風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

古い街並み・カワセミ・旅の思い出 バンコク・シェムリアップ 

2017年03月31日 19時19分52秒 | 日記
自分自身をよく知ることは日常生活上、一番難しいことですが、最も大切なことの様に思います。
国の歴史も同質です。「歴史」を「自分自身」をよく知ると言うことは「反省」からスタートです。
原爆投下で広島は約14万人、長崎は約9万人の命が消えました。
それでも、自国の存在と安全をアメリカの核戦力に依存、協力。

原発のゴミを無毒化する技術は存在しませんが原発再稼働を推進する政府。

中国大陸(日本の侵略戦争による死者数1千万人以上)や朝鮮半島の人々に大きな犠牲をもたらした、その原因・反省も素通りです。

私たちは「反省」をしない国家国民であるように思います。
これでは近隣諸国との「仲良し」は生まれません。

   
* * * 古 い 町 並 み ・ 吉 良 川 * * * 
地域の人々の喜びや汗や涙のしみ込んだ、狭い路地や家並みに引き寄せられます。
高知市内から吉良川までは車で約1時間半。室戸岬の少し手前です。
昭和の初期まで良質の木炭(土佐備長炭)や薪の生産地として栄えた町です。






台風の常襲地域です。外壁を土佐漆喰で固め、暴風雨から「家」を守ったのです。




石を積み上げた「いしぐろ」と呼ばれている塀で囲まれた家もよく見かけます。


お遍路さんがよく似合う町です。その後ろ姿は「幸せ」が!!




今は傍士漁港となっていますが、昭和初期まで備長炭や木材の積出港でした。


  * * * 海 岸 段 丘 ・ 西 山 台 地 * * * 
西山台地は、海波の浸食によりできた海底の平らな部分が隆起して生まれた海岸段丘です。
暖流・太平洋からの風や空気で冬季でも温暖です。サツマイモの栽培や施設園芸が盛んです。








  * * * 鏡 川 の カ ワ セ ミ * * *
鏡川のカモさん達は北の故郷に出発した様です。
カワセミさんは何時も元気で歓迎してくれます。
私の「ウデ」では、カレラに申し訳ないと思っています。


(撮影日時:3月27日・9時16分)


(撮影日時:3月29日・10時2分)


(撮影日時:3月30日11時2分)


(撮影日時:3月30日・11時33分)


    ***旅の思い出・バンコク・プノンペン・シェムリアップ***

< タイのバンコク・私はこの街が東南アジア劇場の「入場口」と思っています >

(バンコク・中央駅・この駅から夜行寝台で国境ノンカイへ、橋を渡るとラオス・ビエンチャン)


(中央駅構内で・TVアナウンサー・カメラOKですか? ニッコリです)


(世界の旅人が出会う街・カオサンロード)


(カオサンロード・私もここで朝食調達)


(チャオプラヤ川の岸辺に聳える・ワットアルン)


(路傍のイレバヤさん)


    < カンボジア・プノンペン > みんなで幸せに!!

(プノンペン上空)


(プノンペン空港・入国カウンターで「ビザ」を取得)


(プノンペン~シェムリアップ間バス発着場所・チケット発売所)


(プノンペン~シェムリアップ・観光高速船)

 < シェムリアップ > 世界文化遺産 アンコールワットのある街

(バンテアイ・スレイ 少し愁いを含んだ表情に魅かれます)


(アンコールワット・西参道)


(アンコールワット内で)


(お土産売りのバイト女学生さん)


(シェムリアップの民宿:「タケオ」・玄関に日本食堂・いつも宿泊)

 
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浅く薄い民主主義・小鳥・旅の思い出 カンボジア

2017年03月24日 14時40分40秒 | 日記
私たちの日常生活の中では国民主権・民主主義は浅く薄い。
有力な国会議員センセイのなかには二代目の方が目立ちます。
「カバン・カンバン・ジバン」の世界が今でも隆盛を極めています。
市民の「ナミダ」や若者の「不安」には目が向きません。
高級役人は有力先生方に「御奉仕」です。
国民のためではナク、立身出世のためです。
この状況が「森友学園」問題の根底にある様に思います!!

   * * * 街 と 山 里 * * *

高知市・五台山より市街地を望む、近代的な建物が林立。各県の中心地は何所も同じです。




農業従事者は「オトシヨリ」が多く、交通不便な山里は崩壊が進んでいます。

この状況に対応しなければならないのが「政治」ですが残念ながら無策です。

スイスの酪農は「移牧」です。家族の生活は麓の街です。
夏期のみ山間部に移動。農家収入の50%以上が政府の補助金です。
補助金の理由・・・山の放牧場の景観維持デス!!


   * * * お 城 の 小 鳥 * * *
梅の花は終りつつありますがボケの花は元気です。



(メジロ・撮影日3月22日)


(ヒヨドリ・撮影日3月22日)


(アオジ・撮影日3月22日)            


(ヤマガラ・何事にも興味を示す目と優しい表情が大好きです・撮影日3月9日)


(ジョウビタキ・ボクは後少しで北の故郷に帰ります・撮影日3月22日)



   * * * 旅の思い出・カンボジア * * *

アンコールワットは12世紀初頭に創建されたものです。私はこの巨大な建造物を創りあげた背景にある政治力や芸術力に目が向きます。
熱帯のモンスーン下での豊かな米作と定着農民の我慢強さが、支配者の安定と経済力の源泉であると想っています。日本人も似たようなところが存在します。

   < ア ン コ ー ル ワ ッ ト >










   < ト ン レ サ ッ プ 湖 の 生 活 >
カンボジアへはバンコク経由でプノンペンまで飛行機で、プノンペンからシェムリアップ(アンコールワットのある町)へは,往路は観光高速船で復路はバスです。観光高速船から点在する島々や島民の生活を見ることが出来、大のお気に入りです。








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教育・天狗高原・小鳥・旅の思い出 アラスカ(NO2)

2017年03月17日 14時04分39秒 | 日記
森友学園問題・幼児教育の本質は・・・

幼稚園は人間教育の出発点です。

個人の思想や趣味の活動の場ではありません。

時の首相名を連呼させたり、教育勅語を唱えさせたりする場ではアリマセン。

公教育の場です。

国・都道府県・市町村から補助金を受けています。
(園児一人当たり、年16万円前後の補助)
国民の税金が使われている組織です。

以上の本質を見逃してはイケマセン!!

幼稚園や小学校経営は大きな「利益」を生む組織ではありません。
巨大な建設費を要する付属の小学校設立は無謀で合理性のない計画です。

外部からは見えなくしていた「教育」という名のカーテン内側から
漏れてくる腐敗臭はそれに慣れ親しんでいる政治家先生は平気でも
「市民」は耐えることはデキマセン!!


  * * * 天 狗 高 原 * * *(3月16日)
残雪と早春の四国カルスト天狗高原を歩いてきました。
南四国の平野部では流れることの無い「山風」で心身が引き締まり、期待以上でした。


道路斜面の木々は、春への準備エネルギーが爆発寸前です。その向こうは大川嶺です。


奥に石鎚山系・中央に中津明神・右に鳥形山。晴天の下、不純物を含まない山空気が身体に心地よく沁みてきました。


四国カルスト・天狗高原の早春。


「ウサギ?」さんも交通ルールを守り、銀の歩道サンポ。


「ワンコ」の母と子・今日は暖かいネ~ もうすぐで春だよネ~。


「イモムシ怪獣」も日向ぼっこ。


カルストの「長老爺さん」がカメ爺(私)に話しかけてきました。
ここは面白い世界だダ~・ゆっくり歩いてゆけヨ~。


  * * * 鏡 川 や お 城 の 小 鳥 た ち * * *




鏡川のカワセミさんは何時も仲良しこよし・熱い春デス(3月11日・午前中撮影)






お城のコゲラ・一段とリズミカルに「コンコン」・春の響きデス(3月14日・午後撮影)


  ***アラスカ・デナリ国立公園***(2007年9月)

原野の秋と野生動物の生を見たくて、アラスカ・デナリ歩き。


原野の秋・人工構造物は見当たりません、純秋色。


デナリ山・星野道夫さんも公園内唯一のこの自動車道を走っていました。




この公園は野生動物が主役です。


デナリ滞在中は、この湖に面した民宿に宿泊していました。
早朝散歩に出かけると、道路に大型野生動物の「ウンチ」、アラスカを実感。
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昭和(戦後)の青年少女・古い町並み・小鳥

2017年03月10日 21時32分29秒 | 日記
こころの芯から温かくなりました!!
ブログ「土佐のおんちゃんの田舎暮らし」(2月21日)の記事からです。
鏡ダム上方にある「新宮公園」の入り口付近は大きな雑木に遮られ、美しい山並みが見えなくなっていました。「土佐のおんちゃんの仲間達」が20日、10人集まり、チエンソウーやノコギリなど伐採道具を持参し、急斜面の危険な場所で、大きな雑木を伐採し、「みはらし場所」を作ってくれました。
この場所の後方は広い駐車スペースもあり、安心安全の休憩コーナー誕生です。
この作業に女性も駆けつけ、お茶のサービス等をしています。
全員、昭和の少年少女です。久しく忘れていた、大人の「こころ」に大感動です。

   * * * 新 宮 公 園 * * * 

私の大好きなサンポ(50CCバイクでの)コースです。
道路端にバイクを置き「パチパチ」、山畑の小径で心地良い「風」に出会うと腰を下ろし「ウツラウツラ」です。


おんちゃん達が「無償の汗」を流し、拓いてくれた展望場所。
「目と心」の深呼吸!!  ありがとう。


新宮公園。水洗トイレ・ベンチ・広い駐車場です。
自動販売機はアリマセン、お弁当・おやつ・飲料水は自宅からです。
大人も子供も、不純物を含まない「自然」の中で運動、最良の公園です。


公園からダム方向に車で約10分。


同じく約20分です。早春のカオリで心も体もやわらかくなります。 
(写真は全て3月7日・昼前に撮ったものです)

  *** 古い町並みのお祭り ***(3月5日)

私は古い路地や山里をフラフラ・ヨロヨロと歩くのが趣味です。
格別な目的はアリマセン、軒先で通りで泣き笑いをしていた人々の来し方に思いを馳せています。

    < いの町 かみのひな祭り >
ここは紙の生産・商いで栄えた町です。古い様式の家屋も残存し、古き良き時代のニオイが残っています。
高度経済成長に押しつぶされ、深い眠りに落ちている街がこの日は目覚め、華やいだ空気がながれ、元気が回復です。





    < 佐川のひな祭り >
酒造会社の白壁や植物学者牧野富太郎の出身地で有名です。
山に囲まれ狭い盆地状のこの地域は、歴史上、社会の固定状況が長かった様に想います。
この山峡の街は観光客の笑顔や話声があふれ、春が一気に来たよう雰囲気でした。





   * * * 鏡川やお城の小鳥たち * * *

     久しぶりの鏡川(3月4日・午前中2時間)





コガモとカワセミ・川岸の木々の伐採で小鳥は激減。

     高知城・梅の段(3月7日・午後2時から4時)




ヤマガラとメジロが舞っていました。

コメント (4)
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人間力・時のながれ・梅の段 小鳥

2017年03月03日 14時59分32秒 | 日記

  * * * 人 間 力 * * *

・・・懐 か し い 日 本 の ふ る さ と よ

日 本 は 桜 が   咲 い て い る だ ろ う

いっ ぺ ん   こ ん な 時 期 に

帰 っ て  見 た い な あ ・・・

(ブラジル開拓農民・写真家 大原治雄の日記より)


 (銀婚式前日の治雄・幸夫婦記念写真・セルフタイマーで撮影)

大原治雄(1909~1999)は高知県吾川郡三瀬村石見で生まれ、17歳の時に家族でブラジルに開拓農民として移住しました。

教員を目指し勉学に励んでいた聡明な少年は家族と共に海を渡り、数年後はジャングルを開拓する、心身ともに強靭な開拓青年に成長、さらに家族を持ち、様々な困難を乗り切ってゆく一家の大黒柱となっています。

大自然相手の農業で流す汗や涙、収穫の大きな喜び、子供たちの成長等日々のなかでフット「空」を見上げると、故郷「仁淀川」の川風や友の声が脳裏をかすめ、外からは見ることの出来ない、大粒の涙が彼の「こころ」を流れていたことでしょう。
彼が見据えていた「情景」=「画像」は、彼の内なる慟哭の様に想えます。

治雄さんと妻こうさんは、二人で日本を旅することを楽しみにしていました。
こうさんの病死(1973年)で日本への旅は忘却しました。

低級なヨロヨロ・ヨタヨタ人生の私は、この齢になっても「こころ」に刺さる小さな「トゲ」でも足が止まります。
大原治雄の「写真」は、私のカンフル剤です。
彼の「人間力」が詰まっている画像から「前」に向かう元気をもらっています!!

   ***「 時 」 の な が れ ***

2月28日・昼前、鏡川・宗安寺対岸をサンポです。
田んぼの中で農作業に精を出している姿を目にすると、子供の頃の両親の温もりが蘇りました。







昭和30年代初期までは地方の多くの農民は零細経営で「生きる」ために生きていました。
子供たちは汗を流す親の背中をみて、大きくなりました。
仲良しで心優しい子供たちは大人となり、下から「高度経済成長」を支えたのです。
    




堤防から川を見下ろすと、親指くらいの大きさの小石の砂浜はゴツゴツした大きな石の河原となり荒れ果てています。
川底は泥が溜まり、昔の様な清流は見当たりません。
(上記画像は2月28日に撮ったものです)

    < 椿 山 >(つばやま)





高度経済成長のなかで、人の温もりが消えた山里・椿山。
「時のながれ」に抗することは出来ません。

我々の生活環境は急激に変質し、教育分野や生活文化は対応が不十分です。
非正規雇用が40%を越え、格差社会が拡大しています。
「金」のために生きる日常は、TVのコマーシャル動画やファッション雑誌のページがモルヒネとなり、最も大切な「安定と幸せ」を遠くへジワジワと押し流しています。
若者が夢や希望を持てる「新しい社会」への模索が急がれます。


   * * * 高 知 城 ・ 梅 の 段 * * *(3月2日)

梅の段・歩きは午後の約2時間です(14:00~16:00)。
今日は小鳥たちがウメやボケの低い枝で遊んでくれました。
連日ヨロヨロ歩いている「カメ爺」に大サービスです。


(メジロ・ボケのなかで)


(コゲラ・3メートル程度の高さの場所で虫探しに熱中)




(シジュウガラ・何時も白黒の正装、お似合いです)




(ヤマガラ・何事にも興味を示す仕草がイイ・大好きです)

コメント (2)
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