ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

大山

2013年03月11日 | 山旅

何年か前の無雪期に大山を夏山ルートで登ったが、ほとんどの行程が階段と木道で、いささかうんざりした。そこで階段が雪で埋まる季節に再度と思っていた。このところ日本海側の天気予報でも晴天の日が増えてきたので雪がなくなる前にと出かけた。

前日は米子で一泊。マンホールは何の花?

 

駅前広場になぜかカバ

 

バスで大山寺へ行き8時半出発。登山口からたっぷり雪があるので階段の心配なし

 

葉を落とした樹林帯はけっこう風当たりが強く、上では風がうなっているので少々心配だったが登るに連れて風音が弱くなりお天気も上々

見えてきたのは三鈷峰か

 

高度が上るに連れ稜線もくっきり

 

避難小屋のある六合目辺りから傾斜がきつくなるのでアイゼンを履き、ピッケルも持つ。気温が低いので雪はよく締まりアイゼンは効くのだが、ピッケルはほとんど刺さらないので滑落防止にはなるんだかならないんだか

 

八合目を過ぎるとあとは緩斜面で11時過ぎに弥山頂上避難小屋到着

 

手前が弥山(1709M)、奥が剣が峰(1729M)。大山の最高峰は剣が峰だが、現在は弥山から剣が峰への道は崩落がひどく立ち入れないことになっている。積雪期には行く人もいるようだが稜線は狭くロープでの確保が要りそうだ

 

振り返れば日本海も

 

小屋で昼食を食べ下山にかかる。陽が高くなり雪の斜面がテラテラと光って見える

 

稜線を振り返る

 

下山は六合目を少し下りた分岐から行者コースを下る。途中トレースを見失い、強引に急斜面を下りてルートを外れてしまい、少々あせるが方向は間違っていないのでそのまま進んで堰提に出る。堰提から見る北壁

 

またまた強引に突き進みなんとか大神山神社の参道に出た。あとは参道を下るのみ。

今日は3月11日、東日本大震災から2年が経つ。時間的にもその時間なので、ささやかながら大山寺で手を合わせる。無事下山できたことも感謝

大山寺橋から再度見上げる

 

この橋の袂には前回来たときにはなかったモンベルができていた。ドアの取っ手がいいな、ほしいな

 

 

 

 

コメント (1)
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