風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

晴れた日は、元気!!

2016年06月28日 20時11分26秒 | 日記
6月26日晴れ、翌日も午前中は天気は良いとの予報!!
早朝6時には仁淀川沿いを長沢に向かって走っていました。仁淀川は連日の雨で、黒っぽい顔色をしていました。四国山地南斜面は雨が多く、それが、自然の「力」となり、凶暴な面をも持っています。仁淀川の流れもです。 


自宅出発前に、朝刊に目を通すと、霧のなか、スクーターで仁淀川の沈下橋(名越屋)を渡っている写真が目に留まりました。(画像は、同じ場所です)
川が増水している時に、沈下橋を通行することは、極めて危険です。(若いころの経験ですが、ハンドルを握る手は汗がニジミ、アクセルを踏む足もカタクなりました・いの八田の沈下橋)
山間部の川筋は、高齢化が進んでいます。安心安全に利用できる、「普通の橋」が急がれます。 


よさこい峠の少し手前、長沢谷筋を守護している老木。何時もの「クセ」で車から降り、「オハヨウ」・「元気で頑張ってるゼヨ」とアイサツ。














 (ニ ガ ナ )


 ( タ カ サ ゴ ソ ウ ?)
土小屋から瓶ケ森間の車道を、歩いたり、斜面を登ったり、座り込んだりの数時間です。
この時季は、山アジサイと小鳥のさえずりが楽しみです。


昼食は、瓶ケ森駐車場で、少し遅れの午後2時、最エコノミー・コンビニ弁当。コーヒーは、お湯を沸かし、持参の1人用です。
駐車場は、4~5台の車、ウロウロしていたのは私一人でした。
「モズ夫婦」が忙しく斜面の繁み中のヒナに「エサ」運び。
昼食後は、背もたれイスで、「ウツラウツラ」です。




夕闇迫る石鎚山・瓶ケ森。この時間帯の山岳空気は実に甘くて美味しく、純粋自然味です。
ヨロヨロ・ヨボヨボの私でも、背筋がピンとなります。
夕食は8時ごろ、ちびラーメンとオニギリ。
気温が下がり、肌寒くなったので「寝袋」に侵入。AM2時ごろ、目が覚め、車外に出ると満天の星。
海の向こうの少年は、6月7日が中学卒業式。星空の両親に報告!!


風雪の最も強い尾根筋に命枯れても、その「存在」を無言うちに、語りかけています。
自然のなかで、生まれ、育ち、足で大地を踏みしめ、大きく成長、健康で長生き。

私は人間の成長も同じである様に思います。
親の愛・友との泣き笑い・学校生活等は自然の「風雪」と同じ。鍛えられ、成長し社会に進出。

ところが、非正規雇用は増殖、国は借金の山・・・

明日を担う若者は「夢」があるだろうか・・・

「愛」が生まれるだろうか・・・

二度とない「若さ」を力強く生きてゆけるだろうか・・・

(画像は全て26日に撮ったものです)

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より良い明日に!!

2016年06月22日 20時05分36秒 | 日記
民主主義の国は、憲法を守ること・完全自由選挙の保障が根幹です。
「集団的自衛権」は、他国の戦争への参加です。日本国憲法は、国際紛争を武力で解決することを禁じています。憲法違反です。

今回の選挙からは高校3年生(18歳以上)で、投票出来るようになりました。しかし、その背後では「自由」の原則は無視されています・・・選挙活動に参加する際は、学校に届けなさい??

わが国は、「議院内閣制」です。最大多数の国会議員を擁する政党が内閣を組織します。
政党によっては、選挙に際して、国民の支持を得にくい「政治内容」は隠して、選挙活動をしています。
これは「正義」ではアリマセン、ダマシ選挙です!!許してはイケマセン!!

ヨロヨロ・ヨボヨボの私は心配ごと多しです。

    < 鏡 川 通 信 >

 (市街地中心部・鏡川北岸・神社の杜)



この日(6月8日)は、境内散歩目的でやってきました。アオバヅクは何時もの場所で「目」も開けず、確りと私を監視しています。神社の東西通路は大木のトンネルで、自然の森を歩いているような感じです。今日は本殿入口で「イソヒヨドリ」が歓迎してくれました。

 ( 鏡 川 上 流 の 山 里 )




この集落から、愛用の「ボロボロ・カブ」で約10分、「焼野森林公園」です。ここは見晴らしも良く、屋根付き休憩所・水洗トイレ等もあり、大人から幼児まで、安心安全の自然公園です。今の時季なら、緑の空気や小鳥のさえずりで、身心の完全クリーニングです!!

高知県の出生数は、1974年は12403人・2012年は5266人です。
少し山間部に入ると、若い土地の人を見かけることは困難です。

今回(6月18日)は、見事に手入れしてある茶畑や立派な農家に、目が引き込まれ、バイクを止めました。

  < お ま け >

 旅の思い出・NORWAYのLofoten諸島

 
 アビスコ駅から汽車でNORWAYのNarvik駅(終着駅)まで移動。車窓には、北極圏の山岳地帯がながれ、「オヒルネ」する暇もなしでした。(画像はナルビク駅)


駅から、徒歩約20分でバスターミナル。ここから、バスでLofoten諸島に行きました。
この時は、出発まで少し時間がありましたので、コーヒーブレイクでした。冷涼な空気のなかでのコーヒーの香りと味は、今でも身体に沁みこんでいます。






Lofoten諸島は、NORWAY人の「こころ」の故郷といわれています、人気の島々です。
海に面した場所に、旅人に人気の、赤い木造の民宿=「ロルブー」が多くあります。元は漁師小屋であったようです。
北極圏の短い夏の長い一日は、やわらかくて温かい「空気」が旅人を優しく包んでくれます。
落日が迫る、薄赤い斜光の中で、「家族や仲間と共有する時間」、これこそが、今日を生きてゆく、大人の忘れてはいけない、時間です。
日本人の大人は、最も不得意とする「時間」です。
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みどりの山里

2016年06月15日 09時43分46秒 | 日記
ブラジル・開拓農民写真家 大原治雄さんを想う。

 やわらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに  石川啄木

少年のころ、毎日遊んだ神社の広場や小川、そこに流れていた空気等は、身体のどこかに、何時までも生きています・・・

17歳で海を渡り、開拓に従事した過酷な日々・・・こころの中を、故郷仁淀の風や空気がよぎると、重い「汗と涙」が止めどなく流れたと想います。

家族を撮った作品は、明日に向かう「幸せ」を表現しています。
その内側は、この地で生きてゆかねばならない「運命」を背負った、男の「慟哭」であった様に想います。
それを表に出さない、この男の強い人間力!!

   (少し寄り道)

厚くて高い塀のなかで、御付き人の「神輿」に乗って、勉強せず、ハシャイデで大人になった、この国の代表。
点数獲得・青春は上を向くのみであった、ミヤコの代表。
この方々は、自然の風や雨、泣き笑いの友情等、厳しくて温かい自然の「アジ」を知りません。
真の人間力を持っていない、悲しい存在です!!

 < 鏡 川 上 流 > 6月10日・愛用 50CC カブで


古い古い物置小屋に吊るされていた針金の「カゴ」。狭い急斜面の山道を、水がしたたり落ちる稲の苗を入れて運んだ田植え仕事。もう~昔話しの世界です・・・


峠近くの道路に沿った斜面、小さな、よく手入れした茶畑。あと何年・・・

 < 雨 の な か 、 散 歩 > 6月12日 

日高・メダカ池公園のアジサイ


水辺のベンチ。隣の屋根付きテーブルとベンチの中から撮りました。晴れの日に来ていたら、多分ここで「パチ・パチ」より「オヒルネ」。




雨の降る日は、子供のころから、大キライ。しかし、ヨロヨロ・ヨボヨボの今では、雨天の湿原や花や虫にも、「こころ」が動きます。

 < 四 国 カ ル ス ト ・ 天 狗 高 原 > 6月14日

今日は晴れ、自宅出発 早朝4時、いつもの場所で先輩M氏と4時半合流・天狗へ。




天狗荘・駐車場に6時到着。山空気が心身に沁みこんできました。少し肌寒いが元気発生!!













キツネノボタン・アザミ・ツルアジサイ・オオヤマレンゲ・・・山岳地帯の、風や雪や雨等に耐えて、自分の「足腰」で立ち上がり、季節のなかで、咲き、輝いています。私はそこに感動です。
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誠実な人間力

2016年06月08日 16時08分11秒 | 日記
高知県立美術館で、ブラジル開拓農民写真家・大原治雄(1909~1999・高知県出身)の写真展が開催されています。
17歳で家族と共にブラジルに渡り、原始林を伐採・山焼き、そして農地の造成・・・青年の身体に流れた「汗と涙」は想像を絶するものであったと思います。
しかし、彼の作品は、明るくて力強く、誠実で前に進んでいる、人間力で溢れています。
特に、家族に向けたレンズのモノクロ画像は、そこに流れる空気・話し声・空の色等が鮮明に心身に沁みてきます。大感動です。
デジカメ・PCの精密・彩色作品では、人工甘味料の「味」がします。私は自然の清々しい、優しい「味」がお気に入りです。
(私もデジカメですが、PCソフトでの修理は最小限にしています)

「ウソ」は絶対にイケマセン。自分の「言動」には、「責任」を持ちなさい!!
子供のころから、変わることのない社会の空気です。
これが私たち普通の毎日です。

遠い遠い、「ナガタ」や「ミヤコ」の責任者は、正反対です!!

現内閣の下では・・・

私は、消費税率10%への引き上げについては、再び「延期」することはアリマセンと言明!!
数日前に、「再延期」を発表・・・「責任」はどこかに消えました・・・

「貯金ゼロ世帯の割合」・・・26%(以前の内閣)から30.9%(現内閣1915年9月)・・・大幅悪化。

非正規労働者・・・1775万人(1912年4月~6月)から1971万人(1915年7月~9月)・・・大幅増加。

これで、明るい明日が見えますか!!

ミヤコの「責任者」は、毎日TVや新聞で「不可解」な説明・・・責任はどこへやら・・・

梅雨空の下、身体がマスマス重くなりました!!


  < 清々しい風が「 こ こ ろ 」に流れますように >

南米・パラグアイ・イグアス日本人移住地




イグアス移住地へは、高速バス停「41」で下車、周辺は日本人移住地です。
画像は、イグアス移住地入植40周年記念祭典(2001年8月22日)に訪問した際に撮ったものです。
大豆畑は、いの町出身・深見明伸さんの農場です。
大豆は、この国の重要な輸出品で、日系人の研究・努力の結果です。
大豆栽培方法は、不耕起栽培です。それは、農地全体を耕起すると、スコール等で肥沃な表土が流失、さらに強力な日射で、表土が硬くなります。そこで、根菜類を植え、収穫せず、枯れた葉等で表土の流出や強力な日射を防ぎ、植え付け場所のみを耕起する方法です。
この不耕起栽培技術の導入・発展に大きく貢献した方が「深見明伸」さんです。

SWEDEN・Absko国立公園


(少数民族・サーミの聖なる山・ラポーテン)










北極圏・ラップランドの国立自然公園・少数民族サーミの生活・文化圏です。
画像は、サーミの聖なる山・ラポーテンです。人工的なものは全て排除され、厳重に自然が守られています。
トレッキングコースが多数設定されており、安心安全の楽しい歩き、何日でも・・・










(アビスコツーリストステーション駅)


(アビスコツーリストステーション・公園内唯一の宿泊所。食事・弁当・衣類・お土産・完備)

私は、午前中に高知を出発、タイ航空でバンコク経由ストックホルムへ(翌日・早朝着)。同空港国内線(数時間待ち)でキールナへ(ここで1泊)。汽車でキールナ駅からアビスコツーリストステーション駅まで1時間30分。駅から数分で宿泊施設(アビスコツーリストステーション)です。

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青葉の季節

2016年06月01日 16時49分38秒 | 日記
今日(6月1日)は少し蒸し暑い曇天、イヤナ梅雨はそこまで来ています。
しかし、私たちの生活は、紀元前3世紀以来、この季節風が育てる「稲=米」に依存し、発展してきました。
昭和30年代までは、地域住民一番の「お楽しみ」は「神祭」でした。
神に、米の豊作をお願いし、収穫に感謝する「お祭り」です。
手作りの「お寿司」が美味しかった!! 懐かしい思い出です。

稲作技術や仏教・暦(朝鮮半島から)等、生活の根っこは、近隣諸国から教わったものです。
ヘイトスピーチに代表される、「民族差別」。隣国を敵視する「軍事同盟」の強化。
これらは、新しい明日の「日本」を切り開く「道」と成り得るのでしょうか・・・


    < 鏡 川 通 信 >

ここ数日は、鏡川下流域北岸、神社の杜で「アオバズク」と遊んでいます。
午前中2時間程度です。
野鳥に詳しい方が、「青葉」の季節に渡って来て、子育てしますので、
この名前ですと教えてくれました。温かく、優しい「名前」に感動です。


オレ達は、他人様に迷惑をかけないように、夜、静かに、食料獲得のために、
働いてるのダ~!!
午前中は、ネムタイのダ~。分かってくれヨ~!!


ツレは、卵を温めているヨ~、悪い奴が近づかないように、見張りもしているのダ~!!
ゴソゴソしないでくれヨ~、タノムヨ~!! 


今日も来たのカ~、静かにしてクレヨ~、(目がギョロ)!!

   鏡 川 中 流 域

( 宗 安 寺 対 岸・尾 立 )

この辺りは、放棄水田も無く、稲や野菜が栽培されており、昔と変わることのない田園風景です。
道路側には、無人の野菜販売台が並び、ホッとする空気が流れています。

 ( 朝 倉 古 墳 )



朝倉神社西側奥から、西に向かう道路の峠手前にあります。(車でも行けます)
7世紀前半の築造で、巨石で造られた、羨道や玄室が残存。
古墳のある斜面の下方は鏡川西岸に続く氾濫原で肥沃な稲作地帯であったように思います。
また、古墳の南、国道を越えた斜面に、野中婉(野中兼山の四女)住居跡もあります。(徒歩20分)
朝倉神社と古墳めぐりは、歴史散歩コースです。

   鏡 川 上 流 域


農業人は減少し、年配の方が多いように思います。
耕作放棄地が目立ちまが、山里の風・緑・瀬音は身体にやさしく沁みてきます。
ダムの駐車場に車を置き、「平家の滝」往復は、心身クリーニング・ウオーキングコースです。
 
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