風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

明日の幸せ・・・

2015年10月30日 21時17分39秒 | 日記
明日に向かって歩こう!!
私の子供時代は戦後の混乱期、両親にとっては生活は極めて苦しいが、
戦争の時代は終わり、「平和で幸せ」に向かう空気か満ち溢れていました。
家庭でも学校でも社会でも、子供には・・・

  <規則は守りなさい ・ 暴力はダメデス ・ ウソはいけません>

これらが普通でした。夢がありました。今日より明日が幸せになると・・・



春浅い山里、家や小道や山畑を梅香が温かく包んでいます。


この山深い「里」は、今では生活のニオイがしません。住民は2名です。


その内に「帰ろう」、その時のために残して置こう・・・
               (以上の写真は椿山です)

都の永田町、ハイクラス先生方の発する「言葉」・・・

全て「平和安全」のタメの「法」デス!!

これらに対して、多くの憲法学者は「憲法違反」ですと声を大にしています。
   (ハイクラス先生方は規則無視デス)

平和のためと称して戦争参加準備!!
   (戦争は暴力行為で人殺しデス)

ハイクラス先生方の答弁には疑問点が多々あります!!
   (ウソを言わないのが日本人の文化デシタ)

TPPにより、農産物の自由化。自由化とは一握りの「勝者」と大多数の「敗者」
の世界となります。零細経営の日本農業は壊滅的な大打撃を受けます。
山里の崩壊が裾野の平野部まで波及。

市民生活の「平和と安全」は「食糧」の自給が基礎です。
食糧の外国依存は「石油」と同じく、外国の「力」に押さえ込まれます。

若者が夢と希望に燃え、努力を惜しまない社会を築くことが、大人の責務です。

昨日(29日)・ よさこい峠・瓶ヶ森のヨタヨタ歩き。


長沢ダム湖に面した、この民家が目に入ると「自宅」に帰ってきた気分です。
車を止め、「ウロウロ」です。
昭和に生きた「オレ」も残りは少ないが、ここの前を通れる間は「キミ」も
元気で倒れないでくれよ!! と「こころ」で話しかけています。


この御老体は冬仕度を完了していました。余分なモノは
大地に返し、足元を暖め、これから冬眠です。
春には来ます、「谷カゼ」には気をつけて下さい。


石鎚山の背後に落ちてゆく「燃える残光」に身体をサラシ、山の冷気吸収。
身体の芯がクリーニングできました。
これで私は十分です。暗闇の中、擦れ違う車もなく、寒風山経由で帰りました。
               (3枚の写真は29日に撮ったものです) 

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アメ車に乗った男!!

2015年10月20日 19時50分32秒 | 日記
秋の日は釣瓶落とし
日が西の山並み傾くと、少し肌寒くなり、季節の流れが、心身に沁みてきます。
子供のころ、学校から帰ると神社の広場で薄暗くなるまで遊んでいました。
「暗くなる前に帰りなさい」両親の眼差しを胸に、「自宅まで走った」あの頃が、
昨日の事の様に脳裏をかすめます。
テレビや塾がなかった、あの時代・あの田舎生活が・・・




(高知市内西方の山並みと市中心部より西側の夕暮れです。10月13日撮影)

中央・地方に関係なく、家族の夕食時間帯は「塾」デス !!
中学生になると、民間の「高校受験模試」受験・順位デス !!

獲得点数は、純真な子供の「夢」や「才能」にキズをつけています。

さらに、超一流大学への道は「知識の量」が勝負デス。
周囲の「ナミダ」や「友情」は関係なしデス。
エリート中央官僚は上記の純粋生産物デス。多くは上を向いています。

高校教育の場は、前近代的な縦社会です。少しでも国政や文部省に
批判的な「声」を発すると、地方行きデス。

日本の教科書は文部省役人の決定デス。
ドイツでは、民間の専門家の意見が重視されています。

フィンランドでは「塾」は存在しません、また大学入学平均年齢は
25歳です。

硬直した教育システムの中で、明日を背負う多様な若者が育つのでしょうか??
心配デス!! 心配デス!!





(上記2枚の写真は、今日の昼前に撮ったものです)

昨日のローカル新聞・・・米原子力空母に乗艦・・・
自国の地理的条件・社会的条件等を考えているのでしょうか・・・
私にはガソリン大量消費・大量排気ガスの「大型アメ車」に
乗った、時代遅れの「男」、ドンキホーテのように想えました。

ベトナム戦争・イラク戦争・アフガン戦争すべて勝利無き戦争です!!
抑止力はどこに存在しているでしょうか!!

お隣の中国は共産絶対主義国家です。軍事力では勝ち目なしデス。
  <中国は日本の25倍の土地・人口は10倍>

日本人の「平和と幸せ」は、民主主義と平和外交です。

今日の新聞・・・TPPで農林水産物2328品目のうち81%の関税撤廃・・・

安い農産物が流入。伝統農業は勝ち目ナシです。

私の家から、愛用の50CCバイクで約30分。トンネルの向こうは「昭和」です。
谷川に沿って、小さな小さな棚田です。急斜面に!!
自然の力を生かした「収穫方法」が生きています。

これも、後僅かで消えることでしょう!!


コメント (2)
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秋の冷気

2015年10月14日 20時46分54秒 | 日記
秋の山空気は冷たいが「こころ」が熱くなる!!
自宅でも朝夕は、心地よい秋空気がながれています。
朝一番に部屋のガラス窓を開けると、庭のモクセイの香りとモズの鳴き声、
今日のスタートです。
しかし、これだけでは、明日への「チカラ」は不十分です。
ヨロヨロ・ヨタヨタの心身を引き締める必要があります!!
その特効薬は「山空気」です。

尊敬する先輩・写真家のMさんと二人で、12日・早朝5時出発。
目的地は「長沢~よさこい峠~瓶ヶ森」です。


長沢ダム湖に面した、この家の前に着くと、ブレーキです。
カーテンの内側には家族の温もりがあるように想います。
しかし、それは幻の影法師の世界です・・・
遥か遠い遠い「時」の流れの彼方のことです・・・


ダム湖には、あと少しで「お日様」が届きます。
お母さんの「かまど」から煙が上がり始めます。
(この山里が元気であった頃、昭和30年代・・・)


間に合った、良かった!!
長沢の谷筋を見守り続け、「お年寄り」になりました。
夏の暑さにも耐え、台風からの凶暴な谷風にも踏ん張り、今年も頑張りました。
木の葉は、今季最後の微笑みです・・・
オレも頑張る、オマエも頑張れよ。
来年の春、またここで!!
(昨年の小学児童数は15人。今年の新入生は1名とのこです)


瓶ヶ森周辺は天候が悪く、石鎚山も雲で見えません。
この赤い葉で秋の深まりがこころに沁みました。
脊梁部を流れる「山空気」は五臓六腑の「タルミ」を引き締めてくれました。

<写真は全て12日に撮ったものです>
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秋の里空気・運動会

2015年10月09日 08時12分49秒 | 日記
お気に入りの「秋の散歩みち」は新宮公園です!!
この自然公園は高知市内中心部から車で約30分です。
自然イッパイの空気がながれ、小鳥やトンボや蝶が
目の前で遊んでいます。駐車場・トイレも完備です。
自動販売機はアリマセン!! 全て家庭から持参デス!!
大人から小さな子供まで自然の中で安心安全の時間を持つことができます。
(この公園は円行寺と鏡ダムの中間点、尾根筋にあり、何方からでも行けます)

(「まゆみ」・実りの秋を真っ先に教えてくれます)


(里山の「秋色」です。季節の連絡係デス・・・)




(よく見ると、いろいろな「顔」をしています)



(このやわらかい存在は夏の「ツカレ」解消の特効薬)

以上写真は、10月8日午前中、新宮公園で撮ったものです。
いつも、やわらかく、やさしい自然の味がする空気が身体に沁み込み、
こころが軽くなります。


   秋は運動会から・・・
少し前に、市内中心部にある高校の側を愛用の50CC「カブ」で走っていると
「運動会」をしていました。
私の息子が卒業した学校でもあり、少しバイクを止めて、塀越しに見学。

数日後に、友人と高校運動会について話していると「オドロキ」・・・

運動会は「平日」にやっている!!
許可証がないと見学できない!!

私たちの国は2016年から18歳になると選挙権が行使できます。
高校3年生で、国の政治・国民生活を任す議員さんを責任をもって
選ばなければなりません!!

少し毛色の変わった「若者」が来場することを「ミトメナイ」・・・

若者は様々な場面を通じて、他人を理解し、また自分を鍛錬し、
多様な判断が出来る大人に成長する環境が必要です。

校門という「ビニールハウス」の中で、無菌状態でまるで「モヤシ」
の様な若者を育てることが「教育」でしょうか?

私は少し気になります。心配です。 
コメント (2)
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国際化・・・

2015年10月03日 09時54分50秒 | 旅行
空港や街で思ったこと・・・

9月28日・シカゴ・オヘア―空港発(09:05)、デトロイト乗り換え成田29日着
(16:05)が帰りのスケジュールでした。


(シカゴ・オヘア―空港からデトロイトへ)


(デトロイト空港着陸前)


(デトロイト空港・出発ゲート付近)

空港での手続き・・・??・!!

成田空港・カルガリー空港・トロント空港・シカゴオヘア―空港・・・
搭乗券の発券方法はスベテ同じ!!

以前は発券カウンターでパスポートと予約券を係員に提示し、荷物預入と
チケットの受け取りでした。人と人の会話と交流で進行でした。

今は、発券カウンターには、各航空会社の係員は数名です。
自動発券機で自分で手続きをしなければなりません。!!

日本語を選び、名前や予約番号の記入・Eチケットやパスポートの読み込み、
座席選び等・・・全て完全に完了すると搭乗チケットと預入荷物札が出てきます。

ナカナカ複雑で簡単ではありません!!

機内預け入れ荷物札の貼り付け・ドロップ場所等も自分で!!

「国際化=グローバル化」の行き着く先は利用者無視デス!!
この流れの本質は何の分野でも同じであると思います!!

移民社会の「壁」を肌身に感じました!!
超近代オフィスビルを出入りしている方々は、ネクタイとスーツの
白人が目立ちます。
小さな店の販売員・搬送係・運転手等はアジアやアフリカ系が圧倒的デス。

街中をフラフラ・ヨロヨロと歩いていると、東南アジアを旅しているような
錯覚に陥ります。

移民社会の「調和」は存在しているでしょうか?・・・

アジアやアフリカ系の若者は「夢」や「希望」を持てるのでしょうか?・・・

社会の治安は良くなるのでしょうか?・・・

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