺駅、大阪駅改札内に設置された「キャンペーン端末」に事前登録したICOCAをタッチすると、

景品や参加日数に応じたJ-WESTポイントが貰える(J-WESTポイントは、SMART ICOCAのみ)キャンペーンが開催される（１月１５日～２月２８日）。


但し、最低１０日の参加（タッチ）、
また、事前登録が必要。

くわしくは、こちらの案内を参照の事。

なお、貰えるJ-WESTポイントは、最大で1,200ポイント（２８日以上参加で）。

ちなみに、小生の場合、該当時間帯に天王寺駅や大阪駅構内に居るのだが、乗換のために、ダッシュしているので、タッチする余裕があるかどうか？？？

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相変わらずファンくるのモニター継続中（３）

単身赴任時代に散々お世話になったファンくる。

単身赴任終了後も、通勤経路にある１００％以上の還元率のお店を中心に、夕食を兼ねてのモニターを行っている。



ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント（キャッシュ）バックしてくれるシステムのこと。

モニターは簡単。

ただ、店員さんの名前や容姿をしっかりと覚えておくことと、クレジットカードの明細ではなく、レシートをきちんと貰っておく事が必要。

これされ押さえておけば、誰でもできる。

多いのは、５０％～３０％オフのモニターだが、マメにチェックしていると１００％オフ即ち完全無料のモニターもある。また、ポイントを貯めるために、決済はできるだけクレジットカードで行うこと。

ファンくるへの登録は以下のバナーからどうぞ。もちろん登録は無料で年会費などは一切不要。

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周遊きっぷ技で実質運賃を下げる

東京－大阪の普通乗車券は￥8,510。このデフレの時代、他の公共交通機関に比べて、ＪＲの運賃は高いと言わざるを得ない。

この高い運賃を下げる方法がある。

それは、周遊きっぷを活用する技。

青春１８きっぷが使えない時期に、東京－大阪を毎週往復するなら、覚えておいて損は無い方法である。

周遊きっぷに関しては、小生が改めて解説するよりも、こちらや、こちらや、こちらに詳しいので、ご参照いただきたい。あるいは、時刻表にも解説があるので、購入時には必ず確認しておくこと。

ここでは、ポイントのみを以下に列挙する。

• 周遊きっぷは、行き券、ゾーン券、帰り券の３枚から構成される。
  
• 行き券、帰り券は２０１ｋｍ以上。
  
• 出発駅と到着駅とは同じ駅。
  
• 行き券、帰り券のルールは普通の乗車券と大体同じで、途中下車も出来る（以下の例で、東京に居る間は途中下車状態）。
  
• 行き券、帰り券の値段は２０％引きで距離が長くなると非常にお得（但し、経路に東海道新幹線を含む場合には、６０１ｋｍ以上でないと割引は５％となってしまう）。
  
• ゾーン内では、ライナー（ライナー券別途必要）、快速（新快速も）、普通列車が乗り放題。そればかりか、在来線特急自由席にも乗り放題（例：京阪神ゾーンなら、はるか、くろしお、こうのとり、サンダーバード、はまかぜ、スーパーはくと、きのさき、はしだて、まいづる等の自由席乗り放題）
  
• 行き券、ゾーン券、帰り券の順番で使う。また旅程は連続している必要がある。
  
• ゾーン内の駅や旅行代理店では、そのゾーンの周遊きっぷは発券できない（例：京阪神ゾーンの周遊きっぷは、ゾーン外の大津駅や和歌山駅で発券する必要がある　勿論東京で発券してもＯＫ）。
  
• 発券が非常にややこしくて時間が掛かるので、窓口が多数ある場所で発券すること。なお、発券時には予め旅程表のプリントアウトを準備しておき、係員に渡すこと。

■　周遊きっぷのルートの例
京阪神ゾーン周遊きっぷを使って、東京－大阪を２往復するルートの例を以下に示す。


※大阪～名古屋間は、別途購入した乗車券や近鉄を利用するなどして、出発（到着）駅は名古屋とした（図の点線部分）。

・行き券
名古屋→（東海道新幹線）→東京（途中下車、東京滞在）東京→（中央本線）→塩尻※１→多治見※２→（大多線）→美濃太田→（高山線）→岐阜→（東海道線※３）→京都（入口駅）

・帰り券
京都（出口駅）→（東海道新幹線）→東京（途中下車、東京滞在）東京→（中央本線）→塩尻※１→（中央本線）→名古屋

※１：改札を出ない限り、松本まで行くことができる。もし、松本で途中下車するなら、塩尻－松本間の運賃￥230を別途払えば、松本で下車可能。
※２：大多線、高山線経由にしたのは、乗車券のルールにより、名古屋を経由できないため。なお、多治見－（名古屋経由）－岐阜間の運賃￥1,110を別途払えば、名古屋経由のルートで旅行を継続できる。
※３：米原－京都間は東海道新幹線経由でも可能（運賃は同じ）。同様に、東海道新幹線経由は東海道線（在来線）経由でも可。在来線なら、寝台券や指定券さえ入手すれば、三ノ宮や大阪からサンライズ瀬戸・出雲を利用することもできる。

中央本線経由だと、実質的に利用可能な列車が限られてしまう（東側はあずさ、ムーンライト信州、西側はしなの）のと、時間が掛かるのが難点ではあるが、中央本線の車窓は素晴らしいので、旅行だと割り切れば良いのかも知れない。

なお、このルートの最終行程で、もし、名古屋でしなのから新幹線に乗継ぐなら、しなのと新幹線のきっぷは必ず同時に購入して、新幹線と在来線の乗継割引制度（半額）の適用を受けることをお忘れなく。

このルートで、名古屋－大阪の移動（点線部分）に近鉄を利用すると、特急券含めて１行程あたり￥10,000程度となる。

￥10,000というと、ぷらっとこだまとほぼ同額だが、ガラガラに空いているにも関わらず、特定区画に３列ぎゅうぎゅうに詰め込まれるぷらっとこだまに比べると、自由度が高い周遊きっぷの方がはるかに快適な旅が楽しめると思う。

さらに、お得なのは、京阪神ゾーン内で５日間、列車が乗り放題という特典が付いてくることである。出張先への移動に京阪神へのにゾーン券を使うと、便利な上に、タイミングが合えば特急自由席で快適移動できる。

■　問題はＪＲの姿勢か
他の企画きっぷと違って、繁忙期も利用できるし、一人でも利用できる、特急券さえ購入すれば新幹線のぞみにも乗れるなど制約が少なく、使い方次第では色々なメリットが出せる周遊きっぷ。特に、北陸新幹線が開業の暁には、

西大津→（湖西・北陸本線）→金沢→（北陸新幹線）→東京→（東海道新幹線）→京都京都（入口駅）．．．というルートを使って効率的に移動できるはず。

周遊きっぷが、あまり有名では無いのは、肝心のＪＲが周遊きっぷの拡販に消極的であるため。といわれている。ひょっとすると、北陸新幹線開業前に廃止される可能性もある。

とすれば、精々、今のうちに周遊きっぷのメリットを享受しておきたいものである。

なお、蛇足ながら、周遊きっぷを購入する時には、現金ではなく、クレジットカードを使ってポイントを貯めることをお勧めする。

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寝台特急”北陸”の思い出

今は無き、寝台特急”北陸”。

北陸回りで帰郷する時に、小生は一度だけ乗車したことがある。


その時は、金券ショップで￥11,000で入手した北陸回数券と普通乗車券で松任まで行って、そこからは、青春１８きっぷを使って普通列車と新快速で大阪まで向かった。

当時、北陸回数券だけで、特急北陸のＢ寝台またはソロが予約できた。寝台料金は￥6,300もするから、今思うと、北陸回数券は無茶苦茶お得なきっぷだった。

ところで、寝台特急北陸が直江津に到着したとき、待合室で気持ちよさそうにお休みになっている人を見つけて驚いた。いくら夏とは言え、．．．．

当時の直江津駅は、急行能登の停車駅でもあったし、夜中でも待合室が解放されており、駅寝ができたのだろうか？

それはさておき、特急北陸のソロは非常に居心地が良かったし、北陸回数券を使えばお得に利用できるので、もう一度一夜の宿にしたいと思っていた矢先に列車そのものが廃止されてしまい、願いは叶うことは無かった。

絶滅危惧種の寝台列車。乗車したいのなら今しかないのだろう。

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