夕暮れ刻、嵐電

2014-02-21 02:08:50 | その他旅行き
「あらでん」と読むのかと思ったら、「らんでん」と読むらしい。
正式な鉄道会社名称は京福電気鉄道。
なんで「京福」なのかと調べたら、昔は福井にも路線を持っていたらしい。
それはえちぜん鉄道に譲渡されたそう。
現在は京都にしか路線はない。
前に記事にした叡山電鉄も、昔は京福電気鉄道が運営していたらしい。



嵐山本線は全線複線、軌道事業ながら標準軌道のがっちりした線路が敷かれている。
乗り心地が私の知ってる路面電車のものと違い快適。
道路との併用軌道あり。
並走する道路の道幅が広いので、交差点で横断する時以外は車が軌道上を走る事は少なそう。
標準軌の広い線路が二つ並んで小さくカーブしている様は、くねくね感が増幅されて面白い。
全線統一金額200円で乗れる。
併用軌道区間にある駅は路面電車の安全地帯で、専用軌道区間にある駅は普通鉄道の駅、と二つの形態が見られる。
安全地帯の駅での乗り降りは段差が高くなり注意がいるようだ。
こんな運用形態の鉄道もあるんですな。



見たことのあるカラーリングの電車が来たなと思ったら、江ノ電号とヘッドマークが付いていた。
江ノ電の鎌倉駅で江ノ電と嵐電の写真が並んで配されたポスターを見た気がする。
嵐電ホームページで調べてみると数年前、双方の開業100周年、全線開通100周年を記念して、姉妹提携をしたとある。
ふーん、そうなのか。



その日目にした電車は4つだが、みんな違うヘッドマークを付けていた。
個体別にテーマを設けているのだろうか。
私が乗ったのは「合格、梅電車」だった。
受験シーズン、沿線にある北野天満宮は学問の神様をお祀りしており、かつ梅の名所という事でこの二つを合わせたデザインとしたらしい。
車内には梅の造花が飾られ雅。
乗車記念の合格えんぴつが置いてあり、受験生限定で持って帰れる。
いろいろ企画運行する会社みたいだ。
ちょっと注目。




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2 コメント

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4つの電車 (Aちゃん)
2014-02-22 16:05:21
車内も違うのかしら?
違うんだったら全部乗ってみたいですね。

受験生でないのに持って帰る人はいないのかしらね。
受験生へのお土産にってことで...。
車内は (よかばか)
2014-02-22 21:59:12
どうなんでしょう。
分かりません。

撮影時間がほとんど取れなかったので、近いうちにもう一度撮影に行きたいなと考えています。
行けたらまた記事にしますね。

受験生へのお土産なら持って帰っていいんじゃないでしょうか。
受験生のための企画ですから

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