熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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作品 文章 写真 販売品

2日目

2009-01-06 18:05:02 | 文章
1月6日(火)、晴れ。

2日目の本日も駒づくりはパス。名刺など書類整理を夕刻までやりました。

「駒づくりを楽しむ会・会報」本日の解説は5号です。
発効日は昭和52年9月1日。ここまで2ヶ月ごとの発行で推移しています。
トップ記事は、第1回作品展。場所は、大阪上六の近鉄百貨店です。
出品者は20名、31作品。会場には、大阪近辺の会員はもとより、東京から木村茂夫さん、愛知県から松尾仁任さん、天津和明さん、岡山の小山章さんなどが駆けつけてくれました。

「会の記録」では、入会者数は、8月22日現在で250人に達しました。
当初は何人の入会者があるか全く見当もつきませんでしたが、この調子で行くと、ひょっとすると1000人くらいになるかなとも思いました。

駒形木地の発送は、この頃にようやく追いつきました。細かいことは覚えていませんが、一息ついてやれやれだったと思います。木地の作成発送が追いつくまでは、自分の駒づくりは棚上げ状態だったのですが、それでも小生は、源兵衛清安・菱湖・無双の3組を出品しているので、我ながらびっくりデス。

「書体研究」は、巻菱湖。
「技術講座」は、漆の使い方や用具について述べています。
また、日昔さん、渡辺さん、松尾さん、辻本さん、山田さんに、これからの催し物や運営面で相談するため、幹事役をお願いしています。

会員からの投稿は、いわき市の萩坂昭洋さんから。
「楽我棋だより」という将棋のミニコミ誌を発行されていて、そこに「駒づくり雑感」という体験談を載せておられます。その記事を紹介します。

「自分で作るようになって、駒を見る目が変わってきました。今まではいい駒があっても、ただ感心して眺めるだけで、その素晴らしさが分からなかったが、自分で彫ってみると、名の通った駒師の仕上げ、彫り、塗りなどを一つ一つ吟味してみるようになり、その作品の良さが分かるようになった。まだ3作目しかっ作っていない私などは、到底足元にも及ばないが、下手は下手なりに丹精を込めて仕上げれば、駒1枚1枚に心が通うのがいい。市販の駒では味わえない手作りの味である。

萩坂さんは岩城地区アマチュアのリーダーで、小生よりひと回り半くらい年上だったように思います。お元気なら80歳は過ぎておられることでしょう。





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駒の写真集

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