風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

旧本川村立越裏門小学校

2012年08月27日 23時41分58秒 | 日記
25日(土)天候は良くないことを確認のうえ午後から瓶ケ森(林道)に出かけました。視界も悪く気温も低く車から出ると肌寒いくらいでしたが下界はここ数日蒸し暑い日の連続でしたのでむしろ快適でした。駐車場で岡山から来ていた男性と異常気象や環境の悪化などの話題で1時間くらい潰しその後車中泊。26日時々雲の間から青空も見られたが風が強く曇天。AM10:00ごろよさこい峠から長沢方面に下山。途中・白猪谷キャンプ場で約1時間休憩・コーヒを沸かし周辺を散歩。その後数分走り旧越裏門小学校に立ち寄る。この山里の小学校正門の手前に架かる橋の上から渓流の音に耳を傾け運動場や校舎を眺めていると・・・キラキラと輝くやわらかい瞳をした子供たちが教室から飛び出してくるような光景が脳裏をよぎった・・・通学の山道でおじさんやおばさんの温かい眼差しに見守られ、また父母の働く姿を遠くから眺め「こころ」豊かに成長する「すがた」はもう目にすることは無いように想います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供の環境

2012年08月22日 21時37分32秒 | 日記
SWEDENの首都スットクホルムのある小学校について
5年生は57人で3クラスです。小学校には通知表はありません(通知表をもらうのは中学2年生からです)。保護者は学校の「遊び心をもちながら創造性を伸ばす」教育方針に賛同しているようです(新聞記事より).・・・われわれの点数を追い求める教育環境を少し考え直してみましょう。写真は市庁舎前よりメーラレン湖およびリッダーホルム教会を撮ったものです。市庁舎はノーベル賞受賞祝賀晩餐会等で良く知られています。またリッダーホルム教会は17世紀より歴代国王・女王永眠の場所として有名です。この国は自然環境にめぐまれまた首都ストックホルムは新旧バランスの良くとれた美しい大都市です。
FINLANDの小中教育関係ついて
フィンランドの小中学校教員の1日平均勤務時間は6時間16分(日本・・・11時間6分)。一か月当りの文書作成は5.7回(日本・・・22.8回)年内授業日数は約190日(日本・・・プラス約40日)。16歳まで他人と比較するためのテストは無し、だけど国際テストでは常にトップ・・・この国ではそれぞれの子供が理解できるまで教えているように想います。写真はヘルシンキ港の夕方です。やわらかくて優しい風のなかでの1日が暮れようとしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローガンメガネの心配事・・・原発・国債・少子高齢化

2012年08月11日 20時08分07秒 | 日記
8日(水)昼前に鏡川上流を愛用のバイク(50CCホンダカブ)で走ってきました。市役所から円行寺を越え土佐山中学校(広瀬)まで約30分です。校舎のすぐ側は鏡川の清流・周囲は緑濃い山です。このような最良の自然環境の下で20名の生徒が学んでいます。8月の川はキャンプや水泳・アユ釣り等が暑さをフキトバシ・さわやかなな川風が流れていました。(写真は8日に撮ったもの)
原発は以下の理由で反対です。
(1)火山が多く・地震頻発国であり、しかも海岸線の平野部に人口の集中するわが国は根本的に原発立地は不向きです。
(2)原発の運転により出る「核のゴミ」は無毒化するのに数万年かかります。
(3)放射線被ばくに安全基準はない。・・・これは国際的合意事項であるようです。

国債について
国債・借入金、政府短期証券をあわせた「国の借金」は976兆1853億円です。全国民の1人当たりの借金の額は約765万円です。この借金は毎年増加しています。私達一般市民は「カネ」がなければ辛抱せよ・借金してまで贅沢するなと教えられ・教え健全な生活を送ってきました。「国」の舵を取る高級役人は「天下り」に代表される様に「カネ」の亡者が多い。このような「低級な高級役人」をわれわれ市民は徹底的に監視する必用があります。明日の市民生活のタメニ。少子高齢化社会について
2011年10月1日時点でわが国の人口は前年比25万9千人減少しています。あと数年で50万人の減少となるようです。ローカルの小学校では統廃合が進み、通学は野道ではなく送迎のバス・家に帰ればTVがお友達・・・ほんの少し前までは学校のカリキュラムに加え、地域の自然環境のなかで心身をきたえ・ケンカや遊びを通じて豊かな人間性を身に着けてきましたが・・・今は少し心配です。
写真は高知県西部の廃校になった小学校です。この土地の子供たちは「通学の道」より父母の働く「海」を毎日ながめ・海の豊かさ・荒れた海の恐ろしさ・それに立ち向かう周囲のおとな達の姿等を全身で吸収して大きく成長したことでしょう。
ローガンメガネの私は、われわれ一般市民のこれまでの「猛烈」生活をを少し考え直し、無理のないわが国の諸条件に合致した生活を模索しなければならないと想います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清風

2012年08月01日 11時40分19秒 | 日記
連日の猛暑でローガンメガネの私は少し心身がバテ気味です。そこで29日(日曜日)瓶ケ森林道にゆき、清風を胸にイッパイ取り入れてきました。自宅を早朝5時に出発、長沢・越裏門・よさこい峠経由で土小屋には8時到着です。このコースの長沢からよさこい峠直下の白猪谷キャンプ場間は道幅が狭くてカーブの連続ですが全て緑のトンネルです。また数カ所に集落があり、私の大好きな「道」です。(29日に撮った石鎚山)林道そばの斜面に咲く「しもつけ草」  

この花はあわいピンク色の小さい花です。瓶ケ森林道の冬季の積雪やがけ崩れに耐え寄り添うようにやわらかく・やさしく咲いています。なにかを私達に話しかけているように想えます。(29日撮影)山アジサイ

この花は林道そばの日陰に多く咲いています。街で梅雨時季にみられるアジサイよりこの大自然のなかで咲く「山アジサイ」が好きです。コレがいい・アノ方法いい等とヒトの手を加えた「モノ」の世界よりその生育に干渉せず、神様が与えてくれた条件の下で立派に生きている世界に魅かれます。(29日撮影)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする