風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

日々の幸せ

2013年06月28日 22時33分23秒 | 日記
私はヨロヨロ・ヨタヨタのold manです。しかし、「夢」と「希望」は常に持っています。
戦後の混乱期、大多数の親は子育に大変な苦労をしました。しかし、親も子も、戦争に関係ナク、明日の「幸せ」を夢見て頑張っていたと思います。
それは、「戦争をしない国」・「平和な国」であるということが、身体をつつむ、「空気や風」と同じく、アタリマエのことだったからです。
その根本は、「平和憲法」の存在です。
この「憲法」を変えようとする「国政」の動きが有ります。
その理由は「自主憲法」では無く、外国から押し付けられたモノ(=輸入モノ)であるということをあげています。
しかし、「日本国憲法」は「国会」で審議し、良しとして成立したものです。


私達の国は、歴史上、多くの分野で、外国で生まれた「モノ」を輸入し、わが国の生活・政治・諸々の社会環境等に適合するように工夫・改善・改良を加え、「日本の文化」にしています。写真は、今年の元日、高知市五台山・竹林寺で撮ったものです。
仏教は外国で生まれた宗教ですが、長い年月を懸けて日本人の叡智と努力で、わが国の伝統文化に成長しました。
われわれが日々使っている「漢字」・「ひらがな」等の源流は中国です。
産業界では、日本経済の主柱である「自動車産業」はアメリカから多くを学びました。

日本人の特性は、「イイモノ」を取りいれ、改善・改良し、「最良のモノ」にし、活用してきたことです。
「平和憲法」は残すべきです。理由は「イイモノ」であるからです。



梅雨の中休み、近くの鏡川で川遊びしている中学生です。
この子供達が、成人し、平和な社会で「アセ」を流し、「幸せ」に生きることが出来る「より良い社会」に成ることが、私の「夢と希望」です。



戦前の憲法には「統帥権の独立」という内容がありました。これは、軍隊を軍隊幹部が自由に動かす事ができる仕組みでした。
太平洋戦争での戦死者は約240万人です。そのうち7割は餓死でした。自国の青年を見捨てることが出来る仕組みであったのです。
「憲法」は時の政治家や高級官僚が利用し易い内容に変えてはいけません。
写真は「丸ビル」に面した通りです。この界隈は、日本経済の中枢です。
高度に発達し、複雑に構成されている大都市は、数発の爆弾で「都市機能麻痺」です。また海岸線は「原発」です。これも、容易に攻撃可能な立地です。
この社会は、軍事力では、維持できないことは、明白です。
われわれ市民の「幸せ」を守る最善の方法は、「平和憲法」の維持にあると思います。

(おまけ)
アメリカはベトナム戦争で約45000人・アフガンで約2000人・イラクで約約4400人の兵士が死亡しています。ナミダが出ます。若者の命は一番大切にすべきです。
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チャレンジ

2013年06月17日 21時03分08秒 | 日記
WTN-J主催・西湖キャンプ

5月8日~9日 山梨県西湖のキャンプに友人3名(バイクの松尾さん・相模のコンさん・蘭丸さん)が参加するとの連絡があったので、思い切って行く(車で)ことにしました。
WTN-J(ワールド・ツーリング・ネットワーク・ジャパン)とはオートバイで海外を走った方々、またこれから、走ろうと「夢」を持っている方々の交流の組織です。その活動内容はツーリング経験の発表、知識や情報の交換・獲得、国際交流等です。
この会の経験者発表会に数回出席しましたが、自己の知識・情熱・判断で海外を走った方々は、言葉に真実の「重」さがあり、また、その全身から、自然に湧き出ている「チカラ」が感じられます。いつも感動です。
とくに、私と同年輩の「バイクの松尾」(ホームページ名)さんは、定年退職後バイク(1500ccホンダ・ワルキュウレ)で世界一周しています。私は、松尾さんの実行力に感服し、また尊敬しています。
西湖は、オール高速を走っても、約11時間です。私の体力・運転技術では、心配でイロイロと悩んでいました。
6日に「行くぞ」と決めました。私には私の「方法」がある。自分の「力」で行こう!
「疲れたら」・「眠くなったら」何回でも、「仮眠」・「休憩」をとればイイ。7日午後5時に自宅を出発。7回SAで休憩を取り、8日・朝8時30分に河口湖IC近くのスーパーの駐車場に到着です。ここで「バイクの松尾」さん達と合流し、キャンプに必要な食品等を買い出し、約30分で西湖キャンプ場到着。


キャンプ期間中は天気に恵まれ、富士山もクッキリです。
参加者は約50人でした。私を除く全員は海外ツーリング経験者です。
今回の参加者のなかに、昨年、サイドカーに専用のトレーラ―を牽引し、夫婦で、シベリア・ヨーロッパ・アメリカ・カナダを走った方がいました。(サイドカーとトレーラーと共に!)直接お話ができ、大感動です。
このお二人のツーリングは、彼らのホームページで良く知っていました。
ご主人の方は、17歳でサイドカーを「自作」し、社会に出ても、サイドカー一筋に研究し、技術を磨き、会社を設立しました。今では、サイドカー部門では日本を代表する会社のようです。

帰路は、9日・朝10時にキャンプ場の近くの温泉に入り、食事をとり、仮眠して、12時出発。(写真は最初に休憩を取った諏訪湖です)
10日・深夜2時、無事帰宅。
トシにも負けず、無理をせず、自分流で、これからも何事にも「チャレンジ」しよう!




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Strong and Straight

2013年06月05日 21時44分59秒 | 日記
何ごとにも「強く」そして「真っ直ぐ」に生きよう!

子供のころは「ヨワムシ・ナキムシ」、社会に出ては「能力・努力不足」。
それ故、何事にも、「強い」気持ちを持ち、逃げることなく・柔らかく・温かく正面から取り組もう。そして「真っ直ぐ」に生きようと思っていました。
ところが、実際は「ヨタヨタ」・「フラフラ」でした。現役時代に関係した方々には、真に「スミマセン」と心の中で念じています。
しかし、いろいろな出来事も、時の流れは、優しくて懐かしい「思い出」にしてくれます。だから今を生きられるのです。



写真は高知市の西北にそびえる「こうの森」から撮ったものです(4日)。
昨日は梅雨の中休みで「青空」が見えたので、昼前に、愛用の「50ccカブ」で行ってきました。山頂近くの場所から前方に広がる景色は、私の人生です。
写真では、確認できませんが、南の方に「鏡川」が流れています。小学・中学時代の夏は、ココが「全て」です。「水」も「砂」も「心」も全てクリーンでした。
社会に出てからは、「アタマ」を冷やす必要があると思った時は、この場所で「かぜ」にあたると、自然に良い考えが湧いてきました。
夏から秋にかけては、時々仕事帰りに立ち寄り、「涼しい」空気を胸イッパイに吸い込んだり、また西方の赤い「空」を眺めていると、重たい「こころ」が軽くなりました。
ローガンメガネになった、今でも、行っています。元気回復の「良薬」です。明日への「ゆめ」が生まれてきます。

(おまけ)
「こうの森」の山桜は、大好きです。若々しい赤みを帯びた葉とパールピンクの花は自然美のカガヤキです。何ごとも、自然がイチバン!
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ヨボヨボ・ローガンメガネの夢

2013年06月01日 19時53分37秒 | 日記
日本農業の強化策・・・全国5ヶ所程度に大規模な施設園芸団地の整備・・・農水省(6月1日の新聞より)
高知の海岸線は暖流黒潮が突き当り、冬季は温暖で、ビニールハウスによる野菜の促成栽培が盛んです。経営面積はわが国の一般農家と同じ程度ですが、地域農民の努力・研究等で、なす・みょうがなどの生産は日本一です。
この様な、地域の農業は、生き残れるのでしょうか?・・・心配です。

わが国土の75%は山地です。残りの25%が平地ですが、その内10%が沖積平野です。
この沖積平野は、地震やその他自然災害には弱いが、ココに人口が集中しています。
われわれの社会は、過疎と過密という、深刻な問題抱えていますが、政府は無策です。国政は単純なグローバル化対応政策よりも全国土のバランスの良い保全・社会経済のバランスのとれた発達等に重点を置き、その結果、「国民生活の安心・安定」を保障する事です。


ローガンメガネの「ゆめ」・・・
私が住んでいるローカルでは、山間部に入ると写真のような、廃屋をよく見かけます。
また、無耕作農地も同様です。(日本のローカルは同じ)・・・そこで「提案」です。
(1)国が先頭に立ち、県や市町村を指導し、各地域で使用・活用していない、家・農地・農具を借り上げる。(所有権の移転なし)
(2)それらを、早期退職者・年金受給者に優先して「無料」で貸与する。
(3)地域の老人を農業指導者として組織し、農業知識・農業技術等を「新人」に伝授していただく。
これらにより、田畑・家屋等の荒廃にストップがかかり、良好に維持できる。
新規就農者は自然のなかで、大地と共に生きることにより、人間性を回復し、健全な心身となる。また、日常生活では、自給自足の割合が上がり、家計の出費が抑えられる。ある程度栽培技術が上達すると、作物を農村直販店等に出品し、収入にもなる。


写真は、私が釣りに行く漁港です。この小さな漁港でも、使用していない漁船が数隻あります。これも、上記と同じ方法で生かすことは、可能と思います。
中高年退職者や年金受給者が自然のなかで「生きる」生活が国民的文化に育つことが「ゆめ」です。
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