弥生の空は明るさを増して
人も草木も春の光の中で一層輝きます
「紅梅」がやっと開花です
まるで春の喜びを謳歌している様な
優しいピンクです
梅はなかなか用心深くて
一本の木でも開花から終わるまでに一月ほどかけてさきます
パっと咲いてパッと散る桜とは正反対ですね
それは早い開花のために雪、寒さに見舞われて
種子が実らないのを防ぐのだそうです
南アルプスを背景にして咲く「うめ」 です
今の時期だけの景色です
梅の生き残り作戦!
梅は奈良時代に最澄上人によって中国から薬として
渡来したそうです
当時は花見と言えば梅で万葉集には118首も詠まれているそうです
因みに花ことばはすてきで
高潔な心、忠実だそうです
二年前にごみ捨てから拾って来ました
「ミニすいせん」 です
草丈十センチ程の小さなものですが
凛とした姿が愛らしいです
庭の隅々で小さな草花が目を覚ましました
あの恐ろしい震災から四千三百八十三日だそうです
被災された方々にとってどれほど
苦しい日々であったのでしょう
私は今何もなくていつものよういつもの
花が咲いて投稿できます
こんなありがたい事はありません
ただ今後の事は解りませんですね
心に留めていても想定外等と言う言葉をよく聞きますから、、、
「クロッカス」 「はなにら」
みんなお日様に向かって
花弁を大きく広げるように咲いています
池のほとりでヒッソリト咲きます
「ざぜんそう」 です
真中の黄色いところが花だそうです
この花が発熱して
まわりのゆきをとか溶かしながら咲くのだそうです
雪の冷たさをしなやかに受け流しつつ
春を待っている、、、
苦境に有っても前を向こうとしている
被災地方々と重ね合わしています
十二年の歳月は亡くなられた方々には十三回忌ですね
学校に出かけた我が子が「いってきました」というのは
奇跡の積み重ねかも、、、、だって
被災されて家族を失った方々にとっては
そのような気持ちのなるのでしょう、、、
これからは穏やかに生きていけますように、、、、、と祈らざるをえません