万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2925 みどり子の2737

2018年08月27日 | 万葉短歌

2018-0827-man2925
万葉短歌2925 みどり子の2737

みどり子の ためこそ乳母は 求むと言へ
乳飲めや君が 乳母求むらむ  

2737     万葉短歌2925 ShuF535 2018-0827-man2925

□みどりこの ためこそおもは もとむといへ
 ちのめやきみが おももとむらむ

=出典未詳。
【編者注】「正述心緒」(2864-2963、100首)の第62首。女。
【訓注】みどり子(みどりこ=緑児)[下記注]。乳母(おも)[この用字、集中に次歌と合わせて2首だけ。参考:〔朝〕어머니(母)]。
【依拠本注-みどり子】緑のごとき子の意で、1~3歳の子どもをいう。新芽を新生児の像と結びつけたもの。万葉では男女を含めていうらしい。正倉院文書では「緑児」(男)、「緑女」(女)と区別している。
【編者注-みどり子】02-0210(長歌)若児、-0213(長歌)緑児、03-0458若子、-0467若子、-0481緑児、など。



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