風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

秋の空

2013年09月26日 21時17分41秒 | 日記
秋の空と空気

ここ数日は朝夕の空気が心地よく、「こころ」も「身体」もやわらかくなってきました。日中の身体に刺さったような光も溶解です。



天高く馬肥ゆる秋
秋の空気はかるく、空は重さを感じない、そして昔は収穫の慶びの季節であったのです。この様な季節感を覚えるようになったのは、齢を重ねて地上生活が残り少なくなったこの頃です。
(本当は、子供の頃の一番の思い出は「夏」です。夏休み期間中は、雨の降らない限り鏡川で水泳でした。また帰りに買ったケーキ(=アイスキャンデー)の味も忘れることが出来ません。)



天気の良い日は、愛用の「50ccカブ」で鏡川上流域を周っています。
「良い季節になったネ」とお祝いの花「みずひき」が赤いハートで話しかけてくれている様に想いました。


カニ漁の許可証がガードレールに括り付けてありました。
名前・住所・電話番号付きで!ローガンメガネの私は心配です。
今夜のニュースで電話を使った現金詐欺事件が報じられていました。



私のお気に入りツーリングコースでよく見かける「モヤシ林」です。
「使い捨て・切り捨て」の社会は人間だけではアリマセン!
スイスでは、牧草地帯の景観を維持するために政府が酪農家に補助金を支給しています。その額は農家収入の60%を占めている地域もあるようです。
わが国の農業は零細経営が殆んどです。政府の補助が必要です。
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初秋の「風」

2013年09月19日 20時40分25秒 | 日記
初秋の「風」を探しに!

日中は残暑が厳しく、ローガンメガネはヨロヨロです。

18日と19日の天気予報は快晴でした。石鎚と瓶ケ森を走ってこよう、車に愛用のネブクロとトナカイの毛皮(シーツ)を積み込み、コンビニで弁当・おにぎり・パン等を調達、18日早朝出発。



AM9時頃によさこい峠への登り口「白猪谷キャンプ場」に到着。
ヒンヤリとした「空気」・下の谷川はブルー、自然は最高・元気のモト!




よさこい峠を右折・瓶ケ森に向かう。

瓶ケ森登山口駐車場の少し手前・展望広場から高知方面。ススキが秋風になびき、立ち止まっているだけでネバネバとしていた「ココロとカラダ」がカルクなった。



展望広場で愛媛から来ていた、旅と写真の愛好家に会い長時間立ち話。
かれの車は「旅用」のデラックスルームであった。
私がイツカワ欲しいと「夢」でみている車その物でした。

一切の不純物を含まない「山空気」のなでの「落日」は実にココチが良かった。こんな気持ちになるのは、久しぶりでした。
車中泊・夜中はかなり冷え込んだ。19日PM2時帰宅。

<ふろく>
よさこい峠左折の土小屋・石鎚山ルートは大雨による道路崩壊で通行止め。
瓶ケ森から旧寒風山ルートも通行止め。



瓶ケ森駐車場(下の)入り口の約5メートル手前、路肩ギリギリまで崩壊、今のところ通行可能。これからの台風が心配デス。
写真は全て18・19日に撮ったものです。
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新しいライフスタイル

2013年09月12日 21時27分07秒 | 日記
新しい生活様式



この山並みは四国山地の南斜面、高知県です。この向こうは黒潮洗う太平洋です。
高知県は森林面積の割合が83.3%で日本1位です。清新な空気を生み出してくれる緑溢れる土地です。
海岸線は美しく豊かな海です。嘗て、海岸に四国電力が原発建設を計画しましたが、先見の明がある漁業界の指導者が陸上の仲間と共に立ち上がり、建設中止を実現しました。新鮮でヘルシーな海の食料庫が守られたのです。



高知県民の所得(約201万円)は、東京都民の半分弱です。私はこの土地で生まれ・生活し、残すところ後僅かです。
周辺の仲間や若い人々は明るくフレンドリーです。経済的に恵まれた大都市では忘れられた、良い人間社会が存続しています。
この生き方は、限りある資源のなかで「幸せ」に暮らす明日の「日本の道」を示している様に想います。
自然と共生する経験・知識・技術を持っている先輩方に御指導を仰ぐことが急がれます。
「かね」や「もの」の追求とは異なった、新しい生き方を目ざす若い移住希望者が増加しているようです。この流れは、過疎化により荒廃したローカルの再生につながると思います。



最近の新聞紙面はTPPと集団自衛権等の記事が多い様に思います。
TPPは関税を無くし、貿易の自由化が目的です。
米の自由化が主眼です。日本の自然条件では、大陸型大規模企業的農業に打ち勝つことはできません。主食のコメは外国に頼ってはイケません。!!
アメリカは産業全般に自由競争を求めています。自由競争は「勝か負けるか」です。多くの失業者を生み、貧富の差を大きくします。これは「社会不安・治安の混乱」を招きます。わたくし達市民がつつましく安心して暮らすことができる政治を求めます。
集団自衛権について
超軍事大国同士は直接戦いません。理由は核の使用は共に再起不能の結果をもたらからです。
太平洋戦争後、超軍事大国アメリカは相手国が弱いと判断し、ベトナム・アフガニスタン・イラクで戦争を始めました。結果は「勝利」ナシです。
尖閣問題ではアメリカは中立です。TPPで協力しても、アメリカは超軍事大国中国とは戦いません。何故ならば、両国とも「核」保有国であるから。!!
集団自衛権でアメリカに協力すれば、イロイロな手で相手国からの攻撃の対象となり、わが国は「危険」にさらされます。
日本は英知をつくし外交で紛争を避け、最悪の事態に至れば、優秀な自衛隊と全国民の力で独立は維持できると確信しています。
真の独立と平和に徹した国にしましょう。


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初秋のカオリ

2013年09月02日 21時45分00秒 | 日記
高知は昨日(1日)・今日(2日)と雨が降っています。この夏の猛暑を忘れさせてくれる、やさしい雨です。また暗くなると窓の外から虫たちの鳴き声が心地よく聞こえてきます。

 

8月の終わり近くになると、愛用の「50CCカブ」で秋の気配をもとめて鏡川上流域を周ります。季節に関係無く、1週間に最低1度は走っていますが、この時季・この場所でこの花が目に入ると「秋」近しと身体も心も「季節」の流れを感じ、元気になります。
それは「イワタバコの花」です。


一日中陽の当らない湿気のある斜面に咲きます。5ミリ位の花ですが、その色や姿はやわらかく・やさしく感じ、大好きです。

私が子供のころは、季節と共に生活も流れ、秋は、米の収穫で忙しく一家総出の作業でした。その後は「秋の神祭」でした。この時の「ご馳走」も全身に焼き付いています。
10月は「サツマイモ」の収穫が思い出されます。朝夕が寒くなる頃になると風呂を沸かした後、焚き口に残っている熱い灰のなかに「サツマイモ」入れておくと、真っ黄色に焼き上がり、最高の味でした。ローカルの貧しい農家の息子であった私には忘れ難い「思い出」の味です。
それぞれの過ぎ去った時間は、懐かしく、美しく感じるものです。!!

生活様式は国の内外を問わず日常的に進歩し、豊かになっています。国際環境も大きく流れを変えています。新しい明日に向かって「生き」なけねばならない、この世界で・・・「日本(=過ぎ去った良き時代)を取り戻そう」・・・実にに空虚な発想です。
過去の良い所・悪い所をキチント勉強し、その上に明日の「社会」を設計することが最も大切なことであると思います。
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