伝えたんく

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今度の土曜日は

2010-10-21 08:49:11 | 言いたんく
松戸工兵学校関連の戦争遺跡案内の下見が23日に決まった。

唐突だが、スタッフには下見は必要だろう。


松戸市栗ヶ沢に残る、陸軍境界標柱


 今回のコンセプトは千葉県東葛飾地方に残存する戦争遺跡の紹介ということだった。

 戦争遺跡が初めてという諸兄に紹介する手だてとして、陸軍用地と民間地の境にある境界標柱を第1に紹介することにした。

 陸軍の境界標柱はたいてい御影石で造られている。

 そしてその境界標柱が比較的見つけやすい場所として、陸軍松戸工兵学校跡(松戸市相模台)を選んだ。

 駅前開発により、多数の標柱が抜かれてしまったが松戸中央公園(工兵学校入り口)周辺には十数本の標柱がかつての工兵学校の敷地を取り囲むように建っているのだ。

 第2に、近辺の遺構として津田沼出発松戸終点であった陸軍の鉄道第二連隊の軌道敷跡を選んだ。

 松戸終点というのは、現在の松戸市立第一中学校の東側に位置する門から工兵学校内に延びていた軌道敷の終点のことだ。

 そこから津田沼に向かって軌道敷があったのである。

 現在は新京成電鉄がその軌道敷を利用している。

 陸軍の演習線として必要な長さを津田沼・松戸間で確保するために曲がりくねってしまったそうで、旅客電車として解消するために何箇所かのショートカットはあるという。

 今回は、松戸終点(松戸市立第一中学校)から上本郷駅までの途中から和名ヶ谷方面へ抜ける軌道敷跡を探ることにする。

 先に挙げた境界標柱も比較的残っているからだ。

 ただ、私有地もあるので、地主さんには前もって了解を得てある。

 話によると無断で出入りしている人間もいるそうである。
 それが犯罪であることを自覚してほしい。

 最初の写真は、今回の探訪とは関係ないが第2弾、第3弾と続けば見ることになる境界標柱である。
コメント (2)
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