万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4132 縦さにも3832

2021年10月12日 | 万葉短歌

2021-1012-man4132
万葉短歌4132 縦さにも3832

縦さにも かにも横さも 奴とぞ
我れはありける 主の殿外に  大伴池主

3832     万葉短歌4132 ShuI611 2021-1012-man4132

□たたさにも かにもよこさも やつことぞ
  あれはありける ぬしのとのどに
○大伴池主(おほともの いけぬし)=08-1590歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第101首。題詞に、「更来贈(おこする)歌二首」。続けて第二書簡(池主の返事が遅れた事情の旨)、小題詞「別奉云々(しかじか) 歌二首」、その第1首。
【訓注】縦さ(たたさ=多々佐)[<縦(たて)の方向。縦。◆「さ」は接尾語。[反対語] 横さ。(『学研全訳古語辞典』)> 第2句「横さ=与己佐」]。



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