山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

赤い新芽が群れ立つ中に・・・

2017-04-19 12:49:09 | 日記
「たったたそう」 です



四月九日に初めて小豆粒位の芽が出てきました



十五日には半開きになって綺麗に見えるようになりましたそして・・



十八日にはほ全開となって「たったたそう」の一番美しく見える時です
三年前入院中の私の見舞いに来てくれた娘が「たったそうが綺麗に咲いていたよかわいいいはなね」って
教えてくれました
身動きも出来ない私はあの満天星の下で咲いている三株のたったそうを思い浮かべて
その夜はぐっすりと休めたことを思い出します
故郷を遠く離れた極寒の地のシベリアで戦争に明け暮れる
兵士さん達はこの花の優しさでどれほど救われたことでしょう
軍艦に乗って日本にやってきてここで今咲いています
こんな小さな花にも目を向ける優しい心の兵士さんも
いざ戦争となれば 人を殺し傷つける・・・恐ろしい事ですね
今何処で何時なにがおこるか?と思われる毎日ですが
どうぞ平和ガつずきますようにと祈りたいです



適度な雨と陽射しで目を覚ましてきました 「いわやつで」 です
花ばかりではなく葉の美しさも特徴です



うつむいて綺麗にさえずる小鳥の声を聞いているようにも見えます
「かたくり」です
野草の力はすごくてそっと咲いてそっと散っていくのですが
いつの間にか庭のあちこちに増えています
可愛いい山野草の一つでも有ります

(いわうちわ)です
小さなピンクの花です
この花のささやかな姿はそれだけで
春の慶びを生きている幸せを描いて居るようです



「水芭蕉」も開き始めました
じっと寒さをこらえてきた草草に一期に春が訪れました
こんなにも身近に有りますかすかな命の逞しさと
ありふれた日常の有り難さを野の花が開きながら
有ることの幸せを教えてくれています

元気なのは綺麗なはなばかりではありません
名もなき雑草ではなくて名も知らぬ雑草なのです
私の勝手な思い込みでそれらの退治にいそがしくて・・・・






コメント (2)
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