風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

自然のなかで

2014年01月26日 20時13分01秒 | 日記
みんな「大地」の育ち
25日、毎週土曜日に池公園で開かれている「オーガニックマーケット」を歩いて来ました。
広々とした自然公園に小さな「お店」。全て手造りの「モノ」ばかりです。
ここは自然がイッパイで人工施設は最小限におさえてあり、「大地も温かく・流れる風も優しく・吸い込む空気もやわらかい」、子供にも・大人にも安全・健康で快適な広場です。





表面がピカピカでみんな同じ顔をしたスーパーの「野菜や果物」とは、まったく違います。!!
ここに並べられている「モノ」は、作り手それぞれの「手の温もりとこころ」が肥料です。栽培している場所の「土」も元気です。だから、口にいれると個性のある「イイ味」がひろがり、身体にもイイのです。
もともと、「野菜や果樹」が生まれ・育った原野や森と「同じような環境条件」で栽培しているからです。化学 族の「薬」や「肥料」とは親戚関係はアリマセン。
大量生産・遠距離輸送とは関係無く、経費は最少、お年寄りも栽培が出来、狭い土地を生かす事ができます。
わが国の自然的・社会的条件には最適です。



われわれ人間も、みんな「良いところ・弱いところ」があります。
特に子供を教育で「均質化・差別化」する事は大きな誤りです。
それぞれの弱いところや問題のあるところを助け合う人間に育てる教育こそが「成熟社会」への「道」です。

<おまけ> 
市場(=マーケット)は幸せ・ゆめ・希望の世界です。
訪ね・歩くことが大好きです。
ラオス・シェンクワンの朝市


ラオス・ジャール平原・モン族の日曜朝市


ミャンマー・バガンの野菜マーケット

何所のマーケットか忘れました??

ネズミのひらき


カニが美味しそう


今夜は「バーベキュー」かな?
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温かい生活

2014年01月19日 20時32分47秒 | 日記
ラオス・ジャール平原・モン族の村で

この写真を撮った時は、朝もやの中で太陽が顔をだし、暖かくなりだした時間帯です。
この女性をファインダーごしに見ながら、シャッターに指をかけた時、私の「こころ」は震えていました。
それは、私の「母の姿」に見えたからです。私が「社会に出る」一年前に亡くなりました。
写真の女性も「汗と心」で子どもを育てた母親です。背カゴの「菜の花」は、この女性のささやかな「幸せ」のように想えたのです。(この内容は、以前にも書きました)
私は、「ヨロヨロ・ヨタヨタ」・「能力なし」・「生活力なし」の男ですが、育った環境ゆえ、「自己利益」のために仕事の相手を「ヒキマワス」ことは、一度たりとも無かった様に想っています。



ローカルの新聞に中国から帰国した、私と同年配の女性の「言葉」が書かれていました。

・・・「お母さん、日本に帰ったかな、まだ瀋陽市にいるかな、生きているかな」・・・

母親に甘えたい・母親に語りかけたい夢や希望など、全てを小さな胸に仕舞い込んだ、大陸で一人ぼっちになった少女の「こころ」は、一日も涙が流れない日は無かったと思います。
この様な「運命」はどこから来たのでしょうか!!
時のながれは、通りや店など目に見えるものを日々変えてゆきますが、唯一変えることが出来ないものが有ります。
それは、母親のお腹の中でいる時から、もらっている母の「温もり」です。!!



昨年秋、紅葉の五台山・竹林寺を歩いていた時、二組の「幸せ」に出会いしました。  
若者の明日が、竹林寺をながれる「かぜ」のように、やわらかく・優しく・温かい世界でありますように祈念しています。


今日(19日)は、早朝は少し冷えこんでいましたが天気が良いので、日中は暖かくなるだろうと想い、「宇佐・横波」を周ってきました。
小さな漁港を歩いて来ましたが、網の手入れや準備をしている漁師さんは齢のいた方ばかりでした。魚類は、最もヘルシーな食料です。わが国の文化です。若者が漁業に従事できる社会環境を考えましょう!!
(以下の写真は19日撮ったものです。)




写真は横波スカイラインからの太平洋です。
この空と海は時には「キバ」をみせますが、この自然条件を生かし、目先の利益に走らず、大きく、力のある安定した生活を構築しましょう。
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成熟・幸せ

2014年01月10日 14時29分06秒 | 日記
幸せ
オレの住む森は、昔は「ハゲ山」になっていたそうだ!
人間様が「木」を切って「金」に換えたからだヨ!
だけど、この地域の人間様はこれでは「ダメダ」と気がつき、ここを元の原野に甦らし、自然公園(オンタリオ州立アルコンギン公園)にしてくれました。
だから、オレや鳥やムースたち公園に住む仲間は、みんな「幸せ」なんだ!
ここに遊びに来る人間様も「幸せ」になるんだ!
(写真はアルコンギン公園で撮ったものです)

今年も、元日は五台山・竹林寺へ初詣です。
家族や友の「幸せ」や「交通安全」を祈願してきました。
また、ここにお参りすると「良い知恵」が授かるということです。この分野は、私は幼少のころから今日まで、きわめて不足していますので特別に「御援助」をお願いしてきました。
少しづつ御利益が出てきている様に想います。命のある限り、お願いする覚悟です。




(写真は2014年1月1日・午前11時頃の竹林寺)

昨年の12月8日、東京・錦糸町で開かれた「地球の旅人」(バイクの松尾さん主催)の忘年会に参加しました。参加者はオートバイで世界を走った方々やリュックを担いだ旅人が殆んどです。最低の費用で旅をしている仲間達です。聾唖者のグループ(6~7人)も参加していました。
齢に関係ナク「大人」の集まりでした。
国の内外で、温かく・優しく交流し、成熟した「人間」の体温が流れている人達です。
久しぶりに「幸せ」を実感し、「こころ」も「身体」もカルクなりました。
写真は帰途の9日、日没直前の高知上空です。空までも暖かく燃えるように迎えてくれました。



昨年、永田の町から流れてくる「かぜ」は私たち庶民の身体に合っていない、気分が悪くなるような「空気」でした。
しかし、私達庶民は健康維持のため日々努力しています。
「原発推進病」・「秘密拡大ウイルス」・「隣国紛争型インフルエンザ」等にはマケマセン!!
少し心配な点は「明治から昭和20年までの歴史」、これは勉強不足デス。
わが国は、超近代国家です。東京・大阪・新幹線・原発等は数発の爆弾で「マヒ」です。「幸せ」の蒸発です!
「平和憲法」のみが「幸せ」を護ることが出来ると思います。
特に近隣諸国とは、仲良く平和に付き合いましょう。


写真は私が住んでいるローカルの「冬の海」です。暖流・黒潮は外気温より海水温が高く、湯気が立っているように見えます。(12月29日・撮影)
この気候を利用した、ビニールハウスによる野菜の「促成栽培」は日本有数です。地域の自然条件を生かした素晴らしい文化です。
食べ物は、地域に根ざした「住民力」によって生産された、生産者の顔と汗が見える、安全で美味しいモノをイタダキマショウ。農業の企業化・大量生産は「薬づけ・単調あじ」となり、危険で美味しくありません。
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より良い明日に

2014年01月01日 19時54分32秒 | 日記
新しい年がスタートしました。今日よりも明日が少しでも良くなるように祈念しています。


(アンコール・ワット 日の出 2013・11・22)

人が人を殺すことが出来る「戦争」は絶対許してはいけないと思います。
ましてやその準備もしてはいけません。
人間として、この世に「生」を得た以上は、「時には喜び・時には泣き」その中で強く・やさしく・やわらかく「幸せ」を求めて生きてゆくことが一番だと思っています。


(ミレーの「羊飼いの少女」)
冬・鉛色の夕暮、凍てつくような寒さのなかで、少女の「こころ」は震え泣いています。
苛酷な運命を背負いながらも、羊飼いの少女は明日の「幸せ」を神に祈っています。
畑の向こうは、暖かくて華やかな街です。
私は、ミレーのこの作品は「幸せ」は誰にとっても一番大切なこと、
夢や希望は手の届くところに在ること、
人の心を傷つけることのない世の中を創ること、
等を描いていると想像しています。
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