熊澤良尊の将棋駒三昧

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丸に橘の将棋雛盤と駒

2024-03-11 06:02:43 | 作品

3月11日(月)、晴。
あれから13年。
今も日常が奪われ、戻れない福島があります。
にもかかわらず日本各地には、元凶の原発を動かせているところがある。
それをどう考えるかです。

今日の映像は「雛駒」。
ベースの盤は、江戸時代のモノ。大きさは縦が約18cm。古い雛盤の中では、やや大きいですが、実用には向きません。
蒔絵の家紋は丸に橘。
何処か大名家か御大臣の嫁入り道具だったのでしょう。材はどうやら榧ですが、駒は失われていたので、大きさを合わせて自作しました。
文字は私の肉筆、漆書き。
玉将の駒尻に、良尊花押。




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3 コメント

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Unknown (ニシジン)
2024-03-11 18:07:06
熊澤様
 自筆盤寿の雛駒、タイトル戦の棋譜並べに使用させて頂いています。
 (タイトル戦と言っても、現在は藤井八冠の棋譜並べになっていますね。)

手本(字母紙)のない、手作りの肉筆・漆書き駒、全てが充実(心・技・体)していないと、
これ程の駒は出来ないと思いました。
品格があって、何より暖かみがあり、非常に味わい深く仕上がっています。
 大事に使わせて頂きます。
 
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Unknown (熊澤です)
2024-03-11 18:45:22
過分な評価を頂戴し、ありがとうございます。
肉筆の文字は、精いっぱい努力した結果で困難なところもありますが、次はどんな字が書けるかと、楽しみなところもあり、まだまだ精進せねばと思っています。
ありがとうございました。
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Unknown (やまちゃん)
2024-03-11 22:57:03
雛駒には、実用品とそうでないものと2種類あるのですね。
返信する

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