「諸病源候論」の本を買いました。
気功の導引がいくつか紹介されています!
「諸病源候論」 はもともととても古い(8世紀)本なのですが、
今回買った「諸病源候論」は、劉天君先生が編集されたものです。
劉天君先生は北京の北京中医薬大学本校の教授で
気功科博士課程の授業を担当できる唯一の教授!
大学の気功科で使っている「中医気功学」の教科書(中国での気功科の標準教科書)も
劉天君先生編集なのですよ。
すごい先生ですよね!
私は、劉天君先生にはいろいろとお世話になりましたので、
大変懐かしいです。
宋老師とも仲が良く、お二人が揃った場にご一緒させていただくだけで・・・
とても緊張したものです。
この本…
DVDもついていてわかりやすいです!
ご興味のある方がいらしたら・・・
一緒に勉強会をやってもいいかなと思います。
ただ・・・
もう少し待ってくださいね。
「諸病源候論」について、参考までに「コトバンク」さまより
中国の医書。610年隋(ずい)の巣元方(そうげんほう)が勅を奉じて編纂(へんさん)した中国伝統医学における唯一の病因・病理・病態学全書である。全50巻、1726項目からなる。そのうち306項に治療術として導引法が付されている。この著作以後、『千金方(せんきんほう)』『外台秘要方(げだいひようほう)』『医心方(いしんほう)』ほか、中国・日本の医学全書は病気を分類するうえでこの書に範をとった。したがってその後代への影響は大きい。今日でも漢方医学における基本典籍とされ、とくに中国医薬古典に記された病名・術語を解釈する際に有用である。
現存最古の南宋(なんそう)刊本(金沢(かねさわ)文庫旧蔵)が宮内庁書陵部に伝えられている。[小曽戸洋]
もうひとつ・・・「津村喬」さまより
『諸病源候論』という八世紀の本があります。
あらゆる病気を分類して、病名を確定しようとした本です。
1400余りの病名が分類されました。
今の中医学にも継承された大事な仕事です。
その 『諸病源侯論』には、
鍼灸のツボよりも漢方薬よりも
「導引処方」がしてあります。
300近くの病気について、その病気になった時の
導引をして対処する方法が提案されています。