2012-0322-man0545
万葉短歌0545 我が背子が0482
我が背子が 跡踏み求め 追ひ行かば
紀伊の関守い 留めてむかも 笠金村
0482 万葉短歌0545 ShuB452 2012-0322-man0545
□わがせこが あとふみもとめ おひゆかば
きのせきもりい とどめてむかも
○笠金村(かさの かなむら)=第231歌、364歌参照。
【編者注】第543歌(長歌)への第二反歌。
【編者注-妻から見た夫(恋人)】長歌では「愛夫(うるはしづま)」「公(きみ)」「吾背子(わがせこ)」、第一反歌では「妹背(いもせ)」、第二反歌では「吾背子(わがせこ)」。
【訓注】我が背子が(わがせこが=吾背子之)。紀伊の関守(きのせきもり=木乃関守)。い(伊)。