風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

アビスコ国立公園(SWEDEN)

2012年05月30日 22時23分51秒 | 日記
5月28日石鎚山~瓶ケ森を車で周ってきました。新緑と小鳥のさえずりで山岳地帯の春が身体に染みました。早朝6時ごろ自宅を出発し、本川経由で土小屋到着が9時です。春のあけぼのつつじ・秋の紅葉など年に数回は歩いています。(公園内の移動は大変便利ですが自然に対するダメージがいつも気がかりです。)数年前に旅したアビスコ国立公園について少し書いてみます。この国立公園はスウエーデンの北極圏・ラップランド地方にあり、少数民族サーミの生活圏・文化圏に立地しています。写真(上)の山「ラポーテン」はサーミの聖なる山で厳重に自然が保護されています。公園内は一カ所リフトがあり、その他は遊歩道のみです。宿泊と食事はアビスコ・ツーリストステーション一か所です。「石鎚国定公園」も「アビスコ国立公園」も同じ自然公園ですがその内容には大きな差異があります。おまけ
(1)アビスコへの行き方・・・関空(17:20発)→バンコック(21:10着→01:10発)→ストックホルム(07:00着)・・・空港内・国内線に乗り換え・キールナ昼過ぎ着。キールナで一泊・翌日汽車でアビスコへ(関空~ストックホルム・・・タイ国際航空)
(2)北海道・沙流川に建設された「二風谷ダム」は少数民族アイヌの聖地を破壊して建設されました。土砂の堆積が多く、ダムによる洪水調節は機能していないようです。
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新緑のなかで・・・朝倉神社・古墳

2012年05月24日 20時01分57秒 | 日記
街路樹も近くの森も新緑でいっぱい。風や空気がやわらかく・やさしく心身を包んでくれます。この時季によくフラフラと散歩をするコースの一つが朝倉神社周辺です。高知大学の正門から土電線路にそって西に約20分くらい歩くと朝倉神社参道入り口に着きます。土電の線路とJRの線路を横断して先ず、朝倉神社に参拝です。いつも「家族を守ってください」とお願いしています。神様のおかげで家族全員元気で暮らしています。参道の西側にある道路を西に向かって約30分歩くと坂道の途中・右側(朝倉神社の森側)に石製の「古墳」入り口の案内板があります。住宅に挟まれた狭い通路を2~3メートル下ると古墳があります。弥生時代に稲作が始まり・広がり、鏡川の蛇行するこの近辺は低湿地帯で稲作農業には最良の土地だったと想われます。この古墳が作られた7世紀前半頃までには、大きな富を持った支配者がこの地域に存在していたと考えられます。しかし土佐の国は中央・大和から遠く離れ地理的条件に恵まれていないので、この時代は経済面・文化面では中央と比べると少し良くなかったと想われます。古墳の建設は一族の存亡をかけた一大事業であったのではないかと想像します。・・・神社あり・古墳ありいろいろと想いをめぐらすことができる楽しいウオーキングコースです。



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旅ノススメ

2012年05月17日 21時11分23秒 | 日記
旅はヒトのうえにユメをつくり、ヒトのしたにあるカナシミやクルシミを解消スル。
私は「ココロが弱くてモロイ」。だけど旅にでると元気になり、また「生き抜いてやろう」と心身に活力がでる。このことは若きころも・ローガンメガネの今も同じである。ながれる「風」と「空気」は誰にとっても同じです。この栄養剤で「こころ」をいっぱいにして他人にも自分にも「今日より明日に」とおもっている。ところで、今回の写真は2008年10月28日バンコックのルンピ二公園で撮ったものです。アンコールワットの帰り、バンコック発の深夜便に乗る予定で公園の木陰で「休憩と時間つぶし」をしていました。私の前をキンパツの女性が風のように通りすぎ3メートル位のところ・熱帯の焼けつくような陽の当たっている場所に横になりました。彼女のキラキラと輝く若さにローガンメガネの私が「ドキドキ」したことを思い出しました。急速に進む近代化から生み出される「黒く汚れた空気」と仏教のもつ「やわらかくてやさしい風」が共にながれるこの大都市で彼女は何かを感じ・何かをみつけそして彼女にとってこの旅が少しでもアジアの「真の理解」と「明日のために」なることを願うのみです。
(おまけ)
私はアジアやヨーロッパに旅行するときは、タイ航空の深夜便を利用しています。
午前中に自宅を出るとその日の内に「関空」に行けます。経済的でもあり諸手続きも余裕をもって処理できます。帰りも関空早朝着ですので当日帰宅できます。
ヨーロッパに行く場合はバンコックの空港内で「おヒルネ」・「ブラブラ散歩」・「マッサージ」等で時間をつぶし、深夜便にのるとヨーロッパの各都市に早朝に着き、余裕をもってダウンタウンに行くことができます。安心・安全・経済的です。
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ローカルの夢と希望

2012年05月15日 00時59分08秒 | 日記
私はブログ「土佐のおんちゃんの田舎暮らし奮闘記」の大ファンです。その内容は内なる知的な興味・関心・探究心であふれており、それらが常に「進歩・充実」していることです。私も少し夢と希望を書いてみます。
(1)人間にとって一番大事な「知的な興味・関心・探究心の進歩・充実」は老若男女とは関係なく自分から前に進みだせばおおいに拓けてくるという事実です。
今日の小学校教育は「スケジュール」と「押し付け」の傾向が多いと思います。これでは「自主・自由」が育たず、やわらかく・やさしく・つよい大人への成長が心配です。・・・(北欧の国々では小学生にはテストや通知簿は無いようです。)
(2)ローカルの生活安定
地域の生産者が直販店で販売するシステム・・・購入者にとっては、生産者の「かお」や「こころ」が直接に伝わり、安心して食べることができます。また生産者も購入者の気持ちになって大事に生産します。・・・大量生産・大量輸送・大規模販売とは正反対の省エネ・地域生活の安定です。・・・農産物の自由化・大規模生産等のグローバル化はわが国の農業には不適当だと思います。
(3)私の「ゆめ」
ローカルの各地域で「散歩道」や「ウオーキングコース」の設置
ファミリーや仲間ときには一人で山里を「あるき」・「たちどまり」自然のかぜで「こころ」をいっぱいにします。土地の人々との交流がはじまり、また道端で農産物のおみやげを買う・・・友情がうまれ、地域の理解がすすみ、新しい住民が生まれるとイイナと想います。(写真は鏡川上流)
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平 和・・・掩体壕(えんたいごう)

2012年05月09日 21時11分50秒 | 日記
高知龍馬空港に用があり出かけました。予定時間より少し早めに着いたので、掩体壕(太平洋戦争中に建設された飛行機を守る格納庫)を久しぶり見に行きました。1945年以降私達市民は戦争に関係のない、夢や希望のある穏やかで温かい生活を送ってきました。しかし、ほんの少し太平洋戦争のことを調べてみると、兵士の死亡(海外)は約240万人です。そのうち約7割が餓死だったようです。兵士の多くは豊かではない生活の中で育てられていますので、両親・本人ともに「こころ」の中は悲しみの「ナミダ」があふれていたと想います。「掩体壕」は、みじかに現存する「昭和」の遺産です。これを活用することを希望します。例えば「農村直販店」・「音楽や演劇の施設」・「絵画や写真など発表の施設」・・・多くの人々が知らずに朽ち果ててゆくよりは少しでも「平和と戦争」のことが身体のどこかに残れば良いかなと思います。
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