いなかの涼

2019-08-16 06:22:20 | その他旅行き
実家に到着し、まずはシャワーを浴びさせてもらった。
さっぱりしたが、身体を拭くそばから汗が噴き出してくる。
脱衣所から出ると裏口の窓からさらさらと風が入っていた。
周りに建物が少ないからか風通りがよく、涼しい風が廊下を吹き抜けていく。
夏草茂る裏手の景色を眺め、しばし肌の火照りを冷まさせた。



夜寝る時も窓から涼しい風が下降してきて、寝転ぶ私を夜気のベールで覆ってくれるようだ。
早くから敷いてあった寝具も冷たく、熟睡した。
2日目の晩は暑かったから、毎晩そうはいかないようだが。
それから水道の水も冷たかったな。
マンションみたいにタンクに貯めておくってことがないから、地面の下の水道管からダイレクトに給水できるとこんなに違うんだ。
手を洗うたび涼を得られた。



翌日も暑い日。
墓参りに庭木の剪定とたっぷり汗をしたたらせた。
妹を買い物に連れて行くと、母にスイカを食べさせるのだと購入していた。
夕刻、風呂上がりにご相伴にあずかる。
暑さもスイカも夏らしい。
いいなあ、いなかは。