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2018-1008-man2966
万葉短歌2966 紅の2778
紅の 薄染めの衣 浅らかに
相見し人に 恋ふるころかも ○
2778 万葉短歌2966 ShuF571 2018-1008-man2966
□くれなゐの うすそめのきぬ あさらかに
あひみしひとに こふるころかも
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第3首。女。
【訓注】浅らかに(あさらかに=浅尓)[「下へは軽い気持で、さして心も入れずに」。集中、ここと、12-2970浅尓(あさらかに)の2か所だけ。下記注]。
【編者注-あさらか】浅らか[・なり]。形動。「あっさりしたさま。浅い。薄い。」(『詳説古語辞典』)