元々、原子炉は二重三重の対策が施されているそうです。しかし津波や、おそらく変電所との間の断線等の様々な要因が重なって、電源が全くない状態になってしまいました。
これにより、様々な対策が上手く動かなくなってしまいました。
例えば、原子炉はECCS(緊急炉心冷却装置)により、緊急時には、何千トンもの水が一気に入ってくるようになっていましたが、これが入ってきませんでした。中は高温・高圧になっているために注入するには特殊な加圧ポンプが必要でしたが、現場にはありませんでした。
緊急時、炉心の上にあるボロン等の材料で核反応を止める仕組みになっていましたが、電気がないので、これらも注入できませんでした。
このように、考えられる二重三重の対策全てが電気を前提にしたため、これらがうまく動きませんでした。
★爆発の原因となった水素を有効的に逃せなかった★
空焚き状態になると、ジルコニウムで出来ている被覆冠が高温の水蒸気と反応して水素が出るそうです。(最新型はステンレス製になっているのでこのようなことはないそうです)
水素が上へたまり、圧力で格納容器から建屋に出たのですが、通常だと建屋に水素がたまると酸化させて水にする装置がついているそうです。しかしこれも電気がないので作動しませんでした。
建屋は負圧になっていて、マイナスの圧力で表に出ない仕組みになっています。また、圧力が高くなってくると表に開く「ブローウィンド」が開き、水素を外に出す仕組みになっています。しかしこれも電気がないので作動しませんでした。
水素は酸素と結びつくと、爆発します。
そのため、発生した水素をはやく逃してあげなければなりません。
現場では、格納容器の外にたまっている水蒸気を逃すため、10分と働けない高い放射線レベルの場所にあるバルブを、決死隊により手動で開けました。
一方で水素は上にもたまっていました。「ブローウィンド」をあけることができない状態で、これも決死隊が出て、水素を出していればよかったのですが、躊躇してしまいました。
実際には作業する方々は文字通りご自分の命を晒して作業をされています。本当に感謝の言葉しかありません。
★飛び散った放射能★
核分裂生成物が、水素の爆発により広範囲に散ってしまいました。しかしもし衣服に付着した場合は、多くの場合はすぐに洗えばよいそうです。
実際、大前氏はMIT時代、放射性物質を飲み込んでしまったそうです。半減期50年のものだったそうで、まだ放射能レベルは半分になっていませんが大前氏は現在元気な様子です。
確かに放射能は怖いものですし、中には猛毒性を持つ放射能物質もあるようですが、全ての放射能に過剰に怖がる必要はないと分かり、少し安心しました。
大前氏は反省点として、以下のポイントを挙げています。
・どんなことがあっても非常用の電源が動くようにすること。
・バックアップのためディーゼルだけでなく2系統にする。例えば、太陽電池など。
・同じところに複数の原子炉を建設しないこと。複数の原子炉があると、今回のように、同じ条件で同じように異常が発生してしまいます
★日本の原子炉の今後は?★
今後原子炉をやり続けるのであれば、民間に対して、国家、経済産業省、原子力委員会、保安委員会が関わっている、というイビツな形でなくて、国が公営事業化して、国が自分の責任でやり、東電などに「売電」するという仕組みがよいと提案していました。
・・・・というように、今後の原子力事業にまで及んだ詳しい話が展開されていました。
私たちは、原子力発電の恩恵をこうむって豊かな生活ができたのですが、地震大国と言われる日本は、それと引き換えに大きなリスクも含んでいた、ということですね。
今回の事故では福島県の被害は甚大です。地元の方々のご心労やご苦労は、私たちが想像する以上のものでしょう。
しかし今のところ、今回の事故で首都圏に対する被害はほとんどない、ということも分かりました。
◯1つの原子炉がメルトダウンしても、被害が出るのは50キロ圏内。2つ以上の原子炉がメルトダウンしても、被害はあまり変わらない。
◯現在の20キロ圏内の避難勧告は、妥当な判断。
◯専門家は、東京在住者への健康被害の可能性はないと見ている。
◯専門家は、風向き云々ではなく、東京は距離的に離れているから健康には影響ないと見ている。
◯原子炉が冷やされるにつれて、10日程度で状況はかなり改善する。
◯日本の当局から出される情報は、多くの機関から監視されており、現在まで正しい情報を流していると見られている。
◯チェルノブイリとはかなり状況が違う。チェルノブイリの時は、原子炉がメルトダウンし、ケースが爆破し、何週間も炎上していた。チェルノブイリの時でさえ、30マイル(50キロ)離れていれば、健康を守るのに十分だった。一番問題となったのは、被災した食料・飲料を食べて病気になったこと。当時、食料の放射線レベルを測定したり、危険を知らせる試みは、全くなかった。
◯ブリティッシュスクールの校長は、学校を閉鎖し続けるか質問してきたが、原発を恐れ、閉鎖する必要はないと回答した。
◯ヨウ素に関して、専門家は、多量の放射線や被災した食料・飲料を取り込んだ際に限り必要となるもので、長期にわたり、ヨウ素を体内に取り込むのは、どんな場合であっても、不健康。
BCCJ Members Update on Japan’s Nuclear Power station situation
At 5pm Tokyo time (Tuesday 15th March 2011) an telephone briefing was given by Sir John Beddington the UK’s Chief Scientific adviser and Hilary Walker Deputy Director Emergency Preparedness at the Department of Health.
“Unequivocally, Tokyo will not be affected by the radiation fallout of explosions that have or may occur at the Fukushima nuclear power stations.”
The danger area is within the 30 kilometer evacuation zone and no one is recommended or will be allowed to enter this area other than those people directly involved with the emergency procedures currently being undertaken at both Fukushima 1 & 2.
Sir John went on to answer a series of questions including a comparison between Chernobyl and Japan. He said “they are entirely different, Chernobyl exploded and there was a subsequent fire with radioactive materials being launched 30,000 ft into the air.” The maximum height of any Fukushima explosions would be no more than 500 metres.
“The radiation that has been released is miniscule and would have to be orders of 1,000 or more for it to be a threat to humans” This was confirmed by Hilary Walker.
He went on to say that the Japanese authorities are doing their best to keep the reactors cooled and that this is a continuing operation. All workers on site dealing with the emergency are being fully decontaminated at the end of each shift.
When asked on how reliable was the information coming from the Japanese authorities as to radiation levels he said “this cannot be fabricated and the Japanese authorities are positing all the readings on the recognized international inforamton sites which they are obliged to do. Independent verification shows that the data provided is accurate”.
In answer to a specific question from the Head of the British School in Tokyo, Sir John Beddington and Hilary Walker said that there was no reason at all for the school to be closed unless there were other issues such as power outages and transport problems.
David Fitton, First Minister at the British Embassy in Tokyo moderated the teleconference and confirmed that a transcript of the briefing will be available on the Embassy website later today.
BCCJ members are encouraged to regularly check the Embassy website as well as the Chamber website and Facebook sites for the latest information.
ご家族は東松島市にある親族のお宅で親戚一同でおられるとの事でした。
本当にありがとうございました。
佐藤一範のご家族の安否に関する情報の提供をお願いします。
佐藤一範ご家族
宮城県東松島市大塚字東名
● 佐藤範三(のりみ)
60代 160cmくらい 太めの体型 短髪白髪 (有)奥松島観光タクシー運転手
● 佐藤由利(ゆり)
50代 150cmくらい 痩せ型 ショートヘアー
● 佐藤修二(しゅうじ)
20代 170cmくらい 痩せ型
いただける情報はなんでも構いません。
よろしくお願い致します。
榊原啓三
090-9953-9505
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プロ格闘家の諸君は こういう時こそ 自分の肉体を社会貢献する時なんだよ
一般の方よりも 日ごろから鍛えた筋力のあるカラダを
世界最大級の震災を受けた 日本の東北部の被災地のために使おうよ
試合??
関係ないって そんな自分だけのことじゃなく 日ごろ鍛錬した肉体は
こういう時に 奉仕しようよ
プロ格闘家は 特に 被災地へ 行くべし!!
被災地で苦しんでる方たちは あなたの心と筋力を必要としてるよ