黄色い花と幅跳び

2022-03-15 07:22:53 | その他旅行き
山上の景色を見終えて、入口へと戻る事にした。
帰りは下り道。
歩いていると黄色い花をこれでもかと付けた蝋梅の木があった。
蝋梅が満開なんだから、普通の?梅の花はまだまだこの後ってことだよな。
腑に落ちる光景だった。



さて、綾部山梅林には駅からバスで来たのだが、バスは臨時便で、梅の花の時期だけ運行しているよう。
1時間に1本程度しかない。
大きな駐車場があったから、車で来る人が多いんだろう。
帰りのバスが来るまで30分ほどあったので、梅林を出たところにある菜の花畑を見に行くことにした。



山の上から見えた黄色い部分である。
ネットでみた過去の写真では、この辺りの田畑が全て黄色かったのだが、今年のデザインなのか、飛び飛びの区画に菜の花が植えられているようだ。
これもコロナのせいなのかもね。



畑への降り口にはここにも人形がいた。
菜の花は100円で採ってもいいようで、料金箱が設置されていた。
私は写真を「撮ら」せてもらう。
遠くから見ると面で黄色なのに、近くで見ると畝が盛られてそこに植えられているので、線で黄色い。
なので黄色だけで画面を作るのが難しかった。



写真を撮ってると30分はあっという間だ。
バスの停まる駐車場に向け、来た時とは違うルートで戻る事にする。
畑の境目の畦道を通って行く。
初めは問題なかったが、最後に難関があった。
水の溜まった用水路を越えねばならない。
大した幅ではなく、子供の頃なら易々と跳び越えれた筈で、今でも大丈夫そうに見える。
しかし、今の体重と衰えた筋力で跳べるのか、若干不安を覚える幅だ。



しくじれば当然濡れるし、怪我するかもしれない。
濡れて帰るの嫌だなあ。
畦道上でどれくらい跳べるか試してみる。
大丈夫そうだ。
よし、心を決めて、えいっ!と跳んだら、無事対岸に足が届いた。
あと10cm広かったら危なそうな着地点で、自分の脚力を疑ってやはり正解だった。
ふー、最近で一番ドキドキしたかもしれない。