秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

開田城。

2010年12月23日 15時24分46秒 | 京都非観光迷所案内
阪急長岡天神駅から天満宮へ向かう道にこの「開田城跡の土塁」があります。このあたりは
古墳時代から集落があった場所で、9世紀後半には宇多法皇が一時住まいしたそうです。
     
15世紀後半に中小路家が登場して、後に中小路宗数が天満宮の社殿を造営したとあります。

応仁の乱や戦国時代に消えていった土豪も数ありますが、中小路家のように代々天満宮の
神官として現代まで残る家もあるんですね。

以前訊ねた上植野城は住宅地となって跡形も残っていませんが、こんなふうに発掘保存され
ている城跡(といっても土塁だけですけど)から当時の時代を偲ぶことができるのはヨロコバシイ
ことであります。