一人の男

巨大都市・シカゴで生き抜いています・・・


(9月２６日・トロント空港）


（ゲートの待合コーナー・テーブル上には腰掛１個につき、１個のタブレット）


トロント空港からシカゴ(オ・ヘアー空港）に向かいます。
カナダ最大都市トロントの空港は、何となく華やいだ雰囲気が流れていました。
国際化した今日の市民生活では、飛行機は、昭和３０年代の汽車やバスと
同じです。
しかし、ナカミ（空港内）は超先端電子機器が増殖し、年々様変わりです。！！


（シカゴ空港上空）

私の長男は２３年間、親類や幼友達は一人もいない、アメリカを代表する、
巨大都市・シカゴで生活しています。
孫は中３に成長しています。４年ぶりの再会です。
シカゴに向かう飛行機の中で、私のこころの内は涙が止まりませんでした。

到着出口で数分待っていると、長男と孫が現れました。
私は声をかけることがが出来ません・・・声を出すとナミダになるからです。






日曜日（２７日）は孫のサッカー試合の応援です。
身長は私より、ハルカニに高く、タクマシク成長した少年に感激しました。





試合終了後、郊外の植物園に行きました。写真は「日本庭園」です。
この国は、何もかも巨大です。
明日・月曜日（２８日）はシカゴ・オヘア―空港より、デトロイト経由（乗り換え
時間は２時間）で日本に帰ります。（成田着２９日・１６時５分）
シカゴ滞在は、僅か３日間でした。
（このページは、２９日・東京のホテルで書きました）

トロントは大陸大都市の風が流れています！！

大都市トロントへ
９月２２日、午後３時半の便で、バンフからカルガリーにバスで移動しました。

そのバスの中で、２０日のツアーでガイドさんが話していた・・・
この地域の先住民が使用していた、１万２０００年前の石器や竪穴住居が
多数発見され、調査・研究もされています・・・何となく思い出しました。

１万２０００年前は氷河時代の最終段階です。
その頃のベーリング海は湿地帯の様な状態で、ユーラシア大陸と北アメリカ
大陸を結ぶ陸橋の役割を果たしていました。
先住民は、そこを渡り、何千年もかけて、この地域の過酷な気象条件にも
負けず、伝統生活・伝統文化を築きました。

バスの窓越しに広がる大地は、大規模な白人農場です。
僅か１００～２００年で何千年の文化は消滅です・・・

カナダ最大都市トロントはニューヨークと同じデス！！

９月２３日から２６日午前中まで、トロントに滞在。
巨大都市トロントは多様な人種・民族の住む移民社会です。
そこには「生活」の大きな「カベ」（＝階級）が存在している事が
街を行き交う市民の様子でワカリました。


（トロントのランドマーク・ＣＮタワー）



（ビジネス街の青年アーチスト）


（イートンセンター・車の屋根を開くとレストラン開店）






　（セントローレンスマーケット。私は市民生活の「ニオイ」が肌に
　　直接沁みてくる市場が　　大好きです。まるで高知の「ひろめ市場」デス。
　　旅のツカレがイツノマニカ消えていました）

自然の力に感動！！

カルガリー空港からバンフへ
９月１９日・空港からバンフへはBanffAirporter(片道C$55）を利用しました。
空港の到着出口５番と６番の間に受付カウンターがあります。
そこでチケット購入・空港～宿泊ホテル間の送迎付き。

（私は成田出発の１週間前に外灯の無い田舎道を夜９時頃歩いていて、路肩を
踏み外し、約２メートル下の畑に転落しました。
骨の異常はありませんでしたが打撲で首が腫れて回りません。運転は
無理ですのでレンタカーの利用は中止しました。）




空港からバンフまでは約２時間です。
到着したバンフは曇天で明日(２０日）の天気が心配です。






私は風光明媚な「有名観光地めぐり」には、興味はありません。
流れる「風」や「空気」が五感に微妙に反応すると、その場所で
立ち止まり、「ボ～」と寝転んだり・コーヒーを沸かしたり・
「フラフラ・ヨロヨロ」と歩いたりそして「パチパチ」です。

２０日は、自宅出発の前日にネット予約していたヨーホー国立公園を
中心とする１日ツアーに参加しました。
エメラルド湖をはじめ、人気の場所を「ゾロゾロ」と歩きましたが何となく、
響きません、しかも冷たい大粒雨の１日でした。

一つだけ大いに感動したのが、大森林火災の後、新しい緑が力強く
成長している光景でした。
森林火災は、その後、元気な樹林を育て、森を再生する、自然の
生命力を養っているようです。
（緑の幼木を生む種子は、地中で何年も眠り、森林火災の発生による、
４５度Cの熱が加わらないと発芽しないようです。）

９月２１日の早朝・ＲＵＮＤＯＬＥ　ＭＯＵＮＴＡＩＮ）


（９月２１日・早朝ＣＡＳＣＡＤＥ　ＭＯＵＮＴＡＩＮ）




バンフの街中で・・・


散歩に出かける旅人・・・




ホテルの庭先でオアイしました！！


夕闇迫るバンフとＲＵＮＤＬＥ　ＭＯＵＮＴＡＩＮ（９月２１日）

大陸の秋

カナダ・ロッキー山脈麓・秋の黄葉を歩く。
このシーズンが近づいてくると、ヨロヨロ・ヨタヨタ歩きの癖が騒ぎます・・・
私の旅は２箇所くらいベースとなる地域を決めて、安航空券を手配（約２ヶ月前）
そして、いつものヨロヨロ・ヨタヨタの彷徨です。






９月１８日・東京成田・DL１６６便・１６時２０分発でシアトル経由
カルガリー（着・１８日・１６時５６分）までの出発です。


シアトル着陸・約１時間前・太平洋の朝。









シアトル空港のデルタ航空出発ゲート、コンコースでは北の海を代表する
サケやハリバットのオムカエ。

シアトル空港での乗り換え時間は４時間です。
私はこの様な時間が大の「お気に入り」です・・・コーヒータイム・売店歩き・
行き交う異邦人・・・これらは、こころに染みる「旅味」の大事な１ページです。


１９日・早朝のカルガリー空港。
冷たく肌に沁みてくる、大陸の「秋空気」で元気再生です。
（空港近くのホテルに宿泊）

秋は早朝の窓から

９月の朝空気はヨロヨロ・ヨタヨタの
私にとっては、シャワーと同じです。
朝起きると、真っ先に窓を開け、朝空気に身体をさらすと心地良い
「元気」の再生です。
今朝は、６時頃、窓ガラスを開けると、モズの鳴き声が部屋に
飛び込んできました。
少し冷たさを感じる朝空気と「キイー・キイー・キイー」モズの響き、
これこそが私の秋のスタートです。



子供のころは、秋風の流れと共に家族全員で汗を流した農作物の収穫そして
「神」に感謝の「神祭」。
家族が地域が一帯となった「情」の「時間」でした。遠い「昔話」の世界です。



手紙は「メール」・思い出の「写真」は即転送・「旅」の出発は飛行機や車。
情や温かい眼差しの流れる世界は消滅。
「時」の流れには逆らうことは出来ません・・・

今の永田町に流れている「空気」は一握りの「政治屋」さんに
よって「造られて」います。

昭和の戦争も同じ様に「造られた」ものでした。

１９２７年３月・金融恐慌　➡　５月・山東出兵（中国）
１９２９年　世界恐慌　➡　１９３１年９月・満州事変（中国・東北地方）
１９３２年３月　満州国建国(=日本の傀儡国家）
１９３７年７月　日中戦争・・・泥沼化・・・
１９４１年１２月　太平洋戦争　➡　１９４５年８月・敗戦
この昭和の戦争は、兵士にされた多くの若者が犠牲となり、
戦場となった他国の人々の多くの命を奪いました。

二度とこの様な歴史は繰り返してはイケマセン！！

外交で・知恵で国難は回避できます！！

戦争のための「指揮台」（＝戦争法案）は造ってはイケマセン！！