2015-0627-man1782
万葉短歌1782 雪こそば1627
雪こそば 春日消ゆらめ 心さへ
消え失せたれや 言も通はぬ 柿本人麻呂
1627 万葉短歌1782 ShuE198 2015-0627-man1782
□ゆきこそば はるひきゆらめ こころさへ
きえうせたれや こともかよはぬ
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=原文は無記名。次歌左注による。01-0030歌参照。
【編者注】題詞は「与妻歌一首」。「相聞(09-1766~1794 二十九首)」の第17首。
【訓注】春日(はるひ)。心(こころ)。言(こと)。