秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

平安京創生館(アスニー)

2010年12月10日 09時36分08秒 | 京都非観光迷所案内
このアスニーは以前紹介しますって約束してましたよね。ワタクシ、約束ごとはキチンと
果たす男です。ただ、約束したコト自体を忘れてしまっている場合が多いけど・・・・。


この場所は豊樂院の西北に接して置かれ121メートル四方の面積を占めていた「造酒司」倉庫
があった場所らしいです。造酒司(さけのつかさ)とは宮廷で消費する酒や酢を醸造する所。

 
館内の撮影には許可が必要です。私はもちろん、え~と、次にまいりましょう・・・。

文献だけでは、いまひとつピンとこなかったけど、こうして模型でみるとイメージがわいて
きます。しかしこれだけの模型を作るのは大変だったでしょうね。

記述では神泉苑の広さや六勝寺の大きさは知っていても、こうして目にすると実感できます。


源氏物語「梅枝(うめがえ)」の場面。何度もいうけど、あたしゃ読んだことアリマセン。

ここに穀物などを保存する蔵の柱が建っていたんですナ。黒丸が柱の跡です。
 
入り口にはモニターも設置されています。また発掘されたときの地層も展示されており、
蛤御門の変で焼けた地面もこの目で確認できます。なんと入場料は無料!


平安創生館↓
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/asny1/souseikan/kikakuten/kikaku2207.html