風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

山風のなかで

2014年09月24日 21時07分34秒 | 日記
少し冷たく肌に感じる山風は
清々しい気分にしてくれます。
9月22日、自宅で昼食をとりながら、TVで天気予報を確認。
夕方にかけて晴れ!!
午後1時頃、自宅を出発、天狗高原に向かう。
途中、コンビニでお弁当・おにぎりを調達。天狗荘横の駐車場に3時40分ごろ到着。
休憩の後、姫鶴平まで走り、折り返して、展望台への小道・入り口の
駐車場で車を止めた。(17:00)
今日の「落日」はこの場所に決めた。
この時季、「落日」を眺めていると、冷たい山空気が全身を包みます。
それは、夏のツカレを何時の間にか消し去り、爽やかな元気をくれます。





駐車スペースの端でカメラを構えている私の前を二人の若い女性が
ホンノ少し頭をさげ、通り過ぎてゆきました。
10分くらい散歩して、車で地芳方向に走り去りました。
私の前を通過する際に、少しスピードを落とし、助手席から優しそうな
笑顔の「アイサツ」を送ってくれました。
今日は落日以上に、若人の「温かさ」が胸にしみました。

<ふろく>
私は年金受給者の自由人です。
毎朝、先ずローカル新聞そしてお気に入りのホームページに
目を通すのが「シゴト」です。
「ギッチャンの山歩き」(→で検索)はお気に入りです。
山歩き・山野草など「自然」と温かく付き合っていることが
解かります。それ以上に、「ひと」にも優しく・温かい。!!
夏の「よさこい踊り」についての記事に感動しました。
私も似たような考えです。老若男女、みんなの楽しい夏の
「お祭り」です。競技会ではアリマセン。
大人の「メダル」は止めにした方がイイように思います。
特に、子供の踊子さん達に、適当に与えるメダルには「ナミダ」
が出ます。
メダル無しの「子供」の「心の内」がミエナイのでしょうか?
子供の「こころ」に大きな「悲しみ」のキズを残す事になります。
小学生以下の踊り子全員に与えるならば「大賛成」です。
温かくて、やわらかい「こころ」こそは、明日の「幸せ」へ続く
小道です。

ローカル新聞の記事(2009・3・26)より
中村市出身・ニューヨーク在住女性・1970年生まれ。
・・・子供たちが裸で遊べる海。四万十川の透明の水。
一度も見た事のない私の家の鍵。・・・
家に誰もいない時に、近所の誰かが持って来てくれた野菜が
台所にころがっていて、魚屋さんは、うちの冷蔵庫を開けて、
魚を置いていく。・・・



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初秋の山風

2014年09月18日 19時28分36秒 | 日記
 
石鎚山(土小屋)~瓶ケ森・車道を歩く
天気が良いと「外」に出たくなるのは子供のころからの「クセ」です。
14日早朝、石鎚山・瓶ケ森に向かって出発。
いつものコース、往路は、長沢・越裏門・寺川・よさこい峠。
復路(15日)は、旧寒風山トンネル経由です。
長沢から寺川の間は、道路幅も狭く、カーブの連続ですが、
特にお気に入りです。
狭い道路に沿って、山斜面が少し開けた場所には集落が点在しています。
そこでは、昭和人の「カオリ」を感じとることができます。
駐車してある車は、「年金受給者シール」ばかりです。
旧越裏門小学校(2002年廃校)の見える「橋」の近くでは、
無意識にブレーキを踏み、停車します。
しかし、子供達の元気な姿は見当りません。
昭和の「元気な山里」は青空の彼方です。
社会や時の「ながれ」には、抗することは出来ないと思います。



よさこい峠への最後のカーブを周った場所から「長沢」方面です。
やわらかい「朝陽」が谷間の集落を包んでいます。1日の始まりです。









土小屋~よさこい峠~シラザ峠~瓶ケ森の間は、何時も約7~8時間です。
歩いたり・登ったり・お弁当、時には本を開き2~3行読んではウツラウツラです。





太陽が傾くころは、瓶ケ森の駐車場・山斜面に移動しています。
その場所で、燧灘に落ちてゆく、真っ赤に・黄金色に、輝く
「太陽」を身体に染み込ませました。
流れる「山空気」は、もはや「冬」で肌には冷たいが、何故か
「こころ」は「温かい」。
ヨロヨロ・ヨタヨタの私でも、明日への「生」が少し出てきた
ような気分になりました。
今夜も、星空の下で不純物を含まない「空気」に身体を晒し、車泊。・・・
この地上に生きる全てのモノは、「太陽」下で、生まれ・育まれてきました。
なかでも、「人間」は向陽性が特に強い様に思います。
古代から「人間」は、太陽の「力」を認識すると共に、その圧倒的な
存在に恐れ戦き、「神」として祈りを捧げてきました。
特に、権力者は再生・永久不滅である太陽の存在が欲しかった様に想います。

<写真は全て9月14日に撮ったものです>




 
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土のカオリ・緑の風

2014年09月08日 19時32分45秒 | 日記
青空と緑の風
この夏は、梅雨の延長のような雨と曇り、さらに台風で、真夏の太陽は
登場ナシでした。
今日(9月8日)は朝から快晴。空は碧く・高く、秋を感じました。
愛用の50ccバイクで「北の山」に向かって、自宅を9時半スタート。
焼野森林公園(坂口)へ。




鏡川上流・高知市鏡支所数メートル先の橋を渡り、左折。「平家の滝」・
「柿ノ又」に向かって走り、写真の道路標識と案内板のところを左折。
山道に適当な間隔で案内板があり、迷うことはアリマセン。




見事に手入れされた茶畑に囲まれた集落を過ぎると、狭くて急な
坂道となりますが、対向車は殆んどありませんので、安心です。
また、途中の「農道・案内板」もオモシロイ!!






鏡川の右岸・尾立から約1時間で到着です。
公園内は黄色の花や赤い木の実で初秋です。








屋根付き休憩所・清潔なトイレ・安心安全な広場。
子供に最適の自然公園です。土のカオリ・温もり、不純物を含まないみどりの
風等が自然に身体に入ってきます。
手・心・頭脳は、ヒトリデニ感性が研ぎ澄まされ、やさしい心と創造性豊
かな人間への成長が期待できます。


<おまけ>
森林公園・11時25分(撮影)、ヘリコプターのような爆音がしたので、
上空を見ると「オスプレー」でした。
北の方角に2機が飛び去って行きました。オスプレーの飛行は問題視されて
いますが、日本が米軍基地を認めている以上は仕方がないことです。
日本の安全・独立に米軍基地は真に有効であるか?
その根源を考える必要があると思います。

(米軍基地面積の順位・・・①グリーンランド・②ドイツ・③日本です。
 米軍駐留費負担・・・日本→44億1134万ドル・ドイツ→15億6392万ドル)

集団的自衛権・・・解釈改憲問題について
日本国憲法(1946年11月 公布)
9条・・・①戦争放棄・・・国際紛争を解決する手段としては、
      これを永久に放棄する。
     ②戦力の不保持・交戦権の否認。
ながれ・・・1949年 中華人民共和国成立。
      1950年 警察予備隊 創設。
      1950年~1953年 朝鮮戦争。
      1954年 防衛庁・自衛隊発足。 
結果・・・全て解釈改憲と思います。
敗戦(1945年)から69年です。何時までも「解釈改憲」という
「ゴマカシ」で問題を先遅りにせず、全国民で議論をすすめ、現行の
「法」の下で、正当に解決すべきだと思います。



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