万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌1908 春されば1742

2015年10月22日 | 万葉短歌

2015-1022-man1908
万葉短歌1908 春されば1742

春されば 水草の上に 置く霜の
消につつも我れは 恋ひわたるかも  

1742     万葉短歌1908 ShuE333 2015-1022-man1908

はるされば みくさのうへに おくしもの
 けにつつもあれは こひわたるかも
=未詳。
【編者注】題詞は「寄霜」。「春相聞(10-1890~1937、四十七首)」の第19首。
【訓注】春されば(はるされば=春去者)。水草(みくさ)。我れは(あれは=我者)。恋ひわたるかも(こひわたるかも=恋度鴨)。



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