秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

晩秋の足利。

2010年12月04日 21時37分06秒 | 旅ゆけば
今朝の続きです。体調や日程によってホテル近辺の散策は一切無し、という土地もあります。

それより大きな理由は、私にとって魅力のない街は歩いてもしょうがない。それは観光名所
があるなしに関わらず、自分の足で迷走するに値するかどうか、というマコトに身勝手な理由です。

その意味ではこの足利市は、マサシク私好みの街です。歴史のある街だけど、中途半端に
寂れている、なんていうと足利市民に叱られるか・・・・。
 
路地、廃屋マニアのワタクシ、仕事が無ければ一日中カメラ片手にさ迷っていたいトコですが
とりあえず、寂れていない「ばん阿寺」の風景をば。
 
さすがに足利家ゆかりの寺だけあって、そこはかとなく武家の佇まいを匂わすお寺です。
 
京都や奈良の寺と違って、仏教の寺なんだけど、抹香臭くない。(ちょっと変な表現ですけど)
 
このアッケラカンとした開放感、こんな寺もワタクシ、大好きであります。
 
お参りに来ていたオバサンと朝の挨拶をかわし、ドコから来たのか、と問われて京都と答え
たらびっくりしてはりました。そりゃそうだわナ。

晩秋の「ばん阿寺」、もう来ることはないかもしれないけど、印象深い寺の一つとなりました。


早朝の足利散歩。

2010年12月04日 08時28分59秒 | 旅ゆけば
昨夜も早飲み、早寝。したがって今朝は当然早起き。(夜中に怪しげな夢もみなかったし)

6時に一階の大浴場(と、いうほど大きくはないけど)で一風呂浴びて、7時前には朝食を
済ませたもんね。なぁんて健康的というか、爺様的な朝なんでしょ。そして爺様は散歩へ。

昨日の朝とはうって変わって天気は上々、さほど寒くもなく、散策にはうってつけの朝です。

まずはホテル前の道路を挟んだ足利学校へ。日本最古の学校といわれておりますが、京都の
種智院も最古の学校と言われてます。まぁどっちでもいいやね。

当然、この時間帯ですから開園されておりません。開園時間だったとしても、はたして入館料
を払って見学していたかはわかりませんけどね。(建物は復元されたものです)

とりあえず、外からざっと景観を見とけばいいでしょう。ってことで足利学校見学終了。

この後、「ばん阿寺」まで足を伸ばす(と、いってもほとんど隣なんですけど)のですが、
今回はここまでで時間がきてしまった。なんせお仕事できてますからね。

ちょっとだけ言わせてもらうと、この近辺、ワタクシ大変気に入ってしまった。とても朝の
短い時間では紹介しきれません・・・・。

と、いいましても私のお気に入りですから、こんなのがほとんどですけど・・・。↓