万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2674 朽網山2486

2017年12月06日 | 万葉短歌

2017-1206-man2674
万葉短歌2674 朽網山2486

朽網山 夕居る雲の 薄れゆかば
我れは恋ひむな 君が目を欲り   

2486     万葉短歌2674 ShuF314 2017-1206-man2674

くたみやま ゆふゐるくもの うすれゆかば
 あれはこひむな きみがめをほり

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第56首。女。
【訓注】朽網山(くたみやま)[大分県竹田市の久住(くじゅう)山? 救覃峰(くたみのみね)、朽網之山(くたみのやま)]。我れ(あれ=余)。恋ひむな(こひむな=将恋名)[<「な」は詠嘆の終助詞。> 04-0508妹毛吾母 甚恋名(いももあれも いたくこひむな)、-0550君之去者 吾者将恋名(きみがいなば あれはこひむな)、07-1179家尓之弖 吾者将恋名(いへにして あれはこひむな)、など]。