万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4366 常陸さし4041

2022年05月21日 | 万葉短歌

2022-0521-man4366
万葉短歌4366 常陸さし4041

常陸さし 行かむ雁もが 我が恋を
記して付けて 妹に知らせむ  物部道足

4041     万葉短歌4366 ShuJ495 2022-0521-man4366

□ひたちさし ゆかむかりもが あがこひを
  しるしてつけて いもにしらせむ
○物部道足(もののべの みちたり)=左注参照。
【編者注】巻20(4293~4516、二百二十四首)の第74首。左注に、「右二首信太郡(しだのこほりの)〔(茨城県竜ケ崎(りゅうがさき)市と稲敷(いなしき)郡(現・稲敷市と周辺2町1村)東部)〕物部道足」。
【訓注】常陸(ひたち=比多知)[「茨城県の大部分」]。我が恋(あがこひ=阿我古比)[集中に<わがこひ>訓はなく、該当74か所すべてが<あがこひ>訓]。



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