松下駅/蘇民の森

2020-05-21 22:14:33 | その他旅行き
JR参宮線沿線のお話、第3話。
二見浦駅の鳥羽方面お隣の駅は松下駅。
駅舎はなく、無人駅。



近くには民家があるものの、国道に出ると荒地がすぐそばの山へと続くさみしい景色が印象に残っている。
そんななので近くに見るところは無いだろうと思っていたが、2ヶ所で被写体を見つけた。



ひとつ目は松下社という神社。
この地の氏神様らしいが、由緒書きは推測が混じる自信の無い文書である。
由緒書きって「おらが神様はこんなご利益を与えてくれるがぞ」と自慢してるイメージが私の中にはあるのだが、随分控えめだ。
珍しい。



とても大きな楠があり、これの写真がたくさん残っている。
樹齢2000年といわれるとか書いてあったが、そこまでの太さには見えなかったな。
もう幹の根元は空洞になっているものの、脇から伸びた枝が成長し、葉を茂らせていた。



ふたつ目の被写体は神社の言われに出てくる蘇民将来(そみんしょうらい)の名前がついた民話の駅「蘇民」。
松下社の隣にあり、地元の農産物や魚介類などを売る、道の駅的な建物があった。
その時は夕方遅かったので閉店していたのか、中に入った記憶は無い。



建物の裏手に菖蒲園があるようで、初夏にはたくさん花が咲くよう。
訪れたのは冬だったし、夕暮れ間近だったので奥までは入らず。
手前の池に蓮が咲いていた跡を見つけ、枯れた茎やら種の入っていた殻やら、夕日を浴びてオレンジ色に染まった景色を撮っている。





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