
千葉県は我孫子市にある、「手賀沼親水公園」と「水の館」に行ってきた。
この「手賀沼親水公園」の広場には、いつも気になるオブジェがある。
名前は「天泉」と書いて「てんせん」とでも読むのだろうか。
そのオブジェの近くに、千葉県知事だった沼田武氏が題字を書いたという「天泉」というネームプレートがあることで漢字表記は分った。
「天泉」のネームプレート
当時の千葉県知事は沼田武氏
初めて見た時は、失敬な言い方たが「抜かれた歯みたい」だった。このオブジェについて再び考える機会をもらったと思って調べてみた。
このオブジェの作者は、安田侃氏だ。時間が封じ込まれた白い大理石の泉をモチーフにしたのが「天泉」という訳だ。
水の館から見た手賀大橋と親水公園。白いのが天泉
難しいことは分らないが、上写真の中で天泉の有無によって景色の味わいが変わる気がする。天泉自体は現実的な形ではないが、周囲の景色の中に溶け込んでいる。
天泉正面。このくぼみに入って記念撮影している人達もいた。
緑の芝生の中に、ポツンといった感じだが、これがあるだけで手賀沼浸水公園が浮かんでくる存在なのだ。
地図にもある、鳥の博物館とセットで。
あ、それと手こぎ・足こぎボートがあるのも家からいちばん近いんですよね。
「天泉」という名前は知らなかったけど、娘は「石のかまくら」と認識してよく入って遊んでました。
家族で親水公園に行ったこともあります。
次男が"かまくら"の中に入りたそうだったのですが、先客がいて諦めたことを思い出しました。
そう、我が家も「鳥の博物館」とセットでした。