風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

今日より明日に・・・新年に向けて・・・

2015年12月30日 20時44分47秒 | 日記
清流の幸せ
天気が良い日は午前中2~3時間は鏡川の新月橋と紅葉橋間の南岸です。
サラサラとした流れとクリーンで気持ち良い川空気は人間にも野鳥にも
ヤサシイ!!  



撮影日時 12月28日・10時11分。水浴びと朝食後のウタネ、
ジョウビタキ君、ココは安心・安全ダヨネ!!



撮影日時 12月30日・10時20分。モグリハンターのカイツブリ。
清流の中で元気イッパイのハンチング!!


        明 日 の 若 者に!!
私たちの国は大部分が山で、狭い平野部に人口集中です。
生活は高度の電気・電子社会です。
爆弾には、最も弱い国です。電気が水が止まれば、日常生活は大混乱です。
戦争は出来ない国です。憲法でも!!

国民の、安全と平和のためにと軍事同盟と軍事力強化・憲法無視の政府!!



  (画像は高知県・秋葉祭り)



  (画像は高知県・入野松原海岸)

「国民主権主義」や「人権の尊重」等は私たち市民のチカラで獲得した
経験は、残念ながらアリマセン!!

フランス革命のスローガン・・・「自由・平等・博愛」

倒幕運動では市民の「チカラ」は見当たりません!! その結果は、
少数の藩閥指導者に都合の良い「大日本帝国憲法」の制定デス。
そして、1945年8月・太平洋戦争敗北。

日本全土が焦土と化し、市民は、その日を「生き延びる」のがヤットでした。

市民生活大混乱の中で「日本国憲法」の成立です。(1946年11月3日公布)
国民主権・基本的人権・平和主義等は国民不在の中での誕生です。

これから世に出る「若人」と共に平和で安心社会の「根っ子」について、
シッカリ勉強しましょう!!
「丸暗記・点取り」ではナク、真の教育・勉強社会にしましょう!!



画像はミャンマー・インレー湖。漁は家族の1日分「オカズ」のみです。
軍部独裁政権から民主国家へと移行。
急速な自由化は、経済面では大きな貧富の格差を生みます。
少し心配デス!!



画像はカンボジア・アンコールワット。大量の国民の血が流れた内戦が
終わり、平和の風が流れています。この女性は水面をジ~と眺めていました。
過去に、ここに流れた「空気」を感じているカナ・・・



画像はラオス・ルアンパッバンの旧正月・水かけ祭り。
ベトナム戦争中にアメリカ軍の爆撃で大きな犠牲がでました。
今は、やわらかい空気が流れている、安心安全な農業国です。
ヨロヨロ・ヨタヨタの私でも歩けます。大好きです!!

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清流と山並み

2015年12月23日 15時05分11秒 | 日記
クリーン自然環境は健康のモト・全ての生き物に!!

私の自宅から南に向かって、愛用50CCカブで約10分で鏡川・紅葉橋です。
その橋と下流の新月橋の中間点に「堰」があります。
その堰の南岸は私の冬季最適のベースキャンプです。
川面を流れる「北風」は冷たいが温かくて美味しい「清流味」を
運んできてくれます。
野鳥たちも、不純物を含まない「川空気」と「天然水」でやわらかく・やさしく
舞っています。
耐用年数を越え、崩壊傾向にある、ヨロヨロ・ヨタヨタの私にとっては
無料・安心のベスト・リハビリ・ベースキャンプです。!!


   (撮影日 12月1日・落ち鮎の御馳走)


   (撮影日 12月13日・キセキレイ・暖かいお腹は健康のモト)


   (撮影日 12月14日・ジョウビタキ・モタモタしないで速く撮ってョ!!)


   (撮影日 12月17日・ミサゴ・美味しい落ち鮎はドコダ)


   (撮影日 12月17日・カワセミ・朝陽を背に翡翠美サービス)

      12月22日・長沢・よさこい峠へ
年内最後の山里と雪のナイ峠歩き。これをしないと年が越えられません!!
まだ夜が明けていない6時に出発。8時頃には長沢ダム湖最奥部に到着。
いつもの、廃屋の前に。





ここは、昭和の空気が流れています。温もりに満ちた家族のニオイがします。
私の昭和です。父母の背中ややわらかい眼差しが脳裏をカスメマス・・・


いつもの事ですが、この老木が見守ってきた長沢の山里を、
この先輩と同じ目線で眺めています。
元気であった山里は青空の彼方です・・・


よさこい峠では、谷筋に少し雪が残っている石鎚山に向かって「深呼吸」、
そして引き返し、久しぶりに旧越裏門小学校訪問。
写真の校舎は昭和55年建築です。私にとっては、ほんの昨日の事デス。
子供たちが走り転んだ運動場は「ヘリポート」になっていました。
これも「時」のながれです・・・

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拡大再生産・・・不安定社会の!!

2015年12月16日 21時03分17秒 | 日記
新聞紙面に「悲しいニュース」が登場しない日はアリマセン。
私達日本人は、どこまで漂流するのでしょうか・・・

  「敵を知り  己を知れば  百戦危うからず」(孫子の兵法)
相手のことは、よく知っておきましょう・そして自分のことは、更によく知りましょう・
それにより、日常の問題点は良い方向に向きますよ。

このように、私は勝手に解釈しています。
ヨロヨロ・ヨタヨタ人生航路の私でも、「自分」のことをよく知ることが
一番困難であることは解っています。
だから、少しでも「今日より明日に」と思って生きています。





  (画像はフィンランド・ヘルシンキです)
この国は、「塾」は存在しないようです。学費は大学まで無料です。
大学入学平均年齢は、25歳です。

私達の日常、子供たちは、小学校・中学校と進むにつれて、ペーパーテストの
獲得点数が最も重視されます。
特に、中学生は学校のテストに加え、民間の模擬テスト等で高等学校に
振り分けられ、「夢や希望」の多くが消滅です。



  (画像はアラスカ・デナリ国立公園・ワンダーレイク)
極北の冷たい「風」のなかで、静かに真剣に向かい合う二人の明日は・・・

リストラや派遣社員・非正規雇用等、夢の無い、明日の生活保障の無い社会。
格差社会進行は不安定日常の増大・人間の漂流増大デス。
大地に水がしみ込む様に!!




私の住んでいるローカルです。山里から人の温もりは消えつつあります。
人と人の心の温かい交流(情)は日に日に遠くに・・・
そして、全国的に悲しく恐ろしいことの拡大再生産が・・・



  (画像はラオス・ルアンパバンです)

私たちは、毎日の生活のなかで、老若男女関係なく、少しでも
「今日より明日が」良くなる様に心がけしましょう。!!

(私はHP「Landscape diary」・ランスケさんの写真や記事の大ファンです。
その内容は、私にとっては「教科書」です。
特に「社会」についての記述は、老朽化の進行著しい、崩壊寸前の
私の心身のカンフル剤です。)


コメント (2)
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存在 ・ ありのままに

2015年12月09日 16時08分52秒 | 日記
11月8日・自宅出発・午前5時半。柏島・松崎・下田歩き。
写真家Mさんと周ってきました。
私は49年前、磯つり目的で柏島初訪問。
黒くてチカラ強い潮の流れに全身がフルエタのが昨日のように思い出されます。
ここ10年くらいは、フラフラ・ヨロヨロと1年に1回程度歩いています。

どうして・・・夏の台風・冬の北西季節風、厳しい自然環境のなかで
静かに・剛直に存在しているからです。

私のような軟弱人生航路の男には、生きている「神様」のように思えるのです。
この島が発する空気で、ゆるみ、たるんだ「こころ」が引き締まります。




道路脇に車を止めて柏島とその「生活の海」を眺めていました。
島の人々の生活を支えた「養殖漁業」も大きく変化しています。
以前は、四角い小さな養殖網(コワリ)、小船による餌やり等家族経営の
「ヌクモリ」が潮風と共に肌に伝わってきました。
今日では、写真の様に、大型化しています。まるで、工場です。
この島の若者は、明日への「夢」をもっているのかな・・・。




中学校が小学校が、この島から、姿を消しました。
小学校の旧校舎は、元気を失い老衰化著しい・・・
集落からの通学路、子供達の目の輝きも話し声もナク、
冷たい海風の泣き声のみが・・・
これも「時」のながれでしょうか・・・


叶岬・磯つり人が数名見えました。


大岐の浜・若者が一人・自然のなかで・・・


「松崎」・小さな岬の根元に家々の屋根が朝日にキラキラと輝いていた。
数十年前の「思い出」です。
快適な道路を走っていて、通り過ぎました。
清水港で釣り人から教えてもらい、「松崎」に引き返しましたが、
記憶の「世界」は存在していませんでした。


下田へ・凍えた「チヌ」つり!!


若かりしころ、冬・チヌの夜釣りに下田へ。船溜まりの様な「小さな港」に
面した家で育ったYさんに誘われて。
私は、薄着で「フルエ」、エサの生きエビを針にサスことも出来ませんでした。
釣りを終えて、船の中で、立ち上がろうとしましたが足が凍えて立つことも
できませんでした。
忘れることの出来ない思い出の「下田」です。

また、最近ここで少女期を過した方のHPを拝見しています。
その内容から、温かくて透き通るような「こころ」とやわらかい「知性」が
感じられます。
それは、ここ、四万十川口の豊かな自然のなかで、育まれた様に想っています。

同行のMさんも「下田」は仕事で行ったことがあるので、行きましょう!!

ここでも記憶の中の「下田港」は全くアリマセンでした。
近代的な大きな「漁港」でした。
己の「歳」を自覚・・・

今日は実に楽しい1日でした。

(写真は全て8日に撮ったものです)
 
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小作制度の再生と白人優越社会

2015年12月03日 15時57分19秒 | 日記
戦前(1945年まで)の農村社会に回帰!!
江戸時代から1945年まで存続した小作制度は多額の小作料を
米で支払う制度であり、小作人の手元に残った米では、家族の命を
維持するがやっとの収入でした。

ローカルの弱小農民の子供は高等教育を受ける機会は乏しく、
低賃金労働者として、日本の輸出産業を支えたのです!!  

今日の若者を多く吸収している「派遣労働」は安い賃金で、
しかも将来の保証等もナク、食べて行くのがヤットです。

正しく、戦前のシステムの復活・再生です。
若者が明日に向かうためのエネルギー源である「夢」や「希望」の減退が
シンパイです・・・


東京丸ビル前の昼休み。空虚な華やいだ空気が流れていました。



11月27日に歩いてきた「山里」です。「昭和」は歴史の彼方の存在です。
この山里にながれる「風」はヤセ・オトロエ、泣き声のようでした。


ラオスのジャール平原・モン族の山里。早朝、家族で農作業に出発。私の青春、
昭和30年代前半と同じです。何ともいえない温かい空気が流れています。


  ・・・人が人を殺すのに「正義」は存在しません・・・

フランスでの「テロ」。罪なき人を殺すことは絶対に許すことは出来ません。

これに対して、フランスは「空爆」に踏み切りました。
アメリカもロシアもすでに「空爆」を実施しています。

これも、人殺しです。罪なき人が多く犠牲になっています。

爆弾で「平和」や「幸せ」が、どこに誕生したのでしょうか?

白人先進諸国は、混乱の原因を究明し、平和的行動でイイ方向に
舵を切ることを願います。!!
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