伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

復活

2008-05-10 23:52:21 | Weblog

 待ってたいにもかかわらず、なかなか行くことの出来なかった鉄道博物館を訪れることができた。東京秋葉原は万世橋にあった、旧交通博物館はゆきたんくの人生の中で母との思い出を克明にたどることができる場所であった。その交通博物館が永い歴史に終止符を打ったのが2006年5月だ。


旧交通博物館展示の急行車両

 63年ぶりに旧万世橋駅の遺構も公開され、思い出の確認と、2度と見るチャンスがないかもしれない遺構の見学に次男を伴ってでかけてからもう2年が経つ。


旧万世橋駅のレンガアーチ

 今度はさいたま市に「鉄道博物館」としてオープンするという予告を頭の中に残したまま、その頭の引き出しはロックされたままであった。今回は、仕事がらみということもあるが、前日の夜から遠足を控えた小学生の子供のように期待感で胸が膨らんでいた。今回もご他聞に漏れず、沢山の写真を撮った。その中で前述の気持ちを表すのに一番の写真が冒頭の写真である。

 旧交通博物館では、電車や汽車を一両一両見ることはできた。しかし、この写真のようにズラッと並んでいるのを見ることはできなかった。今回見た、この光景は壮観である。こんなのは東京駅や上野駅でも見ることはできない。小さい頃に電車の運転手になることを夢見て、日曜日にはJR大井町駅の開かずの踏み切り近くの陸橋から様々な種類の電車を見て喜んでいた時の気持ちが蘇ってきた。時間をかけて見ることが出来た電車が一堂に会したのである。

遅まきながら、

     祝 復活、鉄道博物館!

 名称は変わったが、ゆきたんくの中では万世橋にあった旧交通博物館が蘇ったのである。

コメント (2)
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