風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

民主主義・・・誰にでも解かる政治!!

2015年03月28日 20時26分10秒 | 日記
誰にでも簡単・明瞭に理解できる政治 !!
これが国民主権=民主主義であると思います。

数日前、安倍さんの「わが軍・・・」発言が問題になっていました。
(この方は、お坊ちゃんで、自分で考え行動した経験がないので、
子供のような素直な言葉が飛び出します・・・と世間では評判です)
個人で勝手に改憲してはイケマセン!!

憲法9条・・・戦争の放棄・戦力の不保持・交戦権の否認

自衛隊の誕生・・・1949年共産・毛沢東の勝利、それに続く
1950年6月朝鮮戦争の勃発。その年の8月に「警察予備隊」の
名称でスタート。
そして今日では、世界有数の「実力」を持つ「自衛隊」です。

9条は自衛権を放棄していません。自衛隊は自衛のための必要最小限度の
「実力」保持です。・・・憲法違反ではアリマセン。
これが公的解釈です。「軍」とか「戦力」の用語は憲法違反です。

ヨロヨロ・ヨタヨタの私は理解困難です。

民主主義・・・地域によっては存在しないのかな??
辺野古・米軍基地建設について・・・県民はノーと言っています。
沖縄には、在日アメリカ軍施設の73.8%が集中しています。
日本の存続にアメリカ軍の駐留が必要であるのか・必要でないのか、
国民に明確な方法で問うべきです。
必要であると答えが出れば沖縄の負担を軽減すべきです。
他県も引き受けるべきです。
これが「民主主義」です。「平等」です。

日本国憲法問題については、全国民で徹底的に議論し、国民投票で
決定すべきです。
戦後一貫して行われてきた「解釈改憲」という「ゴマカシ」は
終りにしましょう。


貧しかったころの日本・農業用水確保の堰・人にも魚にも優しかった。


豊かになった日本・川も魚も生きて行くには困難。





「日本を取り戻そう・地方創生」 → 少し山道を歩くとこの情景です・・・

50年後の日本人口は約9千万人・高齢者は約2.5人に1人(2060年)。
50年後の地球人口は約100億人。
日本の食料自給率・・・約40%(2005年)

この様な条件を背負っているわが国は働く若者を大切にし、彼等の力による
優秀な工業製品を世界に輸出。
不足する食料や工業用原材料の輸入。

近代兵器や軍事同盟ではナク、これまでの様な「平和主義」が日本の
「総合的安定」と「国民の幸せ」の唯一の道であると思います。

<ふろく>

23日に撮った「カワセミ」・少し上手く撮れたかナ?
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やわらかくて温かい「風」

2015年03月22日 20時28分37秒 | 日記
青空・今日も鏡川!!

朝、目が覚めるとカーテンを少し開け、空を見上げています。
こころは「川の瀬音」です。



21日・春分の日。
前日は、お墓詣りに行き、先祖や両親に感謝の手を合わせてきました。
同時に、これまでのヨタヨタ・ヨロヨロ生活の反省です・・・

鏡川の定位置でカワセミを待ちながら、ぼんやりと対岸に目をやると、
この親子です。
TVの前ではなく、プラスチックの玩具でなく、清流からの空気と菜の花の
香りにつつまれた「親子」にこころが熱くなりました。



11時過ぎになったので、帰ろうかなと思いながら、上流の運動公園を見ると
クラブの練習をしていた中学生が「お弁当」を食べていました。
足下は鏡川そして水鳥です。
この情景で、私の全身に「安心」感が電流の様に走りました。

中学生も上級学年になると、スマートフォンを持っている生徒が多いようです。
深夜まで音楽やゲームに熱中です。
親も教師も分かっているが、無関心。
電子機器の普及には大人社会が対応出来ていません。

新聞やTVでは表面的な見栄えの「イイモノ」ばかり!!
学力テストの成績・高校入学のための選別・土曜日の授業・・・

人間としての素養、多様な持ち味の育成等は欠落しています。

明日の幸せを創る、勤勉な社会人は育つのでしょうか??

自然公園のなかでクラブ活動・お弁当・・・少し明るい「夢」が生まれました!!





22日、初夏のような気温です。
公園を散歩している方が「アユ」の遡上が始まったと話してくれました。
水辺の鳥たちも、お腹イッパイ・「元気」イッパイ・恋の季節デス。

めぐる季節は、暗くて不安な「永田」から湧き出ている空気を遮り、
心身を元気にしてくれます。


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鏡川散歩・気になったこと・・・

2015年03月18日 10時18分19秒 | 日記
天気の良い日は午前中、鏡川南岸を歩いています。
自宅から、愛用の「カブ」で20分程度、堤防内側の公園です。
自動車やモ―ターは侵入禁止、広くて距離もあり、青空や清流で心身の
洗濯です。 野鳥を待っていたり、散歩したり・・・
ながれている水や空気は「春」です。
17日は陽射しも強く、上着のウインドブレイカーを手に持って。
野鳥たちも「春」を全身で味わっている様に想われました。


(鏡川南岸の公園)



(高知城東側の堀)


 
(鏡川南岸の公園)

カワセミはエサのハンティングより、「日向ぼっこ」です。



(鏡川)ムクドリは春の温水シャワーで「冬」のツカレを洗い流しています。



(鏡川)ヒドリガモ・この川での滞在は後ワズカデス!!「目」が少し寂しそう・・・



(鏡川)オオバン・今日もまた「友達」が少なくなったナ~・・・


旅で気になったこと・・・

ベトナムの旅で、クニヨンからフエまでは統一鉄道で移動しました。
約8時間の列車旅です(07:13~15:45)。
市民の日常を「生」で感じとる事が出来ました。
列車は満席で昭和30年代・「国鉄」の雰囲気でした。
車内販売カートの回数も多く、私は弁当を2回購入、清潔で味も良く、
お腹も心もサイコウ。
乗客のベトナム人からは、明日に向かう「熱気」の様なモノを感じました。

ただ一つ気になったのは、車窓から過ぎ去ってゆく村々を眺めていると
規模の大きい墓地が多く目に入ってきた事です。・・・
ベトナムの人々にとっては忘れようとしても忘れる事の出来ない、
あの時代の「なみだ」が・・・ 







昔のおばあちゃんに再会。売ることより、造ることに熱中!!

写真は全てベトナム・サパです。
山里では、穏やかな「幸せ」の空気が流れていました。


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川風のなかで

2015年03月09日 14時15分52秒 | 日記
自然に触れると身体が温かく・やわらかくなります。
今年の1月中旬から、自宅からバイクで約20分、鏡川の南岸で
野鳥観察を行っています。
川面をながれる風は冷たいが、「こころ」はポカポカです。
そこでは、カワセミ・カモ類などが観察できます。
この場所は、近所の方に教えていただきました。
2月の10日ごろまで数回、双眼鏡のみで出かけました。
そこでは3~5名の方がカワセミをメインに写真を撮っています。
その方々と言葉を交わし、ここでの撮り方やカワセミが飛来する最適の
場所等を教えていただきました。
3月2日初めてカメラを持って行き、準備して待っていると、10時ごろ
カワセミが目の前の小枝に止まりました。感動で手も心もフルエマシタ!!






その時撮ったカワセミ・ヒヨ・ツグミです。

カワセミを撮っているメンバーの一人の方が、お城の堀にも「オルゼヨ」と
教えてくれました。
数日後、その場所に行きました。カワセミは姿を見せませんでしたが
下記写真の光景に出合いました。


親が気が付か無かったであろう、小さな足から抜け落ちた靴です。
この場にソット置いてくれた方の温かい「心と手」に感動。!!

3月8日、日曜市と中央公園入口です。土佐路は春の空気が流れています。


日曜市人気の「イモ天」屋さん・私も大好き!!


「ぶんたん」の生産は高知が90パーセント・味は最高・皮の部分で作るジャムも最高!!


野鳥観察に出かけている、鏡川下流域の堤防道をバイクで走っていると、
川底の砂利を大型で重機で除去していました。
これも「オドロキ」です。!!




台風に備えての工事であることは、誰でも解かります。大事なことです。

しかし、この川の中流域では河原がやせ細り、小石ばかりです。
昔のようなキラキラと輝く「砂」は姿を消しました。
ダムとあちこちで見かける「砂防堰堤」によるものと想います。
川の中流域は「激ヤセ」・下流域は超「ヒマン」です。
大きくバランスを崩しています。
川に生息する多様な「生き物」にも大きなダメージを与えていると想われます。
自然は全て「生き物」です。調和が必要です。!!
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旅は元気の元・・・ベトナム

2015年03月01日 20時06分04秒 | 旅行
ベトナム戦争は私が社会人となり、家庭を持ち、
夢多きころの出来事です。

南ベトナム・・・約335万6000人
北ベトナム・・・約478万1000人
これは戦争による死者数です。

これ程の犠牲を生んだ、ベトナム戦争は米ソを頂点とする東西対立=冷戦の
代理戦争であったとする意見をよく耳にします。

私はこれには同意できません。
ベトナム戦争の本質は、他国の支配や干渉を許さない、ベトナム人の
自主・独立の戦いであったと思います。
民族戦争であり、ベトナム民族の勝利であったと思います。!!

ハノイを初めて歩き、ベトナム戦争は、歴史の1ページになっていると痛感しました。
戦争より「幸せ」な生活が一番デス。
この平和はこの国に生きる「若い世代」のものです。



ハノイ駅待合室・正面です。ニューヨークやパリの時間が表示されていました。
インドシナ戦争=抗仏救国戦争・ベトナム戦争=対米救国戦争・・・遠い遠い出来事。
この待合室をながれる空気は明日の「笑顔」に続きます。!!


この緑の内側は雰囲気のあるカフェです。パリ・シャンゼリゼのカフェ「フーケ」は
赤テント、ここは緑のテント。
戦争が終われば、ここでコーヒーだよ!!・・・「時」はながれ、
年老いた2人は昔の「ナパーム弾」の嵐を語っているカモ !!


正月明けの初仕事記念写真??


A HAPPY NEW YEAR 若い家族の「幸せ」の御裾分けをイタダキマシタ。!!


<ふろく> ハノイ滞在中はココで食事・写真でメニュー表示・味も良し。


Sapaのモン族・ザイ族は元気!!




Sapaの中心広場でこの女性に声をかけ、写真を撮らせてもらいました。
若い素顔の美しさと色違いの袖・センスの良さに感動。


これは世界共通!!




旧正月・若者の「カガヤキ」は明日の「幸せ」を約束・・・


Sapaの山里にも、オートバイ・テレビ・携帯など普通です。
これらは「時」の流れです。しかし、急速な消費文化は地域の生活文化に
混乱を引き起こします。少し心配です。・・・

私は知らない土地で、ながれる空気を心に取り込み、風のカオリに身体を
晒すと、「感動」という元気が湧き出てきます。
「思い出」を創っているのではありません。
その土地の人々の喜びや悲しみ・伝統の生活文化に触れてみたいのです。

私は残すところ、後僅かの時間です。全体に摩耗が進み、部品の破損が
進行しています。
この現状を補完する唯一の方法は「感動」です。
これは「旅」で補給しています。!!

<おまけ>
今回のベトナム歩きは、2つの目的がありました。
(1)Sapaのモン族の旧正月・伝統文化に触れる事。
   初訪問ですので問題点は分かりませんが、少数民族が
   「元気」である事は事実です。
   欧米や日本よりは優しい社会の「空気」流れている様に想いました。

(2)写真家・故沢田教一さんが命を懸けて取材し、戦争の悲劇を世界に
   伝えた「安全への逃避」の現場の村を歩くことでした。
   21日、朝5時半頃ハノイ空港に車で向かっていました。
   その車がハイウエイ路肩の緩い斜面を横滑り・ガードレールに激突。
   私は顔面打撲です。
   空港のトイレで血を拭き取り、キズを見ると「かすり傷」ばかりでした。
   リュックには消毒棉・カットバン・オロナイン等は常備しています。
   それらを使い治療、クニヨンまで飛びましたが、村歩きは中止しました。
   26日に自宅に帰り、病院で検査を受けました。骨には異常無しでした。
   その内に機会をつくり、この村を歩く決意です。



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