風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

明日の幸せ

2015年04月24日 20時56分10秒 | 日記
平和で幸せ・・・今日よりも明日がより良くなるように!!

私達の国は、「国民主権・基本人権の尊重・平和主義」が基本です。
永田町の先生方、くれぐれも忘れないで下さい、お願いします。

靖国神社参拝女性大臣様の「お言葉」・・・「国策に殉じた皆様の霊に、
尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」・・・「国家のために命をささげた方を
追悼することが外交問題になってはいけない」 (新聞記事より)。

「時」のながれに関係ナク、「若者」は、この大地で泣き・笑い・汗を流し、
明日の「幸せ」を目指して生きて行きます。

若者は無謀な政治により、戦争に引きずり込まれ、命を絶たれたのです。
国策により殺されたのです。

千鳥ヶ淵戦没者霊苑には、戦争により、海外で亡くなった35万8260柱の
遺骨が安置されています。
身元不明・引き取り手のない遺骨です。

太平洋戦争による、軍人の死者は約240万人です。
その内の7割は餓死です。
約113万柱の遺骨が海外で野ざらしです。

女性大臣の「お言葉と行動」は無知でカルイ、空虚なモノです。

政治家は、戦争の犠牲者に「こころ」から「反省」の手を合わせ、頭をたれ、
その上で「平和」のために、国民の「幸せ」ために「働く」ことを誓うべきです。



(ボッカチオ・ボッカチーノの「ジプシーの少女」)
10数年前に、この絵に魅かれフィレンツエを訪れました。
泣いて泣いて涙の枯れた後の「目」の深い輝き、何かを訴えようと
思っているが声に出さない「口元」。
悲しいことにヨーロッパ社会は何も変わっていません。

ヨーロッパ先進諸国やアメリカのアフリカやアジア諸国を「見る目」は
大きく変わっていません。
私達の国は「モノマネ」が多く、言論も硬直です。
元首相が自分の目で「クリミア問題」を確かめようとした行動に、マスコミや
政治家が大声で非難。
教科書は「国」の強力指導、多様な知識の吸収はイケマセン。特に高校社会科は
大学入試のため「マルアンキ」・・・ヨボヨボ老人は心配デス。


22日ダム近くの鏡川。ダムからは「泥水」・ダムの無い支流からは「清流」。
これは、数日後には「キレイ」になります。(昔のような清流にはなりませんが
市民生活のためです。スミマセン)
自然の「力」をお借りしています、大切に活用しましょう。

排出物が無毒になるのに数万年を要する「モノ」とは格段の差です。!!

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早春の瓶ケ森

2015年04月18日 19時48分13秒 | 日記
瓶ケ森を歩く
天気予報では17・18日は晴れ、瓶ケ森に行こう!!
17日、自宅を朝6時に出発、コンビニで弁当やパンなど購入。
何時ものルート、本川~よさこい峠~瓶ケ森です。
よさこい峠への登り口・白猪谷キャンプ場で小休憩。
ここで、松からの渓流釣りの方と「お話し」。
キャンプ3日目とのことです。
年齢は私より少し若いようでした。自宅での「ゴロゴロ」よりは、谷カゼ・
新鮮なオカズの調達・渓流歩き等でストレスの解消、おまけに「お金」も
カカラナイ。最高デス・・・自然のなかが一番デス・・・
今日は最初から出会いに恵まれ、イイ歩きに成りそうです。


よさこい峠の少し手前、この木にアイサツ。(思うことは何時も同じ)
長沢の谷筋を見守って百年余?。
五体不満足、元気は両手のみ(左右の枝は緑とナリマス)。
ワタクシにとっては「生き神様」です。
この地域の小学校新入生は1名です。卒業まで見守って下さい。御願いします。


17日の昼食、よさこい峠広場で。家からの「フキ」は季節の味。


瓶ケ森、何度歩いても、その度に新鮮な「カオリ」が身体に浸みてきます。
無条件で元気をくれます。明日に向かう「こころ」の新芽が出ます。
ヨロヨロ・ヨタヨタのワタクシには必需品です。


駐車場の側にある枯死した大木です。命は枯れても「力」を発しています。
ワタクシにとっては「神様」です。
STRONG・STRAIGHTに生きた証です。
残りはマチガイの無いように生きよう!!
せめて、この木の小さな「エダ」の様な存在にナリタイデス。
17日は車泊。ここから見上げる「星」は温かくて力強い。
その輝きは一つとして同じものはない。
ゴマカシのない世界です。


18日早朝・瓶ケ森駐車場より石鎚山。


道路脇の残雪。
(写真は全て17・18日に撮ったものです)
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プラスチック文化

2015年04月10日 09時44分55秒 | 日記
種類が多く・壊れない・便利でヤスイ!!
日常生活用のプラスチック製品は少しのキズや表面の変色等で
ポイ捨てデス。
プラスチックの品物は、製作者の「眼差しや指先の動き」等の
温かさとは無縁です。

私達の日常生活もプラスチック文化が進行している様に想います。
若い労働者の非正規雇用の増加・短期間でポイ捨て。
中学生や高校生を教科点数のみで評価・個人の持つ多様な才能無視。

中学校や高校で確りと身に付ける「モノ」は温かい「こころ」と
やわらかい「行為」です。
それにより、他人の悲しみや苦しみは空気の様に自然に身体に
入ってきます。

中高併設学校について・・・心配デス!!

クラブ活動のイイ点・・・努力・自信・経験・忍耐・友情・・・年齢に応じた!

野球部・・・使用するボールが中学と高校では異なっています。
      同じ場所・時間での練習は出来ません。
      他のクラブでも練習場には多くの問題を抱えています。
文化祭・・・別日程で開催する必要があります。中高合同では、
      中学生の独自性が軽くなります。体育祭も同様。
総じて・・・「トシシタ」は先輩の「問題点」を見習う傾向がアリマス!!

長所??
高校受験の心配ナシ・一貫した教室での「点数獲得授業」・進学有利(?)

私は、公教育の場で、中高併設学校が若者の成長に有益であるとは
思いません。
中学生には中学校で、高校生には高校で、多種多様な経験を積むことにより、
温かい・柔らかい・強い・個性豊かな若者の誕生です。
        



廃校となった柏島の小中学校、対岸の一切小学校。通学の途中や教室の
窓から、父母や近所のおじさん達が潮風のなかで、働く姿を目にしながら
大きく成りました。


市内から車で約1時間、山間部の小学校跡。運動場の側は鎮守の森と渓流。
(数年前に遊具は撤去されました。子供の頃の大事な思い出は消えています)

豊かな自然環境の中で育った若者が高度経済成長を支えました。

今日では、中学生や高校生の多くはゲームや音楽で深夜まで!!
「時」の流れには逆らうことが出来ません!!
暗記の量に過ぎない「点数」主義教育は限界デス。
世界有数の教育国フィンランドの大学入学平均年齢25歳デス・・・
若者は独自の経験を積み、大学進学デス・授業料は無料デス・・・

コメント (2)
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祈り

2015年04月03日 19時51分47秒 | 日記
さくらの花は「豊作」への祈り !!
凍えるような寒さや雪の重さからの解放、明日の「幸せ」へと続く
小道が開けてくるのは「さくら」の花季節であったと想います。
「米」は、弥生時代から「生」の要であり、人口扶持能力が高い故に、
有力者による争奪の対象となり、多くの弱小農民の「涙と汗」を生みました。
特に江戸時代以降の「寄生地主制」は、社会の生活基盤として昭和20年
まで存続し、多くの小作人を泣かせました。
「さくら」の花びらが「春風」に舞う季節となると、田起こしが始まり、
新緑の薫風がながれ、里人の細やかな「夢」のスタートです。
「さくら」の花は、やわらかくて温かく、そして短命です。
日本人の精神文化に大きな影響を与えている様に思います。

3月30日午後2時半ごろから高知城を歩いて来ました。
「さくら」と「花見客」の空気に触れるためです。
このような時季の「お城」歩きは初めてでした。








この日は晴天で温かく、絶好の花見日和でしたが、平日であったので
花見客は多くはなく、私のヨロヨロ・ヨタヨタ「歩き」には最適でした。
  
  春高桜の花の宴・・・昔の光 今いずこ・・・

  花の命は短くて、苦しき ことのみ 多かりき・・・
  
私は、「さくら」の季節が「無常」の源泉であり、何事も穏やかに耐える、
庶民の「こころ」を創ったように思います。
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