万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1638 あをによし1497

2015年02月07日 | 万葉短歌

2015-0207-man1638
万葉短歌1638 あをによし1497

あをによし 奈良の山なる 黒木もち
造れる室は 座せど飽かぬかも  聖武天皇

1497     万葉短歌1638 ShuD733 2015-0207-man1638

あをによし ならのやまなる くろきもち
  つくれるむろは ませどあかぬかも

聖武天皇(しゃうむ てんわう)=原文は「天皇」。04-0530歌参照。
【編者注】題詞は、「天皇御製歌一首」。「冬雑歌(08-1636~1654 十九首)」の第3首。左注読下しに、「右は、聞くに<左大臣長屋王が佐保の宅(いへ)に御在(いま)して肆宴(とよのあかり)したまふときの御製>と。」
【訓注】あをによし(青丹吉)。奈良の山(ならのやま=奈良乃山)。もち(用)。座せど(ませど=雖居座)[自敬表現]。



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