風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

今日より明日に

2012年12月31日 20時43分21秒 | 日記

Alaska デナリ国立公園
マッキンリー山とワンダーレイク(写真)
この国立公園は四国より広く、道路は一本で未舗装です。ほとんどの区間は一般車の乗り入れ禁止。公園内の移動は乗り降り自由のシャトルバスです。自然が厳重に保護・維持されています。ツンドラの風のなかで「野生のニオイ」が感じられます。自然公園はイイですね。


CAMBODIA アンコールワット
この女性は、日の出からじっと眺めていました。アジアそしてこの国を代表するこの寺を・・・この国の現代史が二度と繰り返されることの無いように、そしてこの地にもこの様な素晴らしい文化が存在したことも!

ARGENTINE フエゴ島
ビーグル水道
この島の周辺には海遊民・ヤーガン族住んでいました。極寒の海で女性が魚貝類を採り、家族を支えていたようです。今日ではヤーガンの純粋な血をひく人は存在しない様です。

2012年も今日で終わりです。ローガンメガネの私は「今日より明日に」という夢をもっています。ひとの「言葉や行動」は時々問題を引き起こします。なかでも他人の「こころ」をキズつけることはワルイことです。しかし、どのような人間の言動にも、そのどこかには「温かい」ものがあります。教育とは温かい「こころ」を育てることが第一であるように想います。点数を追い求めるより、このような教育が伸びることが「明日」の夢です。それから・・・名門の「落ちこぼれ」=誠実な努力をしたことの無い人・・・がリーダーになることには問題が多いと思います。   






 
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ジャール平原・彷徨

2012年12月09日 23時37分07秒 | 日記
今年2月・ジャール平原モン族の村を旅した思い出です。

朝霧のなかで立ち止まっている「このひと」に、私の「こころ」は震えました。
この山里でくらし、こどもを育て、その成長のために流したであろう「アセ」は彼女の顔に刻み込まれていました。背カゴの「菜の花」は、彼女のささやかな「幸せ」のように想われました。
(私が社会にでる少し前に亡くなった、母親の人生行路が脳裏をかすめた。)

同じ日の早朝、モン族中心に開かれている日曜市に立ち寄りました。急速に近代消費文化が浸透している、この山里でおさない二人の明日の「幸せ」を祈る。

これは、今年の高知県美術展覧会・写真の部で入選したものです。おなじ村・朝霧のなかで、伝統のスカートに世界共通のTシャツそして山里・朝一番の仕事。
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「こころ」

2012年12月01日 21時39分45秒 | 日記
私は「風」の流れが日ごろとは異なっている街や野山を歩くことが好きです。そこでは、行き交う「ひと」や「通り」・まえに横たわる「野山」、全て「こころ」の中に優しく・温かくそっとながれこんできます。カナダを代表する紅葉の名所「モン・トランブラン」近郊の民家。大陸ゆえか・文化の違いなのか、庭に大きな木が1本、旅人には「コレ」がイイ・最高です。

首都オタワの国会議事堂に通じる遊歩道・ランニングするひと散策するひとみんな「カガヤイテ」いる。

オンタリオ州立アルコンギン公園
この広大な自然公園は嘗て樹木の伐採により、自然が破壊された地域です。このことに気が付いたこの地域の人々は、元の自然に返す努力をし、この公園が生まれたそうです。(アルコンギン・ビジター・センターには日本人職員がいて、親切にウオーキングコースや公園内の動植物について説明してくれました。)(2012年10月1日~16日・ケベック州・オンタリオ州・シカゴの旅・思い出)
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