風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

「時」の流れ・室戸岬

2019年09月30日 19時56分44秒 | 日記
***「時」の流れ***
田舎生活では、季節の変わり目を「自然」が やさしく教えてくれます。
山里の秋は、黄金色の「稲穂」や深紅の「彼岸花」です。
季節の流れは「時」の流れです。
50CCカブで「山田」の小道を目的も無く徘徊しています。
時々、斜面に腰を下ろし 青空を見上げ、目を閉じると 苦しかった思い出も
美しく脳裏をかすめてゆきます。
しかし、「時の」流れは激しく速い、「青空」と同じで手の届かない世界です。

(鏡川上流・山田の秋)


(鏡川支流の廃校小学校・遊具には 子供たちの声や涙が 沁みついていました)


(遊具は撤去され駐車場に・子供のころの 思い出は 青空の向こうに)




(ヤットできた 生活の佐田沈下橋・増水時は極めて危険です・今では過疎高齢化で お年寄りが多いので)


(仁淀川支流・最奥平家落人の山里・氏仏堂の大杉・里人の祈りの場でした)


(平家落人の里・里人の温もりは 「時」の流れとともに 消滅へ)


(柏島廃校小学校・自然のカオリを求める旅人の宿泊や合宿勉強の場として再生を希望)


(高知県 ・ 柏島)


(ベトナム北部・ハザン省ドンバンのマピレン峠)


(マピレン峠・各家庭にバイク・1日~数日かかった山越えも 数時間で・激動の時代到来)


(ラオス・ジャール平原・ベトナム戦争で米軍が落とした大型爆弾の殻が 物置の柱に)


(ジャール平原の農家・各家庭に1台のバイク・生活スタイルが激変)


(ノルウエー・ガイランゲルフィヨルド)


(ガイランゲルフィヨルドの農家・今では 居住禁止)


(ネパール・50年前?・小型の定期便・カメラを首にぶら下げた私を機長が見ていた様です 上空でスチュワーデスが呼びに来て 操縦室のドアーを開けてくれました・機長が操縦室の横窓を下げて 撮りなさいと言ってくれました・日本人初登頂のマナスル?・いい時代でした)

  *** 室 戸 岬 ***(9月29日)
29日・室戸岬の海辺をヨロヨロ歩きです。
岬周辺は 暴風と荒波の土地です。
私たちの生活は 大陸東岸のモンスーン気候地域の「稲作農業」で支えられてきました。
他面からみると、狭くて硬い「村文化」に閉じこめられた生活です。
荒波の向こう「太平洋」の先は「荒野」です。
「夢」と「不安」が共存する「原野」です。
新しい時代に生きる若者が立ち向かう「世界」です!!








<暴風雨と荒波に立ち向かった 岬の生活>
高くて頑丈な石壁を築き 生活を家族を 護ってきたのです







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学校 これでいいのかな?・季節の流れ(鏡川上流域・四国カルスト)

2019年09月19日 17時25分42秒 | 日記
***学校教育 これでいいのかな???***
8月末のローカルニュース:「授業時間数」確保のために、夏休み「短縮」???
私たちの国は 小学校から「学力テスト」、その獲得数値が優劣の評価となります。
全国の人口集中地域では、小学5年生ごろから、多くの児童が「塾」に通います???
<スウェーデン・ストックホルムの小学5年生>
5年生は57人で3クラス(1クラス=20人以下)
小学校には「通知表」アリマセン(通知表は中学2年生から) 
担任の先生・・・遊び心を持ちながら 創造性を伸ばすことが大事だと思います。
          創造力が創意工夫をに富む人をつくり出します。
クラスの母親・・・子供の時は成績にかかわるより、友達と遊びながら
           自由にいろいろと学んでほしい。
           ※(通知表のないことを 歓迎しています)

***季節の流れ 鏡川上流***
鏡川上流域の山里は、収穫の季節となりました。
1960年ごろまで、 農村は「家族総出」の刈り取り、喜びの季節であったが・・・
今では 汗を流す「家族」はあまり見かけません。
「農業機械」が主役です。
「耕作放棄地」を多く目にします







(日用品雑貨店は 雨戸が閉まっていました)


(子供の元気な声が消えた・廃校小学校)

***四国カルスト・天狗高原と姫鶴平***(9月15~16日)
1400メートルのカルスト高原は心地よい秋の空気が流れていました。
持ち時間が少なくなっている「ロージン」は、この夏の猛暑で「閉じこもり」傾向が多くなっていましたが・・・
「カルスト空気」のシャワーで元気再生でした。
実は、1番の感動は「カルスト空気」の海を颯爽と遊泳している「バイク人」でした。

(自宅午前5時出発・7時半ごろ 天狗高原登山道路中間点付近から撮った麓の集落)


(津野山郷はガスの中 四国カルスト横断道から)

 < 天狗荘・展望台 >

(バイク人たちの背中に「カルスト空気」サイコウと 書いてあります)


(高く上げた指先で 自由な女性の時代 到来を痛感)



 < 「カルスト高原空気」の中で >

(放牧場入り口)




(姫鶴平方面・ガスはどこかへ )


(秋風の中で しばらく足が 止まりました)


(姫鶴平キャンプ場の夕暮れ・人気で超満員)


(15日晩めし・いつも同じメニュー・年金生活ロージンは これでも 上等・車中泊)

 < ここから 16日早朝の ヨロヨロサンポ >

(この時間帯に流れる「カルスト空気と光」が お気に入りです)




(朝の満月)


(16日朝めし・私が小学生のころ 「大蔵大臣」様が「貧乏人は麦飯を食らえ」と宣われた とのこと 私の様な存在に言われた事ですので 今まで よく守り「粗食」で頑張ってきました)


(バイク人様の「ファーストクラス席」・入口通路と駐車スペースの分離帯・雑草のベッド)


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旅の思い出・「バンコク」

2019年09月12日 19時20分28秒 | 日記
鏡川の上流域を「50CCカブ」でサンポしていると「シーレー」(=彼岸花=曼殊沙華)が咲いていました。(9月12日)
田舎の小径で「秋」のやわらかい空気を感じる、今も昔も、この「赤い花」。
テレビも冷蔵庫もない、自然の中で遊び、季節の「モノ」を食べた少年時代。
私はタイの「バンコク」に流れる「街空気」に魅かれます!!
熱帯の熟したアマイ果物・道路裏側を流れる「どぶ川」のニオイ・シーロム通りの華人エリートの白い顔、これらが溶けあい、何か不思議な 心にしみる「ミックスジュース」の味の様です。
子供の頃の 両親の温もり・社会で「こころ」に刺さった「トゲ」・消えた夢の世界・・・忘却することができない、この内なる思いは、バンコクの「街空気」と同じような気がします。
 ***バンコクをながれる「空気」***



(タイ航空でバンコクへ)


 

(インドシナ半島のコラート台地・バンコクは後少し)


(バンコク・スワンナプーム国際空港 着陸態勢)

 < バンコクの街角で >








 <チャオプラヤ川・生活の川>



(ワット アルン・世界的人気)


(ワット アルン・桟橋)





 < カオサン・エコノミー旅人の聖地 >








<世界からの旅人に人気の「スワンナプーム国際空港」>

(国際戦出発・中央フロアー)


(国際線出発フロアー)


(国際線出発フロアー「下の階」・レストランやお土産店等・仏教国の空気が流れています)
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生きる・山空気・土佐の海

2019年09月05日 09時08分31秒 | 日記
*** 生きる ***
私は、自分の持つ「力」の範囲内で生きてきた。
ウソやゴマカシが通用しない「仕事」でメシを食っていたので・・・
実情は失敗や努力不足で「こころ」に傷を負い、涙を流したこと多しでした。
(今も同じです)
人の生き様は「上の社会」のみに目を向けると明日への「ゆめ」を失う、「下の社会」の存在は、上からの目線が生まれ、「自己満足」におちいり、事の「本質」を見誤る。
この様な問題点は、個人の力では「完全除去」はデキマセンが・・・
「教育」と「自然」により、緩和できるように思います。

 *** 山 空 気 ***
9月3日・「土小屋」(石鎚山登山口)から瓶ケ森(カメガモリ)の斜面歩き。
低級な私は、山空気に触れると「こころ」が軽くなります、空を見上げると元気が出てきます。

(3日午前8時・「よさこい峠」直下 長沢谷筋の「守護老木」に「おはようございます」・そして ヨロヨロ歩きスタート) 


(初冬・老木)


(満身創痍の「老兄弟木」・いつも 一礼・よさこい峠から土小屋方向へ数分・3日午前中撮影)


(冬・老兄弟木)


(瓶ケ森・3日 午前中撮影)


(子持権現・神の山です・3日 撮影)


(冬・子持権現)

  


(早春・左最奥:瓶ケ森・その前:子持権現)


(3日昼過ぎ・「瓶ケ森」・ここに流れる「山空気」はやわらかく 温かい )


(瓶ケ森 西斜面)


(53年前・この標識板に沿って「カメ初縦走」・ナツカシイ!!)


(3日・午後2時ごろ)


(3日・午後2時過ぎ 厚いガスが 瓶ケ森を 取り巻く・その後暴風雨 車中泊中止 下山・帰宅 午後7時)

 *** 土 佐 の 海  ***
土佐の国は、四国山地の南急斜面・海岸線は暖流黒潮に洗われています。
斜面の南側 日当たりの良い場所は 冬期でも凍結することはありません!!
安芸市から室戸岬までの海岸線は、冬季 「霜」は降りません!!
明るく・楽しく・酒の美味い・自主自由の独立国です!!

 <赤岡の浜・どろめ祭り>
  美しく 速く 大杯一気飲み大会・大人気です。






 <黒潮町 入野松原・Tシャツアート展>5月連休
自分のお気に入り「写真」を実行事務局に送ると、Tシャツにプリントアップ、作品として展示。







(砂浜の遊歩道は 祈りの道 遍路道 でもあります)


(大岐の浜・人気のサーフィン海岸・遊泳禁止)






(柏島・高級魚の養殖が盛んです)






 ( 叶 崎・太平洋に向かって 突き出ている 孤高の岬です・お気に入りです )
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