万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2818 かきつはた2630

2018年05月10日 | 万葉短歌

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万葉短歌2818 かきつはた2630

かきつはた 佐紀沼の菅を 笠に縫ひ
着む日を待つに 年ぞ経にける  

2630     万葉短歌2818 ShuF432 2018-0510-man2818

かきつはた さきぬのすげを かさにぬひ
  きむひをまつに としぞへにける
=出典未詳。
【編者注】「問答」(2808~2827、20首)の第11首。男。
【訓注】かきつはた(垣津旗)[燕子花、杜若]。佐紀沼(さきぬ=開沼)[「平城京北辺の奈良市佐紀町にある水上(みずかみ)池か」]。年ぞ経にける(としぞへにける=年曽経去来)。



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