風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

赤い大地の遺跡

2013年11月28日 21時28分07秒 | 旅行
アンコール・ワットをあるく





この秋はアンコール・ワットやその周辺をブラブラ歩こうと決めていました。カンボジアの赤い大地に燦然と輝く遺跡群には引き寄せられます。またほんの少し前に起きた民衆の悲劇にも「こころ」が向きます。(写真は22日に撮った「日の出」前後)

旅の日程は11月18日から27日です。予定していた航空会社に空席が無く、出発3日前(eチケット購入)に中国国際航空(CA)・北京経由便を利用することにしました。



この一年余り日中間には暗雲が漂っています。何か肌で感じるモノが有るのではないかと期待もありました。
機内サービスはなんとなく「こころ」が温かくならず、日頃イヤナ思いをしているローカルの「公務員」に似ていました。
約4時間の空港内滞在でしたが寒くて暗く、また免税店も閑散としていました。
バンコクでの帰国便搭乗手続きカウンターでは順番の列に割り込みが多いことや大声での「ヤリトリ」等で「アタマ」がクラクラしました。
これら全ては、共産党独裁体制下の弊害が滲み出ているように思います。
利用する相手への「こころ」使いは「温かみ」が無く、国家の情報操作により「国際感覚」は未成熟です。バランスを欠いた問題の多い国家です。
しかし、私たちの国も、今「情報操作」の法律が生まれようとしています。また「道徳教育」でも国家指導が強化されようとしています。
市民の「目や耳や心」をブルーシートで囲むことは、正確な判断が出来なくなり「道」を誤ることに繋がります。
中国の対日外交政策には「日本人の知恵」で対抗すると共に、自国の政治にも大きく注意を払うことが必要です。





11月22日、早朝5時にGH(=ゲストハウス=民宿)を「トクトク」(=オートバイで牽引する三輪タクシー)で出発、アンコール・ワット西参道正面環濠の土手で「日の出」を待つ。太陽がやわらかく・燃える「顔」でアンコール・ワットを温かく包んだ。
過去3回は、雲に隠れて「ナミダ」!!今回は最高の感激です。また、何気なく水面に目をやると「ハスの姉妹」がこちらを向いて「ヨカッタネ!」と微笑んでくれていました・・・
その後、アンコール・トムに移動。(9時頃)。
少し疲れ、また気温が上がり暑くなったので、石段に腰を下ろし、ウツラウツラ・・・目を開けると旅人が何かに魅かれた様に立ち止まっています、彼女は「こころ」で何かを見ているように想いました。
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美しい日本・悲しい日本

2013年11月15日 15時03分33秒 | 日記
わたくし達の国は山地が多く、平野部はきわめて少ない。
何所を旅しても「山々」がすぐそこにあり、目や心に優しい。また今日、国民生活の中心である平野部は一部の地域に人口が集中し、交通量も多く様々な問題を抱えていますが平和憲法下での市民生活は他の先進諸国に比べ、より「安心・安全」であると思います。


(平和のなかで繁栄、世界で最も安全な都市・東京)

少し前にローカル新聞に有名大学教授の講演内容が紹介されていました。その内容は・・・戦後日本は米国から与えられた自由と民主主義を受け入れるあまり、「よりよい社会を築くための議論がなされなくなった」・・・「日本人が本来持っていた日本的な精神みたいなものが失われた」・・・
私はそのようには思いません。大多数の庶民は、徳川時代に完成した封建社会のルール「苗字・帯刀・切り捨て御免」・「寄生地主制」(小作人の現物納)・「5人組」等の下で生き抜くために真剣に考え、行動したら「いのち」の保証が有りませんでしたので正義の議論は避け、「我慢し耐える」文化を創りあげたと思います。
「大日本帝国憲法」の時代に入っても特権武家社会は廃止されましたが、多くの分野で封建思想が残存していました。「市民の幸せ」にとって一番大事な「政治や戦争」は声を大にして自由に議論することは出来ず、「口を閉じ」じっと「ガマン」していたと思います。





 特定秘密保護法案
この法案の成立を安倍内閣は急いでいます。
その主たる目的は、アメリカ軍と連携した軍事行動を強化するためのものです。
日本国憲法は「平和主義・国民主権・基本的人権の保障」を基本的原理としています。
秘密をつくり、それを漏らした「公務員」は最高10年の懲役。これは憲法違反です。
アメリカの戦争・・・ベトナム戦争(米兵死者45662人)・イラク戦争(米兵死者4、410人)・アフガン戦争(米兵死者1260人)・・・アメリカは勝利していません。
人間の「いのち」を奪う戦争には正義はアリマセン!秘密は必要ではアリマセン!
「ガマン」と「忍耐」の文化を悪用した、政府による「特定秘密保護法案」の制定は許すことは出来ません。絶対に反対です。
美しい自然・平和国家・あたたかい国民文化を守りましょう。
<写真は高知の「よさこい峠」からの長沢方面と峠に向かう途中の紅葉。11月6日に撮ったものです。>

コメント (1)
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